万世六兵太の乾坤一擲!

阪神と競馬を愛し、歴史を実学として学ぶ万世六兵太による単勝・複勝の競馬の展望・予想・勝負ブログ、日々のつぶやきも少々

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スワンSの展望&予想

2008年10月31日 07時57分14秒 | 競馬予想
私が漢である以上は異性に興味があるのは言うまでもない。気になる異性がいると、彼女の一挙一動に一喜一憂してしまい夜も眠れなくなるのも仕方のないこと。今回その彼女…というよりは『うちの嫁』の名前がスワンSの出走表にあったので、天皇賞ともにスワンSの勝負にも参戦することにした。

もし彼女がセントウルSに勝ってなかったら、サマー予想シリーズで1勝もできなかったし、夏からの連敗をかなり更新していただろうし、自分の予想にも自信がもてなくなっていただろう。実際、ブログ名を『万世六兵太の憂鬱』に改名しようかと悩むほど追い詰められていた。

サマー予想シリーズで3着とは言え、一矢報いることが出来て、『乾坤一擲!予想』の面目を果たせたのは嫁のおかげである。

まあそれはいいとして、今回のスワンSは言うまでもなく、最近の実績・実力を重視すると間違いなくうちの嫁が一番人気になりそうである。
だから去年までの自分ならうちの嫁の単勝を買って予想終了なのだが、どうも引っかかる部分がある。

レースの傾向を見ると別定戦なのにハンデ戦と同様にいやハンデ戦以上に荒れまくっている。三連単だけなら別に放っておけば良いのだが、単勝でも荒れるので、単勝党泣かせのレースと同時に、単勝党の腕の見せ所でもある。

格で見るなら、ファイングレインやスズカフェニックスなのだが、荒れまくる傾向から格などあってないようなものだが、穴をあけるのが以前重賞馬だったにもかかわらず人気がない馬だったりするから、そういう意味でも格が宛てにならない。

その前になぜ荒れまくる傾向なのかを考えて見ることにする。

1200mならスピードだけで押し切れるが、1400mはスピードだけで押し切るのが容易でない。それを顕すのが逃げ馬の成績である。03年のギャラントアローが逃げ切った以降は3着以内がないというデータ。それ以降は三連単の影響もあるが、エラく荒れまくるレースとなってしまっている。あとコーナーに坂があるにもかかわらずペースがやや早いため、先行馬が脚を溜められずに前が崩れる。そのため脚を溜める必要がある。

ちなみにここ1年の1400mのレースのラップをあげてみる。

07年スワンS・・・12.6-10.6-11.1-11.5-11.6-11.4-12.5 前半34.3-後半35.5

07年阪神C・・・12.2-10.9-11.3-11.6-11.2-11.3-12.1 前半34.4-後半34.6

08年阪急杯・・・12.4-11.1-11.2-11.4-11.2-11.4-12.0 前半34.7-後半34.6

08年阪神牝馬・・・12.8-11.1-11.5-11.8-11.3-11.3-11.6 前半35.4-後半34.2

08年京王杯SC・・・12.4-11.2-11.1-11.5-11.2-11.9-11.5 前半34.7-後半34.6

阪神牝馬は参考程度にとどめたとしても、1400mはMペースかHペース。決まり手が阪急杯を除いては差し追い込みである。

以上のことからいえそうなのは

◎道中で坂があるためスピードだけで押し切るのが容易でないため1200mだけの実績では心もとない。

◎1200からの距離延長より、1600からの短縮または1400そのままの方に分がありそう。

◎脚を溜める必要があるため、溜めることのできる差し追い込みの方に分がありそう。逆に逃げ先行を狙うなら1400以上むしろ1600mで先行経験のある馬を狙えそう。

◎京都1400m外回りはコーナーに坂があるという特殊コースなので、坂の上がり下り経験はあったにこしたことはない。

今のところは

マイネルレーニア
ローレルゲレイロ
スズカフェニックス
トウショウカレッジ

の4頭に絞れた。

ファイングレインは以前から平坦巧者だと思っていたが、道中の坂が疑問な点と、また斤量が59キロになるので、スプリンターズSで見せ場がなく、2キロの斤量増の点から見送り。

ファリダットは1400m経験はプラスだが、血統的にもしかすると母親同様かもしれないという疑問、それとやはり格不足といわざるを得ない。

うちの嫁はその点京都実績も、1400実績もあり申し分ないのだが、1400勝ったのが2歳時。京都走ったのは坂のない淀短距離S以来。
嫁が急激な変化を見せたのがアイビスSDでスタートが良くなったのがきっかけだったので長い距離はどうだろうという疑問がある。それゆえに今回は様子見。

今回は4頭のうち1頭の単複を(10-20)で勝負する。

もしそれでうちの嫁が1着に来たら、おそらく単複を買わなかった自分目がけて32秒台の脚を持って追い掛け回されるだろう。まあそのときは自分はオースミグラスワン並の31秒台の脚をもって嫁の追撃を振り切ることにしよう。

『奇』と『正』

2008年10月28日 01時58分30秒 | レースの結果と個人的な感想
自分の本命馬のマイネルチャールズは5着だった。まあ実績を重視して勝負したが、最後は伸びを欠いていた。一瞬直線で先頭に立つ見せ場があったので馬券で勝負したものとしては、少しは楽しめた(その代わり高い代償だったが・・・)

ノットアローンの暴走(?)で最初の1000mが58秒という「03年の天皇賞か!」と突っ込みを入れたくなるほどの走り。2000m通過が2分5秒で遅くなったものの先行グループはやや影響されたのであろうか、ナムラクレセントを除いては先行は総崩れという感じだ。

上位2頭は中団より後方の馬。長距離が上がりの勝負になると先行力優れたチャールズでもなすすべ無しといったところ。個人的には上がりだけの長距離は好きではないが、その傾向を嫌って実績上位の先行力勝負した時点で詰みといったところだろう。

勝ったオーケンブルースリの実力はまだわからないが、坂の下りに入ってから長い脚が使えたことからも、オーケンブルースリが強いという大多数の人の考えが今回は正しいということが証明されたが、個人的にはオーケンブルースリにはステーヤーズSに出て59キロを背負って勝負してもらいたい。(GⅡ別定戦においてGⅠ馬は定量57キロに+2キロで出走する)天皇賞(春)は58キロを背負うことになるので、将来を考えると今年のJCや有馬記念で55キロと甘えるよりは全然いいと思う。

自分の本命がマイネルチャールズと知って友人や後輩から「らしくない」という類のメールをもらったが、今年の自分の勝負は『奇』より『正』という元々穴党の自分がそれを抑えて的中を目標とする勝負に切り替えたのだから、的中させる為に実績や先行力、堅実性を重視するのは当たり前である。

正直去年のアサクサキングスを見てかなりの自信を持って勝負をしたが、まあ今回もワンパンチ足りないという結果に終わってしまった。

クラシック成績は

牡馬

皐月賞・・・マイネルチャールズ 3着
ダービー・・・アドマイヤコマンド 7着
菊花賞・・・マイネルチャールズ 5着

牝馬

桜花賞・・・ソーマジック 3着(複勝的中)
オークス・・・ソーマジック 8着
秋華賞・・・レジネッタ 8着

と全然振るわない結果で終えてしまった。3歳戦には弱いという点を露呈したので今年の反省を生かして来年のクラシックは最低でも牡馬牝馬ともに1冠は制覇したいものだ。

菊花賞の展望の補足と予想

2008年10月26日 10時04分48秒 | 競馬予想
まずは前記事の補足。

◎長距離は騎手だ。

自分は予想の際に騎手という要素を余り考慮しない。というのは騎手であり騎手免許を持っている以上はプロであり、能力の差はあるが同じであると思ってる。それに「競馬は馬が主役である」という自分の信念もある。
だから本命馬の騎手が余り知らない若手とかでも「普通に乗れば勝てるであろう」というのを前提で勝負しているので余り考えない。今年に入って自分の本命馬の騎手の騎乗ミスだろうというのは皐月賞本命馬のときがヤヤそれに近いかなというくらいである。

ただ長距離(3000m以上)になると話は別。
そのときだけは騎手という要素も考慮する。しかも混戦模様のレースならなおさらである。

ということで3000m以上の重賞、菊花賞、天皇賞(春)、あとダイヤモンドS(3400m)とステーヤーズS(3600m)の騎手成績を上げてみる。

菊花賞(1着(人気)・2着・3着)

98年・・・横山典(2人)・武豊(1人)・松永幹(5人)
99年・・・渡辺(3人)・和田(2人)・蛯名(4人)
00年・・・武豊(2人)・田中勝(3人)・藤田(6人)
01年・・・蛯名(6人)・太宰(11人)・松永幹(3人)
02年・・・角田(10人)・安田(16人)・松永幹(3人)
03年・・・安藤勝(5人)・横山典(4人)・デムーロ(1人)
04年・・・岩田(8人)・横山典(4人)・佐藤哲(6人)
05年・・・武豊(1人)・横山典(6人)・安藤勝(3人)
06年・・・武幸(8人)・横山典(2人)・武豊(3人)
07年・・・四位(4人)・和田(6人)・柴山(1人)

横山典騎手・・・1着は1回、2着が4回。
武豊騎手・・・1着2回、2着1回、3着1回。

絡みではこの2騎手が強く、後は2着2回の和田騎手、地方でも名手で勝っている岩田騎手、安藤勝騎手が続いている。


天皇賞(春)

98年・・・河内(2人)・熊沢(10人)・横山典(5人)
99年・・・武豊(1人)・河内(3人)・横山典(2人)
00年・・・和田(1人)・武豊(3人)・渡辺(2人)
01年・・・和田(1人)・安田(3人)・渡辺(2人)
02年・・・蛯名(2人)・武豊(3人)・渡辺(1人)
03年・・・角田(7人)・後藤(8人)・武豊(1人)
04年・・・横山典(10人)・オリヴァー(4人)・四位(5人)
05年・・・安藤勝(13人)・和田(14人)・藤田(4人)
06年・・・武豊(1人)・横山典(2人)・ボス(8人)
07年・・・石橋守(2人)・福永(11人)・池添(4人)
08年・・・岩田(3人)・武豊(2人)・四位(1人)

やはり武豊騎手(1着2回、2着2回、3着1回)、横山典(1着1回、2着1回、3着2回)が目立つ。あとは和田騎手(1着2回、2着1回)、あとは岩田騎手や安藤勝騎手も1勝している。

ステーヤーズS

現役騎手だとここでも横山典騎手(1着2回、2着1回、3着1回)が好成績。
あとは吉田豊騎手(1・2・3着1回ずつ)

ダイヤモンドS

ハンデ戦の影響もあってバラバラだが、後藤騎手は2勝、横山典騎手は2着2回。

横山騎手は2着が多いが、腕がないというよりは運が悪いだけのような気がする。戦国時代でいうと長宗我部家に近い。

ここで注目なのは格のある長距離(ダイヤモンドSを除く)レースだと同じような騎手が勝っているところに注目できる。

武豊騎手は若いときにスーパークリーク、イナリワン、メジロマックイーンなど長距離馬に乗ってきたのでおそらくその経験が生きているだろうし、横山騎手はメジロライアンでの経験でやはり鍛えられた部分はあるだろう。
和田騎手は00年無敗のテイエムオペラオーという馬で鍛えられたのがあり、今でも長距離レースで時々連対圏に飛び込んでくる。後は名の知れた騎手、地方から来た名手はやはり長距離に強い。

ちなみに今年は

横山典騎手・・・ノットアローン
武豊騎手・・・スマートギア
和田騎手・・・ナムラクレセント
岩田騎手・・・ドットコム
安藤勝騎手・・・ダイシンプラン

今回の予想は経験を重視して購入する。

マイネルチャールズの重賞経験
重賞2勝、クラシック全部掲示板。札幌記念で古馬との対戦もし、セントライト記念では連対もしている。

ノットアローンの騎手経験
長距離に強い横山典騎手騎乗で、馬自身も重賞経験も豊富。皐月賞やラジオNIKKEI杯では57キロを背負って好走している。

メイショウクオリアの京都経験
京都での2勝は全て2200m以上で淀の坂をも経験。しかも京都新聞はいと言う重賞も制覇している。

ダイワワイルドボアの距離経験
2200m以上ではこの馬が一番多く経験している。
未勝利、500万、セントライト記念と勝利し、1000万条件戦では3着以内に収まっている。

あと第6感でスマイルジャックが気になる。
重賞経験も豊富だし、ダービー2着。浮かんでは消えての繰り返しだが、どうしても気になる。
長距離戦となるとこういう勘が良く働くが、今年の予想スタイルには合わない。

ただ混戦だが、結局収まるとしたらこういう馬だったりというのもある。

以上の5頭のうち1頭の単複を購入する予定。

今回は『乾坤一擲!指定レース』なので単複の購入を倍にして、【単勝20-複勝40】か【単勝50】で勝負する。

菊花賞の展望~些細なことも見逃すな!~

2008年10月25日 11時19分28秒 | 次レースの展望(個人的備忘録)
菊花賞は自分の一番好きなレースである。それにこの菊花賞は名馬を多く輩出している。

淀のステーヤーにして『関東の刺客』ライスシャワー、脚質変幻自在のマヤノトップガン、闇を切り裂く末脚ダンスインザダーク、師弟の絆・人馬の絆ナリタトップロード、2度起きる奇跡は3度目も起きるヒシミラクル、そして日本と豪州を代表する現役最強長距離馬デルタブルースなど・・・。

しかし今年は変則2冠馬ディープスカイは天皇賞へ、ダービー3着、神戸新聞杯2着のブラックシェルは屈腱炎、皐月賞馬キャプテントゥーレは骨折と上位馬がゴッソリいなくなった菊花賞。口の悪い人はおそらく菊花賞を『菊花特別』というであろう。一番人気に予想されるのが重賞勝ちすらないオーケンブルースリというからブラックジョークにも程がある。(今時点で3.4倍なのでまだ妥当という感じもするが・・・)

京成杯と弥生賞と重賞勝ちがあり、クラシックも好成績のマイネルチャールズ。

スプリングSを勝って、ダービー2着のスマイルジャック。

夏の上がり馬でセントライト記念の勝ち馬ダイワワイルドボア。

京都新聞杯を勝ってこのメンバーでは京都経験の豊富なメイショウクオリア。

ラジオNIKKEI杯、セントライト記念2着の逃げ先行に定評のあるノットアローン。

など有力馬が揃っているにも関わらずだ。

『格のあるレースで重賞勝ちやGⅠ勝ちがない過剰な上位人気は危険』

という匂いがプンプンしてくる。


例によって三種の神器と万世の補足によるデータ整理をしてみる。

◎トライアルレースは『神戸新聞杯>セントライト記念』

2000年より前は京都新聞杯と双璧をなした神戸新聞杯だが、番組変更で菊花賞トライアルは東のセントライト記念と神戸新聞杯となった。
2000年以降過去8年、神戸新聞杯をステップレースとして菊花賞を勝った馬は6頭

00年3着エアシャカール
02年6着ヒシミラクル
03年5着ザッツザプレンティ
05年1着某3冠馬
06年3着ソングオブウィンド
07年2着アサクサキングス

2着は3頭

03年4着リンカーン
05年5着アドマイヤジャパン
06年1着ドリームパスポート

対してセントライト記念ステップレースとして菊花賞を勝った馬は1頭で01年4着だったマンハッタンカフェ、2着は2頭で00年2着トーホーシデン、04年2着だったホーキパウェーブだけである。

トライアルだったら神戸新聞杯から狙うのが常道らしい。

他のローテだと古馬長距離条件戦、京都大賞典(今年はいない)などがある。
トライアルレース以外からも狙えるのが菊花賞の面白さでもある。

◎菊花賞は長距離レースです。

「何を今更」と言われるかも知れないが、菊花賞は3000mで淀の坂の上がり下りを2回する事になる。ちなみに淀の上がり下りを2回する重賞レースは菊花賞と天皇賞(春)しかない。
折り合い、血統、長距離経験、騎手など色んな要素が絡み合う。特に長距離経験はなかなか体験できるものではないので、自分はこのレースにおいては長距離経験と血統を特に重視している。

◎SSの亡霊

SSが死んでからはや6年。02年以降もSSの血は脈々と生き続けている。
03、04年の菊花賞はSSの直系産駒ダンスインザダーク産駒が連覇して、05年はSS産駒、06、07年は母父がSSの馬が勝っている。
やはりSSは偉大であると言わざるを得ない。

ちなみに今年は
フローテーション(父SS系のスペシャルウィーク)
ノットアローン(父SS系のアグネスタキオン)
アグネスターチ(父SS系のバブルガムフェロー)
メイショウクオリア(父SS系のマンハッタンカフェ)
スマートギア(父SS系のマーベラスサンデー)
シゲルフセント(父SS系のステイゴールド)
ダイワワイルドボア(父SS系のアグネスタキオン)

スマイルジャック(母父がSS。父はタニノギムレット)
ヤマニンキングリー(母父がSS。父はアグネスデジタル)


◎GⅠ馬がいないときは色んな経験がものをいう

原則、重賞は格のある馬がくる傾向にある。しかしながら格のある馬がいないとかカオスな状態だったら、どこを見れば良いのかという問いには自分なら『経験』と答える。
GⅠ勝つ馬の大体が重賞勝ちや重賞経験がある、重賞はメンバーが揃い、ペースも厳しい流れを味わうことになるので馬がそれを体験していくことになる。それを勝つのだから強い馬と言うことになる。それと同様に3歳において長い距離のレースは余り体験する事がない。下手すると重賞走るのと同じ位難しいかもしれない。だから経験は強いと言える。今回は間違いなく混戦模様なので些細な経験も載せておくことにした。

●重賞経験(重賞勝ちか2着)

マイネルチャールズ(京成杯、弥生賞1着、皐月賞3着、ダービー4着、セントライト記念2着)

スマイルジャック(きさらぎ賞2着、スプリングS1着、ダービー2着)

メイショウクオリア(京都新聞杯1着)

ダイワワイルドボア(セントライト記念1着)

フローテーション(スプリングS2着)

ノットアローン(ラジオNIKEEI杯2着、セントライト記念3着)

ロードアリエス(京都新聞杯2着)

ベンチャーナイン(京成杯2着)

●距離経験(2400m以上3着以内)

アグネスターチ(阪神1000万条件2400m1着)

オーケンブルースリ(神戸新聞杯2400m3着)

スマイルジャック(ダービー2400m2着)

ダイワワイルドボア(東京500万条件2400m1着)

ミッキーチアフル(阪神500万条件2400m2着)

メイショウクオリア(京都500万条件2400m1着)

●京都経験(京都の外回りコースで連対)

スマイルジャック(きさらぎ賞1800m2着)

スマートギア(未勝利1800m1着)

ダイシンプラン(新馬1800m1着)

ノットアローン(未勝利1800m1着)

フローテーション(荻S1800m1着)

ミッキーチアフル(未勝利1600m1着、500万条件1800m2着)

メイショウクオリア(500万2400m1着、京都新聞杯2200m1着)

ロードアリエス(京都新聞杯2200m2着)

仕事が終わって帰ったらフジテレビを見つつ予想も書こうと思う。

荒れないって言った結果がこれだよ!

2008年10月22日 19時31分13秒 | レースの結果と個人的な感想
まず秋華賞の結果を見た一言…。 

『一週間早えよ!』 

自分の本命のレジネッタは8着でした。

強い先行馬がいないと読んで(実際エアパスカルしかいなかった)不本意ながら差し馬勝負に出たわけだが、前半1000m58秒と早いペースにもかかわらず差し馬がほとんど脚を余して勝負にならなかった。
直線短いにもかかわらず差し馬買ったのが間違いだったのか…。

勝ったのはウオーエンブレム産駒のブラックエンブレム。ハイペースの中、好位で競馬をして、抜け出し。一番ロスない競馬をしていたように見えた。

曲がりなりにもフラワーCを勝った馬で、オークス入着した馬。注目されてもいいわけだが、ローズSで道悪とはいえ15着と大敗、そして何よりも気性難がネックで全然ノーマークだったが、自分の今年の考え方だと何回やっても最終候補に残らないので、結果的に初めから詰みレースだったのだろう。だから三連単1000万馬券らしいが、三連単でフォーメーション抑えなかったとか1着は固定だったという人よりはショックは少ない。(1着固定にする自信あるなら単複買いなさいよ!)

秋華賞前に色んな競馬新聞やスポーツ新聞で大混戦とか某大本営発表並みに煽っていたのを見て、「何という読みの浅さよ!結局普通に収まるに違いないのに、最近の記者はレースを見る目がないぞ、全く…」と思ったが…。

すみません…レースを見る目がなかったのは自分の方でした…。

まさに
『荒れないって言った結果がこれだよ!』

某動画に毒されつつある万世の秋華賞予想

2008年10月19日 09時21分58秒 | 競馬予想
ローズSのVTRを何度か見直して気づいたのはレジネッタが最後の100mは手を抜いていた。

いまから12時間だけ異論反論は認めますが、もし異論反論がなければ・・・・。

『マイネレーツェルは俺の娘!』(ちなみに現嫁はカノヤザクラ)

いやあ・・・走っている姿を見てレジネッタとムーンインディゴの間に挟まれていたにも拘らず勝負根性丸出しで競って走っている姿に惚れましたよ・・・。
切れ味なんかはなくてもいい、追い込みなんていう一か八かの33秒台の脚なんてどうでもいい。

どんなペースでも先行していって好位から抜け出して、後から迫ってくる差し・追い込みを併せて勝負根性で抜け出す馬が自分の好み。だから逃げ先行馬が大好きで、差し追い込みは苦笑いなのだ。

まあ自分の好みの馬で勝負するブログではないので、予想を。

といっても3頭しかいない。

トールホピー
レジネッタ
エフティマイア

ソーマジックやリトルアマポーラなども考えたが、休み明けのブッツケ。
しかもクラシックで好成績というわけでなく、ある意味地雷。
混戦と読むなら、休み明けよりは叩いたほうが有利。しかも自分は硬く収まると読んでいるのでなおさらこういう馬で勝負できない。

今から模試で学校へ向かうので、この3頭のうちどれかの単複で勝負する。
(GⅠ馬の場合は単勝のみの勝負)

秋華賞の展望

2008年10月18日 16時36分26秒 | 次レースの展望(個人的備忘録)
単勝、複勝、馬連、枠連、馬単、ワイド馬連、三連複、三連単と色々な種類の馬券がある。

4月から自分は単勝と複勝のみの勝負という方法をとっている。

しかしながら自分の周囲は馬連、馬単、三連単などの勝負で、予想やレース回顧などの話でうまく話がかみ合わないことがある。自分が1頭しかみていないのに対して、相手は複数頭で勝負をしており、勝負が終わったあとは大体『1着と3着と4着と5着だよ』とか馬券技術のみの回顧なので、予想はともかく回顧においてはあまり参考にならないことの方が多い。それを聞かされることもあるのでたまったものではない。

だから単勝勝負に徹している方の予想は、予想、回顧の点で参考になる部分があるし、自分がこのブログを立ち上げて予想をする際に予想スタイルや考え方など多々参考にしている部分があるし、ブログを見て自分の予想をぶつけることもある。

自分にとってその方との忘れられない対決が06年の秋華賞で、その方はカワカミプリンセスの才能と能力をいち早く見抜いており秋華賞で本命に推していた。(桜花賞には抽選で不出走だったがその方はオープンの君子蘭賞を勝った時点で三冠確定と主張していた)

一方、自分がその秋華賞で予想した馬は逃げ先行に強いアサヒライジングだった。
カワカミプリンセスの強さは長く使える脚と勝負根性であると自分は思っていたので、瞬発力に関してはどうかなと言う疑問があり、京都の短い直線だと間違いなく足りないと読んで自信満々だったのだが、結果はわずかな差でプリンセスがライジングを差し切ってしまった。栗東でその方がおそらく歓喜を上げていただろう同刻、美浦で自分は悲鳴を上げていた。

このレースがなくて、その方のブログを見続けていなかったら、おそらく自分は単複勝負という考えに辿りつかなかったし、外しまくる馬連や3連複に終始していただろう。現時点で自分の的中率が3割という意外と善戦している結果になるとは春の時点では思わなかったが、秋華賞でレジネッタが中心になるとは春の時点では思いもしなかった。

ということで秋華賞の展望。

図式からすると桜花賞馬VSオークス馬

桜花賞馬にしてオークス3着、古馬相手のクイーンSで2着、トライアルは3着と着々と秋華賞に焦点を当ててきたレジネッタ。

2歳女王にして、3歳の(いわくつきの)樫の女王、切れ味では世代随一のトールポピー。

いつも通り3種の神器のデータと万世個人的の分析もしてみる。

◎秋の華はバラに決まり

過去10年の秋華賞連対馬20頭中14頭がローズSから臨戦して、ローズSから臨戦した秋華賞連対馬14頭中ローズSで3着以内に入っているのは11頭。
もう1個の秋華賞トライアルで紫苑S経由での勝ち馬がいない。
最高で3着。紫苑Sから経由した馬は軽視か無視でかまわない。

おそらくメンバーが軽いため紫苑S勝った馬でも格下の方が多いため秋華賞において全然影響は無いというところであろう。

あとローズS以外からだとオークスからぶっつけで秋華賞挑んできた馬が過去10年で2回(01年と06年の勝ち馬)。両馬ともオークス馬なので休み明けはオークスで勝ちか悪くても連対していないと厳しい。個人的推測だと夏の古馬牝馬重賞クイーンSに出走していることはマイナス要素ではないと思う。(ローズSの替りの叩きと古馬相手に戦っているという点において)

秋に飾る華はバラを買わずに何を買うと言うところだろうか?

◎準本命党の歓喜・・・穴党?来週までお待ちください<笑>

大体レースは本命サイドか波乱含みかどちらかに偏るが、このレースは何故か二番人気が成績がいい。因みに03年から去年まで全部二番人気が勝っている。
ちなみにGⅠ勝っていないのに1番人気、またはGⅠ馬がいるにも拘らずほかの馬が1番人気の場合の馬が敗れているケースが過去10年で4回ある。

98年3着、エアデジャヴー
99年13着 トゥザヴィクトリー
03年2着 アドマイヤグルーヴ
06年4着 アドマイヤキッス

上がり馬や期待のみでの上位人気馬に注意ということであろう。

◎桜なの?樫なの?

桜花賞馬または桜花賞最先着馬(1頭4着・2着1回)
オークス馬またはそれの最先着馬(1着4頭・3着1頭)

ほぼ互角だが、ここ5年に絞るとオークス馬かオークス最先着馬のほうに分があるが、桜花賞馬で秋華賞好走例はオークスでも入着しているので、「桜花賞馬だから」「オークス馬だから」という単純比較をすると最後の詰めを誤ることになる。
自分の推測だとオークスはレース内容次第、桜花賞のほうに分があると思っている。

◎こういう展開は余り好きではない。

京都は内回りで直線は短いにも拘らず、何故か差し馬の方が好調。
先行して押し切った例が去年のダイワスカーレットくらい。
98・99年で追い込み馬が飛び込んできて波乱になったが、ペースが落ち着いた最近の例を見るとおそらく、長くいい脚よりは、好位差しで一瞬の切れ味を生かした馬のほうに分があると推測。

今回はなんのひねりもなくおそらくすんなりと決まりそうな気がする。
大混戦と書いてあったが、余り荒れそうにないと思うので予想が楽だ。

荒れたらどうするって?

「1週早えよ!」 と悪態をつきます(笑)

まあ…いいでしょ。

2008年10月15日 07時57分42秒 | レースの結果と個人的な感想
毎日王冠の自分の本命カンパニーは5着だった。

長くいい脚が使えるという点で勝負してみたが、後方追走という形。半信半疑のまま直線まで見守っていたが、キレ味勝負の点で劣った。あとマイナス14キロも堪えたのだろうか?

レースはウオッカが逃げという形で進んだ。

最初の3ハロン35秒⇒4ハロン47秒⇒5ハロンは59秒⇒6ハロンは1分10秒。スタートこそスローという感じだったが、最初1ハロンと最後の1ハロン以外が11秒ラップで7ハロン目が10秒ラップ。

タイムは1分44秒6【去年は1分44秒2でレコード】なので前行った馬は全滅しても決しておかしくはないペースだったと思うが、アドマイヤフジとウオッカは残っていた。アドマイヤフジは直線内に刺さっていた感じで伸びを欠いていた感じだが【それでも上がりは33秒8】、ウオッカは残り300まで馬なりのままだった。

結果として「ウオッカをずっと見ていた」スーパーホーネットの一撃にやられた形だったが、牝馬で59キロ相当であの結果なら、まあいいでしょという感じ。

折り合いを欠いている様子はなかったので差し・追い込みに加えて逃げ先行とレース運びの選択肢が増えて、また相手の騎手は狼狽しそうだ。

ちなみに上がり3ハロン
ウオッカ【33秒8】
スーパーホーネット【33秒4】

逃げて33秒台出せるならいいんじゃない?


京都大賞典の本命馬トーホウアランは見事に勝利してくれた。

スタート時に狭くなった不利はあったが、内から競馬をして、直線もずっと内で、我慢して隙間から好位抜け出し、直線はロスがない競馬をしていた。トーホウアランが強いというよりは鮫島騎手の好騎乗が目立ったレースだ。

負けるとしたら相手との決め手の差だと思っていたので、最後の最後まで迷ったアドマイヤモナークの追い込みには驚いた。

休み明けのGⅠ馬が不調で、休み明けで重賞勝っていない馬が一番人気。全ての馬が決め手に欠けるなら、朝日CCで決め手のみに屈したトーホウアランと、決め手があるアドマイヤモナーク、京都と長距離経験豊富のアイホッパーのどれかと思ったが、ド真ん中的中。

トーホウアランは秋競馬そっちのけで来年の天皇賞【春】を目指して欲しい。ステイヤーズSからダイヤモンドS、阪神大賞典という長距離の王道で。

スローで勝ったので正直天皇賞【秋】やJCで通じる力ではないと思う。

しかしながら京都大賞典は危ない人気馬の理想的なレースを見ることが出来たのも幸い。アルナスラインが重賞勝っていないのに一番人気。しかもGⅠ馬アドマイヤジュピタいるのに…

格が重視されるGⅠ戦やGⅡ別定戦【マイル以上】は

『核のレースで重賞勝っていない(GⅠ勝っていない)上位人気は危険』

これは秋競馬の最大の肝かもしれない。

京都大賞典と毎日王冠の予想

2008年10月11日 22時00分43秒 | 競馬予想
私の応援する阪神はペナントレースは2着で終わった。
一時は13ゲームを離していて、あまりの離しすぎだったので虎観委員長と共に危惧をしていたが、その通りになってしまって、本当に悔しい。

新井が怪我したとかオリンピックが原因であるとか言うが、本質的には打撃陣が弱く投手陣に負担がかかるという去年と同じく学習能力がなく、阪神は去年同様そんなに強くなかったと言うのが結論になるであろう。

自分にとってみればクライマックスシーズンはある意味どうでもいい。
仮に阪神が優勝しても岡田監督のペナントレースに強く短期決戦に弱い采配では日本シリーズにいけないのだから…。だからこそ大差をつけて優勝して欲しかった。そしてクライマックスシーズンで逆転負けをしてクライマックスシーズンそのものが欠陥であると警告を発して欲しかった。

この結果によって風邪で自分の体温が今38度あるが、明日にはその怒りで体温が40度近くになっているのは間違いない。まあ悔しさのあまり、少なくとも一週間は安眠できそうにない。
この怒りをコンピューター相手に立体四目並べ100回戦をやるか、ウイニングポスト7をやるか、『涼宮ハルヒの憂鬱』のEDテーマを聞きつつを愉快な気持ちに無理やりさせるかしてぶつけようと思う。

来年のキャンプは虎観委員長とともに長宗我部ゆかりの地を廻りつつ安芸キャンプで思い切り今岡に悪態をつく予定である。

そんなどうでもいい前置きはともかく毎日王冠と京都大賞典の予想。
ということで某競馬ブックと某データブック、そして万世のブラックノート(以下これを『3種の神器』と称す)からデータチェック。

基本的にこの2つのレースは秋の古馬G1レースの前哨戦にふさわしく、春の阪神大賞典・産経大坂杯・日経賞と同じく格が重視される敷居の高いレースである。

◎毎日王冠

(1)実績
過去10年間で3着内30頭中27頭1800m以上重賞連対で、22頭が重賞馬である。連対だとGⅠ馬も7頭いる。

(2)前走
宝塚記念から5勝3着1回
関屋記念から2勝3着2回
安田記念から1勝2着3回
札幌記念から2着2回

距離延長よりは距離短縮の方がいいのだろうか?
関屋記念から好成績が出ているのはおそらく新潟の長い直線で長いいい脚を使える馬がいいということであろう。

データブックより前走1800mは軽視と書いてあるが、あくまでも経由だから前走1800m勝った馬はその軽視データからは除外とする。

あと敷居が高いレースなので重賞未勝利(未連対)はお断りということだろう。

中山からの臨戦も好成績がないのでオールカマー経由は軽視でもいいだろう。

で残った馬は

アドマイヤフジ
ウオッカ
オースミグラスワン
カンパニー
サンライズマックス
トーセンキャプテン

自分の今のところの第1候補は長い脚が使えるということでカンパニーである。

◎京都大賞典

1)前走…
宝塚記念(4勝2着5回)
天皇賞(春)(2勝2着2回)
朝日CC(2勝)

2)実績…4勝以上か重賞勝ち

個人的には中2週以内や前走重賞以外は軽視だと思っている。あとは休み明けでもある程度はしっかり仕上げて欲しいということで馬体重大幅増減に注意ということだろうか?

本来なら新旧長距離王者対決の様相で、デルタブルースがおそらく一番人気で新長距離王者に対して菊を制し、豪州で制した長距離王者の貫禄を見せてくれるものだと思っていたが、デルタブルースは蟻洞により回避とのこと。アドマイヤジュピタ一強という状態になってしまった・・・。

アドマイヤジュピタ一択と考えたが、モンジューさんが1月ごろ

「アドマイヤジュピタを管理する調教師は極端な馬体重の増減があるので注意が必要」

というのを文章にしていたのを思い出して、休み明けなので今回は様子見で行こうと思う。(自分でも調べてみたが、極端すぎな馬体重のときがある。+30キロって何ですか?)

単勝で期待できそうな馬がトーホウアランしか見当たらない。
アドマイヤモナークは極端な脚質と休み明けがネックだし、ポップロックは休み明けがネック、アルナスラインは重賞勝ちすらないのに過剰人気過ぎで危険な1頭(GⅠ・Ⅱ・Ⅲ勝っている馬と僅差の2番人気って何?)

それなら休み明けの有力馬を狙うよりは朝日CCで決め手でしか負けなかったトーホウアランの方がいいであろう。

詰めが甘すぎる

2008年10月05日 19時15分24秒 | レースの結果と個人的な感想
自分の本命カノヤザクラは7着と残念な結果に終わった。

スタートで後手を踏んだのかスズカフェニックスよりも後ろから競馬をしていたので、あれでは無理かなと言う感じはした。上がりは2番目に良く、末脚に定評のあるスズカや勝ったスループレスナイトよりも早かったので(33.8)本当にもったいない。前で競馬出来なかったのが悔やまれる。直線でも坂で苦しんでいる様子がなかったので力負けではない感じなので、次走に期待する。おそらく香港であろう。

勝ったスリープレスナイトは北九州記念のデジャウかと言うような堂々としたレース運びだった。スタートはよく、他の逃げ馬を行くに任せて道中は5番手の好位に付け、直線は外から堂々と抜け出し、後続は全く寄せ付けなかった。

2着のキンシャサノキセキはスリープレスナイトを終始マークする形であったが、切れ味の差が歴然としていた。本当はスリープレスナイトより前で早めに抜け出したほうがと言う感じだが、おそらくそれでも堂々とスリープレスナイトに抜け出されていただろう。

3着のビービーガルタンはスリープレスナイトより前で競馬をして、目標になった感じもあるがGⅠ初めてで僅差の3着なら全然大健闘。
自分はウエスタンを制して逃げると思っていたが、好位でも逃げでも結果はおそらく3着、良くて2着だったと思う。逆に好位でも十分に競馬できるということがわかったので、脚質に選択の幅が広がって色んな競馬が出来るようになるであろう。

珍しく当日に回顧記事を書くことが出来たが、負けたレースほど早めに更新したほうがいいだろう。勝ったレースは意外と覚えているのでレースを見直さなくても記憶を辿って携帯から交信するのも可能であるから・・・。

最終的に絞った5頭のうち3頭が1・2・3着なので絞り方はほぼ問題なし。今後のGⅠ予想でもデータを調べ、論理的に、厳密に絞っていけばある程度の結果は出せるであろう。

問題はその後絞ったあとウインズに行って惑わされすぎな部分がある。
パドックと馬体重に敏感すぎと言う感じもある。

ゴルフで言うとドライバーショットとグリーンまではうまく寄せられるが、パットが決まらないと言う感じだろう。

嬉しいことにGⅠシリーズは木曜に馬体重が発表されるのでそれから推測することも可能である。今日わかったことは

アウェー競馬(関東から関西へ輸送またはその逆)8~16キロ減
ホーム輸送(関東から関東、または関西から関西)4~12キロ減

と推測すると大体の馬体重が出てきそうだ。

来週からビジネス実務法務検定と簿記2級のダブル講義でパドックと馬体重が見られないので惑わされるのがヤヤ少なくなるかもしれない。



最後にスリープレスナイトで勝利した上村騎手、本当におめでとう!
眼の病気とかで一時期は大変な時期もあったと思いますが、これでGⅠ騎手の仲間入り。今年桜花賞で初めてGⅠ勝った小牧騎手もあれから吹っ切れて好成績をあげてますので、上村騎手の活躍を祈っております!

そういえば橋口調教師、今日誕生日でしたね。愛馬と騎手からの大きなプレゼント。調教師も騎手も馬も、関係者にとっては本当の意味でSleepless Nightになりそうですね。

スプリンターズSの予想~

2008年10月05日 10時52分27秒 | 競馬予想
前売りオッズを見ると何と嫁と同じ厩舎の友人が2.2倍で一番人気らしい。寝不足なのに大丈夫であろうか?

その後は南半球の奇跡、うちの嫁、そしてGⅠ馬2頭の順の人気らしい。

ということで早速予想に。

まあ単純に嫁の友人の弱点を探して、彼女に勝てそうな馬を探せばいいわけだが、VTRを見る限りでは弱点らしい弱点が見当たらない。

CBC賞もウエスタンビーナスが押して先頭に立っているのに、彼女は普通にスタートして2番手につけて直線はそのまま抜け出しているし、北九州記念でもぬかるんだ馬場、ハイペース、56キロの3重苦を難なくこなしている。
調教も先週、坂路で好時計(49.6-13.2)を出している。

不安は騎手ということになるが、彼女に乗って重賞2勝をしている上村騎手だからそこまで不安要素と言うわけではないし、単純に普通に乗っていれば勝てる馬であろうと思う。

ということで今の所は嫁の友人が第1候補になる。

閑話休題。
自分は騎手買いというのは原則しない。よくウインズで聞く「武から買っておこう」とか「アンカツ(安藤勝巳騎手)と岩田でいいだろう」とか騎手だけで決めることはしない。最終的に絞っていってどうしても決まらないときにはじめて騎手という要素が出てくる。
あくまでも馬が主役。だから極端言うと普通に乗っていればと言う前提で買う。
ただ長距離においては騎手というものは重視する。格言でも「短距離は騎手がうまく乗らなくても勝てることがあるが、長距離は騎手がうまく乗らないと勝てない」

ということで他の馬の取捨選択もしてみる。
ちなみに今回のペースは前半33.3で後半は34.3くらいと見て、後ろは届かない前残りと読んでいる。

アポロドルチェは持ち時計1分8秒台しかなくペースについていけないとみる。また前走の着差が1秒以上あるので見送り

ジョリーダンスは1400~1600で使われることが多いのと、先行して結果が出ておらず後方からの競馬の切れ味に賭ける脚質、年齢7歳はやはりきつい気がする。年上は好みだが、年上過ぎる<笑>。よって見送り。

プレミアムボックスは中山のオーシャンSを勝っている重賞馬だが、ペースが前半後半とも34秒台で緩い中の勝利に期待が持てず、夏のシリーズの2走も1分9秒台ではきついので見送り。

スピニングノアールは重賞での57キロでの結果が出せていないのと脚質、後年齢から見送り。

ウエスタンビーナスは持ち時計と夏のシリーズ2桁着順、おそらく嫁と嫁の友人の案内役で終わりそうなので見送り。

エムオーウイナーは今年の持ち時計に1分7秒台がない、ペースが早いとあっさり崩れる、そして年齢で見送り。

タマモホットプレイは年齢と持ち時計に1分7秒台がない、あと色んな距離を使われていて一貫性がないところから見送り。


ここまでのこり9頭まで絞れました。残ったのは・・・

ファイングレイ
シンボリグラン
うちの嫁(カノヤザクラ)
トウショウカレッジ
スズカフェニックス
タニノマティーニ
ビービーガルタン
嫁の友人(スリープレスナイト)
キンシャサノキセキ

まずはGⅠ馬2頭、ファイングレイとスズカフェニックス。
正直前走とほぼ同じ理由で見送りなんですが・・・。<笑>

ファイングレイは今年の高松宮記念を勝った馬だが、この馬は自分は平坦の方が走るのではと思っている。勝った短距離戦が全部京都・中京と平坦コース。
自分は前走は59キロの斤量よりも坂の方が堪えたのではと思っている。

あと同じ年の高松宮記念を勝った馬が必ずしもこのレースでいい結果が出せるとは限らない。おそらく理由は平坦巧者か左回りの方が向いているとかの類だと思うが、ファイングレイは前者である。

スズカフェニックスは追い込み一辺倒の脚質が災いしている。
自分としては追い込みという脚質、そして結果が出せていないこの馬がいつも上位人気に来るのは何故かと疑問符を打ってしまう。
今回は凱旋門賞に行った騎手に代わって横山騎手が乗るので少し怖い感じがした。もしかして始めてこの馬の単複を買うかもと思ってしまったが、調教を見て杞憂に終わった。
本来この馬は1600mの馬だと思う。1600mがメインのこの馬が短距離戦線に来ていること自体短距離戦線の層の低さがと言う感じもする。

タニノマティーニは年齢で切れる馬のなのだが、札幌でレコードで重賞勝ち、反動があっただろうセントウルSでも先行して6着、1分7秒台の時計、しかもレコード勝ちより0.1秒早い。が今週の調教を見て年齢を改めて感じてしまった。
よって見送り。

トウショウカレッジは血統で一瞬単複候補に出た。父ラストタイクーンと母父サクラバクシンオー。函館では内から追い込んで2着なので器用な面があるものの、切れ味はどうかな?という感じ。今回はヤヤ外なので大外回して切れ味にかけるには足りないだろうし、かといって騎手がオークスみたいに強引に内に入れるのだろうかという疑問がある。よって今回は様子見。

候補は5頭。

シンボリグラン
うちの嫁
ビービーガルタン
嫁の友人
キンシャサノキセキ

シンボリグランは前走で積極策が功を奏して2着だったが、前々で競馬をすればそれなりの結果は出せるなと言うのが前走を見た感想。外から押して上がって前半も後半も同じ上がりなので前に出れば大崩はしないと感じた。
不安要素はサマースプリントに4戦出ている連戦の疲れは大丈夫かと言う不安はある。調教もそれが出ていれば様子見であったが、最終追いきりで南Wで(50.5-12.8)は前走の直前追い切りよりいいので一応候補に残しておいた。

ビービーガルタンは1200mのレースを勝ちあがってキーンランドCに挑み、逃げて2着。しかもタニノマティーニには差されたが交通事故のようなもの。キンシャサノキセキには抜かせなかった。1分7秒台がないのと重賞経験がヤヤ不安要素ではあるが札幌・函館の洋芝では1分8秒0~5があるので、普通の芝なら1分7秒台に匹敵する(洋芝は時計がかかる)のでこれも一応候補に残しておく。

キンシャサノキセキは今年の高松宮記念2着、函館SSで重賞初制覇。
短距離に関しては1分7秒台~1分8秒台(札幌と函館)と時計も優秀。
一番の強みは前で大崩れしない点。早いペース(前半32秒台などは歓迎かもしれない)でも遅いペースでもそれについていける適応性がある。
ただ前に行きそこなうと切れ味がない分遅れを取る点がヤヤ不安。

嫁の友人は説明すみなので、最後にうちの嫁・・・カノヤザクラについて
正直、セントウルSを勝った時点ではスプリンターズSも連勝であろうと思った。
しかし嫁の友人の方が強いのでないかと先々週あたりから思い始めた。
嫁よりすんなりと前にいける点、馬場を問題としない点では嫁は友人に劣る。
嫁の弱点としてはすんなりと前にいけなかったときに崩れる点であったが、アイビスSDでスタートをうまく決めたあたりから少し変わってきたのではと思った。
あとアイビスの早いペース・・ところによっては1ハロン9秒台のラップのある流れについていけた点が嫁の強さとなっている。
セントウルSではスタートあっさりときめうまく2番手集団について、最後は直線抜け出して行った。坂を体験している点では嫁のほうに分があるとは思っている。

ということで今回はこの5頭のうちから1頭単複を購入する。
購入は(単勝10-複勝20)または(単30)である。