万世六兵太の乾坤一擲!

阪神と競馬を愛し、歴史を実学として学ぶ万世六兵太による単勝・複勝の競馬の展望・予想・勝負ブログ、日々のつぶやきも少々

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ボタンの掛け違え

2010年06月30日 00時04分52秒 | レースの結果と個人的な感想
自分の本命ロジユニヴァースは13着でした。

スタートしてからは先行してブエナビスタとともに3番手から4番手で道中進んだが、直線ではもう手ごたえは残っていなかった。レースを見ているものとしてはスタートして直線まではロジユニヴァースらしい先行策で、道中はロジらしい競馬だったと思うのでそれなりの見せ場があったし、本調子であったらもう少しまともだろうと思う。

勝ったナカヤマフェスタについては中団から外を若干回りながらも、先行集団を見て競馬をしていた。直線ではブエナビスタがアーネストリーを交わした直後に外からまとめて差しきった。

ブエナビスタは先行して、直線では後ろから目標にされても堂々と受けてたつであろうと思ったが、レースはそのとおりに進んだ。道中は3・4番手。直線は抜け出したアーネストリーを内から交わして先頭に立ったが、最後は抜け出した彼女を一瞬でナカヤマフェスタに出し抜かれた。けど届かずの2着よりはいいとは思う。大回りで直線が長ければ末脚を生かせるようなレース運びを、小回りならこうして先行して、逃げ馬をつぶしに行って、後ろからの挑戦を堂々と受けて立つような競馬を牝馬でできるのだからすごく大した馬である。

アーネストリーは逃げで行くと思ったが、ナムラクレセントに行かせて2番手の競馬。
直線はブエナビスタとの競り合いには負けたが、GⅠ初挑戦にしては見せ場は十分だった。
長い直線の競馬はアルゼンチン共和国杯での好成績があるが、小回りの競馬の方が向いているのではないだろうか?アーネストリーは札幌記念から天皇賞の予定だそうだが、有馬記念の方がむしろ楽しみな馬であると思う。

今回の予想は『格』を重視して、クラシック実績や重賞実績を中心に考えてみて、4歳馬のダービー馬の復活にかけてみたが駄目だった。勝ったナカヤマフェスタをクラシック実績においては3戦全部参加ということで重視していたし、重賞実績もGⅡ勝ちがある馬なので『格』重視においては勝つ資格は十分にあったが、前走や枠順において不利ではないかと思い軽視してしまった。

このレースだけでなく、春のGⅠシリーズにおいてはこういったボタンの掛け違えが多かったので、秋以降こうしたボタンの掛け違え(選択するときの思考)の誤差をどのように少なくして当てていくかが課題となるであろう。

万世の夏競馬は

7月は七夕賞とプロキオンS。

8月は札幌記念

夏競馬はこのレースのみ勝負することにする。その間にレースをやらない週は秋競馬に向けてのデータ収集や作成。あとは競馬に関する雑談や、それと関係ない雑談も交えて進めていきます。

次の記事では万世の春競馬の総括記事を書いていきます。

【乾坤一擲!】宝塚記念

2010年06月27日 13時37分38秒 | 勝負馬券(『乾坤一擲!』)
やはり阪神は重馬場。
アーネストリーが人気を集め始めた。

アーネストリーの逃げまたは二番手だと早くならないと推測。先行馬は瞬発力はそれ程問わないのではないだろうか?

ロジユニヴァース…ダービー馬の底力を自分は信じる。

ロジユニヴァース【単勝20-複勝40】

宝塚記念の予想

2010年06月27日 08時12分19秒 | 競馬予想
いま現在のオッズは

1人気・・・ブエナビスタ (2.9倍)
2人気・・・ジャガーメイル(5.1倍)
3人気・・・アーネストリー(6.1倍)
4人気・・・ロジユニヴァース(8.0倍)
5人気・・・ドリームジャーニー(8.2倍)

ブエナビスタの単勝で2倍付くとは思わなんだ。自分は1.7と思っていたので。

で早速斬っていこう

スマートギア・・・脚質に難あり。重賞勝ちがない
ナムラクレセント・・・重賞勝ちがない、天皇賞⇒金鯱賞⇒宝塚と使い詰め
セイウンワンダー・・・エプソンC勝ちがあるが、GⅡ勝ちなし。レース間隔は中1週
マイネルアンサー・・・重賞初挑戦
トップカミング・・・・重賞勝ちなし、56キロですら勝ちがない。
マキハタサイボーグ・・・1年休養のあと実績ない
アクシオン・・・外枠。重賞勝ちがGⅢまで。(複勝のみならともかく)
ナカヤマフェスタ・・・前走OP。

このあたりはすぐに斬れる。西も雨が降っているので、馬場状態は主間で行く可能性もあって、何が起こるかわからない。ただ、重だからって人気薄で、重賞勝てない重馬場巧者が来るという考えは自分にとっては早計だと思う。3歳戦ならいざ知らず、GⅠを戦ってきた馬はその台頭を許すほど弱くはない。まあマイネルアンサーが来た日には・・・

「重賞初挑戦の馬が来ちゃって、もう、どーしようもない!!」

残るはイコピコ、アーネストリー、ネヴァブション、ブエナビスタ、ロジユニヴァース、ジャガーメイル、メイショウベルーガ、フォゲッタブル、ドリームジャーニーの9頭。

一番迷うのは前哨戦を回避したイコピコ、ドリームジャーニー、ロジユニヴァース。

イコピコはそれでも内枠の利を生かせる可能性もあるし、騎手も内枠の鬼。

ドリームジャーニーは連覇した馬がいない傾向があるので不利かもしれないが、連覇を狙ったオペラオーにしろ、タップにしろ1人気だった。人気がそれほどないことで気楽に行けそうだし、阪神コースは(特に内回りは)得意。

ロジユニヴァースはレース間隔が問題だが、逆に好走している時はみんなレース間隔に余裕があるとき、もしこれが今年初なら斬りだが・・・。

この9頭ならまず斬れるのはネヴァブションとフォゲッタブル。
前者は年齢と海外遠征後の初戦。海外初戦でなんとかなりそうなのは5歳までではないだろうかと思う。後者は脚質問題と小回りがどうかという点に尽きる。

あとは調教の少なさから思い切ってイコピコも斬ることにする。

いつもならあと2頭斬って4頭に絞るのだが、今回はあまり斬れる馬がいなかった。

アーネストリー
ブエナビスタ
ロジユニヴァース
ジャガーメイル
メイショウベルーガ
ドリームジャーニー

この6頭のうちいずれかで勝負することにしよう。

宝塚記念の展望(6)~出走馬との照合~

2010年06月26日 15時42分35秒 | 次レースの展望(個人的備忘録)
自分の応援していたスイスはホンジュラスとの試合で引き分けたものの、得点差で3位になってしまい、決勝Tに進むことができなかったのが非常に残念です。

それはともかく宝塚記念の出走馬を見ていこうと思います。

コパノジングーが屈腱炎のために出走取り消しで、17頭でのレース。
2冠馬ブエナビスタが8番、天皇賞馬ジャガーメイルが10番、グランプリ馬ドリームジャーニーが大外18番、上がり馬のアーネストリーが2番で、ダービー馬ロジユニヴァースは9番。

メンバーをみると伏兵が多いように見えるが、頭を狙える馬は結構限られるのではないだろうか?

ということで出走馬との照合、まずは前走と前々走のローテから


上が前走で、下が前々走。
前走成績で見るとマイネルアンサー、セイウンワンダー、ナカヤマフェスタはローテーションとレースからして少し厳しい感じがする。あと調整の関係で3大レース(天皇賞・安田記念・金鯱賞)に出られなかったドリームジャーニー、イコピコ、ロジユニヴァースをどう判断するかが問題。使っていないという面で割引くのか?逆に消耗していないと前向きにとらえて勝負するのか・・・。

ネヴァブションは海外遠征帰りだが、07年のアドマイヤムーンもQエリザベスⅡ世⇒宝塚記念と同じローテーションだった。レース間隔にすると日経賞⇒Qエリザベス⇒宝塚記念のネヴァブションと、ドバイDF⇒Qエリザベス⇒宝塚記念のアドマイヤムーンは同じ。
ブエナビスタについてはVマイルからの出走だが、中5週であるので、中2週の安田記念から来るローテーションよりは余裕がある。前々走海外だが、Vマイルの勝利をみるとほぼ万全なのではないかと推測ができる。

今回は安田記念からの出走馬がいないので天皇賞と金鯱賞だが、成績に関しては、天皇賞は着順不問で、金鯱賞は連対圏内までが有力と推測できる。

年明けのレース消化数で見ると

同じ回数でも白や黄色や赤と異なるが、イコピコは休み明けの阪神大賞典のあとにすぐに休んでレース間隔が開いているので、ナカヤマフェスタは休み明けがOPということでやや割引いている。白は特に問題はなく、黄色は稍注意、赤は危険と推測している。

前走と前々走のローテから、万世の独断と偏見で判断すると

◎(大変良い)
ジャガーメイル(京都記念⇒天皇賞のローテでレース間隔に余裕あり)
メイショウベルーガ(前哨戦の阪神大賞典は及第点、ローテが中長距離の王道)
フォゲッタブル(ダイヤモンド⇒天皇賞のローテでレース間隔に余裕あり、年末の連戦を相殺できたと推測)

○(良い)
アーネストリー(前走は休み明けだが、重賞勝ち馬がGⅡも勝った。今度が今年は2戦目)
ネヴァブション(前走海外遠征がネックだが、レース間隔は適性)
ブエナビスタ(前々走が海外遠征だが、前走からのレース間隔は適正)
アクシオン(金杯の時点からここを目標としていたことを評価)

▲(判断に困る)
イコピコ(脚の腫れで回避したことのよるレース間隔)
ロジユニヴァース(疲れとトモの不安で回避したことによるレース間隔)
ドリームジャーニー(球節を痛めたことで回避したことによるレース間隔)
ナムラクレセント(日経賞⇒天皇賞⇒金鯱賞と3戦の不安)

×(割引き)
スマートギア(中距離とマイルの狭間のローテとレース間隔)
セイウンワンダー(中1週とマイル路線狙いからの変更)
マイネルアンサー(条件戦のみのローテ)
トップカミング(年明け休みなしで5戦)
マキハタサイボーグ(1年休養で前走隠したレースで結果出せず)
ナカヤマフェスタ(休み明け1戦目がOP)

次に実績の面から


上がGⅠ成績で、1年以内に3着以内に入った成績、下が重賞勝ちの成績。
表を見れば一目瞭然だが、万世の独断と・・・(以下略)

◎(大変良い)
ブエナビスタ
ドリームジャーニー

○(良い)
ジャガーメイル
セイウンワンダー
ロジユニヴァース
フォゲッタブル

▲(判断に困る)
アーネストリー
イコピコ
ナカヤマフェスタ
ネヴァブション
メイショウベルーガ
アクシオン

×(割引き)
スマートギア
ナムラクレセント
マイネルアンサー
トップカミング
マキハタサイボーグ

ジャガーメイルは◎寄りの○、ロジユニヴァースは▲寄りの○で、アーネストリーは○寄りの▲。

次にクラシック成績と全成績で判断すると

結構クラシック出走している馬がいる。ドリームジャーニーはクラシック複勝圏内はなかったが、古馬になってからは重賞を勝つだけでなくGⅠも勝てるようになった。

クラシックに関しては『クラシック勝ち』>『クラシック複勝圏内』≒『クラシック2回以上出走(着順不問)』>『クラシック出走』と思っている。

全成績については7勝を目安にしてある。6勝以下の場合の判断基準は重賞勝ちかクラシック複勝圏内があれば特に割引く必要はないと思う。ただし6勝以下で重賞勝ちがない馬は割引きの対象となる。

これを万世の(以下略)

◎(大変良い)
ブエナビスタ
ドリームジャーニー
ロジユニヴァース
ナカヤマフェスタ
フォゲッタブル

○(良い)
イコピコ
アーネストリー
ネヴァブション
セイウンワンダー
ジャガーメイル
メイショウベルーガ
アクシオン

フォゲッタブルはクラシック複勝圏内と3歳で古馬重賞を勝ったことで、ナカヤマフェスタは意外かもしれないが、クラシック皆勤でGⅡ勝ちがあるので「クラシック実績」の面ではイコピコやセイウンワンダーより格上で、ロジユニヴァースとほぼ同格と判断した。

さいごに血統について少し


重複馬もいるが、過去10年の複勝圏内の馬には父親または母父にSS系かノーザンダンサー系の血のどちらか含んでいる傾向がある。両方ともなかったのは02年のダンツフレームと03年のヒシミラクル。

重複馬を含めないと過去10年で25頭いるが、

父親ノーザンダンサー系・・・8頭
父親SS系・・・・・・・・・10頭

母父ノーザンダンサー系・・・9頭
母父SS系・・・・・・・・・3頭

父親ノーザンダンサー系×母父SS系・・・1頭
父親SS系×母父ノーザンダンサー系・・・5頭
父親・母父共にノーザンダンサー系・・・・1頭

どちらかというとノーザンダンサー系の方が優勢に見えます。

今回出走する馬だとアーネストリーだけがノーザンダンサー系とSS系両方とも含まない血統になります。SS系やノーザンダンサー系のどちらかの血統を含む馬が好走する傾向を鑑みると、今人気あるアーネストリーをばっさり行くのもいいかもしれないですね(?)

これをもとに予想していこうと思います。

宝塚記念の展望(5)~天皇賞と大阪杯の因果関係

2010年06月24日 17時23分39秒 | 次レースの展望(個人的備忘録)
さて、ここからは一人語り。
宝塚記念も追い切りが終わって、春競馬のラストにふさわしいメンバーも集まったのだが、レッドディザイアが鼻出血で回避してしまったのは非常に残念。人気を背負って、こけてくれることを期待・・・ブエナビスタとのライバル対決を期待していたものとしては非常に残念である。

さて今日の夕方ころには枠順が出ていて、おそらく夕刊紙(東スポ・フジ・ゲンダイ)には枠順が掲載される。(できればC版以降がいいかな?)まあ今日は、忙しい夕方になりそうだ(仕事的に・・・)

ということでこの3紙に一言物申したい。

「C版持って来いよ!おう、はやくしろよ!!」

さて、いくつか気付いたことを・・・。
複勝圏内に絡んだ30頭中12頭が天皇賞(春)からの馬。天皇賞と宝塚記念両方勝った馬もいる。下の表は過去の天皇賞馬の宝塚記念の戦績と、1着~3着馬の前走である。

天皇賞と宝塚記念を勝った馬はテイエムオペラオー、ヒシミラクル、ディープインパクトの3頭。07年のメイショウサムソンも2着と、去年までは天皇賞馬は出れば必ず好走する傾向だったが、去年のマイネルキッツは7着だった。

去年はこの辺の取捨選択に迷ったが、職場の丸善氏いわく『クラシックとの因果関係があるのではないのか?』ということで調べたら、マイネルキッツはクラシック出走経験がなかった。結果もご覧のありさまなので、前記事で述べたクラシック経験との因果関係は少なからずありそうな傾向ではある。まあマイネルキッツは天皇賞(春)が初重賞制覇なので、ポッと出の天皇賞馬は割引きが必要だとおもう。今回のジャガーメイルも天皇賞(春)が初重賞制覇で、マイネルキッツと比べると同じ様な傾向だが、GⅠ経験やGⅡ経験があるという点においてはローカル回りが中心だったマイネルキッツとは異なる。かといってクラシック経験があるわけではないので、去年のマイネルキッツと比べると迷うかもしれない。

それと天皇賞(春)の出走メンバーは近年になるにつれて、だんだんレベルが低下している傾向だが、それにもかかわらず、前走天皇賞(春)からの馬が毎年絡んでいることにも注意が必要と考えている。02年はアクティブバイオのみで、天皇賞着外だったが、毎年5頭前後は天皇賞(春)から臨戦してくる馬がいる。

「天皇賞馬は来るかどうかわからないが、天皇賞から臨戦してくる馬は来るのでは・・・」

と思っていても言いすぎではないと思う。

さてもうひとつ・・・前回「テイエムアンコールがこのレースに出たら十分勝負になる。」と述べた。今回出走はしないが、なぜ勝負の対象になるかについては大きく2つ推測をしてみた。

1)大阪杯からの馬が絡む傾向(過去10年複勝圏内30頭中10頭がその年の大阪杯に出走)
2)コース形態が大阪杯と似ている点(阪神2000も2200も内回りという点では同じ)


この2つ、自分がテイエムアンコールを狙おうと思った理由。

となると大阪杯と宝塚記念に少なからず因果関係があるのではと思った。これだけでは足りないのでラップの面などでも検証してみることにする。


上が大阪杯、下が宝塚記念のラップ。

全く似ているということではないが、上がり3Fの時計がかかる点(大阪杯は35秒台、宝塚記念は35~36秒)や、前半5Fの通過タイム(大阪杯は59~61秒、宝塚記念は58~60秒)は類似している。全体的に比較すると大阪杯の方がGⅡなので、GⅠの宝塚記念と比べるとゆったりしているが、最初の3Fだけをみると大阪杯(2000m)と宝塚記念(2200m)では、宝塚記念の方が最初の3Fが速い傾向にある。本来なら200mの大阪杯の方が1角に近く、2200mの宝塚記念の方が1角と離れているので、最初の3Fの流れは逆のはずなのだが・・・。GⅠ特有の位置取りの問題もあるが、GⅠの宝塚記念の流れは結構厳しい流れとなっている。(まあ当たり前だが・・・)

原則論として、スローペースなら前が、ハイペースなら後ろからの馬が有利な傾向。そこで位置取りについても見てみる。(上表が大阪杯で、下表が宝塚記念)


07年の宝塚記念は重馬場(公式は稍重)にもかかわらず、前半5Fが57秒だったので前の馬が全滅だが、前半の流れがきついにしろ、緩やかにしろ、前が全く残らないというのがないのである。大阪杯はGⅡなので、流れもゆっくりとするのでどちらかというと前が有利な傾向、同じようなコースの宝塚記念も直線が短いから逃げ馬が優勢かと思いきや、逃げで勝ったのは重馬場を利したエイシンデピュティが勝った08年のみ、あとは逃げ馬を目標にして、先行して粘った馬か好位差しということになる。極端な追い込みで直線のみに賭けた場合は届かない傾向である。
上がり時計も35秒台なので上がりがかかる傾向でもあるが、上がりがかかるというのは6月の梅雨のせいで芝が重いからとかではないように思える。おそらくはコース形態の問題で、残り600mが3角と4角の中間地点なので、小回りのコーナーで加速できるかが問われているということである。コーナーで加速ができれば上がりが速く、抜け出すことができる。それができなければ短い直線に掛けなくてはならないので仕掛けが遅くなり届かなくなる。

レースの流れとして上がりがかかる傾向だが、個々の馬なら33秒台の時計が出ているのではと思ったので、1~3着馬の上がり3Fの時計を調べてみた。(上表が大阪杯で、下表が宝塚記念)


青塗りは最速の上がり3F、緑塗は2番目に早い上がり3Fを表します。

宝塚記念では33秒台の馬は皆無。全体でみると最速だからと有利という傾向ではなく、
位置取りによってかなり変わるのではと推測できる傾向です。時計も35秒台なので、前でそれなりに粘れる馬なら残れそうにも見えます。逃げ先行馬で3F35秒台を使えれば十分に勝負になりそうです。

小回りで直線が短いコースというのは中山の1800~2200m、阪神の2000と2200m、京都の2000m、中京の2000m、あと新潟を除いたローカルの1800や2000mもそうである。そこでのレースも逃げ先行が有利な傾向と考えると金鯱賞組の好走もうなずける。

もし差し馬勝負なら上がり33秒出せる馬に過剰な期待は禁物で、34秒でもいいからおっつけおっつけ長い脚が使える馬か、コーナーから加速できる馬(できそうな馬)からではないかと推測する。

宝塚記念の展望(4)~『格』の補足

2010年06月23日 13時02分03秒 | 次レースの展望(個人的備忘録)
万:さて、いよいよ宝塚記念の週になった。当ブログにおいては早めに宝塚記念の展望を進めていたので、今週は出走馬のことなど含めた展望記事に進んで行こうと思う。

虎:データに関してはあらかた出尽くしたしな。

万:まあ出走馬のデータも含めるとまだ出尽くしてはいないし、補足もある。まずは前回の補足ということで・・・前回『格』について述べてきたが、こういう実績も意外と侮れない。次の表を見てもらいたい。

局:これは・・・クラシック実績ですね。

万:勝ち馬10頭の中で7頭にクラシック経験があるんだ。

虎:10頭中7頭ならそこまで気に掛ける必要はあるのか?

万:表だけみるとそうなのだが、01年のメイショウドトウと04年のタップダンスシチーに関してはマル外の制限がかかっていた。

局:マル外の制限ってなんですか?

虎:外国産馬のクラシックおよび天皇賞への出走制限のことだな。00年までクラシックおよび天皇賞には外国産馬は出られなかった。01年になってようやく条件付きでクラシックと天皇賞への出走が可能になった。この2頭は00年クラシック世代・・・ということは・・・。

局:クラシックに出たくても出られなかったということですね。

万:そういうこと。ただ両馬の戦績をみると、本当にクラシックに出たくても出られなかったのかと思いたくもなるが、古馬になってからの成績をみると「どうせクラシックに出られないのだから焦る必要はない」という感じにも見えなくはないんだよね。

虎:まあその辺は永遠の謎だな・・・。グラスワンダーとかエルコンドルパサーの時代から外国産馬がクラシック出走出来たらスペシャルウィークはダービー勝てたかというくらいの謎だな。

万:まあこの辺は人それぞれの想像力にお任せするしかないな。そういうのはウイニングポスト7あたりで適当に再現するしかないな。ちなみにそのゲームでスペシャルウィークとエルコンドルパサー、セイウンスカイ、グラスワンダーの4頭をクラシック出走させて10回ダービーやったら、エルコンドルパサーが7回勝って、グラスワンダーが2回勝ったけどね。まあそんなことはともかく、クラシック実績の続きだ。

局:その2頭を除外すると8頭中7頭にクラシック出走経験があるんですね。

虎:しかもクラシック勝ちがあるか、着順問わずクラシック出走経験が2回以上ある馬がそれに該当するんだな。

万:さらに重複馬を除くと過去10年で複勝圏内に入った馬は25頭いるが、そのうち15頭はクラシック出走経験があり、11頭はクラシック複勝圏内以上の実績を持っている。

虎:そういえばお前が紹介した語録でこういうことがあったのを思い出した。

『一般的には、クラシック路線を歩んできた3歳馬よりも、古馬の方が疲れは少ない。なぜなら、古馬は、既にふるいに掛けられたエリート馬たちだけが残っているからだ。前年のオークス、ダービーから秋競馬と、1年かけてふるいに掛けられ、そのうちの多くはいなくなっている。GⅠ戦線に残っているのは本当に強くて丈夫な馬。逆に3歳馬は、今ふるいに掛けられている最中なのだ』

万:その『ふるい』はクラシックという解釈になる。酷な言い方をするとその『ふるい』にかけられない馬は、話にならないという解釈もできる。

虎:「話にならない」は言いすぎだろ!古馬になってから成長する馬もいるだろうし。

万:まあその通りだ。それだけで片付けてなんとかなると思っていないからこうやって色んな視野から展望記事を書いているんだがね・・・。クラシック出走馬に関してはちょっとしたポカを甘めに評価してもいいが、クラシックに出走していない馬は逆に厳密に重賞実績をみるべきだと思っている。

局:クラシックに出ている馬と出ていない馬の差って何ですかねえ・・・。

虎:その世代の強豪と当たることができるというのが一番大きいだろうが・・・。

万:斤量だな。

虎:ここでも斤量か・・・。

万:クラシックの定量は牡馬57キロ、牝馬は55キロだ。これは古馬GⅡ相当になる。

局:そういえばGⅡはそうですね。

万:『クラシック経験≒GⅡ』という解釈もできるから、宝塚記念の好走条件の一つにGⅡ勝ちを上げたが、先ほどの式に該当させることもできる。例えば最終的に勝負馬を『格』で決めようとしたとき、同じような重賞成績で片方がクラシック出走馬で、もう片方が非クラシック馬なら前者を選ぶという選択肢をとることになる。

虎:クラシックには1つでも出走していれば有利なんだな。

万:いや、2回は必要だろうな。さきほどの傾向でも2回出走以上が好走するとあげたが、「なぜ2回以上か?」というのをよくよく考えてみると・・・。1回はまぐれでも出られるが、2回以上ははまぐれでは出られないということだと思う。

虎:クラシック出走には重賞での好成績が必要だからな・・・。

万:そういうこと。1回だと条件馬が抽選で出られることもある。2回出るには3歳重賞1つ勝っているか。または2回以上重賞で2着していればクラシックに2回出走できるはず。ただしその年のレベルによっては2回の重賞2着があっても出るのが難しい場合がある。まあ3歳重賞1つ勝っていれば3冠レースに全部出られるとは思うが・・・。

虎:クラシック出走するのは、箔を付けるだけではないということだな。

万:そう考えるとGⅠにおけるクラシック経験や成績はある程度見ておく必要はある。さて出走予定表も見ておこう。

万:22頭が登録している。その内出走できるのは18頭。ファン投票で上位10頭は優先出走ができる。残る枠は8頭だが・・・。

虎:テイエムアンコールは回避だな。

万:自分はテイエムアンコールでの勝負を考えていたので、ちょっと残念だ。

虎:本当かよ?

万:これも後ほどなぜテイエムアンコールが狙えたのかも示していこうと思う。今回出走する馬はウオッカに変わる最強牝馬ブエナビスタと、その宿命のライバルであるレッドディザイア、天皇賞馬ジャガーメイル、春秋グランプリホースのドリームジャーニー、ダービー馬ロジユニヴァース・・・。あとは上がり馬で金鯱賞勝ったアーネストリー、良血のフォゲッタブル、古馬中長距離の王道を進んだメイショウベルーガなどなど・・・結構なメンバーがそろったものだ。

万世がボウリングに挑戦したようです(1)

2010年06月21日 02時05分46秒 | ボウリング
この前の金曜日にボウリングに行ってきました。

午前中は免許の更新だったので、午後に行ったら案の定、通常料金(550円)だったのですが、店の人が

「午後4時から4Gで1000円になるよ」

と教えてくれたので、夕方に改めて行くことに・・・。

夕方7時半に行きました。いつも午前中に行くとおそらく幾度かのボウリングブームをくぐり抜けてきた年配の方が楽しんでいて、教えてもらったり、まったりとできるのですが、夕方以降は会社帰りの人とか、学生の人とかがいるのでそれはもう午前中の雰囲気とはがらりと変わってにぎやかに・・・。

午前中は一人で投げている人も結構いるのですが、夕方以降は自分が行った時は皆無でした。最低でも2人以上はいました。

左隣が学生さん4人で、右隣が会社帰りの人5人。その間に挟まれて自分1人。

なかなか面白い状況でした。

4Gパック1000円を2回分。8Gやりました。

今回は前回と比べるとあまり良くなかったです。
最高が158でしたので・・・。目標は

○1ゲーム以上で200以上を出す。
○すべてのゲームで150以上を出す。

そのどちらかを目標にやっているのですが・・・。なかなか難しいです。

まずは1ゲーム目

スコアは117でした。
スプリットも2回出ているので、たぶん腕の振りが甘かったのでしょう。2Rと4Rで5-2(1投目が5本で、2投目が2本)。これは投げたときに左に偏ってしまったのが原因でした。6R目の8-0は2投目の時点で1ピンと2ピンが残っている状態で、真ん中に普通に投げればスペアがとれるはずでしたが、これも左に偏ってしまいました。
ストライクが2回も出ているのですが、連続しないとむなしいものです。

2ゲーム目

スコアは137でした。
3~5Rでスペア以上が続いて調子は良かったのですが、6Rの9-0で8ピンを倒せなかったのが痛かった。8ピンを意識しすぎたのが原因ですね。7ピンを倒すつもりで投げればよかったかもしれません。この2ゲーム目は手の振りを意識したせいもあってスプリットが出なかったのはよかったです。

3ゲーム目

スコアは141でした。

手の振りを意識してスプリットがでなくて安心したら、スプリットが出たでござる。
スプリット3回も出て141って・・・。

10Rのスプリットは小さいスプリットで、ピンとピンの間を通せば、倒れるかもしれないと思い挑戦してみました。そしたら何とピンの間を通りました。1本は倒れましたが、1本は揺れながら残ってしまいました。これは残念でした。

4ゲーム目

スコアは133でした。
これは5Rがすべてです。このスプリットが!!

球もだんだん真ん中に集まるようになってきましたが、手の振りが甘いと、しっかりスプリットを出してくれます(笑)

5ゲーム目

スコアは158でした。
1~7Rで7連続スペア以上を出したので、10R連続スペア以上出せるかもと思いましたが、甘くはありませんでした。8Rから急激に失速して158で終わりました。

200出したことはあっても、10R全部スペア以上はまだ1回もありません。
これも出してみたいですね。スコアは200行かなくてもいいので・・・。
きれいに決まったら、負けても恰好はつきますね。

6ゲーム目

スコアは121でした。
スプリット3回でさっきが140行ったのに、今回は120…。

このあたりが15ポンドを投げる限界でしょうかねえ・・・。
マイボールほしいなあ・・・。

7ゲーム目

スコアは138でした。
スプリットが出ていないのはいいのですが、腕の振り以前に、球が真ん中に行かなくなりました。3Rとか7Rとか「なにやってんの?」と言いたくなります。

4Rは記録上はストライクですが、内容はかなりギリギリで「よくストライク取れたなあ・・・」という感じです。本当なら10ピンが残ってます。

こういうストライクは過小評価できるようにならないと、成長はしないものです。

8ゲーム目

スコアは129です。

内容もかなり良くなかった気がします。4-4とか3-6って真ん中に球が行って、手の振りがしっかりしていれば出ないスコアですよね・・・。

まあ今回は8ゲーム全部15ポンドで、通常よりは2ポンド斤量を増やしていますが、腕が疲れたとかそういう問題ではなくて、かなり自分の能力が低いということで、話にならないレベルですね。

職場の人たちとか、友人にボウリングに誘われても正直勝てるレベルではないです。

だから誘われてもあまり行く気がしません。突然誘われてもマイシューズを持っていないし、かといっていつもマイシューズを持ち歩くと荷物になるし・・・。

まあ今は週1回ボウリングに通って、自分のスコアを上げること、そしてそのスコアを安定させることですね。

そのための目標が

○1ゲーム以上200スコアを出す。
○すべてのゲームで150以上を出す。

これできないと、対戦とかやっても勝負にならないでしょうし・・・。
これができてそれを続けられるようになったらですね。


話は変わりますが、地方で無双状態のスマートファルコンが今度帝王賞に出るようです。
地方であれだけ重賞を勝ちまくっているのにダートGⅠではまだ姿を見せていませんでした。まあ確かに強いかもしれませんがサクセスブロッケンやエスポワールシチーと比べると井の中の蛙。それがわかっているから地方重賞で下積みをしてきたとおもいます。

まあ結果はどうなるかわからないにせよ、地方で地味に下積みしてきた成果を帝王賞で見せてもらいたいものです。

宝塚記念の展望(3)~格の重さ~

2010年06月19日 23時28分32秒 | 次レースの展望(個人的備忘録)
万世(以下:万):前回の記事で、W杯で瑞西を応援すると言ったら、瑞西が西班牙に勝って大いに驚いた万世です。

局長:瑞西があの西班牙に勝つなんて思ってもみませんでしたね。

万:瑞西が勝ったにもかかわらず、新聞の1面は『スペイン、敗れる!』『まさかの大番狂わせ』とか西班牙ばかりを取り上げて、瑞西のことがぜんぜん取り上げられなくて、実に悔しい思いだ。

虎観委員長(以下:虎):まあスペインが負けるなんて、信じられないことだしな。98年ワールドカップでは『無敵艦隊』と言われてたくらいだしな。

万:じゃあ大したことないじゃん。

虎:何でそうなるんだよ!

万:だって16世紀に西班牙と英吉利が欧羅巴の覇権をかけて戦った時も、西班牙は『無敵艦隊』と言われる大艦隊があったのに当時はまだ新興勢力だった英吉利にあっさりと負けたしな。

虎:歴史の話を持ってくるな!

万:まあこれから史実の西班牙同様に、西班牙のサッカーも衰えてきて、変わって瑞西が欧羅巴の蹴球界をにぎわせることになるんだろうなあ・・・。

虎:それはどうだかわからんが・・・。

万:まあ日本でいち早く瑞西を応援していた自分に、瑞西から親善大使のオファーでも来ないかな?

虎:ねーよ!!

万:まあ将来的には瑞西国民として余生を過ごしたいものとしては・・。

虎:じゃあサッサと日本から出て行け!!

局:まあ瑞西でも万世さんを受け入れてくるかどうかわからないですけどね・・・。

万:まあ・・・一言で言うと・・・オワタ\(^o^)/ 

虎:そういえばずっと宝塚記念の話題なんだが・・・。今週は何のレースだっけ?

万:牝馬限定ハンデ戦のマーメイドSだ。まあこれもそんなに大勝負するほどのレースではないので回避として・・・。

局:もうあっさりですね。

万:まあどこかの総統閣下も今回は勝負レースではないので部下の方に代理で予想させていたし・・・。ただ念のために・・・。今週は宝塚記念ではありませんのでご注意ください。

虎:言うまでもないと思うがなあ・・・。

万:さて今週は格について取り上げていこうと思う。

局:そういえば宝塚記念は強いメンバーが集まらないから実績に関してはそれほど重視しなくてもいいと言ってましたけど、レベルで言うとどんな感じですか?

万:宝塚記念はGⅠ実績から見てみると・・・。

万:GⅠ勝ちの表だが、これは1年以内のGⅠ勝ちに限定した。というのはと『GⅠ馬は軽視するな』いう原則があるが、だいたい1年以内が限度ではないかと思う。例えば8歳馬が出ていて、「最後にGⅠ勝ったのは3歳の時です」ということになると、その4~8歳の間は全くGⅠ勝っていないということになる。だからその馬は3歳がピークではないかと推測ができてくる。

虎:お前が1年以内の実績にこだわるのはそういうことか。

万:まあただですら過去のことを調べるのが大変なのに、全部調べるのは記憶力と時間にも限度があるという個人的な事情も含んでいるがね。

虎:だがカンパニーみたいな例もあるだろ?

万:カンパニーは3~8歳まで毎年1回以上は重賞を勝っていて、GⅠでも善戦していた。年齢で不利でも、前走や近走で重賞勝ちしていたり、好走していたらまたそれはそれで考えるべきだと思う。

虎:表に戻るが、過去10年の30頭中11頭か・・・重複馬もいるから実質は8頭だしな。

局:この宝塚記念がGⅠ初挑戦という馬もいるわけですし、GⅠ勝ちにはこだわらなくていいということですね。

万:ただGⅠ複勝圏内まで範囲を広げると・・・。

局:今度は数が多いですね。30頭中20頭がGⅠ複勝圏内に該当しますね。

万:これも1年以内に限定した。さらにここで複勝圏内に入った4歳馬の場合、ダービーと皐月賞、それに付随するトライアルは1年以内を過ぎてしまっているが、それも含めているという甘い判定をしている。それで3分の2が占める。仮にGⅠ複勝圏内を1年以内にこだわらなければバランスオブゲーム(04年安田記念3着)、インティライミ(05年ダービー2着)もいるわけだ。

虎:有馬記念だとGⅠ勝ちや複勝圏内は重視していたが、宝塚記念に関してはGⅠ複勝圏内に入っていれば勝負になると解釈ができるわけだな。

万:GⅠ成績に関しては普通の古馬GⅠよりは甘い判定だが、それでもやはりGⅠレース。
次にこちらの表を見てみよう。

万:今度はGⅠ以外の重賞勝ちを調べてみた。

局:枠の青塗りは「重賞勝ちはないが、GⅠ勝ちがある馬」で、枠の緑塗りは「重賞勝ちはないが、GⅠ複勝圏内がある馬」ですね。赤塗はGⅠ複勝圏内がないと・・・。

万:ローエングリンはGⅠどころか重賞初挑戦だが、それを除く29頭は何らかの形でGⅠまたは重賞出走したことがある。29頭中28頭は1年以内の重賞勝ちがあるorGⅠ連対しているかのどちらかに該当する。

虎:GⅠに関して甘めに判定していたのはこれがあるからか?

万:「GⅠに出る以上はそれなりのものをもってきなさいよ」というのは大体のGⅠに共通すること。GⅠもピンからキリまであって、好走する条件が「GⅠ勝ちかGⅠ連対は必需」という傾向もあれば「GⅠは複勝圏内でOK」とか「GⅠ実績は不問」とかもあるが、『重賞勝ち』ということに関しては勝ちがないと厳しいとみるべきだ。

虎:だけどこう見てみると青文字の重賞が目立つな。

局:青文字の重賞はGⅡで、緑文字の重賞はGⅢですね。でそれぞれ薄い文字はハンデ重賞を表しますから・・・。

虎:ということはGⅡ勝ちか…。GⅠ複勝圏内以上のみの馬を除いた23頭中20頭がGⅡ勝ち実績を持っているわけか。00年の3着ジョービッグバンはGⅢのみだが、3勝している。しかも全部ハンデ戦か・・・。

万:ハンデ戦だから勝ちに関しては正直鵜呑みにはできない部分はあるが、それが3回もとなると評価せざるを得ない部分もある。

局:ハンデ戦の勝ちの場合はどの部分で評価するんですか?

万:勝ち時計を評価の対象するのが主流だが、自分は斤量を重視している。

局:斤量ですか?

虎:斤量はGⅢだと定量が56キロで、GⅡが定量57キロだな。

万:別定戦だと実力馬が定量に斤量を上乗せするのだが、ハンデ戦はハンデを付ける人の独断と偏見で斤量が決まる。だからハンデ戦だと軽ハンデの馬でも勝つチャンスがある。

局:ジョービッグバンが重賞勝った時の斤量どれくらいだったんですか?

万:函館記念は50キロ、金杯は53キロ、小倉大賞典は56キロだ。

虎:まあ函館記念はともかく、斤量が重くなっても勝っているんだな。

万:それだけではなくて、問題はそのあと…。ハンデ戦だから斤量が比較的軽かったりするが、別定戦で定量を背負うようになったときにどうなるかだ。ハンデ戦だと好走するが、定量になったらさっぱりという馬もいるわけだ。だから別定戦・・・GⅡあたりの別定戦・・・が一番馬脚を現しやすいのだが、ここでどういう成績であるかだ。

虎:ジョービッグバンはそのあと大阪杯と、金鯱賞に出ているが2着・3着と好走しているな・・・。

万:ハンデ戦だが重賞勝ちにGⅡ別定戦で複勝圏内なら及第点というところだろうな。頭は難しいかもしれないが、複勝圏内に入る資格は十分に持っていると思うよ。まとめるとこんな感じだろうな。

○GⅠ成績はあるに越したことはないが、若干甘めの評価で複勝圏内あれば十分。
○GⅡ勝ち(別定戦)は必要。
○GⅢ勝ちは複数あることがのぞましい。ハンデ戦の場合は斤量に注意。
○ハンデ戦の場合はGⅢなら57キロ以上、GⅡなら56キロ以上での勝ちがのぞましい。


まあ重賞勝ちがある以上は重賞実績の方もそれなりにもっている。重賞複勝圏内を見てみると・・・。

万:06年のナリタセンチュリーは、前走は06年の天皇賞(春)で、前々走は05年の京都記念と1年以上レース間隔が開いている。しかしその京都記念は勝っている。そうみるとGⅠ勝ち・GⅠ複勝圏内・GⅡ勝ち・重賞勝ち・重賞複勝圏内のいずれか複数に該当するので、意外とハードルは高いと思う。GⅠ勝ち・GⅡ勝ち、GⅠ複勝圏内なら1つでもあれば十分勝負になりそうだが、複勝圏内だけとか、GⅢ勝ちだけまでとなると単独ではきつい。

局:GⅡ複勝圏内が3回あるとか、GⅢ3勝以上とかならなんとかっていうくらいですかねえ・・・。

万:格の実績はあなどれない。実際重賞勝ちランクで言うと

万:ローエングリンは極端な例外だが、GⅡ勝ち以上の馬が目立つ。ダンツフレームはGⅢ勝ちまでしかないが、GⅠで3回2着があるし、ジョービッグバンはGⅢ勝ちまでだが3勝している。

虎:GⅡ勝ちがあるのが目安で、GⅡ複勝圏内が複数か、GⅢ勝ち複数でかろうじて候補には残るということでいいのか?

万:そんな感じだろうな。ところで・・・

虎:うん??

万:日本とオランダのサッカーの試合はどうなったんだろうな。

局:ちょっと待ってくださいね・・・。1対0でオランダの勝ちですね。

虎:やっぱ強いなあ・・・オランダ。

万:で、勝ち投手って誰だ?

虎:自分でサッカーの試合って言ったじゃねえか!何で勝ち投手が出てくるんだよ!

万:まあそれは冗談として、でも僅差だな。さすが守備力に定評のあるオランダだな。

局:オランダって守備に強いんですか?

万:まあオランダの歴史から守備力に強いと推測はできるよ。イギリスやフランスの侵略に対して、防波堤を切って自分の国土を水没させてまで死守したくらいだしな。

虎:偏見にもほどがあるだろ!!

万:だって今回も1点取った後ゴール前を水没させて守ったんだろ?

虎:んなわけねえだろ!!

万:日本もオランダを倒した時の得意技を使えば勝ったかもしれないのになあ・・・。

局:日本の得意技ってなんでしたっけ?

万:奇襲だよ。『空の神兵』の落下傘部隊を使って空から攻めれば勝ったかもしれないだろ?

虎:サッカー関係ねえよ!!もういいよ!!

宝塚記念の展望(2)~ローテーションから考える~

2010年06月16日 04時20分04秒 | 次レースの展望(個人的備忘録)
万世(以下:万):火曜日のデイリーの1面を見て、感動した万世です。

虎観委員長(以下:虎):デイリースポーツのどこに感動したんだ?

万:まずはこの1面を見てほしい。

万:他のスポーツ紙がW杯、W杯と○○の一つ覚えみたいに騒いでいるのにもかかわらず、デイリースポーツは全くブレがない!微動だにしない!!今日の1面は「下柳、結婚!」だからな。

局長(以下:局):こ れ は ひ ど い

万:これほど軸がブレない新聞を自分はいまだかつて見たことがない!

虎:ここまで空気を読まないのはデイリーじゃないとできないな。

万:下柳が結婚したのは知っていたが、さすがにこれを1面にもってこないと思ったが・・・阪神ファンとデイリー愛読者の期待を全く裏切らない。感動した!!(註:ちなみに駅売りのデイリーはW杯が1面でした。自分は定期購読なので記事が早めにできるためW杯の記事が間に合わなかったのでしょう)

虎:まあ感動したのはいいが・・・今日はサッサと宝塚記念の記事に進んでくれ。前回・前々回と殆ど無駄話で終わってるんだから、今日くらいはまともな話をしろ。

万:今回は宝塚記念へのローテーションを考えてみる。まずは前走の傾向から調べてみよう。

万:過去10年のデータによると傾向ははっきりしている。

虎:天皇賞(春)、安田記念、金鯱賞だな。30頭中25頭がこの3レースのいずれかに該当するしな。

万:この表をざっくり書くとこんな感じになる。

局:天皇賞(春)からは30頭中12頭、金鯱賞からは9頭、安田記念からは4頭ですね。天皇賞(春)からの馬が多いですね。

万:まあ古馬中長距離の王道だしな。それに劣らないのが金鯱賞(GⅡ)だ。

虎:天皇賞と宝塚記念の間のGⅡだな。ダービーの週の土曜にやるから意外と知られているレースなんだよな。

万:別定GⅡだから実力馬も出走するし、ここで好走した馬は宝塚記念で活躍する傾向にある。

局:あとマイルGⅠの安田記念ですね。ここからの馬も2勝していますね。

万:意外なことに安田記念勝った馬で、宝塚記念を勝った馬は過去10年ではいないし、自分が競馬をやり始めた92年からでもいないんじゃないのかな?

虎:安田記念を勝ったニッポーテイオーとかオグリキャップですら2着までだったしな。

局:天皇賞(春)と宝塚記念を勝った馬は結構いるんですけどね。

万:逆にここで好走どまりの馬が勝っている。

虎:ダンツフレームとかスイープトウショウとかだな。この馬たちってマイル戦を走ったことがあまりないんだよな。

万:この2頭に共通するのはクラシックを走っていて、さらに連対実績がある点。だから本来は中距離からクラシックディスタンスが得意な傾向。それにもかかわらず4歳で古馬が有利なマイル戦でも好走している。安田記念からの馬で好走するパターンの一つだ。

局:得意な距離でもないのに好走して、本来の距離に戻った場合でも好走するということですね。

万:あとは元来の中距離馬・・・まあ1800~2000mが得意な馬も好走する傾向だ。これは安田記念からの馬だけに限らないが・・・。春なら、先ほどの金鯱賞はいうまでもなく、産経大阪杯(2000m)、中山記念(1800m)、あとAJCC(2200m)もそうかな?

虎:安田記念に出すには流れが忙しすぎて、天皇賞(春)に出すには距離が長すぎるという馬だな。そういう馬にとって宝塚記念は春の最大の目標になるな。

万:委員長の言うとおりだ。でこの宝塚記念に向かうローテーションと言うのを考えてみよう。自分の独断と偏見で考えるとこういうパターンが考えられる。

万:左が宝塚記念から見て前々走にあたり、真中が宝塚記念から見て前走にあたる。

局:主に4パターンですね。パターンⅠは・・・。

万:これは中長距離馬の王道と言われるコースだが、どちらかと言うと天皇賞(春)に重点を置いた形かな?というのは前々走で3000mや2500mを使うということは3200mを意識していると解釈できるからだ。

虎:そうでないとわざわざ長い距離は使わないだろうしな・・・。じゃあ宝塚記念は最大の目標ではないということなのか?

万:そうじゃないと思うよ。有力馬のローテを考えると、宝塚記念から逆算して春は3戦、多くても4戦と考えるからと考えるだろうな。「宝塚記念←天皇賞←阪神大賞典(日経賞)(←京都記念orAJCC)」まあローテを逆算して考えるというのも藤沢先生の受け売りだがね。

局:このローテだと天皇賞(春)と宝塚記念の両方とるつもりですか?

万:そうだろうね。レース間隔も『阪神大賞典(中5週)⇒天皇賞(春)(中6週)⇒宝塚記念』だからゆったりしている。それなので調整もそんなにあわただしくならなくていい。王道を好成績で堂々と進むと、レース間隔に恵まれるという特典がある。

虎:これなら両方とれそうだし、天皇賞と宝塚記念両方とれる馬もいるわけだ。

万:逆に安田記念と宝塚記念両方とれない原因は、マイルの流れから中距離の流れになって、マイルの流れに慣れた馬の折り合いが難しくなるということもあるが、中2週なので調整が難しいという点も原因の一つだろうな。

局:去年、おととしとウオッカが宝塚記念に出なかったのもちょっと納得の理由ですね。

虎:Vマイル(中2週)⇒安田記念(中2週)⇒宝塚記念になるしな。で次のパターンⅡだが、これは中距離の王道と解釈していいのか?

万:そうだね・・・。産経大阪杯(2000m)⇒金鯱賞(2000m)⇒宝塚記念(2200m)だから2000mあたりに使う距離が集中されている。さらに産経大阪杯の前走が中山記念(1800m)あたりだと「これは宝塚記念狙いか?」と推測出来てくる。

局:1800~2200mですけど、だんだん距離が延びていくんですね。距離延長は大丈夫なんですか?

万:このブログを始める以前は、自分も距離延長が不安と考えていたが、この考えを見てからはちょっと考え方が変わってきた。これも藤沢先生の本を参考にしたが・・・・。

『エリザベス女王杯は、秋華賞よりも距離が200m延び、外回りコースが使用される。3角の坂も上り下りするし、直線も少し長くなる。その分だけレースがしやすくなる馬もいるだろうし、逆の馬もいるだろう。とはいえ、タフな東京の2400mなどに変わるわけではない。基本的には、秋華賞同様、ぐるっと4つのコーナーを回ってくるわけで、エリザベス女王杯も好走するための条件として、スピードと器用さが必要とされることは言うまでもない。200m延びることによる「距離適性」は考えなくていいだろう』(『GⅠの勝ち方』~サラブレッドの金言~ 小学館 128~129P)

局:ちょっと待ってください!いまは宝塚記念の話をしているんですよね?なんでエリザベス女王杯の話が出てくるんですか?

万:この語録に宝塚記念に関するヒントがいくつか含まれているからだ。

虎:まあエリ女と宝塚記念は2200mという点では共通しているが、コースは阪神だし、別に2200mだからって外回りを使うわけじゃなく、阪神の内回りコースだ。どこに宝塚記念との共通点が見いだせるかさっぱり理解できん。

万:まず宝塚記念の前走に金鯱賞がある。金鯱賞は2000mで宝塚記念は2200mだ。
前走金鯱賞組が好成績をあげているので距離延長は問題ないと推測ができる。

虎:まあそうだな・・・。だが金鯱賞は中京だ。コース適性の問題がある。

万:金鯱賞のコースを思い出してほしい。スタートは直線のポケットから、そして正面スタンド前を通って、1角~2角、向こう正面を進んで、3角~4角、直線でゴールだ。

局:宝塚記念のコースは?

万:正面スタンド前のポケットからスタートで、正面スタンド前を通って、1角~2角、向こう正面を進んで、3角~4角、直線でゴールだ。

虎:同じじゃねえか!

万:図面を見ながら口頭で説明したらこんな感じになるぞ。(コース図はこちらを参考に)

局:説明が正しければ2000mと2200mはほぼ同じようなものと解釈できますね。

万:金鯱賞も4つコーナーを回るし、宝塚記念も4つコーナーを回る。もっというなら中山記念(1800m)も4つコーナーを回るという点では共通しているということだ。ただし、中山のマイルと東京・京都・阪神マイルは全く別物だし、中山の1800mと阪神の1800mも全く別物。距離が同じでも全く別物になることもあるし、距離が異なるにもかかわらず同じようなものと言うこともあるので注意が必要だと思う。

虎:それがさっきの語録との共通点と言うわけか・・・。

万:ちなみに08年勝ち馬エイシンデピュティは宝塚記念が初の2200mだった。その前走は金鯱賞を勝ち、前々走では産経大阪杯で2着だった。中距離ばかり進んできたので初の2200mも克服できたんだろうな。

局:で、次のパターンⅢなんですが、これってパターンⅠと同じようなものですよね。ひとくくりにすればよかったのでは・・・。

万:実はこのパターンⅢはちょっとこまかいところで事情が異なると思う。

局:???

万:実はこのパターンⅢは「本当はパターンⅡの予定だったが、天皇賞でもいい勝負しそうとか、天皇賞が手薄だから一発かましてみよう」と言うローテだと思う。もし本気で天皇賞を狙うつもりなら阪神大賞典か日経賞が原則だ。

虎:去年のドリームジャーニーはこのローテだったな。

万:去年のドリームジャーニーのローテは、AJCC8着(2200m)⇒中山記念2着(1800m)⇒大阪杯1着(2000m)⇒天皇賞3着(3200m)⇒宝塚記念1着(2200m)だ。

局:天皇賞以外は1800~2200mですね。

万:大阪杯が終わった時点で、「この馬、次は金鯱賞に進むな」と思ったが、天皇賞に出走だった。

虎:「急きょ天皇賞出走なんて、こいつ『春の盾』舐めてんだろ!!」って言ってたもんな。

万:まあ結果を出されてしまって、穴があったら入りたい気分になったが・・・。まあこの馬は左回りが不得意な傾向だったから左回りの金鯱賞に出さなかったかもしれないな・・・。金鯱賞使わないと、使えるレースないから「結果を出せればよし、出せなくてもたたき台になればいい」と使ったと考えられる。

虎:メイショウサムソンやアサクサキングスも大阪杯を使って天皇賞に臨んだが、これも「結果出せればよし」という考えだったのか?

万:この馬たちの場合は天皇賞が目標だっただろうな。前者は菊花賞馬だし、後者は2冠馬だ。だから大阪杯が叩きだったと解釈ができる。このパターンⅢの場合は大阪杯以前のローテーションにも注意が必要になってくる。

局:最後にパターンⅣは安田記念を途中で使うケースですね。

万:前々走でマイラーズCなら、目標は安田記念。余力があるから宝塚記念という考えで、前々走が産経大阪杯なら、宝塚記念が目標と言う考えだろうな。

虎:去年のディープスカイは大阪杯⇒安田記念⇒宝塚記念のローテだったな。

万:まあ彼の場合は宝塚記念の結果次第で海外遠征も考えていたから、宝塚記念が最大の目標だったんだろうな。結果は出せなかったが(3着)

局:でも宝塚記念が目標ならパターンⅡの中距離王道を進めばよかったんじゃないですかね?

万:普通の馬ならパターンⅡなのだが、ディープスカイの場合はこのルートをとらなくてはいけない理由があったと思うよ。

虎:一つはおそらく・・・NHKマイルCとダービーを勝ったし、天皇賞(秋)は3着で、JC2着。東京が得意と考えられたから安田記念も勝ちに行ったということだと思うんだが・・・。

万:委員長の言う通りで、これが1番の理由かもしれんな。

局:「マイルは中距離路線から」という考えですかね・・・。

万:それもそうだ。あとNHKマイルとダービーを勝ったことにとある事情が発生するので安田記念を使わざるを得なかったと解釈もできる。

局:GⅠを勝ったことにより発生することですか?

虎:・・・斤量か。

万:もし金鯱賞に出るならGⅡ別定戦で、1年以内のGⅠ馬は定量に+2キロを余計に背負うことになる。大阪杯でも59キロで、次も59キロだと馬に負担を課して、取りこぼす可能性も増すことになるからなあ・・・。だから定量で出られる安田記念を選んだ…。ローテでも安田と宝塚の間は中2週だしな・・・。本当は中3週の金鯱賞の方がよかったかもしれんな・・・。

虎:しかし、まあやたら天皇賞の前哨戦が出てくるが、宝塚記念の話だよな?関係あるのか?

万:大ありだと思うよ。前々走成績をみると・・・

虎:30頭中10頭が大阪杯を使っているのか・・・。GⅡ以上を使っている馬は24頭…。

万:こうみると王道を進んでくる馬は強いということだ。ところで・・・

局:はい?

万:W杯はどうなったんだろうな。

局:なんか日本が勝ったみたいですよ。

虎:マジか?

万:東スポの記事じゃないのか?

局:どんだけ東スポ不信なんですか!

万:いや・・・大本営発表かもしれないしな・・・。

虎:んなわけねえだろ!!ちゃんと生放送でやってただろうが!

万:合成映像かも知れんぞ・・・。

局:疑り深いにもほどがありますよ!!本田選手がゴールを決めたって書いてありますね。

万:カワカミプリンセスやゴールドシチーの主戦騎手か・・・。

虎:その本田じゃねえ!!

万:ストⅡに出てくる力士か?

虎:それも違う!!

万:「こち亀」に出てくる白バイのあんちゃんか?

虎:だから違うって言ってるだろ!!

万:外房線の鎌取と土気の間にある駅か…。

局:千葉の人しかわからないようなネタですよ。しかも字、間違ってますから・・・。

万:まあ何にしろ、カメルーンにまぐれ勝ちしてしまったので、「目を覚ませ、日本!」を1日で解散せざるを得なくなってしまったのは残念だ。

虎:残念じゃねえよ!むしろ日本が勝ったからいいことじゃねえか!というか日本人なら日本を応援しなさいよ!

万:こういう方々もいるんだから、別に日本を応援しなくてもいいだろ!

局:じゃあどこを応援するんですか?

万:言うまでもなく阪神と楽天・・・

虎:サッカーだよ!!

万:H組の瑞西かな。父親の生まれ故郷だし・・・。

虎:嘘つけ!!お前の父親どう見ても日本人じゃねえか!!

万:母父の母の間違いでした。

虎:それも嘘じゃねえか!!

万:まあ日本人は結果に対して一喜一憂する特性を持っているので、次負けたら一気に手のひらを返すのが目に見ているからあまり期待しないでおこう。で、次の対戦はどこだっけ?

局:阿蘭陀ですね。『欧州予選を1番乗りで通過。攻撃陣の層の厚さは出場チームの中でも指折り』という評価ですね。

万:WWⅡの時、ドイツに10日で首都陥された国がそんなに強いとは思えないんだがなあ…。

虎:どんな評価の仕方をしているんだ!お前は!!

万:まあ日本も太平洋戦争で阿蘭陀が持っていたアジアの植民地を1ヶ月で全部落としたから、まあ日本が勝つんじゃない??

虎:んなわけねえだろ!!戦争とサッカーは違うんだよ!

万:今は戦争もサッカーも阿蘭陀に勝てる気がしないけどな・・・。

虎:いい加減にしろ!!

宝塚記念の展望(1)~年齢の理想と現実

2010年06月15日 00時23分16秒 | 次レースの展望(個人的備忘録)
万世(以下:万):年配の人たちが今の日本を憂いて「立ち上がれ、日本」という党を作ったのに対抗して、「目を覚ませ、日本」を結成しようとしている万世です。

虎観委員長(以下:虎):なんなんだよ!「目を覚ませ、日本」って!!

万:なんか蹴球のW杯がやるらしいな。今日の東スポに書いてあったが・・・まあ東スポの記事だからウソ臭い話だな。

虎:それは本当だよ!信じていいんだよ!!

万:大学時代に「椎名林檎、蜜柑に改名」と言う1面記事をマジで信じて笑われたことあったし・・・。あれ以来、東スポはネタとして読んでいる。

虎:それを信じるのはどうかと思うが・・・

万:まあ日本は欧州と比べるとサッカー弱いにもかかわらず、スポーツ紙とか「○○、決める!」とか「日本、ベスト○に向かって好感触!」とか実力以上の過大評価されているのをみて、70年前の大本営発表を見ているようで、なんか辟易してくる。

局長(以下:局)普通に応援すればいいじゃないですか・・・。

万:だからサッカーのことで日本に期待していたり、勘違いしている奴に「目を覚ませ!」と鉄拳制裁を加えることがこの「目を覚ませ、日本!」の活動内容だ。

虎:最悪だよ!おまえ!!

万:まあ、それはともかくサッカーのこと何も知らないもん。今活躍している選手だって三浦カズとかラモスとかそういう類じゃなかったけ?

虎:いつの話だ!!

万:違ったっけ?越後和雄とか、園部とか、釜本とか、川淵とかそういう連中だっけ?

虎:もういいや・・・。

局:そういえば岡田監督、必勝態勢という記事が載ってましたね。

万:どんでんが何でサッカーの監督やってるんだよ!

局:そっちの岡田監督じゃないですから!

虎:いや・・俺もどんでんの方だと思った。交流戦優勝したのに何やってるのかと思った。

局:(だめだ、この2人。はやくなんとかしないと・・・)

万:野球なら細かいルールわかるが、サッカーのルールだって全く分からないから困る。「オフサイドトラップ」と言ったら天皇賞【秋】を勝った馬しか思いつかない。まあそんなサッカーは全敗ほぼ確定してるのが目に見えているので、宝塚記念の展望に行こう。まずは過去10年の傾向から・・・。

万:いつも通りの基本図だが、こうしてみると盛り上がらないといわれている割には、実力馬がしっかりと結果を出している。

虎:テイエムオペラオー、ヒシミラクル、タップダンスシチー、ディープインパクト、アドマイヤムーン、スイープトウショウは既にGⅠを勝っていたが、ここで初GⅠと言う馬もいるな・・・

万:エイシンデピュティに、メイショウドトウ、ダンツフレーム、ドリームジャーニー…。

局:ドリームジャーニーは2歳の時に朝日杯FSを勝ってますよ。

万:「2歳GⅠは、自分の中ではGⅠには含めないからGⅠ勝ちには含めないきに」とブログの中の人は言っている。

虎:ブログの中の人っておまえじゃねえか!!

万:ただ出走頭数を見てみるとフルゲートの18頭になったのは07年の1回だけで、あとはフルゲートを満たしていない。だから登録していれば、洩れなく出られるということもある。02年の3着馬ローエングリンがいい例だ。

局:3歳馬も出られるんですね。やはりそれなりの実績があったんでしょうね。

万:いや、この馬はクラシックに出走していないし、重賞勝ちも1回もないのに登録したら出られたんだ。

局:賞金とか大丈夫だったんですか?

万:賞金順だが、そのとき登録していたのがフルゲート18頭で15頭しか登録していなかったので、「出たいです」って登録すれば誰でも出られる状況だったんだ。極端な話、OPクラスなら誰でも出られたんじゃない?

局:で最終的には12頭しか出なかったというわけですね。でも3歳馬で3着に入るなんてかなりの実力があったんですね。まあ3歳馬にもこのレースでは十分にチャンスはあるんですね。

万:・・・まあ斤量は58キロが定量で、牝馬は-2キロ。3歳馬だと53キロ、牝馬だと-2キロだから51キロだ。

局:なんですか、その差は・・・。これなら3歳馬が有利ですよね?今年の牝馬クラシックで活躍したアパパネとか、牡馬ならヴィクトワールピサ、ペルーサあたり・・・ダービー馬のエイシンフラッシュでも出れば盛り上がりそうですね。

万:まあ出ないだろうし、出てもたぶんいい結果を出すのは難しいと思うよ。

局:クラシックで好走して、斤量差で5キロ差があるなら好勝負は期待できそうに思えるんですけどね・・・。

万:これを見ても??

局:???

局:な、なんですか?これ!!

万:なんですかって・・・年齢別成績表だ。出走馬の数も合わせて書いたが、3歳馬は6頭出ているが、さっき話したローエングリンの3着が最高だ。

局:ローエングリンって重賞勝ちがなかったんですよね。じゃあ残りの3歳馬も重賞勝ちがなかった馬でタナボタで出た馬ばかりだったんですか?でも重賞勝ち馬が出れば少しは・・・。

万:3歳馬で出走したのは過去10年で6頭いるが、

01年 ダービーレグノ 11着(12人気) シンザン記念
02年 ローエングリン  3着(3人気) 
03年 ネオユニヴァース 4着(2人気) 皐月賞・ダービー
    サイレントディール 10着(9人気) シンザン記念・きさらぎ賞2着
07年 ウオッカ     8着(1人気) 阪神JF・ダービー 
07年 アサクサキングス 15着(11人気) きさらぎ賞・ダービー2着

重賞勝っているし、ダービー勝っている馬も2頭いる。むしろ重賞勝っていないのに3着に入ったローエングリンがすごい。

局:でもダービー勝っている馬でもどうして勝てないんですかね・・・。

万:こういう場合はこの人のコメントを聞いてみよう。藤沢語録から

『この時期の3歳馬と古馬では、圧倒的に古馬が優勢だ。だから古馬と3歳馬では斤量に大きい差が設けられている。古馬が58キロに対して、3歳馬は53キロ。(中略)しかし、なぜ3歳馬はそんなに軽い斤量で出られるのか。その斤量差は、長い歴史の中で、生まれてきたもので、やっぱりいいところを見ているとおもう。もしどちらかに圧倒的に有利だったら、3~4年もしたら変わっているはず。3歳馬と古馬にはそれくらい力の差があるということなのだ』

『一般的には、クラシック路線を歩んできた3歳馬よりも、古馬の方が疲れは少ない。なぜなら、古馬は、既にふるいに掛けられたエリート馬たちだけが残っているからだ。前年のオークス、ダービーから秋競馬と、1年かけてふるいに掛けられ、そのうちの多くはいなくなっている。GⅠ戦線に残っているのは本当に強くて丈夫な馬。逆に3歳馬は、今ふるいに掛けられている最中なのだ』


虎:古馬と3歳馬の力の差は、斤量が何キロ軽いから有利という問題ではないということか。

万:ちなみに秋になると古馬GⅠは、古馬は57キロ定量で、3歳馬は55キロ。その差は2キロに縮まっている。ちなみにマイルCSは57キロに対して3歳馬は56キロになっている。

局:短距離やマイル戦は古馬と3歳馬との差は少ないと解釈されているんですね。

万:そうだね。話を元に戻して、年齢の話になるが、4歳と5歳が有利な傾向だ。

虎:過去10年で複勝圏内に入った30頭中13頭が4歳馬で、8頭が5歳馬だしな。

万:宝塚記念は中長距離の王道とみなされているので、大体の場合は4・5歳の若い馬の方が有利だ。これが短距離・マイルになると以前からいた古馬が、4歳馬を返り討ちにする場合の方が多い傾向だ。

局:出走頭数も4・5歳が多いですからね・・・。

万:藤沢先生の言うとおり、6・7歳馬が出るのが少ないのはふるいに掛けられて、4・5歳馬に活躍の場所をとられたと解釈することもできる。逆に解釈するとここで出る6・7歳馬はそれでも生き残った馬。傾向では不利だが、個々の馬を見て判断して逆転の要素を考えることもできると思う。あと人気の傾向をみると・・・。

万:比較的に大崩れしない傾向になっている。

虎:安田記念と比べると安心感があるなあ・・・4勝、2着2回、3着1回。複勝率は7割だしな。

局:あと6人気以下の馬でも好走する傾向がありますね。

万:あとでの説明になるが、実績がある程度あるのに、人気にならないということもあるので、人気に関しては不問でもいいと思う。紐荒れかもしれないし、頭荒れがあるかもしれない。でも1人気がある程度絡むので3連系では荒れないと解釈するべきだろうな。

ボウリング記事に挑戦!

2010年06月11日 19時25分31秒 | ボウリング
このブログで初めてボウリングの記事。せっかくボウリングのカテゴリーを作ったので・・・。

今日は仕事がお休みなので、ボウリングに行ってきました。

局長が自分の家の近くにボウリング場があって、午前中は料金が安い(午後1時まで1ゲーム200円)ということを教えてもらいました。というか自分の家から歩いて10分足らずの場所にボウリング場があることに気づきませんでした。局長と一緒にボウリングに行き始めてから週1回くらいのペースで行くようになりました。

まあ大体の場合は単走で強めから一杯で追ってます。
たまに局長との併せ馬もします。

局長との併せ馬でスコアを200出した後は、ボールの重さを11ポンドから15ポンドに変えてやってました。まあいずれはマイボールを持ちたいと思っているのでその辺を意識して15ポンド。その間のスコアは散々で、5ゲームやって最高が120ということもありまして・・・。まあスコアを意識せずにフォームを気にしたり、投げ方を意識したりしながらやってみました。

今日は5ゲーム。最初の1ゲーム目は腕試しで慣れるために13ポンドでやってみました。

スコアは148。まあ最初にしては上々というところ。
投げてみて真っ直ぐにいきやすかったですね。真っ直ぐ行くのはいいのですがド真ん中に行き過ぎたり、投げるときに腕の振りが甘いとスプリットになりやすいですね。
2ラウンド目でスプリットを出してしまったのですが、残ったのが7ピンと10ピン。

どうやって2つ倒せと・・・。(苦笑)

プロボーラーはこういう場合はどうやって倒すのでしょうね。

まあこういうときはまあ端っこのピンを倒す練習のつもりでやるのですが・・・。右投げの自分の場合は7ピン(向かって左側)を倒す方が得意なはずなのですが、今日はなぜか苦手なはずの10ピンの(向かって右側)時の方があたりやすい。

この時は7ピンを狙ったのですが、8ピン辺りを通過して当たりませんでした。
4~8ラウンドで連続してスペア以上出したせいもあってこのスコア。まあ残ったピンが真中に集中しているとかだったので運が良かっただけですが・・・。

次は2ゲーム目。ここからは15ポンド。

斤量負けするかと思ったら意外なスコア。152です。

軒並みボールが真ん中に行くので調子は悪くないんでしょうね。でも真ん中に行きすぎたか、投げるときの腕の振りが甘かったか、8ラウンド目で痛恨のスプリット。
この時もやはり左狙ったのに途中でガーターの穴に収まってしまった。

3ゲーム目

スコアは125で、スプリットが4つ…。

「スプリット4つ出ちゃあ、どーしようもない!!」(及川サトル風に)

7と9と10ラウンドの時は投げた後にすぐに「スプリットだ」とわかってしまった。コースがよすぎたし、腕の振りが明らかに甘かったので球に回転がかからなかったのがわかった。

ストライクは3つ出て、スペアが2つ出ているのに・・・。スプリットで台無しにしてしまっている。本当にもったいない。

自分ひとりの場合はスプリットが出た場合は、スペアを狙わずに端っこのピンを倒す練習のつもりでやることにしてます。うまく9本倒れた時に大体残るのが7ピン(左端)か10ピン(右端)。まあ5ピンだけが残ればスペアはほとんどもらったも同然なのでいいのですが、端のピンを旨く倒してスペア出せれば酷いスコアにはならないので・・・。

4ゲーム目

スコアは146。初っ端からスプリット(苦笑)

5ラウンド目で9ピンで2投目に外してますが、やはりこの時も7ピン(左端)。9本倒れて2投目でスペアがとれている時は大体が10ピンかそれ以外、まあ7ピン以外は全部倒れているということです。
9ラウンド目は投げるときにバランスを崩しました。よくガーターにならなかったものだ。

5ゲーム目

一番最後で190。
4ラウンド目で9本倒して5ピンが残ってスペアが殆ど確実だったのを外したのが痛恨ですね。これなかったら200行きましたね。

でも最終ラウンドでまたもやスプリット。7ピンと10ピンが残って、7ピンを狙って確実に倒しました。

まあ大体自分が気を付けているのはただ1点。

『スプリットを出さない』この1点ですね。

これはいいかえるとド真ん中に投げすぎないということ。
ド真ん中だと突き抜けてスプリットになりやすいみたいです。
曲がるボールとか、変化球を投げることができればフックボールで1ピンと3ピンのポケットにボールを突っ込ませることで、それをできる限り減らすことができるのですが・・・自分が投げられるのは真っ直ぐのみ。

自分がいつも狙っているのは1ピンの左か右。1ピンのど真ん中に当てるとストライクかスプリットの紙一重になってしまうので、1ピンの端っこを当てるつもりで投げてます。

大体週に1回行きます。新小岩サニーボウルというところですね。東京天然温泉古代の湯の中にあります。しかも新小岩から無料送迎バスも出ています。

仕事が休みのときは朝は家事を済ませて、午前中にボウリング、そのまま駅までの送迎バスで新小岩駅に行って、歌広場でカラオケして、マクドでブログの記事を書くというパターンです。

そういえば今日も2時間カラオケ行きました。
今日は24曲歌いました。

宝塚記念の展望(?)~どうでもいい雑談~

2010年06月11日 02時07分40秒 | 競馬に関する雑談
万世(以下:万):色々投票することが多くて忙しい万世です。

局長(以下:局):そういえば7月は参議院選挙ですね。

虎観委員長(以下:虎)といっても他に投票することってあったか?

万:まあ参議院選挙はもちろんだが、あとオールスターの投票に、宝塚記念のファン投票に、AKB総選挙の投票に・・・

虎:いろいろ待て!おかしいだろ!!というかお前最後なんて絶対知らねえだろ!

万:失礼な!それくらい知ってますよ。AKB36(サブロー)のことでしょう。

虎:もう間違ってるじゃねえか!

万:間違った。AKB64だった。

局:NINTENDOじゃないんですから・・・。

万:AKBDSだったけ?

虎:ゲーム機じゃねえんだよ!AKB48だよ!

局:そういえばその選挙の結果が出たみたいですね。スポーツ紙に書いてありますね。

万:なになに・・・『虎、お手上げ、・・・5戦5敗涌井アレルギー…』

虎:芸能面だよ!芸能面・・・。

万:「政権交代!AKBなんとかが民主党に変わって第1党・・・」 

虎:んなわけねえだろ!!というかそれだったらある意味大事件だろ!しかもさっきAKB48って説明したばかりじゃねえか!すぐ忘れるな!!

万:というかこれ見ても何の総選挙か全然わからん・・・。

虎:さっき知ってるって言ったじゃねえか!まあ大雑把にいうとこれはAKB48と言うアイドルグループの人気投票だな。それでそのメンバーの大島優子が人気投票で1位になったんだな。

局:前回1位だった前田敦子は2位ですね。

万:色々なニュース見ているけど、「まさかの2位」とか「絶対エースの陥落」とか「明暗くっきり」とか書いてあったから・・・その前田なんとかっていうのがそのAKBの1番人気だったわけか。

虎:まあ中間投票でも1位だったわけだしな。

万:絶対エースというくらいだったからよほど人気あったんだな。ウオッカが牝馬限定GⅠで負けたようなものか・・・。

虎:お前にわかりやすく表現するとそんな感じが近いよ。

万:今回大波乱だな。で、単勝どれくらいついたの?

虎:競馬じゃねえんだから、そんなのあるわけねえだろ!

万:大島優子っていうのはたぶん9番人気くらいだったんじゃないの?

虎:そういう表現すると熱狂的な大島優子ファンとAKBファンに殺されるぞ。

局:前回1位だった前田敦子が今回は2位。まあ人気を維持するのは難しいし、連覇するのは難しいってことですね。

万:連覇で思い出したが、自分が競馬をはじめて以来、まだ宝塚記念を連覇した馬って見たことないな。

虎:急に競馬の話か!

万:だってこれ競馬ブログだし・・・。

虎:じゃあ最初から競馬の話をしろ!

万:今週はエプソンC、CBC賞とあって、来週はマーメイドSがありますがこれは回避して、当ブログは宝塚記念の記事に行きます。

局:というかまだ宝塚記念まで2週間もありますよ。

万:せっかくこのブログを見てくれる人が増えて上昇気流に乗りつつある(?)のに、宝塚記念まで2週間も更新しないのもなんだから、早めに宝塚記念のことを書いて、春のGⅠ総決算宝塚記念を盛り上げようと思ってね。

局:まあ宝塚記念もGⅠですから、その週になれば自然と盛り上がると思いますよ。

万:ところがそうでもないんだよね・・・。

虎:だって宝塚記念ってGⅠだろ?それにファン投票で出走する馬を決めるんだろ?自分の思い入れのある馬が出ることもあるんだし・・・。

万:それでも同じファン投票で出走馬をきめる冬の有馬記念と比べるとやはり盛り上がりに欠けるのは事実。有馬記念の記事でも書いたが、有馬記念はスポーツ紙でも本気度が半端ではない。

局:1週間ずっと有馬記念特集でしたしね。

万:月曜日から早速ブエナビスタの記事で、中間調教もいつも以上に詳細に書かれていたし、政権交代に掛けて『3歳馬による政権交代』とか、枠順なんていつもの前5走じゃなくて前15走くらい書かれていたしな、そして日曜日はどんでんの「そらそうよ」の予想だしな。宝塚記念でこういう1週間特集なんて聞いたことないし。世間でも年末になるにつれて有馬記念の話題でもちきりになることはあっても、宝塚記念でそういうことになっているのを聞いたことがない。有馬記念は自然と盛り上がるから特に意識する必要はないが、宝塚記念は意識して盛り上げる必要があると思うから、このブログとしては宝塚記念を大いに意識していこうと思う。

虎:だからこの時期から宝塚記念を記事にするわけか。

万:TOMブログとして宝塚記念を盛り上げていこうと思う。

虎:なんなんだよ!TOMブログって・・・。

万:『(T)宝塚記念を(O)大いに盛り上げるための(M)万世六兵太のブログ』 

虎:どこのSOS団だ!

局:いたいネーミングだなぁ・・・。

万:「一人カラオケとか、一人ボウリングとか、友達いないとか、痛いことだらけなので今更どうということはない」とブログの中の人は言っている。

虎:で、まずはどういう話だ?

万:馬券とかには直接は結び付かないが、宝塚記念の話をすこし。まず「なぜ宝塚記念は盛り上がらないのか」を少し考えてみよう。「宝塚記念」を検索してwikiを見たらこういうことが盛り上がらない原因ではないのかというのが書いてあったので抜粋してみた。

1)施行日の近くに安田記念やサマー2000シリーズ等出走選択肢が豊富で、実力的に劣るとされている馬が無理に出走してこない。

万:たしかにこれはそうで、距離長いのがだめなら安田記念か、サマースプリントシリーズがあるし、実力に劣るなら今週あるエプソンCやサマー2000シリーズに出ればいいからな・・・。

虎:けどGⅠレースなら出られるなら出たいというのが本音じゃないのか?

万:GⅠでもピンからキリまであって、最高峰であるダービーは距離適性無視しても、ローテーション無視しても『勝ちたい』というよりは『出たい!』。そういう価値があるが、宝塚記念には残念だがそういう価値がないと判断されているんだろうな。

虎:けど上半期最後のGⅠだぞ。馬にとっては「目標」じゃないのか?

万:目標?まあ我々に競馬で勝負する人は前半戦最後のGⅠだし、宝塚記念はちょうどきりのいいところ。ただ・・・馬を管理する人はこの宝塚記念をどう思っているのだろうか?馬を管理する人・・すなわち調教師・・・ということでまたまた藤沢語録から・・・。

『宝塚記念に3歳馬はほとんど出てこない。まだ完成されていない3歳馬の場合、過酷なクラシックロードを戦ってくるので、目標としていたオークスやダービーが終われば休ませたいのだ。古馬も同様。それぞれの「メインレース」(註:短距離なら『安田記念』、中長距離なら『天皇賞(春)』と万世が勝手に推測している)を終え、暑くなってくる時期でもあるので基本的には休ませたい。秋の天皇賞やJC、有馬記念のことを考えると、早めに休養し、秋早めに始動するほうが調整しやすいのだ。だからここに出てくるのは目標のレースが終わってもまだ余力のある馬だ』

局:もう目標のレースが終わった時点で、秋に視点が移ってしまっているんですね。

万:調教師の考えも十人十色なので、必ずしもそうだとは言えないが、藤沢調教師の薫陶を受けた調教師や、影響を受けた人も少なくない。個人の独断と偏見はあるが、藤沢調教師の考えが『オーソドックス』ということで話を進めていく。実はwikiにもこういうことが書かれている。

2)馬は暑さに弱い動物であるので高温多湿期には休養することが好ましいとする見方もある。

3)施行距離が大きく異なる天皇賞(春)、レース間隔が狭くなる安田記念やダービーとかのクラシックレースに出走した有力馬が秋のGIシリーズを見据えて疲労を残さないように無理をせず回避をする。


虎:さっきの藤沢調教師の語録と同じようなことが書いてあるな。

万:wikiを編集した人がこの本を参考にしたのかもね。まあそれはともかく宝塚記念は目標ではないと解釈されてしまっている傾向がある。あと個人としてもう一つ問題点があるとおもう。

局:???

万:このレースはファン投票制になっているんだ。局長、宝塚記念に出走してもらいたいという馬はいるか?

局:僕、馬よくわかりませんよ。

万:じゃあ、委員長は?

虎:そうだなあ・・・ホクトスルタンかな?

万:ちなみにホクトスルタンは4990票で中間順位で26位だ。たぶん自分の1票も含まれているはず。

虎:ちなみにお前はどの馬に投票したんだ?

万:ホクトスルタン、キャプテントゥーレ、テイエムアンコール、アクシオン、アーネストリー、ブロードストリート、スマートギア。この7頭だ。

虎:なんかずいぶんマイナーな馬に偏ってるな。ブエナとかリーチとかに投票しなかったのか?

万:ああいう馬は自分が投票しなくても上位に行くから大丈夫だが、自分の投票した馬は「自分が投票しないと出られないんじゃ・・・」という馬だ。どの馬も賞金足りるから出られると思うが、せっかくのファン投票だからファン投票上位で出走させたいという思いもある。

局:ファン投票だとファン投票の上位18頭が出られるんですか?

万:上位10頭までで、あとは賞金順だ。仮に委員長が出てほしいというホクトスルタンが賞金で足りなくても、ファン投票で上位10頭に該当すれば出ることができる。

虎:いま26位だろ。10位に入らないと無理なんだろう?しかも天皇賞を除外されたくらいだから…賞金も足りないだろうし・・・。

万:10位までじゃなくて上位10頭だ。もし1~10位の馬が全部回避すれば上位10頭は繰り上がってファン投票11~20位になる。仮にホクトスルタンの場合だと上位16頭回避すれば繰り上がりでファン投票枠での出走が可能になる。

虎:16頭もかよ!

万:見た限りだと怪我や3歳だからということで回避しそうなのが12頭ほどいるからあと4頭回避する馬がいれば、ファン投票上位10頭に該当するから、晴れて出走することができる。

虎:まあ・・・期待しないで待っておくわ。

万:出走することになれば4代親子制覇ではないが、親子制覇がかかっている(父メジロマックイーンは93年に勝った)から出てほしいと思っている人はいるんじゃないだろうか?まあ出てほしいと思って投票するのだが、上位人気馬が回避する傾向にあるんだ。

虎:さっきの語録にも書いてあったしな。

万:まあそれが宝塚記念が今一つ盛り上がらない原因でもある。08・09年ではファン投票1位のウオッカが回避してしまったしな。出てほしいと願っている人がたくさんいるのに、出ないとなるとやはり白けてしまうのも事実だ。

局:出ない馬にペナルティってないんですよね。

万:まあ流石にそういうのはないなあ・・・。骨折している馬とか調子悪い馬を出走させるわけにはいかないしね。

虎:野球のオールスターだとファン投票で、辞退すると後半戦10試合出られないんだよな。

万:まあ体を壊している選手に対する例外はあるけどね。その例外を悪用して中日の福留なんかオールスター出てないのに後半戦すぐに試合出て活躍しまくってたもんなあ…。

虎:まだそのこと根に持ってるのかよ!

万:絶対あいつ、オールスターの時に家で休んで、コーラ飲んでたぜ。

虎:何でコーラなんだよ!

万:まあウオッカの場合は、こういう事情もあるんじゃないのかな?またまた藤沢語録より・・・。

『せっかくいいメンバーが揃うレースなのに阪神内回りの2200mというコースと距離を考えると、やや残念な気がする。(中略)コース図をみると新設された外回りコースをつかった2400mという距離がある。せっかく日本を代表する強豪がそろうレースなのだから、クラシックディスタンスと言われる2400mで行われる宝塚記念を見てみたい。直線も長く、有利不利が少なくて本当の実力が試される競馬がおこなわれるコースこそ、グランプリ宝塚記念にふさわしい気がする。それに秋のJCが終わると、古馬の2400mのGⅠは来年のJCまで一つもない。つまり古馬2400mのGⅠは年に1回しかないのだ。』

虎:有利不利が少なくて本当の実力が試されるというのは桜花賞で実力本位のレースになったのを見ればちょっと納得がいくな。

万:ウオッカはGⅠ7勝しているが6勝は東京コース「ウオッカは東京しか走らないから大した馬ではない」と言う人もいるが、東京コース自体は有利不利が極端になくて、タフなコースで実力が問われやすい。だからウオッカが持っている能力や実力を思い切り発揮しやすかったのだろう。ちなみに京都の内回り秋華賞で3着に敗れているし、中山の有馬記念でも大敗しているが、これはウオッカが弱いというよりは小回りがあっていなかったというのも原因の一つだと思う。だから宝塚記念を出してもウオッカの能力を最大限に発揮して勝てる自信はないし、ファンの期待にこたえられないと出さなかったのだろうと思う。もし仮に藤沢先生の言うとおり2400mの宝塚記念があったら目標は安田記念じゃなくて、宝塚記念にした可能性は十分にあったと思う。ちなみにwikiには

4)阪神競馬場に外回りコースが新設された後も内回り2200mという小回りコースで開催されることで国内や欧州の多くの大レースで使用される大回りで高低差も10以上などというコースで活躍する実績馬がそれまでとは異なった馬の適性を求められる割合が増すことで実力を発揮できない場合が多く、それが有力馬の出走回避の理由の1つになっている。

5)2200mという距離自体にも、競走馬の能力の広汎性を問うという競馬の目的を考慮した場合に宝塚記念よりも秋のGⅠで好走した方が評価されるという事情がある。


虎:というかwikiを編集した奴、絶対この本を参考にしているだろ!

万:そう思える。2200mって帯に短し、襷に流しという感じだしな。まあ藤沢先生のいう2400mにしてほしい云々はともかくとして、宝塚記念が有馬記念に比べてちょっと盛り上がりに欠けるというのはこういう背景があるというのを知った上で、このブログでは宝塚記念にむかって盛り上げていこうと思う。ところで・・・

虎:うん??

万:AKB48のメンバーの人気投票があったけど、他でもこういうメンバーの人気投票があったらおもしろいよな。

虎:だけど、こういうのって怖いよな。そのまま数字として出ちゃうわけだしさ。

万:今大河ドラマで『龍馬伝』がやってるだろ?幕末の人物の人気投票とか、新撰組の人気投票とか面白そうだよな。

局:まあそうですよね。まあ新撰組なら沖田総司と土方歳三で人気を分け合う形になるでしょうけどね。

万:龍馬伝の舞台である土佐勤王党のメンバーの人気投票とやったりしてな。

虎:メンバー誰がいるんだよ!!龍馬しかわからねえよ!人気投票やっても龍馬の一本かぶりだろうが!

万:武市半平太とかいるだろうが!!

虎:大体知っている人はその2人だけだよ!勝負は目に見えてるだろ!

万:融通が利かないけど、真面目で、一途で、奥さん想いの武市さんが龍馬に勝つかもしれないだろう?

虎:ねーよ!!

万:龍馬伝見てるけどかっこいいよなあ・・・。自分は悪人面だからあれくらい面構えがよければなあと思うよ。

虎:ないものねだりにもほどがあるだろうよ!

万:職場で「変な面しやがって」ってよく言われるけど「好きでこんな変な面に生まれてきたわけじゃねえ!!」って言いたい。

虎:思春期の中学生か!お前は!!

万:福山雅治さんくらいのルックスが自分にあれば、街中をもう少し堂々と歩けるようになると思う。

虎:だからないものねだりするなって・・・。

万:一歩ゆずって大森南朋さんくらいのルックスでもいいけどさあ…

虎:「でも」ってなんだ!!大森さんに失礼だろ!!

万:もう、このさい大森うたえもんでいいや・・・

虎:うるせえ!!いい加減にしろ!!

もはや様式美

2010年06月07日 08時10分11秒 | レースの結果と個人的な感想
自分の本命キャプテントゥーレは7着でした。
道中は先行2~4番手あたりを進み、直線でも粘っていたが後続の末脚に屈した形になった。
今回の安田記念はまたもや前傾ラップ。

12.0‐10.7‐10.9‐11.3‐11.4‐11.3‐11.7‐12.4

前半3Fで33.6で前半4Fは44.9
後半3Fが35.4で後半4Fが46.8

NHKマイルCの時と同じようなラップ構成になっている。
この流れだとやはり先行馬にはつらい展開。それでも天皇賞など中距離レースを経験しているキャプテントゥーレなら押し切れると踏んだが、マイル戦の流れ…しかも東京コースの高速馬場だときつかった。先行馬で残ったのはトライアンフマーチ(4着)だけだった。

勝ったショウワモダンは道中は中団の外目から、直線はワンテンポおいて追い出したように見えた。後方から追い込んできたスーパーホーネットや内をすくってきたスマイルジャックの追い込みをしのいだ。外だったが、マイルと1800m経験が豊富なので苦にはしないと思ってもしかしたらと思ったが・・・。ダービーは結果として早仕掛けの形になってしまったが、今回は直線は外から追い出しを少し待っていた。マイル戦だと速い流れで外を回らされるのは不利のように見えたが、これは中距離経験が生きたのであろう。

2着のスーパーホーネットは道中後方4・5番手。直線にすべてをかけていたような位置取りだった。VTRを見たらやや反応が悪いように見えたが、直線は外から突き抜けていた。調教の時計を見て復調を感じていたが・・・。

それにしても3着に入ったスマイルジャックは完全に力を見誤っていた。馬の力でなくて騎手の力を・・・。内枠に入った時、「内に包まれて動けず」だと思っていたのでタカをくくっていたが、道中はともかく、直線では内をうまくついた見事な騎乗だった。
現地で見ていたとき直線ゴール番板前でスマイルジャックの白い帽子と勝負服が見えたのですごく驚いた。

考えとして『マイル戦は中距離馬』という考えはある程度証明できた形にはなった。しかし外国の調教師からそのコメントを聞けるとは思わなかった。

結局春の東京GⅠは1勝もできず、春のGⅠはフェブラリーS(テスタマッタ2着)と皐月賞(ヒルノダムール2着)の2勝だけという結果に終わってしまった。

展望や絞り込みについてはまあ及第点かもしれないが、それを肝心の勝負で出し切れなかった。4分の1くらいに絞って1頭を選ぶのがすごく難しい。
2分の1に絞ってハズレを引いてしまったのは何度あるだろうか・・・。

東京の高速馬場で好時計がバンバン出てしまっていたので、こういう馬場を秋には是非とも改善してもらいたい。というか馬券うんぬん以前に馬の脚を壊してしまう。

さて春のGⅠはあとは宝塚記念を残すのみ。

今週のエプソンC・CBC賞、来週のマーメイドSは回避します。
おそらくどこよりも早い(?)宝塚記念の展望、または実地観戦リポートを書ければと思ってます。

夏競馬については今のところ

7月11日(日)・・・プロキオンS 七夕賞(福島で実地観戦)
7月25日(日)・・・函館記念
8月22日(日)・・・札幌記念

を勝負する予定です。

この間に秋競馬のデータ集めをしておきます。
夏競馬の間は週に2・3回更新できればいいかなと思ってます。

【乾坤一擲!】安田記念in東京

2010年06月06日 15時36分27秒 | 勝負馬券(『乾坤一擲!』)
外枠と内枠に分かれていれば、迷いはないがよりによって中でしかも隣同士とは…。

スーパーホーネットとキャプテントゥーレで迷いましたが、こういう時は前が止まらなかったりすると思う。

キャプテントゥーレ【単勝20-複勝40】

因みにリーチザクラウンは4着だって府中競馬正門前にあるうどん屋のオヤジが言ってた【実話です】

安田記念の予想

2010年06月06日 14時04分50秒 | 競馬予想
さて、予想に参りますか…

複勝圏内ならどれも入りそうだから困る。だが単勝となるとどれも信用できない。複勝のみ勝負も悪くないが、それだとここまで展望記事を書かないで良かったんちゃいます?ということになるので、原則は単勝と複勝勝負。

バッサリ斬るのも怖いが、バッサリ行かなければ1頭に絞れない。ということでバッサリ行きませふ。

サイトウィナー…使い詰めでの遠征と挫石の影響で追い切り出来ず。まあローズキングダムはそれでも2着だったが、原則そういう馬は外し。

グロリアスノア…芝の勝ちなし。

マルカシェンク…スタート下手と気性。

ライブコンサート…マイル勝ちが多いが、平坦での戦績に偏っている。

マイネルファルケ…GⅠ連対実績があるが、脚質が上がり勝負に不向き。

マルカフェニックス…マイル以上での実績なし。

サンカルロ…マイル以上での実績が不安定でかつ外枠

エーシンフォワード…外枠。ローテーションが不安。

スマイルジャック…能力があり、内枠に恵まれたが鞍上が不安。

これでも斬れた馬は半分の9頭。

残ったのはリーチザクラウン、アブソリュート、フェローシップ、ファリダット、キャプテントゥーレ、スーパーホーネット、ビューティーフラッシュ、トライアンフマーチ、ショウワモダン。

アブソリュートは3ヶ月の休み明けが不安。まあ鞍上も不安だが、ずっと騎乗していることで相殺。あくまでも今回のメンバーならということ。

フェローシップは事前体重で-20キロと体重大幅減なので思い切って斬る。

ファリダットは上がり勝負なら随一だが、位置どり次第なのが怖い。

キャプテントゥーレは上がり勝負でどこまで粘れるかがカギ。

スーパーホーネットは格実績に不足はないが、去年の安田記念から8ヶ月休んでいて、二戦とも凡走。(ダートはしゃあないとして)ここ2年上位人気だったが、今回はメンバーに恵まれているが、人気を落としているのが気になる。

ビューティーフラッシュは香港馬の中では一番無難なところだが1400に偏っているのが気になる。ただ香港馬はマイルギリギリでも力のいる馬場で鍛えているの。

トライアンフマーチはクラシック出走経験で皐月賞でも追い込んで2着があるが、何より前でも競馬出来るようになっていることが大きい。

ショウワモダンは血統背景も魅力的だが、マイルと1800以上でも好成績を上げているのが大きい。あくまでも今回のメンバーならと言うことだが。

それでも8頭。

アブソリュートはやはり休み明けのデメリットが大きいと読んで斬る。

ビューティーフラッシュも上がり勝負に不安があるので斬ることにする。

今回はリーチザクラウン、ファリダット、キャプテントゥーレ、スーパーホーネット、トライアンフマーチ、ショウワモダンのいずれかで勝負する。

文章を見て分かるとおり、気になったことをちょくちょく書いて保存という形なので、チグハグになってます。