万世六兵太の乾坤一擲!

阪神と競馬を愛し、歴史を実学として学ぶ万世六兵太による単勝・複勝の競馬の展望・予想・勝負ブログ、日々のつぶやきも少々

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回避します。

2009年03月29日 14時49分40秒 | その他
本来なら高松宮記念の予想をするわけですが、今起床したばかりです。

展望⇒データ傾向などにより絞る⇒予想⇒乾坤一擲!!

の順にやっていくのが自分の予想で、どの作業を欠いても自分の予想は成立しません。ここにかけないだけで自分の中では出来上がっているのならまだしも自分の中ですら出来上がっていません。

よって高松宮記念は回避します。

それと皆様へお礼・・・。
桜花賞の週でついにこのブログも1周年を迎えます。下手の横好きでやってきたブログですが、ここまで迎えられたことに感謝です。

gooのブログは120万近くあるらしいのですが、ついに最近自分のブログも10000位以内にランクインして、昨日はついに6000位以内に入りました。
(今までずっと圏外でした。)

まあ今年に入ってまだ2勝しかしていないブログですが、的中率を上げられるように努力していきます。

ドバイワールドシリーズの予想と乾坤一擲

2009年03月28日 00時20分54秒 | 競馬予想
競馬といっても日本だけではなく、世界にも目を向けるべきだと自分は思っている。
今週はドバイワールドカップデーという競馬の祭典が開催され日本からも参戦する馬がいる。最近は日本の馬の質や調教レベルが上がった。豪州の競馬の祭典であるメルボルンCでは日本最強長距離馬デルタブルースが勝ったのを筆頭に凱旋門賞で2着になったエルコンドルパサーなど海外でも日本馬の活躍が目立ち始めた。

今回のドバイでもウオッカ、バンブーエール、カジノドライヴの3頭が参戦する。

で自分も世界の競馬観を学ぶためにドバイシリーズの予想もしてみる。

【ドバイシーマクラシック GⅠ 2400m】

このレースには日本からの参戦はない。もしダイワスカーレットが出走するならハーツクライと同じく逃げ切りをしただろうが・・・。日本馬が出ないので予想も私情を挟まず冷静に予想できるのは幸いだ。
香港ヴァーズを勝ったドクターディーノ、凱旋門賞2着馬のユームザイン、メルボルンC2着、香港ヴァーズ2着と健闘しているパープルムーンなどの有力馬が出走するが、間隔が開いており輸送なども考えるとひと波乱が起こりそうだ。
自分が注目するのは同じコース、距離で前走勝っているフロントハウスに期待したい。
前々走は1777mで2着だったが、前走2400mになって勝っている。オークスで勝っていることなどから距離は2400mが得意そうだ。父親サドラーズウェルズの血からも2400mは期待できそうだ。混戦ムードなら地元に利があり、中2週というローテも最適そうだ。

フロントハウス 【単勝 50ドル 複勝 100ドル】

【ドバイゴールデンシャヒーン GⅠ D1200m直線】

バンブーエールが出走だが、格はもちろん、コースも直線ということであまり期待はできなそうだ。GⅠを5勝しているアメリカのインディアンブレッシングに人気が集まりそうだ。短距離の直線というのはドバイ特有のものだからこういう場合は地元でこういう形態に慣れている馬を狙ってみる。
香港のD1200mで連勝のラッキークオリティとサウジアラビアのビックシティマンの2頭に絞れたが、地の利ということでビックシティマンに期待する。
連対を外していないというのも魅力的だし、同じコースを今年2度も経験して、しかも連対を外していないので実力や適応力は相当のものと推測されるし、4歳という年齢も魅力的だ。

ビックシティマン 【単勝 50ユーロ 複勝 100ユーロ】

【ドバイデューティフリー GⅠ 1777m】

ウオッカが参戦するレース。ウオッカは前走で5着で敗れているがドバイの気候と本番と同じコースを経験できたのは大きなアドバンテージである。しかしながらウオッカはもう5歳で、3歳の時に結構無理使いをしているのでそろそろピークを越えるころではないだろうか?それにこのブログは好きな馬や日本馬をひいきするのではなく、勝ち馬を予想するブログなので、「ウオッカがんばれ!」という応援馬券を買う気にはなれない。
今回のレースの顔ぶれをみるとそんなに頭抜けた馬がいるわけでもなく、ウオッカでもいい勝負をしそうだが、自分はウオッカが出た前哨戦を勝ったバリウスに期待する。
クイーンエリザベスC、香港Cで2着して遠征競馬にも対応できる能力を持っているが、地元に戻って1777mになると勝っている。言葉は悪いが内弁慶という感じだが、2000mの国際GⅠではおそらく少し長いのであろう。実績をみると1800~2000mでの好成績が集中してるが、一番合うのは地元のコースなのだ。

バリウス 【単勝 50ポンド 複勝 100ポンド】

【ドバイWC GⅠ D2000m】

日本からはカジノドライヴが参戦。このブログは・・(以下中略)・・なれない。
今回はカーリンという絶対王者がいなくて混戦状態だが、アルベルトゥスマクシスムとエイジアティクボーイという2強が存在する。前者は前走アメリカのGⅠ勝ち。後者は地元で勝っている。ドバイの場合は特にそうだが、気候などに対する適応力も必要になってくるし、ドバイの砂に耐えうる能力やレース巧者ぶりがないと勝つのは難しい。
日本馬が勝つのが難しいのは中央のダートGⅠに2000mがなく、ダートの番組が整っていないからである。こういう場合はもちろん地元の馬であるエイジアティックボーイに期待をせざるをえない。何といってもUAEダービー馬であるし勝ちがそこに集中している以上はアメリカからの遠征競馬よりは地の利がある。
日本馬がこういう最高峰のレースを勝つには優秀な馬、優秀な調教技術のほかには、競馬システムであり、組織である。日本の馬と調教師は優秀であるが、JRAという組織はあまり優秀でない。旧ソ連軍のジューコフ将軍が旧日本軍の強さを『下士官・兵は優秀だが、上級指揮官は無能である』と評したとおり今も昔も日本の上役は優秀でないようだ。

エイジアティックボーイ 【単勝 100ドル 複勝 200ドル】

まあなんにしろ実際の金を投資するわけではないので、実に気楽な予想だ(笑)

日経賞の予想

2009年03月27日 21時47分59秒 | 競馬予想
暮れの有馬記念の前哨戦・・・ではなくて春の天皇賞の前哨戦。
出走メンバーも有馬記念と比べるとそんなに豪華ではないので予想はしやすいとおもうし、有馬記念を予想した時のことを思い出してみるといい。

①重賞で(2200m以上)で複勝圏内。
格のある別定戦ではそれなりの格が必要。ということでデータ傾向ではGⅡ以上でということだが、ダイヤモンドSからの好走も目立つので個人的に『2200m以上の重賞』で考えてみる。

連対した馬20頭中15頭が2200m以上の重賞で複勝圏内に入っている。

今回の出走予定馬でこれに該当するのは(1年以内の重賞とする)

アルナスライン(目黒記念2着)
キングストレイル(オールカマー2着)
ダイワワイルドボア(セントライト記念)
ネヴァブション(AJCC)
ホクトスルタン(目黒記念)
モンテクリスエス(ダイヤモンドS)

②中山巧者の出番
有馬記念の予想でも言ったことだが、中山コースはごまかしがきくコースでもある。ダイワテキサス、アメリカンボス、マツリダゴッホなど他での実績が今一つな馬でも中山なら水を得た魚のように好走することがある。有馬記念の予想で『中山記念(1800m)で好成績をだせれば有馬記念(2500m)でも充分に通用する』と言ったが本当に来てしまった。(去年の有馬記念でエアシェイディが3着にきた)もちろん同じ条件の日経賞でも通用する。有馬記念ならともかく日経賞の場合はさらに条件馬からの勝ちもある。
実際今回1番人気が予想されるネヴァブションは中山の2500mの条件戦勝ちがあり、重賞初挑戦でこのレースを制覇している。ということで、

『中山で条件問わず2200m以上の連対がある』
『中山の重賞1800m以上で複勝圏内に入った馬』

で絞ってみる。もちろん1年以内

キングストレイル(オールカマー2着)
ダイワワイルドボア(セントライト記念)
ネヴァブション(AJCC)
モンテクリスエス(1000万条件、1600万条件2着)

③たまにポロリもあるよ。
といってもどっかの水泳大会ではない。(当り前か)というのは実績などで圧倒的有利な馬がポロリと負けてしまうことがある。
グラスワンダー、マンハッタンカフェなど有馬記念を勝ってステップアップで挑んだ馬が負けたこともある。グラスワンダーが負けた時はレオリュウホウという9人気の馬が勝った。マンハッタンカフェが負けた時は1・2着馬が前走条件戦から来た馬である。
所々で御堂特別の連対馬が目立つ。ちなみに前走重賞以外で3着以内に入った馬が何頭かいるが…。(勝ち馬3頭、2着3頭、3着2頭)それに共通するのは・・・

 1)前走2000m以上
 2)前走5人気以内で3着以内に入っている。

今回アーネストリー、シャロームが該当する。もし人気馬がポロリしたときはこういう馬が台頭しそうな気もする。

あと中山のコースの特性をいかした先行馬、前残り連合の出番なので、もしネヴァブションが敗れるとすれば直線でもたれる癖をつかれることだからネヴァブションの近くで競馬できそうな馬だろうとは思う。そう考えるとアーネストリーは充分にその資格はありそうだ。

今のところはネヴァブション、アーネストリー、モンテクリスエスの3頭が候補である。

これも単複で勝負する。

毎日杯の予想

2009年03月27日 21時46分25秒 | 競馬予想
今週は4重賞開催。

【土曜日】
阪神・・・3歳馬による毎日杯(GⅢ)。
中山・・・天皇賞の前哨戦の一つ日経賞(GⅡ)

【日曜日】
中山・・・ダートハンデ重賞、マーチS。(GⅢ)
中京・・・春の短距離GⅠ、高松宮記念。

しかし未だに『宮杯』(高松宮杯)といいそうになる・・・。ダイイチルビーとダイタクヘリオスの恋愛話とか、マチカネタンホイザの勝利とか、ナリタブライアンの短距離初挑戦とか・・・。

でまずは勝負レースの選定から・・・。
土曜日の2つの重賞と、日曜日の高松宮記念が勝負レースである。
マーチSはハンデ戦のため見送り。次のダートレースはおそらく4月後半のアンタレスS。

いつもどおりデータと傾向について。
といっても某競馬ブックと某重賞データブック2009年度版の書いてあることに個人的な補足を加えただけなので、ある意味個人的な備忘録。

【毎日杯】
もはや言うまでもないが3歳戦でこの時期の1勝馬(新馬・未勝利戦)や前走未勝利・新馬戦というのは予想の候補には挙げない。確かに去年アドマイヤコマンドが前走新馬勝ち、このレース1番人気で2着だったが、これは例外であろう。

① 人気 ( )は07年と08年
1人気・・・5勝、2着2回、3着1回、着外2回。(1勝、2着1回)
2人気・・・2勝、2着0回、3着1回、着外7回。(馬券絡みなし)
3人気・・・1勝、2着1回、3着3回、着外5回。(馬券絡みなし)
 
 4人気以下・・・2勝、2着7回、3着5回。(1勝、2着1回、3着2回)

※07年から阪神競馬場改修の影響で距離が2000mから1800mになった。

1人気が5勝して馬券絡みは8回ある。1人気で勝っている傾向は
1)重賞で3着以内 
2)条件戦で勝利。

ただ1人気で敗れている2頭も1)の条件には該当しているので取捨選択の要もある。

②距離経験と前走

距離はこの条件と同じ1800m、そして少し長い2000mを勝っている馬。まあ3歳なので1800~2000なら新馬・未勝利だけとかダートでも可という範囲まで甘めに設定しよう(自分は原則3歳のGⅠを除く重賞、ローカル戦やハンデ戦は前者はデータが少ないため、後者は波乱要素も考慮して絞るのを甘めにする)過去のデータなら3着以内に入った30頭中26頭が該当する。ちなみに1着馬は例外なく1800~2000mの勝ちがあった。

前走については3着以内に入った馬の30頭中29頭が『重賞・OP入着or条件戦勝ち』に該当する。さらに1着になった馬なら『重賞・OP複勝圏内or条件戦勝ち』であった。
今回の出走予定馬で・・・

(1800~2000mの勝ち馬)

アプレザンレーヴ(未勝利・500万)
オオトリオウジャ(新馬・500万)
シルクダンディー(未勝利D・500万D)
ミッキーパンプキン(荻S)

(前走重賞・OP入着or条件戦勝ち)

アプレザンレーヴ(500万勝ち)
オオトリオウジャ(500万勝ち)
シルクダンディー(500万D勝ち)
ダブルウェッジ(アーリントンC勝ち)
ミッキーパンプキン(アーリントンC3着)
ワイドサファイア(エルフィンS2着)

2つの条件にマッチするのが1800~2000m勝ち馬で挙げた4頭だが、ダブルウェッジはアーリントンC勝ちという点では軽視はできない。
ちなみに今の阪神競馬場は1600mも1800mも向こう正面の直線距離が延びただけなのでコース自体はあまり変わらない。昔の阪神は弱かった・・・・ではなくて(まあ弱かったけどね)昔の阪神競馬場は1400mと1600mだとかなりの差があったし、1800m自体なかった気がする。中山の1600mと1800mだと全く違うものだが、中山の1800と2000mはスタート地点が後ろか前かだけなのであまり差がないし、1800・2000・2200mはコーナー4つ回る点では共通しているのであまり差がないのとおなじ。これは京都の1600と1800にも言えることだし、東京の1600と1800にも言えそうだ。

前評判ではアーリントンC4着のアイアンルックとアプレザンレーヴが高そうで、前走重賞勝ちにもかかわらずダブルウェッジが軽視されてそうだが、もし軽視されていたらダブルウェッジを狙ってみるのもいいかもしれない。今のところは・・・

◎ダブルウェッジ
▲アプレザンレーヴ
○ミッキーパンプキン
△オオトリオウジャ

この4頭のいずれかの単複で勝負をするつもりだ。

先週の回顧

2009年03月27日 01時26分39秒 | レースの結果と個人的な感想
ゆっくりしすぎた結果がこれだよ!!

のっけからすみません・・・。火曜日あたりに更新できると思いましたが、下書きのままでした・・・。

スプリングSの自分の本命リクエストソングは7着でした。
ずっと内側走っていて行き場をなくしていたように見えた。それで直線で外へ出したが万事休す。正直消化不良極まりないレースとなってしまった。
後で競馬ブックの騎手コメントを見たら「1角から4角までかかりっぱなしだった」と言う類のコメントがあった。上であんなことを書いたが、好位につけて追走していると思ったら掛かっていたんかい!自分の馬の見る目のなさは相変わらずである。

勝ったアンライバルドは外を回りつつも直線で真ん中のいいところを通ったようで追い出しにかかってからは急激に伸びて、内から来たレッドスバータを競り落として勝利した。
人気のフィスペクトルは道中は内ラチ沿いで、直線でなぜか大外に持ち出しており、回した分だろうかやはり最後は脚色が一緒になってしまった。まあ外に出せた分は消化不良のリクエストソングよりはマシであったが、追い方をみるとアンライバルドの岩田騎手はすごい勢いで追っていたが、武豊騎手はそんなに強くは追っていなかったようにも思える・・・。

これで毎日杯からの出走があるかもしれないが、一応皐月賞の丁半コマが揃ったわけだが、自分の中では今の所は

アンライバル≧ロジユニヴァース>>>リーチザクラウン

だと思っている。

ロジユニヴァースとリーチザクラウンの足りないところは重賞で少数頭の競馬しか経験していないところ。(弥生賞、きさらぎ賞ともに10頭の競馬)。中山は東京や京都ほど広い競馬場ではないので、18頭のフルゲートの競馬になったときどうかと言う不安はある。
ロジユニヴァース、リーチザクラウンともに前で競馬を出来るから馬込み云々はそれほど不安視をしなくてもいいが、ロジもリーチも前哨戦では結果的に逃げてしまったわけであるから、本番で馬込みに入ったときにどうなるかわからない。
ロジのローテは王道と言え問題はないが、リーチの場合はきさらぎ賞からの直行と言う点で不安が否めない。大体が弥生賞orスプリングSが前走なので・・・。

阪神大賞典の自分の本命アサクサキングスは1着。今年初の単勝的中である。去年よりちょっと遅い単勝的中だった。(去年はチューリップ賞が単勝初的中)

レースは中々見ごたえのある長距離レースと言う感じだった。雨で芝の状態も重だったので・・・。

テイエムプリキュアが日経新春杯と同様に逃げを打って、1週目のスタンドを回って1角の時点でテイエムが10馬身以上離しての大逃げ

「ま た お 前 か ! !」

と苦笑いしつつレースを見ていたが、3角に入っても中々差が詰まらず、ヒカルカザフエが先に仕掛けていった。それをみて有力馬が仕掛けていき、スタミナ勝負のレースとなった。

直線に入るとスクリーンヒーローやオーケンブルースリが伸びを欠くなか、ヒカルカザフエとアサクサキングスの直線追い比べ。一時はヒカルカザフエの方が先頭に立ったが、GⅠ馬の格の差か鼻差ではあったが勝利をした。

今回はテイエムプリキュアの大逃げを打った荻野騎手が作った長距離のペースと、秋山騎手が先に仕掛けたのが見所だった。行き脚があまりよくなさそうだからおして前に出たとはいえ、あの大逃げは有力馬を焦らせるには十分な逃げであったと思うし、仕掛けどころが難しい長距離レースで有力馬より先に仕掛けて出し抜けを狙った秋山騎手の判断は見事だった(負けたとはいえ鼻差なら立派)。
『長距離は騎手』とはいうがベテラン騎手の独壇場になりやすい長距離でこういう若い騎手がいい展開やレースを見せる(魅せる)のをみるとやはり競馬は楽しいと感じざるをえない。

スクリーンヒーロー、オーケンブルースリ、アサクサキングスでアサクサキングスを選ぶのはそんなに難しいことではなかった。アサクサキングスは前走京都記念で勝っていたが、あと2頭は休み明け。オーケンブルースリはジャングルポケット産駒ということで平坦向きではないかと思ったし、スクリーンヒーローは明らかに長すぎであろうと思ったから買う時は実はそんなに迷わなかった。雨が降ってきたということでホワイトマズル産駒は重とか力のいる馬場に強いと言うのを聞いていたので、さらに確信が深まった。

けど最後の直線は単勝しか買っていなかったのですごく焦ったが面白かった。

08年のスプリングSと阪神大賞典の回顧録

2009年03月22日 01時54分31秒 | 競馬に関する雑談
今回の勝負レース、スプリングSと阪神大賞典のプレイバック記事ということで去年の2つのレースの新聞と結果記事、自分のメモや記憶を参照に振り返ってみる。去年のこのレースから自分のブラック・ノートをつけ始めて、今回の勝負レースで丸1周年となる。

(スプリングS)

共同通信杯を勝ったショウナンアルバが1番人気で、ラジオNIKKEI2歳S2着で共同通信杯を1人気で敗れたものの、巻き返しを期待してサダムイダテンが2番人気。以下シンザン記念を勝ったドリームシグナルが3人気、きさらぎ賞を勝ったレインボーペガサスが4人気と続いていた。

「重賞馬が重賞勝っていないにもかかわらず人気になるってどういうこと?」とか当時は思ったが、今この時期になって当時の自分の目が節穴でなかったと証明できてホッとしている。確か最終選考に残ったのは・・・。

ショウナンアルバ、スマイルジャック、アサクサダンディ、レインボーペガサス

この4頭に絞った。タニノギムレット産駒の中山の相性からスマイルジャックを切り、調教状態からレインボーペガサスを切って、ショウナンアルバとアサクサダンディの2頭に絞った。アサクサダンディは経験面から、ショウナンアルバは気性面の弱点を持っていることは理解していた。直接対決では500万条件戦でショウナンアルバが僅差でアサクサダンディに勝っていたが、調教で古馬相手にすごくいい動きを見せていたことが決め手となって自分はアサクサダンディ(5人気)の単複で勝負をした。(単5-複20)おそらくこのときの自分は複勝で来てくれればという気持ちがあったと思う。

レースはショウナンアルバが1コーナーで引っかかってしまい先頭に、2番手につけていたスマイルジャックが直線に入るとショウナンアルバを交わして先頭になり、そのまま押し切った。2着に入ったのは直線外から伸びてきた11人気のフローテーション(のちの菊花賞2着馬)でショウナンアルバは3着だった。自分の本命アサクサダンディは内で閉じ込められてしばらく出せなかったが、直線の半ばで急激に伸びてきたが、4着までだった。

このとき後楽園ウインズで観戦をしており、アサクサダンディが急激に伸びてきたのを見て思わず「おおっ!!」と叫んだのを覚えている。それを見ていた隣のおっさんが

「そりゃあんな馬が2着に入ったら叫びたくもなるわな・・・」と自分に話しかけてきた。
「そうですね・・・ははは(アサクサダンディの脚を見て叫んだのになあ・・)」と自分は苦笑いだった。

まあ当時のメモ書きと新聞を参考に当時を振り返るとこんな感じです。
レースも皐月賞のときに何回か見直したのでこのレースは結構頭に残っているし、アサクサダンディの吉田豊騎手が「もう少し追い出しが早ければ」と残念がっていたのをみて「次あたりやってくれるかも」と期待したものだった。
単複勝負を始めたばかりだったから、いろんな試行錯誤をしたと思う、生半可な知識で調教や血統に注目したのもいい経験である。

(阪神大賞典)

確か去年のこのレースは見物のみで馬券購入はしなかったが、スプリングSの後のレースだったので見ていた。予想はしていたが、途中でどう考えても無理とか思いつつやめた。
というのは去年のこのレースはポップロックが秋の成績と武豊騎手騎乗ということで単勝1.9倍の圧倒的人気に推されていた。

で2番人気が金杯勝ち、京都記念2着のアドマイヤフジ、長距離に定評のあるトウカイトリックが3番人気で、日経新春杯を大幅体重増で4着に負けたアドマイヤジュピタが4番人気、そのあとがアイホッパー。

絞るのは非常に簡単で、アドマイヤジュピタ、アイホッパー、アドマイヤフジ、ポップロック、トウカイトリックに絞り、その中から長距離適性(たぶん血統背景ではずしたと思う)でアドマイヤフジをきって、近走成績からトウカイトリックを外した。アイホッパーは調教時計と馬体重(-14キロ)で切ったと思う。アドマイヤジュピタは前走は大幅体重増(+16キロ)だったが、今度は大幅減(-10キロ)であやしく思った。ポップロック1頭しか残らなかったが、1.9倍のオッズだと割に合わないし、当時は1.9倍の単勝を買う勇気がなくて直前に回避した。

レースはドリームフライトが逃げて、アドマイヤジュピタはその後ろ2番手、アイホッパーとポップロックが3番手4番手の先行集団で、2人気のアドマイヤフジは中団待機。直線に入るとアドマイヤジュピタが抜け出して、2番手には内からアイホッパーが来て、ポップロックは3着だった。

このときアドマイヤジュピタは大幅体重増のあとに大幅減であったが、差し引きするとちょうど連対体重に該当していたので、これにより大幅の体重の増減は前走だけでなく他のレースとも比較しなくてはならないという判断を学んだ。

あとあまりパフォーマンスをしない岩田騎手がゴールしたあと鞭を前方に突き出して、力強くこの勝ちをアピールしていたのがすごく印象的だったのを覚えている。
「この馬で天皇賞をとってやる!」というアピールのようにも見えた。

以上が去年の2つのレースの回顧である。

これ以降できる限り去年の同じレースを振り返り、どのような予想をしたかを予想記事とともにうpしていこうと思う。

スプリングSの予想~名前に偽りはないのか?~

2009年03月21日 13時28分37秒 | 競馬予想
では続いて皐月賞トライアル最終章。スプリングS。データと傾向としては

1)実績馬重視

特に重視するのは前走がきさらぎ賞の馬で、過去10年で(5勝、3着2頭)と圧倒的である。距離が同じというほかには格のあるレースで実績馬と刃を交えているという経験での優位さもあると思う。1着になった馬のきさらぎ賞の着順は必ず2着以内に入っており、3着になった2頭もきさらぎ賞では2着以内に入っている。だから何でもかんでもきさらぎ賞ではなく、きさらぎ賞に出ていてそれなりの結果を出している馬でないとだめであるということである。

あとはアーリントンカップ(2勝、2着2回)、共同通信杯(すべて1頭ずつ)、500万条件(1勝、2着1回、3着2回)などがある。重賞以外で勝負してもいいのはおそらく前走500万条件1着とか、OPなら連対であると思う。面白いのは前走朝日杯から来た馬に勝ち馬がおらず2着が2回のみ。03年2着であったサクラプレジデントも2着である。(ちなみに本番も2着だった。ゴールしたときに喜ぶデムーロ騎手に頭を叩かれていた田中勝騎手がすごく気の毒に見えた。)

余談だが、関西馬がスプリングSで(7勝、2着5頭、3着4頭)で1-2勝ちが4回あり、1-2-3勝ちが2回ある。皐月賞に出たいというよりは、皐月賞やダービーでも結果を出したい馬が輸送という有利といえない状況でもガチで挑んできている。関東馬の地の利が生きていないというのも悲しい。

2)1勝馬には用はないが、重賞初挑戦は斜に構える。

自分が勝負するレースにおいてはかなりの例外を除いてはそれなりのキャリアを積んでいたほうが有利である。この時期に未勝利からの参戦とか、500万条件を脱出できない馬が挑んでもほぼ勝てない。(ちなみに唯一前走500万条件から挑んで勝った05年ダンスインザモアは500万条件を1番人気でしっかりと勝っているし、レース間隔も中3週と余裕があった)。重賞初挑戦馬は例外があるが、まずは不安材料から探すという斜に構えるのがいいとは思う。

この2つのデータと傾向だけでもかなり絞れるが、少し甘めに見て、まずは芝で2勝以上または1勝以上で重賞連対の馬で絞る。

アンライバルド(3戦2勝)
キタサンガイセン(3戦2勝)
サンカルロ(5戦2勝)
セイクリッドバレー(8戦2勝)
ツクバホクトオー(5戦1勝、新潟2歳S2着)
トップクリフォード(8戦2勝)
フィスペクトル(4戦2勝、京王杯、朝日杯2着)
マイネルエルフ(7戦1勝、アーリントンC2着)
メイショウドンタク(5戦2勝)
リクエストソング(4戦2勝、きさらぎ賞2着)
レッドスパータ(3戦2勝)

あやややや・・・10頭残りましたね。(笑)ちなみにこの中で重賞経験がない馬はアンライバルドとレッドスパータで、OP経験すらないのはレッドスパータのみ。

3)前走複勝圏内

◎3着以内に入った馬30頭中25頭が前走3着以内で、入らなかった5頭中3頭は重賞から来た馬。
◎連対した馬20頭だと16頭が前走3着以内、入らなかった4頭の内3頭が重賞から来た馬、
◎勝ち馬のみに絞ると10頭中9頭が3着以内に入っている。

これらのことから少なくとも重賞・それ以外問わず前走3着以内は必要で、OPなら連対、500万条件は勝っていないときついであろう。

ということで今度は前走成績でさらに絞ってみます。

前走複勝圏内(OPは連対、500万条件は勝ちのみ)

アンライバルド(前走OP勝ち)
サンカルロ(前走OP勝ち)
セイクリッドバレー(前走500万条件勝ち)
トップクリフォード(前走OP勝ち)
フィスペクトル(前走朝日杯2着)
マイネルエルフ(前走アーリントンC2着)
メイショウドンタク(前走OP2着)
リクエストソング(前走きさらぎ賞2着)
レッドスパータ(前走500万条件勝ち)

このうち前走重賞のみにすると

リクエストソング、フィスペクトル、マイネルエルフの3頭になる。ただ3歳戦と言う事もあるので中山のコース適正(つまり先行傾向のある馬)、騎手、そのほかにも考える要素はあるので今のところは8頭で考えてみる。(自分の中ではある程度絞れているが・・・)

阪神大賞典の予想~現役最強の長距離馬の復帰~

2009年03月21日 13時19分46秒 | 競馬予想
今週は『春の盾』前哨戦である阪神大賞典、皐月賞トライアルであるスプリングS、桜花賞前哨戦のフラワーC、3歳短距離重賞のファルコンSの4重賞がある。

自分は阪神大賞典とスプリングSに絞って予想をする。

阪神大賞典は阪神の3000mの長距離走で、荒れにくいレースの一つでもある。1番人気の成績が(1着6回、2着3回、3着1回)と馬券圏内を外しておらず、3連複の軸に1番人気をいれて、あとは適当に買えば当たるのでないだろうかというくらいである(適当をどのように判断するか、収支プラスになるかどうかは保証しないし、責任を持たないが…)

今回の出走メンバーは有力馬では08年菊花賞馬オーケンブルースリ、08年JC馬のスクリーンヒーロー、07年菊花賞馬にして、前走京都記念を勝っているアサクサキングス、08年ステイヤーズSを勝っているエアジパング、08年菊花賞3着馬ナムラクレセント、万葉Sを勝っているニホンピロレガーロ、そして久々の復活04年菊花賞馬にして、豪州最高峰のGⅠメルボルンCを勝った現役最強長距離馬デルタブルース。

まあ正直このメンバーなら間違いなくデルタブルースが1番人気で圧勝するのは目に見えて分かることで、他の陣営は諦めムードが漂っていたが、休み明けということもあるので僅かながらデルタブルースに勝てる千載一遇の機会を得ることができ、他の陣営も『打倒デルタブルース』に躍起となり実に面白いレースになりそうである。

このレースの傾向としては1番人気が馬券圏内を外すことがない安定したレースのほかに

1)1着馬に関しては前走2200m以上の重賞出走で着順掲示板入り。
(前走着順・・・1着4頭、2着2頭、3着2頭、4着以下2頭)

2)前走重賞または万葉S(京都の3000m)以外(着順は不問)のレースで3着以内に入った馬がいない。

3)3着以内に入った馬は2400m以上の重賞連対か3000mのレース複勝圏内。

こういった中長距離ステップレース(阪神大賞典、産経大阪杯、日経賞、京都大賞典、毎日王冠、オールカマーなど)に共通するのは最悪でも『重賞連対』(該当レースと同じような距離ならなおよし)が条件となる。こういった長距離レースはさらに3000mレースの経験も必要で複勝圏内に入っていないと非常に厳しく、未経験はなにをかいわんやということである。ただデータ的には2400m以上の重賞連対をする能力があれば3000m以上未経験はなんとかなるが、3000m経験でも重賞未経験は逆に厳しくなる傾向にある。つまり格がものをいうレースは格がないと厳しいということである。

①2200m以上の重賞連対経験馬

アサクサキングス(09年京都記念、07年菊花賞、07年ダービー2着)
エアジパング(08年ステイヤーズS)
オーケンブルースリ(08年菊花賞)
シルクフェイマス(04年日経新春杯、京都記念、06年AJCC)
スクリーンヒーロー(08年アルゼンチン共和国杯、JC)
テイエムプリキュア(09年日経新春杯)
デルタブルース(04年菊花賞、05年ステイヤーズS、06年メルボルンC)
トウカイトリック(07年ダイヤモンドS)

②3000m以上複勝圏内

アサクサキングス
エアジパング
オーケンブルースリ
デルタブルース
トウカイトリック
トウカイエリート(08年ステイヤーズS3着)
ナムラクレセント(08年菊花賞3着)
ニホンピロレガーロ(09年万葉S)

①と②のどちらも満たさない馬は3着以内には入れないであろうと思う。

4)最大レース間隔はJCのある週(11月4週位)で、4か月以上の休み明けの3着以内に入った馬はいない。

こういった有力馬のステップレース的なものは3か月の休み明けが多く出走する傾向にある。実績を伴う有力馬の休み明けはそれほど割引く要素ではないが、データ傾向だと最長の休み明けは02年のジャングルポケット(2着)のJC(中3か月)なので、最悪でもレース間隔は11月までと思ったほうがいいであろう。今回圧倒的人気を背負うであろうデルタブルースの最大の鬼門は休み明けだと思っている。

5)4歳から順に連対馬が低下する。

 4歳馬・・・4勝、2着6頭
 5歳馬・・・3勝、2着2頭
 6歳馬・・・2勝
 7歳馬以上・・・1勝、2着1頭

転職や再就職において実績が同じなら若い人のほうが採用されやすいのと同様に、だいたいのレースにおいても年齢の若い方に有利な傾向にある。冬の間は4歳馬が人気になり裏切ることが多かったが、4歳世代といっても前頭筆頭クラス以下の馬が多いので年寄りの前頭筆頭や小結・関脇クラスが猛威をふるえるわけであるが、この時期になると4歳世代も関脇や大関クラスの有力馬が始動しはじめる。それに4歳馬は定量1キロ減で出られるのも有利である。(今回4歳馬は56キロで出られる。GⅠ勝ち馬などはそれぞれ+斤量を背負う)

最後に長距離レースにおいては騎手の腕も考慮しなくてはならない。『長距離は騎手』という格言は未だに死語にならずに生きている。

過去10年だと武豊騎手が圧倒的で(5勝、2着1回、3着1回)あとは藤田の兄貴が(2着3回、3着1回)が目立つ程度、和田騎手や渡辺薫騎手はテイエムオペラオーとかナリタトップロードでの特定の馬での勝利なので除外。(まあお手馬だと手の内に入れていることが多いのでやや腕が劣っていても勝てることがある。このレースに限らずに)ただ和田騎手の場合はテイエムオペラオーに鍛えられたせいか長距離での穴馬での実績がやや良い。(アルナスラインなど)和田騎手は小倉などのローカル出でリーディングを取れる腕にまでなったのでオペラオーに鍛えられたおかげか成果が出て個人的にはうれしいことだが、渡辺騎手にはもうすこし頑張って結果を出してほしいと思ったりする。

ちなみに去年の2400m以上の混合レースの騎手成績は・・・

日経新春杯・・・安藤勝
ダイヤモンドS・・・安藤勝
阪神大賞典・・・岩田
日経賞・・・蛯名
青葉賞・・・川田
天皇賞(春)・・・岩田
目黒記念・・・横山典
ダービー・・・四位
神戸新聞杯・・・四位
京都大賞典・・・鮫島
菊花賞・・・内田博
アルゼンチン共和国杯・・・蛯名
JC・・・デムーロ
ステイヤーズS・・・横山典
有馬記念・・・安藤勝

まあ有力騎手が名を連ねるとおり。今回武豊騎手や、安藤勝騎手、藤田の兄貴などの長距離で強い騎手が関東なので、有力騎手と言えるのが、四位騎手(アサクサキングス)、内田博騎手(オーケンブルースリ)、横山典騎手(スクリーンヒーロー)。しかも有力馬。

あとは和田騎手(トウカイトリック)や最近成長著しい川田騎手(デルタブルース)くらいだろうか?個人的に福永騎手はうまい騎手だとは思うが、牝馬や短距離と比べると長距離はうまいとはいえないと思う。それを抜きにすれば十分優秀だが…。

データ傾向などをふまえると今回の本命候補馬は

◎アサクサキングス
▲オーケンブルースリ
○スクリーンヒーロー

なんかおもしろくもなんともなく当たり前の候補になってしまった。しかしこれは馬連以上では面白くないということで、単勝でならすごく迷いがいがあって面白いとは思う。

まあデルタブルースを抜きにして考えると、人気はこうなるのではないかと思う。

1番人気・・・アサクサキングス
2番人気・・・オーケンブルースリ
3番人気・・・スクリーンヒーロー


ねんがんの○○をてにいれたぞ!

2009年03月17日 00時55分20秒 | 競馬に関する雑談
⇒ころしてでもうばいとる。 

どうも2週間ぶりです。まあ記事は更新していましたが弥生賞・チューリップ賞は買える環境になかったので結局勝負せず。

フィリーズRと中山牝馬S、中京記念は予定通りお休み。

フィリーズRは3歳戦で、牝馬戦で、難しいレース。
中京記念はローカルハンデ戦。
中山牝馬Sは牝馬戦でハンデ戦。

まあ去年も牝馬戦で勝ったのは桜花賞だけで、ハンデ戦においては全敗。

こういう勝負は避けるに限ります。

最近念願のノートパソコンを手に入れて、喫茶店でもこうやってパソコンを使って打ち込めるので下書きにも更新にも便利です。

あとワードやエクセルが2007シリーズなのでこれを気にワードやエクセルでも極めにいこうかと・・・。それらの技術を上げてブログを更新しやすくしたりデータをまとめたり、まあ派遣の仕事でもこういう技術があったら時給高いところいけますしね。派遣の仕事で残っているのが時給が1600円越えの仕事ばかりで、エクセルのレベルがある程度高ければすぐにでも就けそうな仕事ばかりなんですよ。

まあ家にもパソコンはあるのですが、家だとどうしても紳士な動画を見たり、某ニコニコ動画で『顔君主』とか『変態記Ⅲ』とか『馬騰・登用禁止プレイ動画』とか『俺たち、黄巾族』とか『曹操☆無双』とか『ひぐらしのなく頃に~三国し編~』とかそういう動画にはまって気づいたら2時の時報とかそういうのばっかりです。

まあ家にいる時間も少ないということで外でパソコンを使えるのはいいことです。

さすがに電車の中じゃ無理ですが・・・。

今週は皐月賞トライアルのスプリングSと春の盾の前哨戦、阪神大章典があります。そういえばデータを取り始めて、勝負レースの新聞を保存し始め、競馬ブックの結果の切り取りをノートに保存し始めたのが去年のこのレースからでちょうど1年がたち、ノートも3冊目に突入しました。今回のレースから展望・データ、予想のほかに去年はどんなレースで、自分はどんな予想をしたかも書いていきます。

さて・・・・戦るか!

一つの時代の終焉

2009年03月07日 02時48分12秒 | その他
今週は弥生賞とチューリップ賞、オーシャンSがあるが、知り合いと西のほうへ行く為に競馬はお休み。勝負レースは弥生賞であったが、買える環境ではないので無理せずにレース回顧だけに止めておく。

しかしながら競馬をやらない週でも競馬ブックは買ってしまうし、出走予定表までチェックしてしまうし、他の人のブログまでチェックしてしまう。

その中で自分に衝撃的なニュースが・・・。

自分の競馬ブログ『我が愛馬が凱旋門賞を制覇するまで』の管理者で自分のブログ友人であり、師でもあるモンジューさんが競馬ブログ無期限活動休止してしまったことである。

現実世界で多忙を極めていることや、あと競馬へのモチベーションが低下してしまったことが理由だそうです。

自分自身、色々とブログから予想スタイルや論理的思考、血統など多くを学び生かして、そして勝負の仕方を単勝と複勝にしたことはモンジューさんから学んだ手法です。モンジューさんの存在がなかったらおそらく去年は15勝も出来なかっただろうし、馬連や3連複の100円単位の遊び馬券で深く考えることなく競馬をダラダラ続けていたことでしょう。去年の競馬において非常に中身の濃い予想が出来たのも、深く考えて真剣勝負できるようになったのもモンジューさんの存在があったからだと・・・。

今年は宝塚記念あたりで予想シリーズの方と生観戦しながらオフ会でもあるのかなと、一度は生でお会いしたかったです。

しかしモンジューさんにも事情があるのでブログを休止するのは残念ですが、閉鎖はされていないし、復活の機会があるなら復活をと言うことも仰せになられているので、その日をずっと待ち続けています。自分も3度の休止期間を跨いで既に競馬に触れてから17年ですから・・・。

モンジューさんとは色々なブログでやり取りがありました。その中でうろ覚えですがブログに描いてあった幾つかのモンジューさんの名言をご紹介。

『幻の3冠馬、説明出来ない強さ』

ちょっとうろ覚えですが、06年の桜花賞にカワカミプリンセスが賞金で出られないのは残念と述べていた後、この馬が3冠をとるはずだったのに残念と言うことを桜花賞以前に予言していた。(結果桜花賞は除外、オークス、秋華賞は制覇)

『お金のためではなく自己満足のために馬券を購入しているので,単勝馬券を外したのでは喜べない。』

自分が単複予想を始めたときにモンジューさんのブログを一通り目を全部通して一番印象に残った言葉がこれです。自分もやはり的中させると言う自己満足のためにやっているほうが強いから単勝と複勝にこだわります。
けど最近は複勝でも良いかなとか思い始めて真剣さを描いているレースもあったから反省。結果としてはともかく京都記念と中山記念の単勝は自分の復活の兆しだと思っている。

『スポーツ新聞等を見ていると,戦前の大本営発表かと思ってしまうほど,ディープインパクトを賞賛する記事ばかり。稀に見る強い馬だし,頑張って欲しいとは思うが,凱旋門賞は彼の「ジャンル」ではないように思う。』

ディープが凱旋門賞に出走のときに述べていた言葉。その他にもフランスへ大挙した日本人のファンの競馬場のマナーが悪かったことについて、競馬がギャンブルと言う域を抜け出すためにはマナー向上についても辛口に言われていた。

『オーストラリアの競馬ファンが少し気の毒だ。日本のレースで例えるなら,有馬記念で外国馬にワンツーを決められたような感じだろうか。私なら,悔しくて三日三晩眠れそうにない。』

デルタブルースとポップロックが豪州の伝統GⅠメルボルンCでワンツーを決めたときに言われていたこと。自分はデルタブルースが勝ったことで有頂天だったが、考えてみればそうですよね・・・。自分も一晩は寝られない。

『おそらく+16キロくらいだと思う』

去年の日経新春杯で写真パドックのアドマイヤジュピタをみて、モンジューさんがこのように評した。そして本命馬をアドマイヤモナークにして単勝的中。しかもその日のジュピタの馬体重は+16キロだった。神眼。

『エイシンデピュティがまさかの2着敗退』

去年の産経大坂杯でダイワスカーレットが強いと言う記事はいくつもみたが、大坂杯の記事でエイシンデピュティのことについて言及していたのはおそらくモンジューさんだけだと思う。読んでいくうちに納得したが、タイトルまで『エイシンデピュティ敗れる』だから最初目にした人はおそらく目が点になります。(この時点でGⅠ取れるって何人の人が予想しただろうか?)

うろ覚えながら結構記憶に残っている記事をあげてみました。

特徴なのは論理的思考とユーモアが混じった文章なので最初のうちはどこまでがジョークでどこまでが本気かの境がつきにくいですが読んでいくうちにそれにはまりだします。

以前モンジューさんが「万世さんは誰かやりあう相手がいないと拍子抜けするのでは」と言うことを仰せでしたが、全くを持ってその通りですし、友人にも「最近単複の切れ味が悪くなったのは競う相手がいないからじゃないのか」と指摘されました。だからこそ単複勝負と言うきっかけを自分に与えてくれたモンジューさんには追いつきたい、追い越したいというので必要以上に食って掛かっていた部分もあります。

だからブログ休止という事実に衝撃を受けてます。

またモンジューさんが現役復帰するそれまで自分は刃を研ぎながらお待ちいたしております。

阪急杯と中山記念の回顧

2009年03月01日 17時08分07秒 | レースの結果と個人的な感想
阪急杯の自分の本命馬マイネルレーニアは12着。まあスタートの時点で終わったとは思いました。やはり逃げる形に持って行かないとこの馬はキツいですね。

もう一方の逃げ馬ローレルゲレイロは抜群のスタートで単騎逃げの形、マイネルレーニアと違って2番手に控えても競馬できることに強みがあります。それで今回逃げですから、今回の結果は当然と言えるでしょう(2着ですが)。

今回・・・12.2-10.6-11.3-11.6-11.7-11.6-12.1
去年・・・12.4-11.1-11.2-11.4-11.2-11.4-12.0

今回は外枠の分だけ2F目は10秒台ラップであとは去年と殆んど同じ、もし内枠なら勝ちはあったのではないだろうか?まあ決して力負けと言うわけではなさそうだ。

勝ったビービーガルダンは休み明けに加えて1400経験が1回のみでしかも着外ということでノーマーク。しかしながら積極的な先行でスタート時は先頭でしたが、外からローレルゲレイロが出ると無理せず2番手に、直線に入ると逃げ馬ただ1頭を追う形で並んであっという間に交わしていった。

3着に入ったドラゴンファングも初重賞ながら3着と健闘。切れ味で昇級してきた訳ではなく先行して自分の競馬をしてOPまできたのだからペースがヤヤ遅いとはいえまあ及第点とはいえる。

今回は全て先行の馬で決まってしまったので、後方からのファリダットや斤量増のファイングレインなどはなすすべがなかったが、高松宮記念での巻き返しは十分可能のようにも思える。

中山記念の自分の本命アドマイヤフジは3着。

スタートは普通で道中はキングストレイルの逃げ、2番手カンパニーで3番手に付けてレース。直線までは団子だったが、直線に入ってアドマイヤフジが追っているにも拘らずカンパニーはまだ楽な手応え。楽な手応えでキングストレイルを交わして先頭に立ち後はそのまま抜け出し。アドマイヤフジは直線の坂を上ってから伸びていたが、結局は伸びきれず3着。内からすくったドリームジャーニーが2着。
カンパニーが休み明けで強引には先行しないと読んでの勝負だったので仕方ない面もあるが、1コーナーでアドマイヤフジがカンパニーの前に出られなかった時点でちょっとまずかったと思う。

勝ったカンパニーは先行すればある意味当然の結果なので何も言うことは無い。

ドリームジャーニーは後方で直線だったが、少数頭の利を生かして追い込みに全てをかけて内から行ったのがいい結果に繋がった。ただ2着と言うところに開幕週での利点が先行の馬に働いたと言える。少数なら追い込みが外へ回すというロスを減らすことも出来るか馬券には絡んでくると言うことは覚えておこう。

今回は両方とも別定戦だったので最悪片方だけは勝ちたかったなあ・・・。

ちなみに来週のチューリップ賞、弥生賞は私事で用事があるので見送り。

再来週のレースも中京記念、中山牝馬S、フィリーズRも勝負どころではないので休みかもしれません。まあフィリーズRは勝負レースかもしれませんが・・・。

携帯電話で馬券を買える時代で、携帯電話で買えば全然問題ないのだが、やはり競馬場(WINS)で現金で馬券を買うということに競馬としての意味があると思う。やはり必死に考えて勝負どころで手を震わせながら買うという現金の重みを知らないと競馬は出来ないというのが自分の信念です。

記事のほうは・・・簡単な雑談くらいならうpするかもしれません。