まずは神戸新聞杯からの予想。
今回はダービー出走しているか否かで2分割できる分予想は白黒はっきりできて良い。
○ダービー出走
リーチザクラウン(2着)
アントニオバローズ(3着)
アプレザンレーヴ(5着)
シェーンヴァルト(6着)
トップカミング(9着)
アンライバルド(12着)
セイウンワンダー(13着)
トライアンフマーチ(14着)
それ以外の馬は今回は見送り。でダービー出走した馬の中で3歳重賞複勝圏内に入ったことのある馬は
アンライバルド(スプリングS・皐月賞)
リーチザクラウン(きさらぎ賞・ダービー2着)
アントニオバローズ(シンザン記念・ダービー3着)
アプレザンレーヴ(青葉賞)
トライアンフマーチ(皐月賞2着)
トップカミング(青葉賞3着)
セイウンワンダー(皐月賞3着)
だが、個人的な視点として皐月賞2着のトライアンフマーチは出遅れ癖があり、後方待機のハマりで来られた馬のように見える。去年で言うとベンチャーナインの雰囲気と言えばわかりやすいだろうか?つまりはまった時は・・・という馬なので単勝馬券を預けられるような馬ではない。トップカミングは500万条件の馬で青葉賞3着で⇒ダービー惨敗なので重賞複勝圏といえど信頼できるものではない。
ここでクラシック実績馬のアンライバルド、リーチザクラウン、アントニオバローズ、セイウンワンダー、アプレザンレーヴの5頭に絞られるが、アプレザンレーヴは青葉賞からの馬でダービーも参考になる馬場ではないので未知の部分がある。血統のシンボリクリスエスも今のところダート実績の方が芝実績の方よりも上という点においても不安があるので、今回は様子見となる。セイウンワンダーは距離が気になる部分があるが、もたないという感じではないので決めかねているし、アントニオバローズとリーチザクラウンは気性面という不安があり、アンライバルドはダービーの大敗を参考外で片づけていいかという不安部分はあるが、今現在はこの4頭しか勝負できそうな馬がいないのでこの4頭のうちいずれかで勝負をすることにする。
次はオールカマーの予想。
1人気・・・ドリームジャーニー
2人気・・・シンゲン
3人気・・・マツリダゴッホ
4人気・・・マイネルチャールズ
さすがにシンゲン1人気はないなあと思ったが、自分が思ったとおりの人気順だったので驚いた。まあオールカマーの傾向なら頭で狙える馬はこの4頭が有力であろうと思うが、この4頭にも不安点はある。
ドリームジャーニー⇒59キロ、休み明け、中山のコース特性
シンゲン⇒休み明け、左回り実績ばかり、距離
マツリダゴッホ⇒今年の重賞掲示板なし。今年初中山。
マイネルチャールズ⇒屈腱炎明け、前走負けすぎかつレース間隔。
後の候補になりそうな馬の不安点はどうかというと
エイシンデピュティ⇒1年3ヶ月の休み明け、靱帯不安
マンハッタンスカイ⇒格、使いづめ
ダンスアジョイ⇒ハンデ重賞勝ちからの斤量と年齢
トウショウシロッコ⇒中山コースの善戦も格の不安
そう考えると前回の記事を書いているあたりで『今回は単勝勝負で行けるかも』と考えたのは実に浅はかであるといわざるを得ない。こういう感じの場合は自分から見て不安材料の少ない馬を選んで勝負するべきであろうと考える。
今のところはドリームジャーニー、マツリダゴッホ、シンゲン・・・騎手で考えるとダイワワイルドボアあたりもねらえそうな気がするし、ローテ関係だとトーセンキャプテンも十分候補に入るので結構複雑である。オールカマーは直前まで悩みそうである。
以前友人が「新聞やコラムで予想書けるんじゃない?」といっていたが、これを書いていて思ったがどう考えても「それ無理」。
予想を書く人は土曜日か日曜日に発行される記事で結論を出さないといけないが、自分はレース直前まですごく悩む。自分の買い目を公開するのも原則はレース5分前くらいである。新聞とかだと『1=2、1=3、2=3』『1⇒4、1⇒5』など買い目まで公開しているのに…。一番言えるのは「競馬新聞や競馬予想の大多数の読者は何を求めているだろうか? (おそらく3連単などの高配当)」という期待に全然応えていないことだろうと思う。
単勝・複勝が主流で、1年もやってしまうと馬連以上は今更買う気にはなれない。