万世六兵太の乾坤一擲!

阪神と競馬を愛し、歴史を実学として学ぶ万世六兵太による単勝・複勝の競馬の展望・予想・勝負ブログ、日々のつぶやきも少々

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【乾坤一擲!】オールカマー&神戸新聞杯

2009年09月27日 15時37分34秒 | 勝負馬券(『乾坤一擲!』)
オールカマーはドリームジャーニー、シンゲン、マツリダゴッホの3頭が人気を分け合い、少し離れてマイネルチャールズ、エイシンデピュティとなっている。

長期休み明けなのでエイシンデピュティは様子見として、マイネルチャールズは函館記念から間隔が開いているにも関わらず直前追い切りを含めて3本では心許ない。となるとやはり上位人気3頭のいずれかになる。

散々迷った。

ドリームジャーニー【単勝30】
アンライバルト【単勝30】

オールカマーと神戸新聞杯の予想」

2009年09月27日 02時28分31秒 | 競馬予想
まずは神戸新聞杯からの予想。
今回はダービー出走しているか否かで2分割できる分予想は白黒はっきりできて良い。

○ダービー出走
リーチザクラウン(2着)
アントニオバローズ(3着)
アプレザンレーヴ(5着)
シェーンヴァルト(6着)
トップカミング(9着)
アンライバルド(12着)
セイウンワンダー(13着)
トライアンフマーチ(14着)

それ以外の馬は今回は見送り。でダービー出走した馬の中で3歳重賞複勝圏内に入ったことのある馬は

アンライバルド(スプリングS・皐月賞)
リーチザクラウン(きさらぎ賞・ダービー2着)
アントニオバローズ(シンザン記念・ダービー3着)
アプレザンレーヴ(青葉賞)
トライアンフマーチ(皐月賞2着)
トップカミング(青葉賞3着)
セイウンワンダー(皐月賞3着)

だが、個人的な視点として皐月賞2着のトライアンフマーチは出遅れ癖があり、後方待機のハマりで来られた馬のように見える。去年で言うとベンチャーナインの雰囲気と言えばわかりやすいだろうか?つまりはまった時は・・・という馬なので単勝馬券を預けられるような馬ではない。トップカミングは500万条件の馬で青葉賞3着で⇒ダービー惨敗なので重賞複勝圏といえど信頼できるものではない。

ここでクラシック実績馬のアンライバルド、リーチザクラウン、アントニオバローズ、セイウンワンダー、アプレザンレーヴの5頭に絞られるが、アプレザンレーヴは青葉賞からの馬でダービーも参考になる馬場ではないので未知の部分がある。血統のシンボリクリスエスも今のところダート実績の方が芝実績の方よりも上という点においても不安があるので、今回は様子見となる。セイウンワンダーは距離が気になる部分があるが、もたないという感じではないので決めかねているし、アントニオバローズとリーチザクラウンは気性面という不安があり、アンライバルドはダービーの大敗を参考外で片づけていいかという不安部分はあるが、今現在はこの4頭しか勝負できそうな馬がいないのでこの4頭のうちいずれかで勝負をすることにする。

次はオールカマーの予想。

1人気・・・ドリームジャーニー
2人気・・・シンゲン
3人気・・・マツリダゴッホ
4人気・・・マイネルチャールズ

さすがにシンゲン1人気はないなあと思ったが、自分が思ったとおりの人気順だったので驚いた。まあオールカマーの傾向なら頭で狙える馬はこの4頭が有力であろうと思うが、この4頭にも不安点はある。

ドリームジャーニー⇒59キロ、休み明け、中山のコース特性
シンゲン⇒休み明け、左回り実績ばかり、距離
マツリダゴッホ⇒今年の重賞掲示板なし。今年初中山。
マイネルチャールズ⇒屈腱炎明け、前走負けすぎかつレース間隔。

後の候補になりそうな馬の不安点はどうかというと

エイシンデピュティ⇒1年3ヶ月の休み明け、靱帯不安
マンハッタンスカイ⇒格、使いづめ
ダンスアジョイ⇒ハンデ重賞勝ちからの斤量と年齢
トウショウシロッコ⇒中山コースの善戦も格の不安

そう考えると前回の記事を書いているあたりで『今回は単勝勝負で行けるかも』と考えたのは実に浅はかであるといわざるを得ない。こういう感じの場合は自分から見て不安材料の少ない馬を選んで勝負するべきであろうと考える。
今のところはドリームジャーニー、マツリダゴッホ、シンゲン・・・騎手で考えるとダイワワイルドボアあたりもねらえそうな気がするし、ローテ関係だとトーセンキャプテンも十分候補に入るので結構複雑である。オールカマーは直前まで悩みそうである。

以前友人が「新聞やコラムで予想書けるんじゃない?」といっていたが、これを書いていて思ったがどう考えても「それ無理」。
予想を書く人は土曜日か日曜日に発行される記事で結論を出さないといけないが、自分はレース直前まですごく悩む。自分の買い目を公開するのも原則はレース5分前くらいである。新聞とかだと『1=2、1=3、2=3』『1⇒4、1⇒5』など買い目まで公開しているのに…。一番言えるのは「競馬新聞や競馬予想の大多数の読者は何を求めているだろうか? (おそらく3連単などの高配当)」という期待に全然応えていないことだろうと思う。

単勝・複勝が主流で、1年もやってしまうと馬連以上は今更買う気にはなれない。

オールカマーの展望

2009年09月25日 01時54分17秒 | 次レースの展望(個人的備忘録)
万:さて早速オールカマーの展望と行こう。オールカマーは中山の2200m外回りのコース。中山コースは元々トリッキーであるので器用な馬が有利で在るといわれている。

虎:逃げ先行有利だな。

万:ちなみに逃げ先行有利ということで『3角で5番手以内』の馬は8勝、2着6頭、3着4頭。『4角5番手以内』は9勝、2着7頭、3着5頭と4角で先行できる馬か、3角でまくり加減で上げってこられる馬が有利になる。ちなみに今回の出走馬はこんな感じだ。

虎;今年の宝塚記念を勝ったドリームジャーニー、去年の宝塚記念を勝ったエイシンデピュティ、『中山マイスター』マツリダゴッホ・・・これが有力馬か・・・。

万:それに新潟・東京と重賞連勝のシンゲン、3歳時に中山重賞で2勝2着1回のマイネルチャールズ、去年のセントライト記念を勝ったダイワワイルドボア、小倉記念を勝ったダンスアジョイ、重賞で善戦するマンハッタンスカイなどいるし、中山実績のある馬も出走しているので『新・中山マイスター』を探す戦いでもある。これで善戦した馬は有馬記念でも十分に通用すると推測できる。

虎:天皇賞の間違いじゃないのか?

万:これを見れば一目瞭然だ。ちょっと早いけど天皇賞の前走実績だ。

虎:な、なんですとー!!

万:秋のGⅠ総合で述べたとおり天皇賞の前哨戦は毎日王冠か京都大賞典が王道というわけだ。あとは最近は調教技術の発達もあって春のGⅠ(安田記念or宝塚記念)からぶっつけで挑んでくることが多くなった。

虎:けどこれもGⅡで別定戦だよな?このレースがレベルが低いとは思えないぞ。

万:ああ、レベルは決して低くはない。上位人気馬でそのまま決まるという傾向もあるし、荒れても紐荒れくらいだからな。ではなぜだというのをこのデータから読み取ってみよう。

虎:オールカマーの前走成績だな。前走は札幌記念と新潟記念の馬が多いな。

万:札幌記念と新潟記念の馬をあわせると勝ち馬で7割、2着馬で6割が占めている。つまりここは叩き2戦目というパターンのほうが多い。

虎:夏競馬からの馬が有利というわけか?

万:まあ宝塚記念からの馬がいなければ夏競馬だが、前走宝塚記念の有力馬がいればそっちにも目を向ける必要がある。

虎:うん?夏競馬組と有力馬の対決という図式か。

万:休み明けの有力馬が勝てばそのまま天皇賞の候補になりうるが、夏競馬からの馬が勝つということは天皇賞で叩き3戦目以上になるということだ。

虎:・・・・。春の王道と同じようなものか。使いすぎていると余力がなくなる。

万:理解が早くて助かる。まあそういうこと。このレースは天皇賞に結びつく可能性は毎日王冠や京都大賞典と比べると低いといわざるを得ないという理由になる。というか何でこのレース後のことを今考える必要があるんだ?

虎:お前が話し始めたんじゃねえか!

万:まあいい。話を進めよう。次に中山コースということでこっちのほうも気になるところだ。騎手成績を

万:上位10人中関東騎手が9人もいる。関東だから当たり前といったら当たり前か。

虎:その中でも9番目に藤田騎手が入っているのが注目だな。

万:そうだね。まあ藤田騎手の本でも「関東の依頼が多いから関東の騎手になるかと誘われた」とかいう話があったくらいだし関東でもなかなかの成績を上げている。

虎:まあ上位の蛯名、横山典の2大騎手・・・・でいいのか?

万:どう考えても2大騎手だろ。そこ疑問に思うところか?

虎:の成績がいいな。だから関東の騎手>関西騎手ということになるのかな?

万:そうだろうな。あと重賞成績も見てみよう。1800m以上です。

虎:まあさっきの表とあんまり変わらないが、武豊騎手はやはり入ってくるか。

万:そりゃそうでしょうね。でも今回はいない(阪神でリーチザクラウンに騎乗)

虎:どの騎手がいいだろうな?

万:今回は

田中勝⇒エイシンデピュティ
藤田⇒シンゲン
後藤⇒ダイシングロウ
北村宏⇒ダイワワイルドボア
蛯名⇒ダンスアジョイ
松岡⇒マイネルチャールズ
横山典⇒マツリダゴッホ
柴田善⇒マンハッタンスカイ

横山典騎手(09AJCC、中山記念、弥生賞)、蛯名騎手(『マツリダ無双』を筆頭に京成杯2着、日経賞、セントライト記念)がやはり有力だな。
でもダンスアジョイはちょっと一枚下という感じがするなあ。個人的に。

虎:でも中山がコース適正がもろに出るなら逆に馬の重賞成績の傾向を調べる必要があるだろうな。

万:これのことか?

万:過去10年の複勝圏内に入った馬を対象に調べたら1年以内の中山重賞(1800以上)で好成績の馬は注目だが、ただ2年以内とか通算で調べるとそこまで過去の遺産にこだわる必要がないようにも思える。これはマツリダにとっては嫌なデータだろうな。09年になってから中山重賞で勝つどころか中山コースでは走ってすらいないからなあ。逆に中山で重賞実績なしでも勝つ馬が4割いて、複勝圏内なら5割いるから中山のコース適性には敏感にならなくていいという感じだな。
(次回に続く)

神戸新聞杯の展望と週刊誌を変えてみた

2009年09月23日 02時08分43秒 | 次レースの展望(個人的備忘録)

いつも買う『競馬ブック』ではなく今回は『ギャロップ』を買ってみました。中身を見るとかなり見やすい。

まずトップのカラー。競馬ブックでは先週のレースだけですが、このギャロップはメインレースの特集をカラーで文章入りで取り上げている。本当に読みやすい。ちょっと競馬ブックにはなかったので驚いたなあ・・・。

次はデータ。競馬ブックはデータは1Pで、GⅠの時は2Pあるが「これじゃ足りないなあ」とおもうことがよくある。まあそのおかげで書いていないことを十分も調べる機会を得ることが出来てその点はありがたいが、ギャロップはGⅠでなくても前々走データまで拡大して書いてあるし、あと馬体重の前走比、これはほしかったのですごくありがたい。

あとコースに関しての解説や、メインレースでの騎手成績。今回の神戸新聞杯に関しては『阪神2400mの騎手成績』『阪神芝重賞騎手成績』『調教師成績』『種牡馬成績』までかいてある。競馬ブックだと書いていないので『種牡馬成績はどうなんだ?』と疑問を持ったらJRAや他の競馬データHPで調べて集計して、書くという手順で手間がかかるが。これなら裏づけを取ったり、自分の記憶で思い出したりすればいい。今回阪神芝重賞の種牡馬成績、1位はステイゴールド7勝と書いてあるので

「ドリームジャーニーが3勝しているし、コスモプラチナもそういえば勝っているな。ということはステイゴールド産駒は要注意といえるなあ」

と自分の記憶を掘り起こしていけばいいし、自分の記憶に不安があるなら裏づけを調べればいいだけだけだから時間が少し短縮できるのもいい。

ただ不満があるとすれば結論は要らんねえ・・・。(笑)

「結論は自分で出して馬券を購入するから大きな世話だ!」

まあその点においては競馬ブックのほうが優れているともいえる。

まあまだまだ完読していないのでギャロップを呼んだ感想を書けたら書いていく。

今週は阪神では菊花賞前哨戦の神戸新聞杯【GⅡ】、中山では有馬記念前哨戦のオールカマー【GⅡ】があります。両方が勝負レースです。

今回は神戸新聞杯の展望を。
まずは出走予定馬の表です。


皐月賞馬アンライバルド、ダービー2着のリーチザクラウン、同じく3着のアントニオバローズ、朝日杯FSの覇者で皐月賞3着のセイウンワンダー、青葉賞勝ってダービー5着のアプレザンレーヴ、クラシック2走とも出走のシェーンヴァルトなどセントライト記念とは比べて3歳の主力メンバーが勢ぞろいです。

セントライト記念はダービー実績はあまり重視されません。クラシックに出走していないアドマイヤメジャーが1人気(4着)。ダービー4着のナカヤマフェスタが2人気(1着)でした。中山コースという複雑な要素が絡まってくるので菊花賞につながるかどうかも微妙です。神戸新聞杯はクラシック実績が重視されるレースです。ということで前走成績を・・・。


セントライト記念の前走はダービーから1000万条件と幅広かったですが、神戸新聞杯はほぼ前走ダービー。あとは古馬重賞(宝塚記念、札幌記念など)があって、1000万条件からの馬が食い込んでくる要素がほとんどないです。セントライト記念では意外と重視されるラジオNIKKEI賞ですらほとんど絡めません。(まあラジオはハンデ戦で荒れやすいので参考にはならないようです)

もし1000万条件から狙えるなら

○2000m以上を走っている
○500⇒1000と連勝中。

99年ラスカルスズカ(3着)
00年フサイチソニック(1着)
08年オーケンブルースリ(3着)

がその条件で勝ちあがってきました。

今回、上の2つの条件に当てはまる馬はいません。

素直に前走ダービーか古馬重賞組を狙っていこうと思います。


今回ギャロップを買って得た収穫の一つ。競馬ブックには書いていなかった今回の舞台に関する騎手成績。これが書いてありました。長距離は騎手ということで騎手成績も重点においていきたいのですが、阪神2400mに関しては重賞・・・このレースしかないんですよね。

ちなみに07年と08年

07年 1着ドリームジャーニー(武豊)
    2着アサクサキングス(四位)
    3着ヴィクトリー(岩田)

08年 1着ディープスカイ(四位)
    2着ブラックシェル(武豊)
    3着オーケンブルースリ(内田)

ちなみに武豊騎手は過去10年で06年以外は全部複勝圏内に入れてきます。しかも2400になってからお世辞にも長距離向きでないドリームジャーニーやブラックシェルを食い込ませるのには驚きました。

あとは今年の長距離路線でどういう騎手が活躍したかを記憶を思い出して行けばいいでしょう。

あと阪神重賞成績・・・これは1200mのセントウルS、1400mの阪急杯、1600mのマイラーズC・桜花賞、1800mの毎日杯・ローズS、2000mの産経大阪杯、2200mの宝塚記念、3000mの阪神大賞典の全ての阪神重賞の騎手成績です。

ちなみに自分の記憶だと・・・。

阪急杯・・・ビービーガルダン(安藤勝)
チューリップ賞・・・ブエナビスタ(安藤勝)
フィリーV・・・ワンカラット(藤岡佑)
阪神大賞典・・・アサクサキングス(四位)
産経大阪杯・・・ドリームジャーニー(池添)
マイラーズC・・・スーパーホーネット(藤岡佑)
桜花賞・・・ブエナビスタ(安藤勝)
マーメイドS・・・コスモプラチナ(和田)
宝塚記念・・・ドリームジャーニー(池添)

確かこう記憶している。間違っていたり抜けているレースもあるので各自で調べてくださいね。まあ『大体あっている』が当ブログの基本原則なもので・・・。

自分も調べるデータは一応全部裏を取ってますが・・・。

紙一重

2009年09月20日 17時14分23秒 | レースの結果と個人的な感想
自分の本命ワイドサファイアは9着でした。中団につけて直線に向いて内側も付くも包まれて結局動けずに脚を余した結果となった。

勝ったのはブロードストリート、中団から直線ではうまく真中から抜け出してグーデグレイスを交わし、レッドディザイアの追撃を振り切った。藤原厩舎はブロードストリート、ワイドサファイア、ジェルミラルの3頭出しだったが、ブロードストリートが一番調子が悪かったようだ。それでも勝ってしまうのでアグネスタキオン産駒という以上の能力は持っているのと思うので期待はできそうだ。

レッドディザイアのほうは直線に向いたときにスムーズに外に出せて勝てるパターンだったが、やはり1人気ということもあって目標にならないように仕掛けをワンステップ遅らせた分なのか最後はわずかに届かなかった。しかし前哨戦で休み明けなので(クラシック出た馬はほとんど休み明けだが)ひとたたきとしてはまあ秋華賞に向けて評価を下げる必要はなさそうだ。

今回はレッドディザイアの1本かぶりだったので迷わずにレッドディザイア以外の馬から狙うことにしたが、狙いとしてはほぼ正解だった。最後の最後までワイドかブロードかで迷ったので正直紙一重であろう。最後の最後で調子のほうでワイドに傾いた。

しかしこういう堅そうな前評判の高いレースでも単勝・複勝狙いだと人気馬に縛られずにフリーハンドなので人気馬や人気薄にこだわらず勝負できるのでいい、複勝もあるのでこういうかぶりのレースでの単勝・複勝勝負は楽しい。5人気でも20倍つくのって信じられないなあ・・・。

職場でY氏がブロードから勝負をすると言っていたので彼はおそらく狂喜乱舞をしているのではないだろうか?まあいろいろ話を聞かされそうだが、釣りで型のいい魚を釣った話と同じようなもので釣ったものの特権なので聞かせてもらうとしよう。(「相手も穴でレッドを買ってませんでした」とか言ってたら呵呵大笑するな自分・・・)

夏競馬が終わり秋競馬から今までの総花的なデータ予想から自分が気になった部分をピックアップする重心予想に切り替えましたが、どうでしょうか?

まあグダグダにデータを書くよりは自分の予想するうえで重要だなあという部分に絞って書くので、書いている本人としてはちょっと書き足りないなあと思いますが、重点絞ったところが的外れというわけではないのでちょっと安心です。

自分のほうはグダグダなデータになっておりますが、けん♂さんのデータは量もさることながら着目点や見やすさにおいてこのブログと比べると比べ物にならないくらいすごいのでぜひとも見比べてみてください。

あと明日はエルムSがありますが、開催がいつもと違うのでパス。
自分は来週はオールカマー、神戸新聞杯を勝負レースといたします。

【乾坤一擲!】ローズS

2009年09月20日 15時30分36秒 | 勝負馬券(『乾坤一擲!』)
馬柱をみると出走馬18頭中5頭がアグネスタキオン産駒だと言うことに気がついた。その内3頭はクラシックに出走している。

『アグネスタキオンで行けば良いのでは
とか思うが、どうなんだろうか?』と自問自答したりしなかったりと

今のところ候補はレッドディザイアを除くと

ワイドサファイア
アイアムカミノマゴ
ジェルミラル
ワンカラット
ブロードストリート

の5頭。

ワンカラットはやはり距離が気になるところだが、東京マイルと阪神の1800は右回りと左回りの違いだけだし、向こう正面が長い分スローになりやすくいけるのではと思う。
ジェルミラルは2冠とも3着と力は十分にあるわけだし、ブロードストリートもオークス4着でスイートピーでも一番人気で堂々と勝っている。あとは調子をどう見るか。アイアムカミノマゴは桜花賞以来だが、調教もこなしてクラシックに出られる以上は実力はあるのだろう。


など上のような独り言を家で言いながら考えて、ウインズについてパドック見たりして考えた。

ということで貴女にお願いしよう。

ワイドサファイアで。

ワイドサファイア【単勝10-複勝20】

ローズSの予想

2009年09月20日 02時05分38秒 | 競馬予想
さて記事を更新し忘れてしまって申し訳ないです。今週はローズSが勝負レースです。

今週は3レースあります。

セントライト記念【GⅡ】・・・関東の菊花賞トライアル
ローズS【GⅡ】・・・秋華賞トライアル
エルムS【GⅢ】・・・ダート重賞

セントライト記念は上がり馬が台頭しやすく荒れやすい(しかもなぜか落馬が多いレース)のためにパス(菊花賞のつながりも考えると神戸新聞杯の方がいい)。

エルムSは今年は新潟開催と変則のためにパス。

ということでローズSの予想をしていきたいと思います。

まあ今年の3歳牝馬はブエナビスタVSレッドディザイアの図式。
ローズSはブエナが出ないので実質レッドディザイアの1強とその他という感じになっている。

ということで自分はローズSの予想の重点を『前走と勝ち数』においてみました。
【前走】

これは前走の成績なのですが、大雑把にまとめるとこうなります。
GⅠはオークスだけでなくオークス、NHKマイルなど全部含めました。重賞はほとんどが夏の札幌重賞のクイーンS。連対において前走GⅠは前走重賞と比べても圧倒的です。オークスからの休み明けも同世代ということで能力が重視されそうです。前走重賞は古馬と対決したのでそれでほぼ互角に戦えれば3歳でもある程度は通用するのではと推測されます。
前走1000万(2勝馬か3勝馬)はまだしも前走500万(1勝馬か2勝馬)では厳しい状況です。

ということで次に過去10年の表です。今回は重賞経験、重賞実績、クラシック実績、勝ち数に絞りました。
【過去10年】

99年こそ重賞経験が少ないにもかかわらず、それ以降はほとんどが重賞経験をつんでいます。ここでいうのは好成績云々は不問で重賞しているか否か。

表を大雑把にまとめると

○重賞出走>重賞未出走
○『1勝馬は対手(あいて)とせず』
○重賞なら入着、クラシックに関しては着順不問(出るだけでも違う)
○もちろん順調に越したことはない(10戦以上は黄色信号、重賞に出ていなければ赤信号)

ということで次に今回出走馬に当てはめてみましょう。
【1勝馬】

表は月曜に書いたので出走しない馬も書いてありますが、今回出走する馬は・・

ワイドサファイア
ブライダルベール
クリノメダリスト
ボンバルリーナ

の4頭ですが、ワイドサファイア以外は全部斬りでいいでしょう。
クラシックどころか重賞にも出ないで9戦以上って・・・。
まあワイドサファイアも樫(オークス)の舞台で放馬ですからクラシック実績はあるのかどうか微妙ですが、フローラS2着で本賞金加算のおかげでこうやって秋華賞トライアルに出られます。もし某女優の名付け親の馬が2着だったらおぞましいというかなんというか・・・。そう考えるとこの馬には感謝ですな。
【2勝馬】

本来なら3勝以上してもおかしくはないレッドディザイアも2勝馬。しかしながら相手があれなのでハードラック(不運)と踊ってしまったという感じでしょうか?

この中だとレッドディザイアは勿論、重賞馬のワンカラット、桜花賞以来となるアイアムカミノマゴも射程圏内。ワンカラットは桜花賞からNHKマイルなので距離の問題があるが、阪神の1800mと東京の1600mは左回りと右回りの違いだけで、直線は右回り最長の直線なので切れ味は十分に生かせそうである。
アイアムカミノマゴも内回りとはいえ阪神実績もあるので軽視はできない。

【3勝馬以上】


正直4勝以上の馬は地方馬なので軽視でいいと思う。
ラヴェリータは地方重賞勝ているとはいえ、ダート。スーニやユキチャンもダート重賞勝って芝に挑戦したが、だめだった。そう考えると地方出身で芝実績がない限りは軽視か無視でいいだろう。

3勝以上は重賞馬でクラシックは両方とも3着のジェルミラル、スイートピーから樫の舞台に間に合い樫でも4着だったブロードストリート、そして素質馬と言われて久しいミクロコスモス。これに関しては異論はないところだ。
ミクロコスモスもようやくという感じだが1000万条件勝って這い上がってきた馬。

やはりすんなり収まりそうだが、レッドディザイアが単勝1.3倍なので言うまでもなく他の馬で勝負をするつもりである。

未知数だがワイドサファイアが気になるところだが・・・・。

長かった・・・・。

2009年09月14日 01時46分59秒 | レースの結果と個人的な感想
今日のセントウルSの自分の本命ローレルゲレイロはブービー(14着)でした。まあこれは若干感情におぼれすぎたのと展開の読みが甘かったですね。

そういえばコスモベルも逃げ同系だと思いだしたのはレースが始まってから。ペースは前半3F33秒台だったが、休み明けで59キロはきつかったのでしょうか。
でも負けすぎですね。

勝ったのは候補に入っていたアルティマトゥーレ。『夏は牝馬』の格言そのまま。しかしながら勝ち方は圧巻だったので次はともかく息の長い活躍を期待できそうだ。「牝馬でアイビス3着だけでローレルより人気になるなんておかしいだろ、馬券を買う連中はどこに目をつけているのか?そんな輩は全員粛清だ!」と思ったが、粛清されるのはどうやら自分のほうになりそうだ。

2着はスリープレスナイト。+22キロでどうやったら好走するか想像できなったが化け物だとしか言いようがない。しかも牡馬の59キロ総統・・・いやいや相当の斤量を背負って・・・。この走りならスプリンターSの連覇は可能ではないだろうか?

私の嫁(カノヤザクラ)は4着だったが、馬群にもまれなければスリープレスナイトくらいには勝てたと思っている。ただ個人的には夏奮闘したのでスプリンターズSは休ませてあげてほしいと思う。

で土曜日は朝日CC。自分の本命ブレイクランアウトは2着でした。
道中は中団につけて直線では急激な伸びで前を走るキャプテントゥーレをとらえる勢いで走ったがわずかに及ばなかった。

勝ったキャプテントゥーレはコスモプラチナが逃げるのを見ながら控えて競馬をして直線は堂々と抜け出して猛追するブレイクランアウトをわずかに振り切った。まあ天皇賞はともかくとして、これで出るレースをある程度選ぶことができるのでローテーションも楽になるでしょう。皐月賞の距離までしか走ったのを見たことないのでJCとか有馬記念に関しては未知数だが、父親の血統的には大丈夫としても母親の血統的にはどうなんだろう?母父はトニービンだから東京走れるの?

皐月賞以来の的中となってすごくうれしい・・・というか「長かった」
アイビスでこっそり嫁の単勝を的中させたが、ブログで更新していないので的中にはカウントされないので5カ月ぶりの的中。

まあ1着ならあと1万円上乗せで収入が入ったから麻雀で跳満だったのに3面待ちで2番目に高いところが来て満貫かな?という感じだったが的中はなんにしろうれしいものだ。けどブレイクランアウトの複勝で300円は春の実績からはちょっと考えられないな…。というかかなりおいしかったです。

まあ春は人気でことごとく逆らい続けて、秋になって武騎手が乗らないだけでこんなに人気にならないものかと驚きを禁じ得なかったが、クラシック実績はやはり偉大だ。これはブレイクランアウトだけでなくキャプテントゥーレにも言えることだ。去年は3歳馬を狙って失敗したが、今年はクラシック臨戦馬だったので勝負をして結果を出せたので非常にうれしい。

まあ春に毛嫌いをしていた馬でもこうやって勝負できるようになったので柔軟性はついてきたと思うが、まだ早いだろうなあ…。

【乾坤一擲!】セントウルS

2009年09月13日 15時30分10秒 | 勝負馬券(『乾坤一擲!』)
GⅠ馬で高松宮記念2着のスリープレスナイト。高松宮記念は休み明けで-2キロで今回は+22キロ。ちゃんと仕上がっているんかい!それで一番人気って狂気の沙汰としか…。二番人気の私の嫁はまあ妥当なところだが…。

勿論一番最初は私の嫁と心中で良いだろうと思ったが、それでは論理的思考により的中を目指すブログの趣旨に反するので検討をする。勿論私の嫁は心情的だけでなく実績や実力を考えると間違いなく第1候補ではある。

体重増のスリープレスナイトは今回は見送り、今回のメンバーは体重22キロ増の彼女を勝たせる程弱くはない!

候補としてはアポロドルチェ、アルティマトゥーレ、ローレルゲレイロが上げられるが、アルティマトゥーレは牝馬とアイビス3着だけで過剰評価されている気がするし、アポロドルチェは春はオーシャンSしか見せ場がなくアイビスという夏だけという感じ(セントウルSも夏競馬みたいなものだが)で少し格があがると劣ると思う。

と言うことでローレルゲレイロと私の嫁の二者一択になるが、ローレルゲレイロは休み明けと59キロが問題になる。傾向だと夏競馬有利だが、先行力はこの距離なら実力はかなりあるし休み明けにもかかわらず仕上がっていると推測できる(スリープレスナイトと同じ調教量で-6キロ)。実力はローレルゲレイロの方がやや上と同型逃げ馬がいないのは魅力的だが…。

ただGⅠ馬が北九州記念勝っただけの馬より人気がないと言うのはなぁ。あとは嫁の単勝かローレルの単複どっちが効率が良いかと言うことになる。ここはローレルゲレイロの単複で行く。

ローレルゲレイロ【単勝10-複勝20】

【乾坤一擲!】朝日CC

2009年09月12日 15時32分30秒 | 勝負馬券(『乾坤一擲!』)
去年の皐月賞馬キャプテントゥーレが休み明けの関屋記念で好走していることもあって一番人気。開幕週で先行有利、単勝も2倍台なのでそのまま勝負でもいいのだが、同型の逃げ馬コスモプラチナがいる。『後続を突き放す逃げ』とコスモプラチナの和田騎手が宣言をしている。
キャプテントゥーレとコスモプラチナが譲らないとペースが前傾ラップになりそうなので、先行から好位差しを狙うことにする。

当初はトーホウアランを狙うつもりだったが、爪不安放牧で9ヵ月の休み明けで
昨年とは臨戦過程が違うので今回は様子見、サンライズベガは右回り不安が気懸かりなところで、音無師も右回り不安を指摘している。モンテクリスエスやベッラレイアはやや重の馬場が気になる。

クラシックなどであんなに騒がれたにもかかわらず何故にブレイクランアウトが低評価なのかがわからない。NHKマイルは位置取り、ダービーは極端な馬場、東からわざわざ西に遠征する以上は少なくとも勝負気配はありそう。

と言うことで

ブレイクランアウト【単勝10-複勝20】

セントウルSの展望

2009年09月12日 01時39分48秒 | 次レースの展望(個人的備忘録)
遅くなりましたが、セントウルSの展望。万世が気になった点として3つ。前走と年齢と展開について書いていきます。まず前走について、下の表を。

前走出走についてはステップレースではなく、前走出走月と格について。
というのは出走レースについては函館SS、キーンランドC,アイビスSD、北九州記念などの重賞、さらに北九州短距離や小倉日経などのOPなどまちまちだが、夏に出走していたか否かの方が白黒はっきりとする。7月8月に出走していた馬と休み明けの馬では複勝圏内に入った30頭中24頭が夏に出走していた馬となる。季節は秋とはいえ夏競馬の延長といえよう。大物馬でも休み明けで勝ちはないので原則は夏競馬で勢いのある馬を狙うということになりそうだ。

格についてはもちろんサマースプリントシリーズの重賞に出ていることが望ましい。OPや条件戦からの馬でも全く勝ち目がないわけではないが、前走条件戦なら連対、OPは複勝圏内・・・最悪着順掲示板、前走が重賞の場合は着順不問でいいと思う。特に前走人気で負けた馬は巻き返しも十分にあり得る。休み明けの場合はやはり格の順になると予測される。

次に性齢の表を

やはり定石通り4・5歳ということになる。カンストンライトオ、ゴールデンキャスト、ビリーヴ、カノヤザクラが2年連続で複勝圏内に入っているが3歳・4歳・5歳だ。6歳以上はやや割引く必要があるだろうし、3歳で斤量が有利でも古馬の壁は厚いといえそう。
『夏は牝馬』の定石がこのレースでも顕著に表れており、04年、05年のゴールデンキャスト以外は全部牝馬。もちろん夏競馬で奮闘した牝馬だ。切るのに迷ったら『女の子で行こう!』と腹をくくってもいいかもしれない。

次に展開の表を。

原則先行有利。開幕週で阪神の内回りなので先行有利なのは朝日CCと同じだが、注目はラップの方が04年を除いて全部前傾ラップ(前半が早いこと)。前半と後半の差が最大で2秒差あった06年も1着馬、2着馬とも4角5番手以内だった。となると前半33秒台のペースで押し切れる先行力とスピードが必要となってくる。また差し馬でも先行できる馬がいいということになる。

で今回の主な出走馬だが・・・。

スリープレスナイト、ローレルゲレイロといったGⅠ馬VS夏競馬で奮闘した馬という図式になると思う。ただ休み明けの馬はやや分が悪い傾向なので無事に夏を越したか否かにかかわらず割引きでもいいと思う。

夏競馬組だとアイビスSDを勝ち、北九州記念3着と夏は調子がいいカノヤザクラ、北九州記念を勝ったサンダルフォン、アイビスSDで善戦したアポロドルチェ、アルティマトゥーレ、ここには書いていないがメリッサ、コスモベルにも可能性はあるかも・・・。ただGⅡ勝ちのあるマルカフェニックスやスズカコーズウェイはあまり成績は芳しくない。それで58キロなので割引きであろう。
出走馬16頭中7頭が7・8月を使っていない休み明けなので思い切って休み明けを切るとかすると一気に9頭に絞りこめる。

セントウルSの予想は土曜の深夜あたりになる。

最後に






麻衣さんのベストアルバムのジャケット。
これで「ヒャッハー!!」ってならない方がおかしいって・・・。

朝日CCの軽めの展望

2009年09月10日 03時50分21秒 | 次レースの展望(個人的備忘録)
万:ヒャッハー!!麻衣さんのベストアルバムを手に入れたZE★

虎:何が「ヒャッハー!!」だ!!どこのモヒカンだ!!

万:ねんがんの あるばむを てにいれたぞ

⇒ころしてでもうばいとる

万:うわーなにをするきさまらー

虎:だからなんなんだよ!

万:いやあ倉木麻衣さんのベストアルバムが出てマッハで有頂天なんだが…。

虎:どうでもいいだろ!

万:そういう感じで職場でもあまり話題になっていなかったので深い悲しみに包まれた。

虎:まあ何でもそうだが、人は関心がないととことん関心ないからなあ・・。

万:まあ関心がないのはまだいいとしても「倉木麻衣ってまだいたの?」って言われたときは一瞬『ぶちまけられてぇか!!』 とL5症候群ならぬM5症候群になりかけた。

虎:わけわからねえよ!

万:「Ⅳ号戦車で蹂躙してミンチにしてやりたい」と思ったこともあった。

虎:危険すぎるだろ!!本当に・・・それなら倉木麻衣ファンと倉木麻衣について語り合えばいいだけのはなしじゃねえか!

万:全くもってその通りなんだけどね。

虎:じゃあいいじゃねえか!それで!!

万:もし今度そういうことを口走ったらア●●●●●ツかダ●●ウの●●室に・・・

虎:伏字にしてあるけどすごく危険な思想ですから!!ほんとにやばいから!!

万:さてそういう話はともかくとして今週の朝日CCの軽めの展望を。

虎:軽めとはまた・・・。

万:全部データをあげるわけではなく万世はここが気になったというところを書いた。朝日CC。このレースを一言で表すと『帯に短し、襷に長し』だと思う。

虎:夏のハンデ戦だと斤量が厳しすぎて、秋の前哨戦だと相手が厳しいからこのレースがちょうどいいということか…。

万:言おうと思ったことを…。

虎:前置きであんなに飛ばしているから、話がどこで脱線するか不安でしょうがないんだよ!なんとか話進めないと拙いからどんどん行くからな。

万:まあ委員長の言う通りです。このレースは別定戦で、56キロ(牝馬は54キロで3歳は53キロ)ですが賞金5000万毎に1キロ増となります。夏のハンデ戦だとハンデをつける人の独断と偏見で斤量が決まるので実力馬が軽ハンデの馬にバタバタやられていきます。秋の前哨戦毎日王冠などだと普通でも57キロを背負い、強い馬が斤量を背負っても弱い馬も定量なので強い馬が勝ちやすい傾向です。
ということで2流、1流半の馬の賞金稼ぎにはもってこいのレースです。

虎:傾向はどんな感じなんだ?

万:まずはこのレースは夏競馬の延長という感じです。下の図を

万:こういう別定戦は実力馬がそのまま勝つ傾向でこのレースは1番人気が4勝、2着2回、3着1回と複勝圏内9割です。その中で注目は夏競馬臨戦馬。特にサマー2000シリーズなどに出た馬は30頭中20頭が複勝圏内に入っています。着順については好成績に越したことはありませんが、斤量負けなどもありますのでそこまで好成績に固執する必要はないと思います。

虎:重賞の中では小倉記念(旧北九州記念も含む)組が好調か・・・。

万:ちなみにOPで成績がいいのも小倉出走だったりする。レース間隔もいいから注目するべきかもしれない。

虎:ちなみに夏休養して勝った馬は?

万:04年のスズカマンボが前走ダービー5着、あと07年のインティライミが前走宝塚記念7着からの出走がある。実力馬なら注目だが、夏競馬組がやや有利というのが傾向のようだ。次の傾向にいこう。

虎:位置取りとラップだな。開幕週だから先行有利ではないのかと調べてみたのか?

万:そうなのだが予想通りで困る。前半はゆるくて、後半が早いという上がり勝負のラップだ。阪神内回りコースで直線が短いのがまたそれに拍車をかけている感じがする。しかも複勝圏内に入った馬の30頭中20頭が4角5番手だ。

虎:そういえば追い込み傾向のドリームジャーニーも4角は6番手につけていたし
後ろから行く馬なら前に押し上げられるかどうかにかかっているわけか…。

万:まあ逃げや先行馬があまりいないとそのまんまということもありえそうだ。実際今年のマーメイドSもコスモプラチナが単騎でそのまま逃げ切ったしな。

虎:で今回そのコスモプラチナが出るしな。

万:むう・・・次の表が出走予定馬で万世が気になる馬をピックアップしてみた。

万:注目は08年皐月賞馬キャプテントゥーレだな。1年以上休み明けの関屋記念でも先行して前に残って4着。今回は叩き2戦目だから期待もできそうだ。

虎:夏競馬出走組だとアルコセニョーラ(七夕賞2着、新潟記念5着)、クラウンプリンセス(小倉記念3着)、サンライズベガ(新潟記念3着)とか好成績の馬やコスモプラチナ、マストビートゥルー、マルカシェックとかの巻き返しもあるわけか・・・。

万:コスモプラチナは小倉記念は発作が起きてしまって最下位だった。今回はキャプテントゥーレとの先行争いもあるから差し馬の台頭あるかな。

虎:斤量のところに色を塗ってあるのは

万:別定戦だが、賞金ごとの斤量だからそれに見合うかどうか個人的に調べてみた。エリモハリアーは間違いなくマイナスだ。ここ1年重賞勝ちがないのにGⅡ勝ち相当の斤量を背負っているから厳しいと言わざるを得ない。マルカシェンクも重賞勝ちがないから微妙だな。それに脚質が追込みだから極端な上がり勝負でもきついだろうな。アルコセニョーラは実績からいうと55キロでも相応という感じだが、前走より1キロ増はきついだろうな。

虎:逆に恵まれているのは

万:まあコスモプラチナとブレイクランアウトだろうな。前者は重賞勝ちなのに1キロ減だし、後者は53キロ。クラシック出走しているから恵まれ過ぎといってもいいんじゃないかな?

虎:あとは?

万:同じく重賞勝ちがあるにもかかわらず1キロ減のモンテクリスエス、重賞実績からしてベッラレイアの54キロも恵まれているかもね。まだ出走メンバーも決まっていないからこんなところだろうな・・・。で最後にひとつ。

虎:うん?

万:麻衣さんのベストアルバムはかなりいい!!個人的には『touch Me!』がいいよ!!

虎:また倉木麻衣かよ!

万:『天下万民、麻衣を尊ぶべし!!』

虎:いい加減にしろ!!

秋のGⅠについて

2009年09月09日 01時34分01秒 | 競馬に関する雑談
万:さて今週から秋競馬開催だ。今週は阪神・中山・新潟開催だ。

虎:今週のメインは阪神では中距離別定戦の朝日CC(GⅢ)とサマースプリントシリーズ最終戦のセントウルS(GⅡ)、中山ではハンデのマイル戦京成杯AH(GⅢ)。

万:まあ今週は朝日CCとセントウルSが勝負レースとなるわけだが、まずは前回の記事で言ったとおり勝負レース・・・秋のレースの流れを見てみようと思う。

万:上の表は秋のGⅠ一覧だ。

虎:あれ?12月に2歳GⅠがあるはずだが・・・。

万:ブログの中の人は2歳戦には全く興味を示さないようだ。まあブログの中の人のPOG馬がもし出走することになったら1000円未満の応援馬券を買うようだが・・・。

虎:ここには書いてありませんが、11月15日のエリザベス女王杯から有馬記念までは毎週GⅠがあります。

万:ということで部門別のレースローテーションを見てみることにしよう。

万:まずは3歳牝馬から。オークスが終わって夏は休養、そして春の活躍馬が始動するのはローズSが秋初戦となる。それから3冠目の秋華賞、そしてエリザベス女王杯で3歳牝馬と古馬牝馬の対決となる。

虎:OPの紫苑Sもトライアルだろ?

万:秋華賞では紫苑Sからの馬は殆どローズSからの馬の後塵を拝することになるので軽視・・・または完全に無視でもいいと思う。もし自信があれば遠征してでもローズSに出すはずだしね。関東だから近場でいいやという関東馬は本番でいい走りができるわけないと思う。

虎:去年の秋華賞は3連単で1千万馬券で大荒れだったけど、1着馬・2着馬ともローズSからの馬だったしね。しかも1着馬は二桁着順からの巻き返しだったのでその発言には一理あるとは思う。

万:それで秋華賞からエリザベス女王、余裕があれば有馬記念というところだろうね。じゃあ次だ。

虎:今度は3歳牡馬だな。牡馬は2つのトライアルが重賞なので両方とも菊花賞につながる重要レースのように見えるが・・・。

万:「神戸新聞杯>セントライト記念」を原則に考えればいいと思う。

虎:また大雑把に・・・。

万:菊花賞1着馬は01年のマンハッタンカフェ以外はほとんど神戸新聞杯からだ。それに2400mになってからますます重要度が上がってきたと思う。それに菊花賞は京都競馬場だから関東馬で神戸新聞杯を使ってきて好成績で菊花賞なら候補に入れてもいいと思うが、セントライト記念で好成績でもそのままつながるとは考えにくい。

虎:夏の上がり馬の例もあるだろ?

万:最強長距離馬デルタブルースの例もあるが例外中の例外。もし去年みたいに皐月賞馬、ダービー馬不在・・・またはクラシック好成績組がいない菊花賞という条件付きで上がり馬がやっと出てくるくらいだ。

虎:去年のディープスカイみたいに菊花賞に出ずに天皇賞で古馬と勝負という馬の場合は

万:天皇賞で好勝負しそうな馬は「クラシック複勝圏内or古馬重賞勝ち」だと思う。
虎:菊花賞か天皇賞の後はJCか有馬記念だな。

万:そこで好成績の馬はもちろん候補に入るが、菊花賞からの馬ならJCより有馬記念の方がいいだろうな。ローテーションの間隔からもいい。

虎:そういえば去年のオーケンブルースリやディープスカイは天皇賞(菊花賞)⇒JCだったな。それでそのあとは休養に。

万:厩舎のその選択は間違ってはいないと思う。菊花賞からJC、終わってさらに有馬記念だと有馬記念では評価を下げてもいいと思う。菊花賞(天皇賞)⇒JC⇒有馬記念のGⅠ3連戦は負担がかかって有馬記念のころには余力はない。3歳牡馬は『古馬に挑戦』か『世代の頂点』かという選択肢があるからローテーションも色々あると思うよ。次に行こう。

万:次は古馬の短距離路線だ。短距離の古馬の常連、新参、3歳で長距離がダメな馬も絡んでくるのでちょっと複雑だ。

虎:しかし短距離レースは結構あるな。

万:短距離の目標はスプリンターSとマイルCSの二つあるから、スプリンターとマイラーの激突の図式になる。レースも1200~1600mが中心となる。

虎:今週のセントウルSはスプリンターズSの前哨戦というわけだな。

万:スプリンターズSへの道は単純だが、マイルCSへの道はちょっと複雑だったりする。

虎:???

万:この説明は後述するとしてスプリンターズSのあとはマイルCSを目指すかスプリンター路線を進むかのどちらかになる。スプリンターなら阪神C(GⅡ)か香港へ遠征ということになるし、マイルならそのままマイルCSかスワンSを使うかのどちらかになる。

虎:スプリンターにもマイルへ挑戦できるし、マイラーもスプリントに挑戦できるというのは結構いいかもな。

万:・・・・(苦笑)。じゃあ次だ。

万:さて秋のGⅠメインイベントの古馬王道路線だ。この道へ進み、ここで栄光を得たものは後世まで語り継がれるような名馬の資格を持つわけだ。

虎:この前は路線整備もされてクラシックに拘らずに色んな路線に進めるのはいいことだとか言ってなかったか?

万:それはそうだが、「天皇賞馬」と「○○(最近できたようなGⅠ)馬」ではやはり格式の重みが違う。「天皇賞馬」というと学歴で言うと『帝大出身』というような重みがある。

虎:『帝大』って戦前生まれの人しか分からないような表現で言うな!

万:ちなみに『帝大』を聖蹟桜ヶ丘にある大学と勘違いしたものはシベリアで木を数える仕事をしてもらうということで・・・。

虎:どこの共産主義者だ!お前は!!

万:まず天皇賞をめざす場合は原則は2つのルート。毎日王冠か京都大賞典の2つに絞られる。特に毎日王冠は東京コースだからここで好走できる馬は天皇賞でも有力候補の1頭になる。

虎:京都大賞典は関西馬にとっての前哨戦という感じだな。けどこの2つは別定戦ということもあって春に活躍した有力馬の秋初戦として選ぶこともあって相手も強豪そろいだな。

万:あと例外として札幌記念から出走した馬や、休み明けでぶっつけで天皇賞に向かってくる馬もいる。札幌記念を好走した馬はチェックが必要だ。エアグルーヴやヘヴンリーロマンス、アドマイヤムーン、アグネスアークも札幌記念⇒天皇賞で好走した。

虎:休み明けといったら去年のダイワスカーレットもそうだったしな。休み明けでも勝負していいタイプの馬はどんな馬だ?

万:まあGⅠ馬複勝圏内入れる馬やGⅡ勝ちのある馬ならそこまで極端な割引きはしなくてもいい感じだが、調教や相手関係もあるから一概には言えないな。

虎:JCの場合は天皇賞からの馬が原則ということでいいのか?

万:去年はスクリーンヒーローがとんでもない大駆けをしてしまってアルゼンチン共和国杯からの馬も侮れないという感じだが、原則は委員長の言うとおり天皇賞の馬だな。あとは菊花賞からの馬と未知数ながら外国馬もチェックくらいはするべきだろうな。アルゼンチン共和国杯の馬は原則軽視でいいと思う。

虎:次に有馬記念・・・。

万:これは注意が必要だ。天皇賞⇒JC⇒有馬記念の3連戦に耐えうるのは原則4歳だけと考えるべきであろうな。前哨戦も入れると4戦になる。5歳以上でGⅠ3連戦は割引きが必要だ。二つなら5歳以上でも何とかなりそうな感じだ。

虎:あと確か有馬記念は距離適性云々じゃなくて、コース適性と折り合いなんだよな。有馬記念の記事で『有馬記念は中山記念で好走できれば十分に走れるし、AJCCやオールカマーで好走できればなお良し』とかいって本当にその通りになったもんなあ・・・。(2着アドマイヤモナークは中山好走実績あり、3着エアシェイディはAJCC勝ち+中山好走実績あり)

万:と言ってマツリダゴッホで単勝15000円で勝負して悔しい思いをした。さすがにあの2頭の単複じゃ勝負できない。ダイワかマツリダの2者1択になる。

虎:これで一通りか・・・あとダートと古馬牝馬ローテだとどんな感じになるんだ?

万:じゃあ纏めとして前哨戦一覧を紹介しよう。まずは委員長のいうダートと古馬牝馬路線だ。

万:関連レースと距離コース、個人的重要度を示してみた。

虎:古馬牝馬これしかないのかよ・・・。

万:エリザベス女王杯に進む道は大体これが主流だよ。3歳なら秋華賞から、4歳以上は府中牝馬Sまたは夏のクイーンSや古馬王道路線経由からが多い。たまに天皇賞から中1週で挑んでくる猛女もいる。

虎:秋華賞の方が重要ということは3歳馬から狙うのがいいということか?

万:牝馬の中距離GⅠだと出る牝馬は格付けがしっかりしているからあんまり荒れないのも特徴だ。

虎:ダートはほとんど地方レースか。ダートは中々世代交代しづらいから強い馬をそのまま狙えばいいわけか・・・。

万:JBCが特に注目だな。あとは武蔵野Sだが・・・地方とはいえやはりGⅠは偉大だ。

万:3歳は重複するから省略だ。自分はこの方針で狙っていくつもりだ。


万:天皇賞はさっき言ったとおり毎日王冠と京都大賞典からの馬だな。JCについては天皇賞組が原則で、菊花賞組が次点というところだろうな。

虎:そういえばオールカマーはどうなんだ?

万:NHKマイルCの時も言ったが、中山で好走が東京でそのまま結び付きにくいと思うから明らかに1枚落ちると思う。だが有馬記念においては重要視されるレースかもしれない。

虎:?があるが、これは・・・。

万:馬の実力次第というところだ。当然好走すれば重要視される。牝馬だとエリザベス女王杯からJCというのは滅多にない。というかしないほうがいい。休養しろ。

虎:で短距離路線が下か・・・。

虎:ちょっと待て!なんでマイルCSの関連レースで中距離の天皇賞が一番重要度高いんだよ!!マイルと中距離だと全然違うだろ!!

万:その言葉そのまま返すぞ。スプリンターとマイルも全然違うぞ。

虎:京王杯AHは中山マイルでハンデ戦だから格が落ちるのはわかる。富士Sは別定戦だろ。しかもお前安田記念の時東京コースはタフだからここで好走できればある程度は通用するとか言っていただろ?

万:その通りだが、天皇賞も東京コースなのよね。それと比べたら富士Sは天皇賞と比べると1枚落ちるわけだ。

虎:スワンSは?

万:スワンSが別定戦のくせにハンデ戦並みに荒れるレースだからマイルCSにつながりにくい。もし人気どおりで決まったら注目だろうな。あと天皇賞組が有利というのは2000mがギリギリの馬だと次にJCは無理だからマイルにというパターンが多い。

虎:あっ!!

万:やっと思い出したか。これもNHKマイルの時に説明したが、毎日杯からの馬が有利なのは距離短縮が有利ということ。2000⇒1600は距離短縮、しかも天皇賞は激戦必至。ここでもまれた馬の方が他の馬より強いのは明白だと思う。距離短縮については200キロの球が打てれば150キロの球が打てるというのと同じようなものだ。

虎:距離短縮の利点はともかく、最後のたとえはいまひとつ信用できないぞ!

万:まあこんな感じだが、秋の勝負レースはGⅠに関連するレースを勝負レースにしようと思う。

虎:ということは書いていないレースは勝負レースに入らないということか?

万:オールカマーは勝負レースかもしれないな。まあ関連レースでもその日に競馬より優先する予定があればやらないかもしれない。勝負するときは水曜の夜(木曜の深夜)までにレースの展望記事などを更新するということで勝負レース宣言としよう。では皆様にとっても実りのある秋競馬でありますように!See you!!

虎:どこのラジオのDJだ!!

万:そういえば昔オリックスにD.Jという外人選手がいたな。

虎:殆どの人が知らねえよ!!いい加減にしろ!!

『教えて、万世』~競馬週刊誌と競馬新聞

2009年09月02日 01時59分08秒 | 『教えて、万世!』
万:さてひとまず秋の1発目は朝日CCとセントウルSを復帰戦とさせていただきます。

虎:結局やるんかい!

万:秋の勝負レースは次の記事で一覧として紹介させていただきます。まあ原則ということなので一部変更はあると思います。極端な話ハンデ戦と2歳戦は手を出しません。今週は2歳戦なので全く興味はないということで暇ネタを。

虎:暇ネタばかりだな。で今日は何だ?

万:前回の記事(『降伏』)でコメントをいただいたのでご紹介とそのコメントに返答をすることにしよう。

虎:へえ・・・こんなブログにもちゃんとコメントって来るんだな。

万:失礼な!まあ最近はわけのわからない広告とか、下ネタのいやがらせコメントが多かったので普通のコメントはうれしいとブログの中の人は言っている。

虎:中の人ってお前じゃねえか!

万:ここのブログは原則コメントに対してはきちんと返答をしようと思う。ただし競馬のブログなので記事に関係ないコメントは原則削除という形をとらせていただいている。ただし批判に関しては在る程度は受け入れるようにはしている。程度にもよるが意見や予想の対決などは大いに歓迎するところである。

虎:まあ国語力のないお前がそういうことをいうと論争で負ける姿しか目に見えないような気がするがな。

万:まあともかく今回はこのコメントに関して答えさせていただく。

『話は変わるんですが、競馬予想についてですが、スポーツ新聞にて重賞レース予想して馬券は買っておりますが、毎週月曜日に競馬雑誌を買うくらいじゃないと、いくらなんでも勝つことはできないですかね?』HN:凡人さん

万:「毎週月曜日に競馬雑誌を買うくらいじゃないと、いくらなんでも勝つことはできないですかね?」という問いかけがあったのでそれに関してのコメントにお返事をさせていただくと、『それは違うのではないでしょうか?』とコメントさせていただきます。というのは競馬週刊誌を毎週購入しているにもかかわらず負けて続けているブログ主が実際ここにいますから!(笑)

虎:身もふたもないが実に説得力のあるコメントだ。

万:まあ情報は多いに越したことはありませんが、それに比例して勝率が上がるとは限りません。逆に情報が多いとそれに惑わされて混乱してしまうこともあります。

虎:ただそういう競馬週刊誌のほうがある程度情報はあるんだろ?

万:そうですね。重賞の出走予定馬から、レース1週前までの調教や厩舎コメントなどありますし、特別レースなどの情報もあります。あと先週の結果と騎手コメントもあります。もし競馬新聞だけでは足りないとか、早く情報を知りたいとかなら競馬週刊誌を見るというのもいいかもしれません。ただ買ったからといって勝率が上がるとは限らないということは強く主張させていただきます。

虎:凡人さん、万世の説明である程度は納得していただけましたでしょうか?

万:さて競馬新聞と競馬週刊誌のお話があったのでそちらの話もしよう。この質問がきっかけでこの記事を思いついたとブログの中の人も喜んでいたことだし。

虎:だからお前じゃねえか!

万:凡人さんの言うとおり原則毎週月曜日に競馬週刊誌というのが発売されます。

虎:原則?

万:例外的に土・日・月曜開催もある。そのときはその翌日火曜日が発売日となる。だから原則とした。競馬週刊誌は自分の知っている限りでは『競馬ブック』と『Gallop(ギャロップ)』の2つ。前者は競馬新聞の競馬ブックから。後者は1993年に創刊されたフジサンケイ系列の競馬週刊誌です。

虎:でお前は競馬週刊誌買うんだろ?どっちだ。

万:自分は『競馬ブック』。

虎:『Gallop』は読まないのか?

万:自分が中学時代とかにうちの父親が競馬ブックをよく買っていて、自分も読んだから結構愛着がある。だからいまさら『Gallop』は読む気がしない。立ち読みで見た事はあるが、カラーが多いからみやすいといえば見やすい。それに競馬新聞で『競馬エイト』が人気あることも考えると競馬週刊誌はおそらく『Gallop』読む人のほうが多いと思う。

虎:でお前は競馬ブックだとどこから読む。

万:まずは先週の重賞の結果だね。それから今週の重賞、リーディング、読み物とかそういうところだね。重賞の結果はスクラップにしてノートの保存してある。雑誌がたまると置き場がなくなるから3ヶ月ごとに処分している。だから今残っているのは09年の5月分~今週分までだね。

虎:値段は?

万:両方とも650円だったかな?

虎:一月だと2600円くらいか。

万:そうだね。まあそれは必要経費というやつだ。

虎:それで競馬新聞を含めると一月で結構な出費だな。

万:自分は競馬新聞は買わないけどね。

虎:じゃあどうやって出走表とか手に入れるんだ。

万:主にスポーツ紙だね。

虎:ディリースポーツとか日刊スポーツとかか?

万:そうだよ。

虎:けど情報量とか比べると劣るんじゃないのか?

万:自分はそうは思わないけどね。というのは自分のブログの目的だと競馬新聞はスポーツ新聞の競馬欄だけでも十分だと思うよ。

虎:???

万:だって自分の勝負レースって重賞のみだよ。1Rからやる人だったら競馬新聞は必要かもしれないけど、重賞のみだったらスポーツ新聞の競馬欄でも情報は十分に入っている。重賞1・2レースしかやらないのに450円(一部競馬新聞は410円)は割に合わないよ。それだったらスポーツ新聞130円や、夕刊紙(ゲンダイ・フジ・東スポなど)120円でも十分だと思う。

虎:けど情報量や予想の正確さが気になるところだが・・・。

万:予想の正確さは、自分で考えて予想するから人の◎○▲△はどうでもいい。馬体重の増減を書く欄くらいにしかならない。

虎:情報量は?

万:重賞だけに限るならスポーツ紙の方が優れている場合がある。

虎:スポーツ紙の方が優れている?

万:スポーツ新聞は競馬だけでなくて、野球、サッカーを中心としたスポーツ、あと後ろのほうには政治面と芸能面を柔らかく書いているから読みやすい。1面で人目を引くような記事があるのも魅力的だ。

虎:それとスポーツ紙の競馬欄の方が優れていることにどう関係があるんだ?

万:競馬欄がたまに1面に来るのを見かけたことがない?

虎:そういえばGⅠの週は土・日の新聞は1面に競馬のことが書いてあったりするな。

万:競馬を1面に持ってくるということは、1面に競馬をもってきた方が売り上げが上がるというそのスポーツ紙の総意で決めたと言うことだ。だから競馬記事にも内容がすごく濃い。あたるかどうかは別として。

虎:そういえばGⅠの時は芸能人の予想とかも書いてあるな。

万:まあとっつきやすいことは確かだ。他のスポーツ紙でも名物予想師がいるから「その人の予想はあたるから」「面白いから買おう」とかそういうノリの新聞もある。もちろん重賞に関しては調教情報や前走以前のデータも充実している。

虎:予想師で有名どころは?

万:まあ有名すぎるけど井崎先生。旧スーパー競馬での予想でおなじみの。予想師ではないけど東スポで爆笑問題の田中さんが重賞予想を土曜日(GⅠだと金曜日)の新聞で披露する。スポーツ紙だと日刊スポーツは鈴木良一さんの穴予想とか、サンスポ水戸さん・・・この人は土曜日深夜の競馬番組でのスポーツ紙対抗予想にも出ているから有名だろうな。

虎:万世の周囲だとどういう予想師の名前をよく聞くんだ?

万:万哲さんだね。スポニチの。これは丸善さんの話でもよく出てくる。

虎:『万哲』って万馬券の哲ってことか?

万:まあ当たるかどうかはともかくとして人の予想をあまり当てにしない丸善さんが一目置くくらいだから凄腕なんだろうね。まあ単複勝負の自分から見たら明らかに『水』と『油』だけどね。

虎:というか新聞で単複で予想する予想師なんているのかよ。

万:6紙一通り読んだことあるけど・・・いないね(笑)

虎:だろうね。

万:万哲(まんてつ)って言ったら自分は即、『南満州鉄道株式会社』のほうを思い出すけどね。

虎:75歳以上の人にしかわからないだろ!お前いったいいくつだよ!

万:ちなみに大学時代に鉄道会社に就職しようと南満州鉄道株式会社のHPを探したけどすでになくなってしまったの知ってショックを受けたことがある。

虎:60年遅いだろ!!

万:まあ競馬新聞と競馬週刊誌についてはこれくらいにしよう。競馬をやるのに競馬新聞がないと出来ないとか競馬週刊誌を買わないと勝てないとかそういうのは多分ありません。競馬はギャンブルで、不確定要素が多すぎるので何も考えずにやっても当たることがあれば、すごく真剣に考えて予想をしても当たらないこともあります。いろんな予想もあれば、いろんな考え方や買い方も在ります。それも競馬の魅力の一つだと思っています。自分の拙い競馬ブログで少しでも競馬の魅力を伝えられれば幸いだと思っております。今回凡人さんのコメントでいろいろ初心に返ることが出来たのですごく感謝をしております。おかげさまでこういう記事も完成いたしました。これからも当ブログ『万世六兵太の乾坤一擲!』をよろしくお願いいたします。