万世六兵太の乾坤一擲!

阪神と競馬を愛し、歴史を実学として学ぶ万世六兵太による単勝・複勝の競馬の展望・予想・勝負ブログ、日々のつぶやきも少々

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きっかけ・・・。

2010年04月08日 01時10分12秒 | 『教えて、万世!』
前回の記事の最後でも触れましたが、今週は自分にとって特別な週で、この『万世六兵太の乾坤一擲!』を開設してから2周年を迎える週です。正直ブログを始めて、ここまで続くとは思ってみませんでした。色々な方の支え(コメントをいただいたり、ご閲覧いただいたり)があってここまで続いております。本当にありがとうございます。

2周年ということで何か書こうかと思いましたが、いいネタが思いつきませんでした。
そんなある日、このようなメールをもらいました。

『万世さんが、(競馬を始めた)きっかけって何ですか?』

メールで返事をしようとしたが、こういうことを語らせると長くなるのが万世の特徴。まあこのメールを出された方も自分のブログを知っているということなので、しかもいいネタが飛び込んできたということで拙い表現ですが、万世が競馬を始めたきっかけを簡単に(?)書こうと思います。

【きっかけ】
自分が競馬を始めたのは1992年。中学1年の時です。
父親が食卓で『日刊ゲンダイ』の一番後ろのページをジッと読んでいた記事が天皇賞(秋)の出走表でした。それに興味を持ったのが競馬を始めるきっかけでした。その時出走した馬で唯一自分が知っていた馬がトウカイテイオーでした。当然天皇賞はそのトウカイテイオーがらみの馬券を買ったのを覚えています。結果はと言うとハイペースにトウカイテイオーが巻き込まれて惨敗して、レッツゴーターキンが1着で、ムービースターが2着という馬連で万馬券というとんでもない結果でした。(当時は馬連が最高だった)
まあ初回ビギナーズラックで馬券を的中したのがきっかけで競馬を始めたという人と比べると自分にとって初めての競馬は散々な結果でした。

【初的中】
自分の馬券初的中は92年のJCです。天皇賞で負けたトウカイテイオーがこのレースに出走していました。いまでこそJCは日本馬の独壇場ですが、当時のJCは『外国馬無双』の状態で日本馬が勝つことがめったにありませんでした。(それまで日本馬での勝ち馬はカツラギエースシンボリルドルフだけ)。しかもこの年の外国馬が一番強いメンバーがそろっていて単勝人気は1~4人気が外国馬でトウカイテイオーが5人気で日本馬最上位でした。うちの父親は「トウカイテイオーは来るのか…」と半信半疑でした。当時の自分は今みたいに予想に徹しているわけではなく、好きな馬を買うスタイルだったので「トウカイテイオーが来る!勝ってくれるんだ!!」という想いだけで買ってました。
レース結果は直線でのナチュラリズムとの叩きあいでトウカイテイオーが半馬身先行して勝ちました。テレビの前ですごく絶叫したのを覚えてます。馬連を買っていたのでたしか・・・5000円くらいだったでしょうか?中学生の自分にとって100円が5000円になるというのは驚き以外の何物でもありませんでした。
ちなみに岡部騎手のあの時のガッツポーズがすごい貴重なものだと気付いたのはつい5年前のことです。(苦笑)

【競馬歴】
1992年から2010年までの18年ずっと競馬をやっていたわけではありません。(まあ当然だが)その間にレースは軽く見ていた程度の時期もありました。大学時代(98~02年)は歴史の方に夢中で競馬をやった記憶はあまりありません。自分の中で分類すると・・・

92~97年・・・・・・・第1次競馬ブーム
98~01年春・・・・・・競馬休日期間(大学時代)
01~03年春・・・・・・第2次競馬ブーム
03春~04年夏・・・・・競馬休日期間(地元で就職してた頃)
04年夏~08年2月・・・第3次競馬ブーム
08年3月~・・・・・・・『万世六兵太の乾坤一擲!』

なんかボーリングのブームみたいになっていますが…(笑)

一番競馬に充実していた時期は競馬を始めたての第1次と今ですね。馬券だけで考えるとこのブログを始めるまで如何にいい加減に競馬予想をして勝負をしていたことか…そう考えると穴があったら入りたい気分です(苦笑)

【一番最初に好きになった馬】
メールくれた方には上の3つ答えるくらいで十分だとは思いつつ、書き出すと止まらなくなってくる(笑)
一番最初に好きになった馬はライスシャワーですね。この馬を一言で言うと『強者に対して強い馬』ですね。92年の菊花賞馬にして、93・95年の天皇賞(春)を勝った馬。
92年の菊花賞ではミホノブルボンの3冠を阻止し、93年の天皇賞(春)では当時最強のステイヤーであったメジロマックイーンの天皇賞(春)3連覇を阻止した。3000m以上でのレースに強く、自分より強いものに対して挑戦して倒すというのが自分は好きでした。まあ人気を背負うと弱いという面もありましたが…。自分が高校で陸上部に入って長距離に進んだのは彼の影響が多分にあっただろうと思います(実話です)。だから彼が宝塚記念においてアクシデントでこの世を去った時はすごく悲しかったし、2週間ぬけがらの状態でした。ちなみにうちの伯父はテンポイントの悲劇の時、1カ月以上立ち直れなかったそうです。最近も毎日杯でザタイキが不慮の事故で死んでしまうということがありました。競馬好きな人にとってこうした悲劇は起きてほしくはないものです。

【好きな女性と最強の女性】
といっても人間じゃなくて馬の方ですよ。(笑)
牝馬で好きな馬はノースフライト、ファビラスラフィン、ホクトベガ、まあ最近嫁発言をよくするカノヤザクラですかね・・・。好きな馬は沢山いるんですが、すぐにと言ったらこの辺がすぐに出てきます。まあ馬の詳細の方はクリックして自分で調べていただくとして、それぞれ一言述べると

ノースフライト・・・マイルならウオッカとも互角以上にやれる
ファビラスラフィン・・もう1年やってたらエアグルーヴの前に大きな壁となって立ちはだかっていた
ホクトベガ・・・カネヒキリ??ヴァーミリアン??この馬に勝ちたければクロフネつれてこいよ!

ホクトベガは最期が悲劇だったのですごく印象に残っている。ダートで強い牝馬は後にも先にも彼女くらいでしょうね。

最強の女性…まあ最近だとウオッカ、ダイワスカーレット、ブエナビスタ、レッドディザイアなど強い女ばかりだが、自分にとっての最強の女性・・・・ヒシアマゾンかな?
まあウオッカやエアグルーヴの年度代表馬2頭を押しのけて彼女と言うのは異論はあるかも知れないが、彼女達は環境に恵まれていた。しかし彼女はそうではない。今みたいに出られるレースが自由でなかったし、制限されていた。それでも距離や相手を問わず好勝負を演じていた。もし今みたいに外国馬にもクラシックが解放されていて、路線整備されていたらまあ牝馬3冠は堅かっただろうと思う。
しかしながら産駒成績をふくめると完全にエアグルーヴが最強となってしまう。いや・・・そう考えるとスカーレットブーケが最強か…シスタートウショウやイソノルーブルと言ったGⅠ馬を押しのけて・・・(笑)

【アナログな自分】
こうやってブログをやっていて、データをエクセルなどで編集しているにも関わらず自分はアナログタイプだと思っています。
まず馬券をネット購入していない点。うちの父親ですら馬券を携帯で購入しているにもかかわらず、自分はいまだにウインズや競馬場で馬券を購入しております。別にネット購入ができないほどデジタル音痴というわけではなく、馬券を買うときの緊張感というのをこの手で感じたいというのが本当のところです。どの馬で勝負するか決めて販売機で金を突っ込む瞬間というのはすごく緊張します。初めて単勝だけで3000円勝負した08年の皐月賞の時はもう心臓バクバクでした。まあ頭はデジタルでも、心はアナログ…そういう感じで競馬に挑んでいるうちは競馬に関して正常な(?)感覚を持っていんだなと思います。
うちの父親の場合は地理上の問題もあってからそうしているかもしれませんが、父親と同じ地理上の問題があっても自分はおそらく中山なり、錦糸町なりに交通費をかけて馬券を買っているのではないかと思っています。そう考えると今自分が住んでいる新小岩というところはかなり恵まれた環境だなあと思います。まあそれ抜きにしてもいい場所で引っ越すなら同じ新小岩のどこかでしょうね。

まあ勢いで書いたので、こんなところで。また競馬休日の期間(6月の安田記念~宝塚記念の間)あたりにこういう自分の競馬ネタを書いていこうと思います。

皐月賞トライアルについて

2010年03月11日 01時35分34秒 | 『教えて、万世!』
虎観委員長(以下:虎):今週は勝負は休みだと言っていたが、何かネタとかあるのか?

万:ネタならたくさんあるよ。まずは・・・

ソ連の赤の広場で「スターリンは大馬鹿である!!」と言った男が捕まった。
裁判を行なって出た判決は懲役30年。内訳は
国家元首侮辱罪によって懲役3年
国家機密漏えい罪によって懲役27年


局:ロシアンジョークのネタじゃないですよ!競馬の話ですよ!!

万:ネタっていうからなんか面白いことを言うことかと思ったよ。

虎:競馬ブログで誰がそんなネタを求めてるんだよ!!

万:あとロシアンジョークで「スターリンとローズベルトの徒競走」というジョークがあって…。

虎:だからそういうネタじゃなくて・・・

万:「ユダヤ人の祝日」というユダヤジョークのほうがいいか?

虎:いいよ!もう!!サッサと話を進めろ!!

万:さて皐月賞トライアルの第1弾弥生賞が終わりました。結果はヴィクトワールピサの勝利で2着も実績馬のエイシンアポロン。

局:まあ弥生賞らしい順当な結果でしたね。

虎:でも気になるんだが、弥生賞勝った馬で皐月賞をそのまま勝った馬ってあまり聞かないよな。弥生賞って「王道」じゃないのか?

万:職場の先輩からも同じようなことを聞いた。弥生賞組は不安と。ということで今回のテーマは弥生賞と次の週にあるスプリングSの簡単な比較をしてみようと思う。まずは弥生賞とスプリングSを大まかに比較してみた。

万:いろんな面から比較してみた。まあ長所や短所などは完全に個人的な独断と偏見だ。

局:まずはコースですね。スプリングSは1800mなんですね。

虎:だが弥生賞は皐月賞と同じ中山2000mだし、若葉Sは阪神の2000mだな。

万:3つのトライアルーレースで言うと3つそれぞれ皐月賞に直結する要素がある。

弥生賞・・・・・・コース・距離が同じ
スプリングS・・・コースが同じ
若葉S・・・・・・距離が同じ

虎:他の牡馬クラシックの前哨戦に関してはどうなんだ?

万:このようになっている。

万:ダービーにもコース距離が同じの青葉賞というダービートライアルがある。だがコース距離同じのコースを経験しているにもかかわらず青葉賞から進んだ馬でダービーに勝った馬がいないというのは皮肉なものだ。

局:同じ距離・コース経験が必ずしも生きるわけではないという例ですね。

万:ちなみに古馬のGⅠの前哨戦も調べてみた。古馬は同じコース距離が重なる前哨戦はないし、まったく重ならないレースもある。



万:さて次にローテーションだが、弥生賞は中5週で、スプリングSは中3週になっている。公式トライアルだからこのあたりの間隔がローテーションとしては理想と言えるんだろうな。ちなみに弥生賞とスプリングSに関するローテーションをまとめてみた。

万:前走OP、500万条件などはこの場限りではないとして、弥生賞へ向かうパターンが主に3つある。京成杯、共同通信杯、きさらぎ賞。

局:パターン1の京成杯からだと中6週ですね。

万:これは『京成杯で好成績を出したが、弥生賞でこの実力が本物か否かというのを見てみよう』という感じのローテだな。

虎:京成杯は1勝馬も出るからレースレベルに疑問という場合もあるしな。

万:中6週で弥生賞、そして中5週で皐月賞だから間隔としてはゆったりしているが、間隔がゆったり過ぎるのもという『諸刃の剣』という場合もある。

局:パターン2は共同通信杯から弥生賞⇒皐月賞というパターン・・・これは

万:ダービーかNHKマイルC前に東京コースを経験させたいというローテーションだな。これで好成績を出して弥生⇒皐月と進むパターン。06年のアドマイヤムーンはこのローテで共同通信杯、弥生賞に連勝した。

虎:これで本番に直行する馬もいるな。あまり好成績をあげてはいないが…。

万:若駒の間はある程度使われながら行ったほうがいいのだろうな。ここから皐月賞まで2か月レース間隔が開くからレース勘が鈍るというのもある。次にパターン3はきさらぎ賞⇒弥生賞⇒皐月賞と進むローテで、関西馬がよく使うローテでもある。

局:きさらぎ賞は京都ですからね。それで本番を見据えて遠征して弥生賞⇒皐月賞と進む。

万:よくここから直行という馬もいるが、これもやはり皐月賞を目指すとしてはマイナスではないだろうか。レース間隔があくしね。

虎:去年のリーチザクラウンや07年のアサクサキングズはこれだったな。

万:去年の皐月賞でリーチの取捨選択に迷った人が多いと思うが、自分はローテの決め撃ちであっさりと斬った。有力馬の取捨選択をこれでやってしまうという手もある。そうすると簡単に絞れることもある。

局:ローテーションで言うと弥生賞の利点というのは…。

万:皐月賞まで中5週あるから弥生賞までやや無理使いしても弥生賞で挽回できれば(3着以内)その後立て直しやすいということだろうな。

虎:間隔をあけて、あけるか。詰めて開けるかというわけだな。スプリングSの場合はどうなるんだ。

万:それぞれパターンを振ったけど大雑把に言うと『開けて詰める』パターンになる。

虎:重賞からだときさらぎ賞でも中4週あいてるしな。

万:重賞からの馬が有利な一方で、条件戦からの馬が不利になる。これはけん♂さんのブログでも触れていたけど、条件馬がスプリングSでどうしても権利をとりたいがためにここでじっくり仕上げて、本番でこける。けん♂さんはフローテーションを例に挙げていた。

局:08年2着の馬ですね。

万:中3週だから立て直しがすごく難しい。本番の時はスプリングSからの馬はどんなローテーションで来ているかも注目だろうな。

虎:最初の話の戻るが、弥生賞からの馬が本番で中々つながりにくいという原因は何だろうな?

万:おそらくこれじゃないかな?

虎&局:???
【弥生賞のペース】

【皐月賞のペース】

万:両方とも同じコースで同じ距離だが…。

虎:皐月賞の方が時計が速いな。GⅠだから当たり前か…。

万:自分もそうだけどその当たり前のことを見落としてしまうんだ。弥生賞の一番早い時計と皐月賞の一番早い時計では約2秒も違う。

局:2秒と言うと5馬身差≒1秒だから、10馬身差というわけですか?

万:その差もそうだが、あと弥生賞はなぜか定数割れの場合が多い。アグネスタキオンが出た時は8頭だったし、ディープの時や去年のロジユニヴァースのときは10頭だった。多数頭との競馬では決定的な差がある。

虎:決定的な差?多い分位置取りが難しいとかそういうやつか。

万:大雑把だがその通りだ。スプリングSはフルゲートになりやすい分多数頭競馬・・・皐月賞と同じような感じになる。

局:ペースも速くなりやすいんですね。

万:中山のコースをみると1角に近いのは1800mだからそのあたりの先行争いは本番さながらのペースにもなりやすいと思っている。逆に2000mはスタートが4角付近だから先行争いは1800mほどではないからゆったりとしやすい。

虎:スプリングSはその辺も注目というわけだな。

万:そうブログの中の人も言っている。

虎:だからブログの中の人は・・・(以下省略)

『教えて、万世』~競馬週刊誌と競馬新聞

2009年09月02日 01時59分08秒 | 『教えて、万世!』
万:さてひとまず秋の1発目は朝日CCとセントウルSを復帰戦とさせていただきます。

虎:結局やるんかい!

万:秋の勝負レースは次の記事で一覧として紹介させていただきます。まあ原則ということなので一部変更はあると思います。極端な話ハンデ戦と2歳戦は手を出しません。今週は2歳戦なので全く興味はないということで暇ネタを。

虎:暇ネタばかりだな。で今日は何だ?

万:前回の記事(『降伏』)でコメントをいただいたのでご紹介とそのコメントに返答をすることにしよう。

虎:へえ・・・こんなブログにもちゃんとコメントって来るんだな。

万:失礼な!まあ最近はわけのわからない広告とか、下ネタのいやがらせコメントが多かったので普通のコメントはうれしいとブログの中の人は言っている。

虎:中の人ってお前じゃねえか!

万:ここのブログは原則コメントに対してはきちんと返答をしようと思う。ただし競馬のブログなので記事に関係ないコメントは原則削除という形をとらせていただいている。ただし批判に関しては在る程度は受け入れるようにはしている。程度にもよるが意見や予想の対決などは大いに歓迎するところである。

虎:まあ国語力のないお前がそういうことをいうと論争で負ける姿しか目に見えないような気がするがな。

万:まあともかく今回はこのコメントに関して答えさせていただく。

『話は変わるんですが、競馬予想についてですが、スポーツ新聞にて重賞レース予想して馬券は買っておりますが、毎週月曜日に競馬雑誌を買うくらいじゃないと、いくらなんでも勝つことはできないですかね?』HN:凡人さん

万:「毎週月曜日に競馬雑誌を買うくらいじゃないと、いくらなんでも勝つことはできないですかね?」という問いかけがあったのでそれに関してのコメントにお返事をさせていただくと、『それは違うのではないでしょうか?』とコメントさせていただきます。というのは競馬週刊誌を毎週購入しているにもかかわらず負けて続けているブログ主が実際ここにいますから!(笑)

虎:身もふたもないが実に説得力のあるコメントだ。

万:まあ情報は多いに越したことはありませんが、それに比例して勝率が上がるとは限りません。逆に情報が多いとそれに惑わされて混乱してしまうこともあります。

虎:ただそういう競馬週刊誌のほうがある程度情報はあるんだろ?

万:そうですね。重賞の出走予定馬から、レース1週前までの調教や厩舎コメントなどありますし、特別レースなどの情報もあります。あと先週の結果と騎手コメントもあります。もし競馬新聞だけでは足りないとか、早く情報を知りたいとかなら競馬週刊誌を見るというのもいいかもしれません。ただ買ったからといって勝率が上がるとは限らないということは強く主張させていただきます。

虎:凡人さん、万世の説明である程度は納得していただけましたでしょうか?

万:さて競馬新聞と競馬週刊誌のお話があったのでそちらの話もしよう。この質問がきっかけでこの記事を思いついたとブログの中の人も喜んでいたことだし。

虎:だからお前じゃねえか!

万:凡人さんの言うとおり原則毎週月曜日に競馬週刊誌というのが発売されます。

虎:原則?

万:例外的に土・日・月曜開催もある。そのときはその翌日火曜日が発売日となる。だから原則とした。競馬週刊誌は自分の知っている限りでは『競馬ブック』と『Gallop(ギャロップ)』の2つ。前者は競馬新聞の競馬ブックから。後者は1993年に創刊されたフジサンケイ系列の競馬週刊誌です。

虎:でお前は競馬週刊誌買うんだろ?どっちだ。

万:自分は『競馬ブック』。

虎:『Gallop』は読まないのか?

万:自分が中学時代とかにうちの父親が競馬ブックをよく買っていて、自分も読んだから結構愛着がある。だからいまさら『Gallop』は読む気がしない。立ち読みで見た事はあるが、カラーが多いからみやすいといえば見やすい。それに競馬新聞で『競馬エイト』が人気あることも考えると競馬週刊誌はおそらく『Gallop』読む人のほうが多いと思う。

虎:でお前は競馬ブックだとどこから読む。

万:まずは先週の重賞の結果だね。それから今週の重賞、リーディング、読み物とかそういうところだね。重賞の結果はスクラップにしてノートの保存してある。雑誌がたまると置き場がなくなるから3ヶ月ごとに処分している。だから今残っているのは09年の5月分~今週分までだね。

虎:値段は?

万:両方とも650円だったかな?

虎:一月だと2600円くらいか。

万:そうだね。まあそれは必要経費というやつだ。

虎:それで競馬新聞を含めると一月で結構な出費だな。

万:自分は競馬新聞は買わないけどね。

虎:じゃあどうやって出走表とか手に入れるんだ。

万:主にスポーツ紙だね。

虎:ディリースポーツとか日刊スポーツとかか?

万:そうだよ。

虎:けど情報量とか比べると劣るんじゃないのか?

万:自分はそうは思わないけどね。というのは自分のブログの目的だと競馬新聞はスポーツ新聞の競馬欄だけでも十分だと思うよ。

虎:???

万:だって自分の勝負レースって重賞のみだよ。1Rからやる人だったら競馬新聞は必要かもしれないけど、重賞のみだったらスポーツ新聞の競馬欄でも情報は十分に入っている。重賞1・2レースしかやらないのに450円(一部競馬新聞は410円)は割に合わないよ。それだったらスポーツ新聞130円や、夕刊紙(ゲンダイ・フジ・東スポなど)120円でも十分だと思う。

虎:けど情報量や予想の正確さが気になるところだが・・・。

万:予想の正確さは、自分で考えて予想するから人の◎○▲△はどうでもいい。馬体重の増減を書く欄くらいにしかならない。

虎:情報量は?

万:重賞だけに限るならスポーツ紙の方が優れている場合がある。

虎:スポーツ紙の方が優れている?

万:スポーツ新聞は競馬だけでなくて、野球、サッカーを中心としたスポーツ、あと後ろのほうには政治面と芸能面を柔らかく書いているから読みやすい。1面で人目を引くような記事があるのも魅力的だ。

虎:それとスポーツ紙の競馬欄の方が優れていることにどう関係があるんだ?

万:競馬欄がたまに1面に来るのを見かけたことがない?

虎:そういえばGⅠの週は土・日の新聞は1面に競馬のことが書いてあったりするな。

万:競馬を1面に持ってくるということは、1面に競馬をもってきた方が売り上げが上がるというそのスポーツ紙の総意で決めたと言うことだ。だから競馬記事にも内容がすごく濃い。あたるかどうかは別として。

虎:そういえばGⅠの時は芸能人の予想とかも書いてあるな。

万:まあとっつきやすいことは確かだ。他のスポーツ紙でも名物予想師がいるから「その人の予想はあたるから」「面白いから買おう」とかそういうノリの新聞もある。もちろん重賞に関しては調教情報や前走以前のデータも充実している。

虎:予想師で有名どころは?

万:まあ有名すぎるけど井崎先生。旧スーパー競馬での予想でおなじみの。予想師ではないけど東スポで爆笑問題の田中さんが重賞予想を土曜日(GⅠだと金曜日)の新聞で披露する。スポーツ紙だと日刊スポーツは鈴木良一さんの穴予想とか、サンスポ水戸さん・・・この人は土曜日深夜の競馬番組でのスポーツ紙対抗予想にも出ているから有名だろうな。

虎:万世の周囲だとどういう予想師の名前をよく聞くんだ?

万:万哲さんだね。スポニチの。これは丸善さんの話でもよく出てくる。

虎:『万哲』って万馬券の哲ってことか?

万:まあ当たるかどうかはともかくとして人の予想をあまり当てにしない丸善さんが一目置くくらいだから凄腕なんだろうね。まあ単複勝負の自分から見たら明らかに『水』と『油』だけどね。

虎:というか新聞で単複で予想する予想師なんているのかよ。

万:6紙一通り読んだことあるけど・・・いないね(笑)

虎:だろうね。

万:万哲(まんてつ)って言ったら自分は即、『南満州鉄道株式会社』のほうを思い出すけどね。

虎:75歳以上の人にしかわからないだろ!お前いったいいくつだよ!

万:ちなみに大学時代に鉄道会社に就職しようと南満州鉄道株式会社のHPを探したけどすでになくなってしまったの知ってショックを受けたことがある。

虎:60年遅いだろ!!

万:まあ競馬新聞と競馬週刊誌についてはこれくらいにしよう。競馬をやるのに競馬新聞がないと出来ないとか競馬週刊誌を買わないと勝てないとかそういうのは多分ありません。競馬はギャンブルで、不確定要素が多すぎるので何も考えずにやっても当たることがあれば、すごく真剣に考えて予想をしても当たらないこともあります。いろんな予想もあれば、いろんな考え方や買い方も在ります。それも競馬の魅力の一つだと思っています。自分の拙い競馬ブログで少しでも競馬の魅力を伝えられれば幸いだと思っております。今回凡人さんのコメントでいろいろ初心に返ることが出来たのですごく感謝をしております。おかげさまでこういう記事も完成いたしました。これからも当ブログ『万世六兵太の乾坤一擲!』をよろしくお願いいたします。

POGについて

2009年08月11日 13時51分55秒 | 『教えて、万世!』
今週はクイーンSと北九州記念がありますが回避して、次の週の札幌記念に全力を注ぎます。

おそらく日曜日あたりには『日本一早い札幌記念の展望』の第1陣が更新されるかもしれません。

ということで今週は暇ネタということでPOGについて・・・。


POGとはペーパー・オーナー・ゲームの略で、競走馬を参加者が仮想馬主として選択し、その競走成績によって得られた賞金などをポイントに置き換えて競うゲームである。実際に競走馬を所有するわけではなく、架空の(仲間内の書類のみの)馬主として参加するのでペーパーオーナーと言われる。参加者が馬主気分を楽しめることから多くの競馬ファンの間で人気を博している。職場の同僚や学校の同級生など限られたサークルで行われることが多い。

まあ詳しくはこちらをクリックしてみてください。

で自分はこちらのサイトのPOGに参加をさせていただいております。

10頭選べるわけですが、まだもちろん競争能力とかは全くの未知数。データから探る自分としてはどこから手をつければいいかわかりませんが、自分が今回指名したポイントをあげておくと…。

1)血統
まあ大体の人がこれを目印に選ぶと思いますが、自分もそうしました。父親や母親で知っている名前もいますし、その子ということで期待をして選びます。

まあ父親ならアグネスタキオン、スペシャルウィーク、ネオユニヴァースなどのSS後継者やクロフネやジャングルポケット、キンカメなどの有名どころでしょうか。個人的に父にしろ母父にしろフレンチデピュティ系の馬をちょっと重視しました。まあ08~09年にGⅠを勝った馬の父親を重視しました。

2)厩舎
3歳とか4歳になるとレースとかに数多く出ており、強い馬や弱い馬が大雑把にわかってきますが、2歳馬でまだ出走していないと全然わかりません。しかも馬を見ただけでこの馬は走るとわかるほど相馬眼がいいわけでもありません。
そういう場合はどの厩舎に所属しているかも注目でしょう。まあ2歳馬を幼稚園・小学生とすると、名門学校でやる親子面接、それと同じようなものです。馬(子)と調教師(親)を見る。
GⅠや重賞を勝てる厩舎には馬主さんが「是非ともこの馬の面倒を見てほしい」と依頼することもありますし、逆に調教師さんが「この馬は逸材です。是非とも私のところで面倒をみさせてください」ということもあります。管理馬にも限りがありますし、優秀な馬を絞っておきたいというのもあるでしょう。

あとは偏見ですが、東よりは西、有名どころの生産牧場。ちょっと長いものにはという傾向ですが2歳は分からないので大雑把にいきます。

で自分はこの10頭を選びました。

アマファソン(牝)
父:フレンチデピュティ 母:アドマイヤセラヴィ 母父:SS
松田博(西)厩舎 馬主:吉田勝己 生産者:ノーザンF

ヴェラブランカ(牝)
父:クロフネ 母:アドマイヤサンデー 母父:SS
池江泰(西)厩舎 馬主:キャロットファーム 生産者:ノーザンF

オースミハルカ07(牝)
父:スペシャルウィーク 母:オースミハルカ 母父:フサイチコンコルド
未所属

オメガキングコング(牡)
父:キンカメ 母:オメガグレイス 母父:SS
角居(西)厩舎 馬主:原礼子 生産者:社台F

ロングロウ(牡)
父:クロフネ 母:ゴールドティアラ 母父:シーキングザゴールド
松田国(西)厩舎 馬主:吉田和子 生産者:ノーザンF

トゥエルフスナイト(牡)
父:キンカメ 母:シーザリオ 母父:スペシャルウィーク
角居(西)厩舎 馬主:キャロットF 生産者:ノーザンF

ウィンディガーデン(牝)
父:タニノギムレッド 母:チェイスザウインド 母父:トニービン
矢荻(西)厩舎 馬主: 馬主:吉田勝己 生産者:ノーザンF

アドマイヤジャガー(牡)
父:ネオユニヴァース 母:レジェンドトレイル 母父:フレンチデピュティ
友道(西)厩舎 馬主:近藤利一 生産者:ノーザンF

ギンマク(牝)
父:スペシャルウィーク 母:シネマライフ 母父:マルゼンスキー
領家(西)厩舎 馬主:西森鶴 生産者:隆栄牧場

ロンドンブリッジ07(牝)
父:アグネスタキオン 母:ロンドンブリッジ 母父ドクターデヴィアス
未所属 

ひと月ぶりにPOGを調べたらアマファソンが8月8日の未勝利戦を勝利して、ヴェラブランカがデビュー戦10着だったものの無事にデビューを果たしました。

早くデビューしないかと心待ちにしておりましたが、まさかこの段階で正直勝ち馬が出るとは思いませんでした。まあ指名した馬が全部無事に出走出来ればうれしいですが・・・。

2歳馬については原則勝負をしませんが、POG馬が重賞に出走のときだけは例外にするかもしれません。

『教えて、万世!』(2)~夏競馬~

2009年06月16日 17時45分25秒 | 『教えて、万世!』
虎:宝塚記念のあとって秋まではしばらく競馬がなくなるだろ?その間どうするんだ?

万:いやいや、競馬自体なくなりはしないよ。GⅠレースといった大きなレースがないというだけであって、競馬自体は毎週やるよ。07年みたいにインフルエンザが流行するという例外がなければね。

虎:けど大きなレースがないから春ほどガチ勝負をするというわけではあるまい。

万:う~ん・・・では先の話になるが、『夏競馬』の話を少ししようと思う。まずは夏競馬の主な日程表だ。

万:見てのとおり『夏競馬』といわれる7月・8月はGⅠレースがない。だがこの時期は今まで条件戦を戦ってきた馬が重賞に初挑戦、または有力馬のいない間の賞金稼ぎとかやって秋競馬に備えようとしていていることがほとんどと言われている。

虎:うん?2歳戦がないぞ。

万:自分は2歳戦はデータ傾向がわかりにくいからほとんどパス。だから夏競馬の重賞に入れていない。

虎:2歳戦はやらないと。で『サマースプリントシリーズ』と『サマー2000シリーズ』ってなんだ?

万:夏にやる指定された5つの重賞でのポイント対決だ。短距離が『サマースプリントシリーズ』で、2000mが『サマー2000シリーズ』だ。最終的にポイントを多く獲得した馬が優勝で、5000万円の賞金がもらえるんだ。

虎:でどのレースが対象なんだ?

万:簡単な表を作ってみた。


万:夏競馬は有力馬の殆どは休みで、大きな目玉と言えるレースもないから、こういう時期って競馬やる人って春や秋ほど多いってわけじゃない。このシリーズができた背景には手薄になる競馬シーズンを少しでも盛り上げたいというのがあるんだろうね。

虎:どっちのシリーズも2ヶ月間に5レースのいずれかに出走といけないわけか。通常のローテーションだと出走は2レース程度で、多くて3レースというところか。けど馬は寒冷地育ちだから冬の方がいいだろ?夏はコンディション作りが難しい時期で、これってかなり馬にとっては過酷な条件だろ?馬にとって良いことなのか?

万:元々夏競馬は、3歳馬はほとんどがそうだけど、古馬でGⅠとかで優秀な馬はこの時期は休養に充てることがほとんどだ。「秋にはウオッカやディープスカイに目にもの見せてくれる!」 と意気込んではいるけどその馬と同じレースに出るには賞金が足りないという馬が出てきたり、条件戦をクリアして「よし、重賞初挑戦だ!がんばるぞ!」 と意気込んでくる馬がいる。3歳馬でも春のクラシックに間に合わなかった馬が「アンライ?ロジ?リーチ?菊花賞でもっこもこにしてやんよ!」 と菊花賞に出るために夏競馬で条件戦を上がってくる馬もいる。去年のオーケンブルースリがそうだが。まあ過酷かどうか、馬にとって良いことなのかどうなのかっていうのは酷な言い方をすると我々がどうこう言える立場ではないな。これは馬の管理のプロである調教師さんや厩務員さん、あとは馬の持ち主である馬主さんが考えることだろうな。

虎:冷たいな。でポイント制と言ってたが、ポイントはどんな感じなんだ?

万:たしか1着が10Pで2着が5P、3着4P、4着3P、5着2P・・・。それ以下は1Pだ。GⅡレースは1着が12P、2着が6P、3着5P、4着4P、5着3Pでそれ以下は1Pだ。このポイントの合計得点が13点以上でなおかつ対象レースで最低1勝以上を挙げた馬のうち、最もポイントを多く獲得した馬が総合優勝だ。たしか同点馬が複数いたときは着順の上位の多い方の勝ちだったような気がする。まあ勝利判定とか細かいことは夏競馬が始まった時に改めて話すとしよう。

虎:で夏競馬はこういうシリーズを中心にやっていくと。

万:2000シリーズは自分は中距離は好きだが、ハンデ戦がほとんどで予想はしにくいし、スプリント戦は自分は苦手だが、別定戦ということで予想はしやすい。『帯に短し、襷に長し』と言う感じだな。出てくる馬も札幌記念やセントウルSを除いてはそういった馬が出ることがほとんどだ。

虎:去年のシリーズはどんな感じだったんだ?

万:去年はこんな感じだ。



万:赤数字は定量を超えている斤量で、青数字は定量を下回っている斤量だ。

虎:2000シリーズは札幌記念は定量だからともかく、小倉記念以外は全部ハンデの軽い馬が勝っているな。

万:札幌記念以外は全部ハンデ戦だしね。当然荒れている。逆にスプリントシリーズは別定戦で人気馬・実力馬が勝っているおかげでそんなに荒れていない。

虎:キーンランドSは荒れているな。

万:でも1人気の馬は3着だ。人気馬が大崩れはしていない。

虎:ふ~ん・・・。

万:今年の夏競馬は主にサマーシリーズを中心に予想と勝負をしていく。ただ惰性でやってもしょうがないので縛りを設ける。以下に『万世六兵太の夏競馬!~夏の乾坤一擲シリーズ~』の詳細を書いておく。


『万世六兵太の夏競馬!~夏の乾坤一擲シリーズ~』

1)夏競馬は8番勝負とする。

①サマー2000シリーズから札幌記念(GⅡ)を含めた任意の3レース。
②サマースプリントシリーズからセントウルS(GⅡ)を含めた任意の3レース。
③それ以外の夏競馬から2歳戦を除く2レース。

2)以上の8番勝負のうち最低3勝以上。2勝以下の場合は当ブログにおいて以下の修正が加わる。

 2勝・・・セントウルS以降の6レース分予想・勝負の禁止。
 1勝・・・GⅠ・GⅡレース以外の予想・勝負の禁止。
 0勝・・・GⅠレース以外の予想・勝負の禁止。

※なおセントウルS以降の禁止する6レースはセントライト記念・ローズS・エルムS・オールカマー・神戸新聞杯・スプリンターズS。

3)勝負レース宣言は勝負を行う週の水曜日までにそのレースのデータと傾向を書くことによって宣言とする。(書いた後の回避はあり)

4)購入馬券の種類は単勝と複勝、その組み合わせのみとする。

5)購入金額はサマーシリーズ『5000円』、他2レースは『3000円』

6)勝利判定はプラス100円以上なら勝ち。(5000円購入なら5100円返ってくれば勝ち)


万:以上が万世の夏競馬の予定です。

『教えて、万世!』(1)~本命党?穴党?

2009年06月12日 23時59分15秒 | 『教えて、万世!』
万:さて春のGⅠシリーズは宝塚記念を残すのみとなりました。

虎:今週はエプソンCにCBC賞か。

万:あっ、今週はパスね。あと来週のマーメイドSもパス。

虎:めずらしいな。

万:まあGⅠばかりだったからちょっと疲れたというのもあるが、勝負所ではないからね。

虎:じゃあ、今週はどうするんだ?

万:まあずっと更新しないというのも変な話だから競馬の雑談でもしようと思う。ということで『第1回、教えて、万世!』コーナー。

虎:唐突な話だな。でどういうコーナーだ?

万:競馬のことに関する質問や、このブログに関する質問などを答えるコーナー。またはブログの中の人が好奇心に駆られて競馬のことの関して調べるコーナーだ。

虎:ブログの中の人ってお前じゃねえか!質問と言ってもその質問はどこから来るんだ?

万:まあブログにコメントが来るかもしれないし、メッセージBOXもある。あとはブログを見ている知り合いとかに質問されたこととかが中心か。まあ原則競馬ブログなので競馬関連のことにほぼ限定になるし、自分の能力じゃ答えを出せないこともあるので、その辺はブログ主の独断と偏見で決めようと思う。

虎:まあこんなことでお前の好きな女性のタイプとか語ってもしょうがないしな。

万:ということでまず第1回の質問ということで、この質問から答えていこう。

『万世は本命党なのか?穴党なのか?』

万:正直どっちでもないんだよね。自分が勝負した馬が結果的に人気馬だったり、穴だったりということが多くて、オッズを見て勝負というのはあまりない。ただ勝負する馬が人気どころで複勝オッズが1.5倍付いていないと勝っても損するからそこをチェックするくらいだよ。

虎:だが1人気を疑ってかかるとか、1本かぶりは原則他の馬勝負というのを見ると穴党という感じはする。

万:自分は正直穴党かな?とか思っている。まあ人気どころは疑ってかかる主義だしね。

虎:けどこの発言からはお前が穴党か本命党かを客観的に評価できる根拠が薄いな。

万:ということでこんな表を作ってみた。


万:この表は2008年の万世の勝負馬を表したもので、勝負馬、勝負馬の人気、単勝オッズ、着順、投資金額などを表にしてみた。

虎:穴党というイメージの割には1~3人気の上位人気で勝負している個所もあるな。

万:1人気は6回、2人気は10回、3人気は8回と勝負レース53回中24回が1~3人気だ。

虎:しかし当てた個所は穴どころが多いな。NZTは6人気で単複的中、プロキオンSは7人気で単複的中。宝塚記念は5人気で単複的中だしな。

万:けどこのときは正直「こんなにオッズがついていいの?」って思ったくらいだよ。人気にならない方がおかしいだろって思ったくらいだよ。

虎:(どうだか?)その中でお前が勝負したので印象に残っているレースは?

万:的中したレースも外したレースもそれぞれ印象に残ってるけど、その中ではJCのウオッカとJCDのヴァーミリアンは印象に残っているな。単勝で初の5000円勝負だったし。始めて単勝で3000円勝負したマイネルチャールズの時も印象に残っている。購入時は手が震えたよ。100円単位でいい加減にやっていた時と比べるとブログ始めてからは毎レースが真剣勝負になったからね。1頭の馬に3000円勝負とかって今までないですよ。

虎:有馬記念は15000円勝負だったしな。

万:有馬記念前日は15000円勝負って決めていたから本当に胃が痛くなったし、当日中山競馬場ですごく緊張したのを覚えている。

虎:勝負オッズを見ると大体は1桁(9.9倍以下)が多いな。

万:的中を狙うわけだからオッズも人気も落ち着くところに落ち着くよ。

虎:穴党に見えて意外とそうでもないと・・・。

万:今度は2009年、これは先週までの結果だ。


虎:しかし一目でわかるが、回収がひどいな。

万:まあ当たったレースが4レースしかないしね。正直1か月に1レース位は的中すると思ったがね・・・。

虎:1人気でも勝負しているところがあるし、去年と比べて単勝勝負の割合も増えてきたな。

万:けど単勝のみで当たったのがアサクサキングス(阪神大賞典)とアンライバルト(皐月賞)しかない。単勝で2着とか3着は本当に悔しい。けど予想としては大きな狂いがないからそこは割り切ればいい。

虎:結局本命党か穴党と言ったらどっちになるんだ?

万:次の表にまとめてみた。


虎:平均して勝負人気は4人気、オッズは10倍前後、そして平均着順は6着か。

万:まあやや本命寄りと考えてもらえればいいだろうな。個々の場所では一発狙いもあるが、総じて言うならそんなに穴狙いはしないという解釈をしてもらえれば幸いだな。まあ的中を狙うというのは口だけではなくこの結果からも証明できる。

虎:けど今年になって平均オッズが上がっているのは穴狙いだからか?

万:一本かぶりが多かったんだ。3歳牝馬戦はブエナビスタがいたから桜花賞は2人気が10倍以上だったし、皐月賞もロジが1倍台で、リーチとアンライが1桁で4人気が20倍だったし、ヴィクトリアマイルもウオッカの1本かぶりだ。だから5人気くらいでもとんでもないオッズになってしまったというのが今年になってからの平均オッズが上がった要因だと思う。自分としては穴のつもりではないのに結果的に穴狙いになってしまっているというのが本当のところだと思う。最初の質問の答えとしては。

『原則的中狙いなので本命寄りになる』

ということになるんだ。

虎:ふ~~ん。

万:さて、今回のコーナーは以上だ。夏競馬に入ると重賞でも勝負所を見極めて勝負をするつもりなので、毎週勝負をするというわけはない。そういうわけで勝負をしない時はこういうコーナーで競馬の雑談をしていこうと思うので、何か万世にやってほしい企画とかあったらメッセージなり、コメントをいただければやっていこうと思う。

虎:もしコメントやメッセージがこなかったら?

万:自問自答ということであたかも質問が来たかのようにしてこのコーナーをしていこうと思う。

虎:どこの○○新聞だ!いい加減にしろ!!

万:別に伏字入れなくてもいい気がするけどな。今は左寄りなのに戦争中はさんざん戦争賛美をしていた某・・・

虎:冗談抜きでいい加減にしろ!!