万世六兵太の乾坤一擲!

阪神と競馬を愛し、歴史を実学として学ぶ万世六兵太による単勝・複勝の競馬の展望・予想・勝負ブログ、日々のつぶやきも少々

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論ずるすべがない

2010年03月28日 19時26分50秒 | レースの結果と個人的な感想
自分の本命トウショウカレッジは10着でした。道中は最後方の内側。
・・・・・・。で、どうしろと・・・(苦笑)という感じでした。直線も内々から来ていたようだが全くの見せ場なし。

勝ったキンシャサノキセキに関しては先行した馬をみるような感じで道中は進み直線に入ると馬場の4分どころあたりから先行馬をあっさりととらえて、そのまま抜け出した。最後はエイシンフォワード、アルティマトゥーレやビービーガルダンに詰め寄られたがわずかの差で勝利。重賞4連勝でGⅠ勝ちをおさめた。

2着のビービーガルダンについては好スタートしたものの外枠ゆえに1枠の先行馬に行かせて無理をせずに3・4番手を追走して終始外だったが、最後は前走とはうって変わって抜群だった。勝ち負けの差は内と外の差であろう。それは3着のエイシンフォワードにも言えることであるが・・・・。エイシンフォワードは先行集団どころか中団の外目外目回っていた。それでもあの伸びである。この走りを見て前走阪急杯で好走した馬が有利という理由も見えてきた。

◎外の馬は実質1200m以上走っている。
◎1400mからの距離短縮。

結構「差し有利」というデータや風聞に惑わされがちだが、自分はそれをうのみにせずにDVDやらタイムやらで裏付けをとったが、自分が出した答えもやはり「差し優勢」
まあ今回の結果はその自分で出した裏付けで勝負したのだからしょうがない。

ただ負けるにしても見せ場がない負けというのは正直かなり堪える。阪神大賞典のアサクサキングスのような感じだったらまだ見ていてもわずかながらに慰められるものはあるが…。

正直マイル路線も混沌としているので安田記念を勝つ馬も高松宮記念を出た馬から出ても全くおかしくはないと思う。

今年の課題はやはり短距離かな・・・あと3歳戦。

高松宮記念の予想

2010年03月28日 14時57分58秒 | 競馬予想
今日は錦糸町で観戦。

いまのところの上位オッズ

1人気・・・キンシャサノキセキ 4倍(1.5~1.8)
2人気・・・アルティマトゥーレ 4.8倍(1.9~2.6)
3人気・・・エーシンフォワード 5.1倍(1.6~2.0)
4人気・・・プレミアムボックス 8.8倍(2.5~3.5)
5人気・・・サンカルロ     9.5倍(2.8~4.0)

ちなみにビービーガルダンは6人気で、カノヤザクラは11人気。
まあ春のGⅠと秋のGⅠは別モノですからねえ・・・。

過去10年のDVDを見ていたが、やはり差しが目立つ。
地形が差し有利とはいえなさそうだが・・・。

人気馬が追い込みの場合は届かないと仮定して前を狙い、先行馬なら出し抜く馬を狙うのが常道とすると・・・今回は人気馬が前傾向…ということは自分は不得意だが、差し馬を狙うのが常道かな?

しかし枠順をみると内枠に先行馬、外枠に差し馬が多い傾向。

で自分の候補馬は4頭

プレミアムボックス
エーシンフォワード
トウショウカレッジ
アルティマトゥーレ

この4頭のうちの単複で勝負をする予定である。
アルティマなら単勝のみ

では・・・戦るか!!

高松宮杯(高松宮記念)の展望(2)と予想

2010年03月28日 01時50分07秒 | 競馬予想
万世(以下:万):さて急ぎ足になってしまっているが、高松宮杯の展望と予想といこう。

局:だから高松宮記念って何回言えば…

万:オールドファンはいまだに「宮杯」って言ってるぞ。この前も定食屋でどっかのおっさんが「宮杯はキンシャサだろう…」とか話していたしな。

虎:だからお前まで影響されることはないだろう!

万:「いやいや・・・それで簡単には収まるとは思えないんですがねえ…」って話に入りこんで…。

局:なに簡単に人の話に溶け込んでいるんですか!!

万:競馬の話をしているとついこっちも入り込みたくなってね。

虎:そういえばJCや天皇賞の時も府中の例のうどん屋でもいきなり隣のおっさんたちと話していたしな。

万:ビールまでおごってもらったしな。

局:飲めないんじゃないんですか?

万:まあ・・それは大人の空気と言うやつだ。まあグリーングラスが有馬記念を勝った年に生まれたものとしてはその辺の雰囲気はわからないとまずいだろうな。ということでまずは出走表だ。

万:まあこのメンバーを見たらどう考えてもカノヤザクラが圧倒的1番人気で、2着に3馬身差を付けて圧勝しそうな気がするんだが…。

虎:ちょっと待て!どうやったらそんな答えが出てくるんだよ!!

万:だってカノヤザクラは私の嫁ですよ。

局:嫁なら仕方ないですね。

虎:お前ら二人、いろいろと待て!!

万:まあそういう冗談はともかく、重賞3連勝中のキンシャサノキセキ、シルクロードSを圧勝したアルティマトゥーレ、阪急杯を勝ったエイシンフォワード、4歳ながら古馬と互角に短距離戦を渡り合っているサンカルロなどが注目だろうな。

局:あと実績馬だとスプリンターズS2着のビービーガルダン、08年の覇者ファイングレインも侮れませんね。

虎:本来なら過去の栄光と片付けたいところだが、メンバーをみるとそういう忘れたころの実績馬が来そうで怖い気がするな。

万:ということでまずは前走成績を見てみよう。上は過去10年、下は今回出走馬の図で紹介しています。


万:前走成績で見るとやはり前哨戦を使ってきた馬に好成績が偏っている。

局:阪急杯、シルクロードS、オーシャンSですね。

虎:あとはわずかながら休み明けの馬が来ているだけだな。

万:基本は休み明けの馬はGⅠ勝っている馬じゃなければノーマークで問題はない。

局:またずいぶんばっさりと。今回は会長の言う嫁(カノヤザクラ)はばっさりというわけですね。

万:まあカノヤザクラが圧倒的1番人気にならない原因はそこだろうな。まあそれさえなければ単勝オッズ1.6倍で1番人気なんだがな。

局:(他にも夏に好成績が偏っている点もあると思うんですけどね)

虎:(まあ・・・突っ込んだら負けだ。言ってやるな)

万:特に阪急杯組は要注意だ。

局:そうですね。毎年なんだかんだで阪急杯組の馬が複勝圏内に入ってきますしね。

虎:だが、05年までは1200mだったからともかく、06年以降は1400mだ。それでも変わらずに好成績を出せるのはなぜなんだ?

万:3つの重賞の中ではグレード別定というのが大きいだろうな。

局:たしか重賞勝ちによって斤量が変わるんですよね。

虎:重賞勝ちなら57キロ、GⅡなら58キロ、GⅠなら59キロか。

万:つまり有力馬が集まりやすい。本番さながらになるというわけだ。あと1400m⇒1200mという距離短縮がいいのだろうな。

局:そういえば過去10年の表を見たら外枠の馬が多いですね。大体のレースは外枠の馬が不利だという傾向にもかかわらず・・・。

万:だから1400mの方がいいんだろうな。外走る馬は1200mコースを実質多めに走っているわけだしな。だが阪急杯組がこんなに優勢にもかかわらずなんで阪急は球団身売りしちゃたんだろうな。

虎:いつの話をしてるんだよ!!全然関係ねえだろ!!

万:競馬のレースに賞金を提供する暇があったら、球団経営の方に資金を投入するべきだろ!

局:はいはい・・・時間がないんで次行きますよ。次はGⅠ実績ですね。


虎:しかしこの表を見る限りGⅠ実績は重視しなくてもよさそうだな。

万:年が近くなるにつれてGⅠ勝ちをそれほど重視しなくなった傾向だな。短距離戦が混戦になるのは紛れがあるからかもしれないな。

局:流れ一つで・・・・というやつですか?

万:まあそうだね。次に行こう。


虎:「GⅠ勝ちは不問でもいい、だが重賞勝ちか複勝圏には入っていろ。話はそれからだ」という感じだな。

万:複勝圏内の30頭中GⅠ複勝圏内か1200m重賞複勝圏内、どちらかに該当する馬が21頭いる。

局:それでも7割ですよね。それに該当しなくてもいい感じはしますよね。

万:ではさらに1400m以上に範囲を広げると・・・


万:あくまでも短距離なので1400m以上はマイルまでを範囲にしたが・・・大雑把に言うと

◎マイルまでのGⅠで複勝圏内
◎1200m重賞で複勝圏内
◎1400~1600m重賞で複勝圏内


この3つのどれにも該当しない馬は厳しいとみていい。というかばっさり行こう!ばっさりと。

虎:印で見てみると・・・

【思い切って単勝のみで行こう】
キンシャサノキセキ、ビービーガルダン

【単勝or基本の単複馬券】
アルティマトゥーレ、プレミアムボックス、エイシンフォワード

【単少なめの単複馬券】
グランプリエンゼル、サンカルロ

【勝負するか否か迷うところ】
ファイングレイン、嫁

万:そうだろうな。スズカコーズウェイも正直荒れ馬場で来そうな気配だったが、武豊騎手が土曜日に怪我をしてしまったのでこれは様子見。あとは過去10年のDVDに目を通してから決めるとしよう。ところで・・・

虎:うん??

万:今日、日経賞でロジユニヴァースが出ていた。

局:去年のダービー馬ですね。で、結果はどうだったんですか?

虎:うーんと・・・6着だな。

万:ユニバーーーーース!!

虎:「ユニバーーース!!」じゃねえよ!!ネタがわからないと突っ込みづらいボケをするんじゃないよ!!

万:ロジユニヴァースの絡みで勝負して絶対同じようなこと言ってるやついるって、マジで!!

虎:いねえよ!!

万:あとこういうDVDを買った。

虎:またか!これで何本目だ?

万:1998年からだから12本目。毎年この時期になると去年のGⅠのDVDを買うなあ・・・。

局:これの見どころは?

万:ブエナビスタVSレッドディザイアの3歳牝馬クラシック、古馬中距離戦線が見どころだろうな。最初のOPで3頭の馬が出てくるんだが、ウオッカ、ブエナビスタ、カンパニーが出てくるんだ。まあこれを作った人に言いたい!「よくわかっていらっしゃる!」と。

虎:というかお前のことだからカンパニーが勝った天皇賞(秋)を何回も見て泣いているんだろ!

万:いやあ・・・あれはマジで目頭が熱くなるって!!自分もこれから青年期から中年期に入るけど、いま中年の人や、これから中年になる人にすごい勇気を与えてくれるよ。

局:去年3強で盛り上がった3歳牡馬クラシックはどうなんですか?

万:たぶんロジユニヴァースが皐月賞で大敗したところを見て、「ユニバーーース!!」って叫んで、ダービー勝った場面を見て「ユニバーーース!!」って叫ぶくらいしかないよ

虎:どんだけ「ユニバーーース!」って叫びたいんだよ!!いい加減にしろ!!

ドバイワールドカップデイの予想

2010年03月26日 02時25分35秒 | 競馬予想
今週はドバイではドバイワールドカップが開催され、日本からも有力馬が出走する。普段は日本の重賞レースしか予想しないのだが、こういう機会には世界にも目を向けて世界の競馬を見ることがすごく重要だと思う。また将来的には欧州の瑞西にわたって日本と欧州の競馬の懸け橋となれるような競馬ブログにしたいと思っているので、世界の競馬を見る眼を養うつもりで予想してみようと思う。もちろん「がんばれ!日本!!」というような応援馬券になるような予想にはせずに普段通り勝ちそうな馬を探すことにする。

【GⅠ ドバイデューティフリー 芝1800m(亜細亜マイルC第2戦)】
ここには日本馬の参戦がないので私情にとらわれず冷静な目で予想できる。
亜細亜マイルシリーズは安田記念も含まれているので、ここで好成績を収めた馬が日本に来る可能性も考えられるのでしっかりと見ていきたい。
注目は去年このレース2着の英国のプレスヴィス。このレースの後にクイーンエリザベス2世Cを制して、その後はシンガポール航空国際Cでも2着をはじめとして複勝圏内を外していない。前哨戦でも勝っているので、予想としてはこの馬に勝てそうな馬を探せばいいわけだが、その馬に勝てそうなのはアレクサンドロスしかいないであろう。血統的背景としてはキングマンボ・・・その子のキングカメハメハはダービー・NHKマイルを制している。そしてそのキンカメの仔は2歳女王と2歳王者になっている。おそらくマイル~中距離においては世界的にも無双の力を誇ることになるであろう。また世界的にも有名なデットーり騎手を配して万全の態勢で勝負をするアレクサンドロスに期待する。

アレクサンドロス【単勝30米ドル 複勝60米ドル】

【GⅡ ゴドルフィンマイル AW1600m】
ここにはフェブラリーSで5着だったグロリアスノアが参戦する。
ただ騎手は外国人ではなく、グロリアスノアを管理する矢作厩舎所属の専属の小林騎手。
個人的な感情としてはこういう所属厩舎の有力馬に専属騎手を乗せるというのはすごく好きである。テイエムオペラオーやナリタトップロードもそうだった。ただ勝負は別の話。
今回はオリンピック参加だと思っているので人馬ともに結果はともかく世界の競馬を経験するいい機会だと思うのでそれを糧にしてほしいと思っている。
さて、正直メンバーの関する情報が少ないので予想にすごく迷っているが、こういう場合は地元馬のほうが優勢であると思うので、普通にデザートパーティが勝つであろう。

デザードパーティ【単勝50香港ドル 複勝100香港ドル】

【GⅠ ドバイゴールデンシャヒーン AW1200m】
ここには日本のスプリント王ローレルゲレイロが参戦。
前走フェブラリーSでは直線まではいいスピードを持って走っていたので距離さえもう少し短ければそのまま押し切った可能性はある。ただこの馬は脆さと強靭さの差が激しいのでそのまま鵜呑みにしていいかは疑問。ダートでは初挑戦ながら芝参戦馬の中では最先着。AWの適性はあまり問題ないように見える。ということはこのローレルゲレイロのスピードについていってそのまま押し切るような馬を探せばいいわけだが、最初はリーガルパレードを考えたが、半年振りでぶっつけはきついので様子見。短距離のイメージとしては香港馬かオセアニアの馬が有力とみているが、今回気になったのは豪州のイーグルフォールズである。前走のGⅠで2着と好走している点、前走の馬場での好走が気になった。AWをそんなに国はしないであろうと推測している。

【イーグルフォールズ 単勝45豪ドル 複勝90豪ドル】

【GⅠ ドバイシーマクラシック 芝2410m】
ここには日本からブエナビスタとレッドディザイアが参戦する予定だったが、レッドディザイアは前哨戦で勝利したことの余勢をかってドバイワールドカップに出走することになったので、ブエナビスタのみ参戦。
さて自分は予想においてブエナビスタには抵抗しまくったが、自分の勝負していない秋華賞やエリザベス女王杯で惜敗しただけで、自分の勝負したレースでは彼女に自分は苦汁をのまされている。しかし今や脚質も後方一辺倒だけでなく柔軟に対応できるので彼女は相当強いし、侮れない。ということは有馬記念のように先行抜け出しを図ったところを出し抜く馬を探すのが賢明とみている。大体の馬を探してみたが悔しいことにブエナビスタを出し抜けそうな馬がいない。いや2頭いた。1頭はキャンパノロジスト、もう1頭はスパニッシュムーン。こういう場合は地元馬優先のほうが賢明だが、世界を色々わたって善戦してきたスパニッシュムーンのほうに分があるのではないかと推測している。

【スパニッシュムーン 単勝40ポンド 複勝80ポンド】

【ブエナビスタ 単勝1ポンド 複勝1ポンド】

べ、別に応援しているわけじゃないんだからねっ!!こ、今回だけは特別なんだからねっ!

【GⅠ ドバイワールドカップ AW2000m】
こちらにはレッドディザイアが参戦。前哨戦を勝って、急遽こちらに参戦。
レッドディザイアは先行して抜け出すというイメージが強かっただけに前哨戦での差し切りはすごく驚いている。まあ先行して抜け出すというのもブエナビスタの末脚に対する対抗策と考えるとこの馬も脚質にはかなり柔軟性がありそうだ。このレッドディザイアに対抗できる馬は香港C勝ち馬のフランスのヴィジオンデタや、アーリントンミリオンの勝ち馬でGⅠ4勝のジオポンティなどたくさんいるが、自分は英国のジターノエルナンドがすごく気になった。米国と英国においてAWを体験して好成績を収めていることや遠征競馬で好成績を出しているところ、それに4歳という面でさらなる上積みを期待できそうだと思う。
もしレッドディザイアが負けるとしたらこの馬に出し抜かれると思っている。

【ジターノエルナンド 単勝100ユーロ 複勝200ユーロ】


まあなんにしろ本当に金を賭けて勝負するわけではないからやや気楽だ・・・。

高松宮記念の展望

2010年03月25日 12時07分12秒 | 次レースの展望(個人的備忘録)
虎観戦委員長(以下:虎)今週は春のスプリント王決定戦の高松宮記念か

万世(以下:万):あれ?夏のGⅠと評された中距離GⅡじゃなかったけ?

虎:いつのオールドファンだよ!確かに昔はそうだったけどな。

万:しかも高松宮杯から高松宮記念なんていつの間に名称が変わったんだ?

虎:98年だよ!っていままで競馬やってて気づかねえのかよ!

万:自分が競馬始めたころはナイスネイチャとかマチカネタンホイザとかが勝っていたイメージがあるからな…。

虎:いいよ!そういう昔話は!!。まあ春の電撃スプリント戦と言うくらいだからスピードが重視されるレースでもあるな。

万:よし、Ⅳ号戦車で早速アルデンヌの森を蹂躙しよう!

虎:どこの電撃戦だ!WWⅡ知っている人しかわからねえだろ!しかも戦車ならタイガー戦車とかじゃねえのかよ!

万:だってティーゲル戦車は鈍足だから電撃戦には向かないし…。ブログの中の人はドイツ戦車ならティーゲルやパンテルよりはⅣ号戦車の長砲身にロマンを感じるらしい。

虎:どうでもいいよ!サッサと始めろ!

万:さっそくいつもの展望から

虎:前走成績だな。しかしまあ前走阪急杯の馬が調子いいな。

局長(以下:局):複勝圏内30頭中半分の15頭が阪急杯の馬ですね。

万:高松宮記念に通じる短距離路線にはいまあげた阪急杯、シルクロードS、オーシャンSの3つがある。あとは前年の暮れに行われる阪神C、実績馬なら去年のスプリンターズSから挑んでくる場合もある。

局:でもマイル重賞から挑んでくる馬もいますよ。

万:これは短距離路線が手薄とみて挑んでくる場合や、「マイルよりもっと短い方が走るのでは…」と陣営が判断して出走させる場合もある。

虎:でマイル重賞だと何があったっけ?

万:1月の終わりの方にある東京新聞杯(1600m)がそうだが、ただここから直接狙うよりは本番を前に阪急杯を挟む場合が多い。そうするとこういうローテになる。

東京新聞杯(1600m)⇒阪急杯(1400m)⇒高松宮記念(1200m)

レース間隔は両方とも中3週になる。

局:オーシャンSやシルクロードSだとレース間隔はどれくらいですか?

万:前者は中2週で、後者は中6週だ。

虎:オーシャンSだとレース間隔が詰まっているな。

万:自分の中では阪急杯>シルクロードS>>>オーシャンSだと思っている。

局:全部GⅢですよね?どうしてそうなるんです。

万:まず阪急杯は1400m。距離短縮がいいと思う。まあマイル戦が中距離路線組が有利というのをそのまま短距離に類推解釈した。あとグレード別定なので力のある馬が順当に来るから前走成績がある程度信用できる。

虎:シルクロードSはハンデ戦で、オーシャンSは別定戦だぞ。ハンデ戦は信用できないんじゃないのか?

万:オーシャンSは06年にOP特別から格上げしたGⅢ。ハンデ戦より信用できない。というのはオーシャンSの荒れ具合がとんでもないからだ。

虎:06年が14‐6‐1人気。07年が1-10-11、08年が7-12-6、09年が3-6-5、で今年は2-7-8人気。

万:前哨戦があれるレースは本番で結びつきにくいと思っている。あと1600万条件の馬が平気で勝ってしまうのは重賞として問題があると思う。

局:じゃあシルクロードSがある程度信用できるという根拠は何ですか?

万:といってもハンデ戦なので信用できる根拠はちょっと薄いが、勝った馬がGⅡの定量(57キロ)以上で勝てばかなり信用はできると思う。牝馬なら-2キロだから55キロか。まあGⅢだからGⅢ相当の斤量(56キロ)で好走できれば注目していいと思う。
しかし・・・どうでもいいが自分のパソコンは「そうとう」で変換して一発目に出てくるのが『総統』なんだがこの仕様何とかならんか?

局:普段どういうことにパソコン使っているんですか!

万:次は年齢別成績だ。

虎:しかしまあ見事に5歳馬と6歳馬が優勢だな。

万:若いから、勢いがあるからと4歳馬が人気になるケースが多いが大体つぶれることが多い。中長距離が王道だとすると短距離やダート路線は裏路線というイメージが10年前ほどではないが、まだわずかに残っている。

局:クラシックからいきなり短距離に出ても以前からそこにいる古馬たちに痛い目にあうというのが4歳馬の不振の原因というわけですよね。

虎:全くいないというわけではないだろ。02年のショウナンカンプは4歳馬で勝っているだろ。

万:4歳馬だけでばっさりいってもいいが、委員長の言う通り4歳馬が全く好走しないというわけでもない。ということで4歳馬が活躍しそうな条件を考えてみよう。

虎:過去10年で複勝圏内に入った30頭中4頭が4歳馬がいるが、共通しているのは1200~1600しか使っていないな。

万:たしかにそうだな。02年のショウナンカンプは重賞初挑戦がGⅠだった。ただずっと1200mばかり走ってきた馬。01年のテネシーガールもそうだ。03年のサニングデールになると3歳のファルコンSに勝って夏も古馬に混じってスプリント戦に出て勝ったりもした。ラインクラフトは桜花賞とNHKマイルを勝った馬で、マイルCSでも3着に入っている。

虎:クラシックに縁がないというか、クラシックを無視して短距離に進んできた馬ならいけるかもしれないと言えそうだな。

万:それでもまだ普通の4歳馬よりはましという程度だな。おそらく推測するとこんなかんじだろうな。

◎クラシックを無視してひたすら短距離路線に進んできた馬
◎3歳のときに古馬重賞で好成績をあげている。
◎3歳の時に古馬重賞を勝っている


局:えーと、3歳の時から短距離専門で来たなら可能性ありと

万:短距離の場合は適性もそうだけど経験だからね。5歳馬は4歳の時におそらく古馬の壁に阻まれたとおもうし、ちなみに09年にこのレースを勝ったローレルゲレイロは、08年にも出たがそのときは4着だった。あとつぎに位置取りについて


虎:なんだ?「長距離の逃げ馬、短距離の差し馬」って?

万:波乱を演出する場合の格言だよ。短距離だと距離が短いからあとから進むと挽回が難しいように見えるが、この傾向をみるとそうでもないという感じだ。

局:そうですね・・・逃げ馬が1着か着外の極端ですね。

虎:ただ先行馬と差し馬がほとんど互角だから、それほど極端に差し有利と言えるわけでもなさそうだな。

万:いやいや・・・もっと注目は4角で11番手より後ろの馬が結構来ていることだ。自分がやるレースのほとんどが先行有利のレースが多かったはずだ。だからこれは結構厄介だぞ。

局:けど短距離でなんで差し馬が来るんですかね?

万:中京コースが直線短いのだが、平坦なんだよ。

虎:ちょっとまて、それだと後ろからも届くが、前も止まらないという場合があるんじゃないのか?

万:短距離だと前半3Fが33秒台が殆ど。そのペースで行ったら後半はバテる場合が殆どだ。前が止まるから後ろの馬が届くというわけだ。

虎:じゃあ逃げ切った馬はかなり強いんだな。

万:前半3F33秒で、後半3Fが34秒からその後半だからなあ・・・。ちなみにその逃げ切った馬の騎手が両方とも藤田の兄貴(藤田伸二騎手)だ。

局:じゃあ藤田騎手騎乗の馬に注目と・・・

万:おいおい、局長。ドバイに行くつもりか(苦笑)(藤田騎手は宮杯の日はドバイでローレルゲレイロに騎乗)。で↓の図は過去10年の基本データだ。

万:ところで・・・

虎:うん??

万:この前、家の近くのボーリング場でボーリングをやってきた。で↓はそのスコアだ。



局:何と言えばいいか判断に困るスコアですね。

万:ブログの中の人はまずはスコア200を目指すらしい。それまで対外試合はやりたくないと言っているらしいぞ。

虎:まあ・・・なんというか・・・がんばれ。

局:じゃあまずは全部スペアを目指すとか言ってないでストライクを取れるようにしてくださいよ。

万:うん、それ無理。

鶴の罠に鴉がかかる。

2010年03月22日 13時39分22秒 | レースの結果と個人的な感想
阪神大賞典の自分の本命アサクサキングスは4着でした。
外枠だったので不安だったが、道中はずっと内沿いに進路をとってロスなく進んでいた。
直線に入ると内にホクトスルタンがいて、外からかぶせられて窮屈なところを進んで、抜け出したところを外からトウカイトリック、ジャミール、メイショウベルーガの追い込み勢に屈した。馬体重が+20キロだったので、その分最後伸び切れなかったが、ラスト100mまで十分に見ごたえのあるレースであったのが救いである。

勝ったトウカイトリックは長距離の常連だけあって、3角あたりから追い続けていたが長くいい脚を使って追い込みできた。8歳になるが長距離路線でもうひと花咲かせることができるであろうか?

メイショウベルーガは正直着外だと思っていたので、3着という成績は大健闘だと思う。
坂が不安だったが、しっかりといい脚を使って伸びていた。ただ天皇賞【春】では池添騎手はドリームジャーニーに乗るはずなので、メイショウベルーガの能力を生かせそうな騎手が乗ったら天皇賞【春】でも要注意だろうとはおもう。

2着のジャミールについては血統面において明らかに長距離血統だったので気になったが、『まて、あわてるな。これは孔明の罠に決まっている』と今回は様子見をした。しかしながら直線ではいい脚を使っておりメイショウベルーガには勝ったが、内から来たトウカイトリックに貫録負けした感じだった。ただ追い込みでかけてハマった感じがするので、過剰に評価するのもどうかと思う(本番では穴人気でおそらく5人気くらいにはなると思うが…)

スプリングSの自分の本命アリゼオは1着でした。
好スタートをして1角ではうまく内に進路をとってそのまま逃げ。12秒4を下回らないラップを刻んでそのままゴール。前半800mが48秒で、後半も48秒。
自分のペースを守って後続に影をも踏ませないのはすごい。
ただ本番は簡単に自分のペースをとれるわけではないのでそれをそのまま鵜呑みにしていいものかどうかは迷う。しかしながらいまのところ2強であるヴィクトワールピサやローズキングダムは差し傾向の馬。これらが人気になるようだとけん制し合って前残りの皐月賞になりそうで、そうなるとこの馬にも出番は十分にありそうだ。

ローズキングダムは差し損ねて3着。伸びが怪しかったようにも見えた。
まあ差し馬の宿命でもあるし、久々の分はあるかもしれない。本番では脚質ゆえにまた泣かされることになるかもしれないと思う。

今回はスプリングSが単複的中で、阪神大賞典が不的中。購入金額を見ての通り今回は阪神大賞典に力を入れておりました。鶴の罠に鴉がかかったようなものです。
スプリングSのほうは単複購入で的中したが、単勝が600円で、複勝が140円。(自分が購入した時、複勝オッズは最低で2.3倍付いていた)。的中したもののかなり複雑な心境でした。

阪神大賞典でアサクサキングスがホクトスルタンをようやく交わしたときはかなり安堵しましたが、その直後追い込み勢3頭に屈して4着。馬体重+22キロは見る前に購入したのでどーしようもなかった。
仮に馬体重を確認できたとして、イコピコで勝負したかと言われるとイコピコも14キロ増だった。果して何で勝負していただろう・・・・。たぶんトウカイトリックじゃ勝負していないだろうし、ジャミールでも勝負していない。準備周到だと出たとこ勝負の時に対応できないから回避したかもしれない。

今週は毎日杯、日経賞、マーチS、そして短距離GⅠ高松宮記念があります。
自分の勝負レースは高松宮記念、準メインの勝負レースに日経賞の予定です。

あと今週はドバイではドバイワールドシリーズが行われるのでそちらの予想もしていきます。


【乾坤一擲!】スプリングS&阪神大賞典

2010年03月21日 12時11分32秒 | 勝負馬券(『乾坤一擲!』)
スプリングSの方は先行力と鞍上に期待してアリゼオ【単10-複20】

阪神大賞典は菊花賞馬が成績がいいのと相手関係でアサクサキングス【単20-複40】

ってアサクサキングスで複勝2倍はつきすぎでしょう。【正午の時点で】

流石に単勝は三番人気で、メイショウベルーガが4倍台の一番人気でしたけど。

スプリングSと阪神大賞典の予想

2010年03月21日 08時49分34秒 | 勝負馬券(『乾坤一擲!』)
スプリングSの方はローズキングダムが圧倒的人気のようで、一本被りになりそうなので、他の馬での単複勝負になる。
まあ休み明けで差しなので、差し損ねもあり得るだろうし。

と言っても、まともに勝負になりそうな馬が前走新馬や未勝利戦だったり、500万条件戦でマトモな成績でなかったり、前走ダートだったりする。候補馬は

アリゼオ
バシレウス
サンライズプリンス

の3頭しか残らない。サンディエゴシチーは前走2歳戦で休み明けだから見送り。スプリングSは天候が悪く、馬場状態も悪そうだが、トライアルクラスだと実績馬ですんなり決まりそうだ。

阪神大賞典は牝馬ながらメイショウベルーガが一番人気。

だが、ここは余り迷いがなかった。
イコピコかアサクサキングスのいずれかであろう。

メンバー見たときアサクサキングスが五番人気で良いのかと疑った。

阪神大賞典の展望

2010年03月20日 11時07分32秒 | 次レースの展望(個人的備忘録)
阪神大賞典の展望に参ります。このレースは重賞の中でもあまり荒れないレースで、本命党歓喜のレースで知られています。自分は高校時代は陸上で長距離走をやっていたので長距離戦が好きで(関係あるのか?)、まあ単複勝負にはこういうレースがもってこいなわけです。高配当がとれるレースもいいのですが、レースの性質を読んで、堅い所を取りこぼさないというのも重要です。
まずは『いつもの』大雑把な前走成績の前に大雑把な中長距離線ローテの流れから。

春の中長距離路線は前哨戦に阪神大賞典・日経賞、産経大阪杯の3つがあります。
今回の阪神大賞典(3000m)・日経賞(2500m)は典型的な長距離戦で、ここで好成績を出して賞金を獲得できれば天皇賞(春)に出られます。そして次が宝塚記念という流れになります。

産経大阪杯の場合は2000mですので、また事情が異なります。というのは3つの道を選択できるからです。

1つは王道である『宝塚記念』(2200m)。中距離路線です。距離は宝塚記念よりも200m短いですが、4つコーナーを回る点では宝塚記念も産経大阪杯も同じです。ここで好成績を出して、次に5月の金鯱賞(中京2000m【今年は京都2000m】)に出て、宝塚記念(阪神2200m)と言うローテをとります。

次にマイル路線という選択肢。去年のディープスカイはここから安田記念⇒宝塚記念というローテをとりました。『マイル戦は中距離馬がやや有利』という推測でこういうローテをとる馬もいます。元来中距離馬だが、マイルは何とかなるかもという馬。もしくは天皇賞(春)は長すぎる。という馬がこういうローテをとる傾向にあります。

そして3つ目が天皇賞(春)を目指すルート。このルートをとる場合は中距離と長距離の両にらみができます。天皇賞(春)が手薄ならそっちを、強そうなら中距離をというルートです。ドリームジャーニーは去年はこの3つ目のルートで行きました。

で残念ながらご縁がなかった方々は↓のようなルートになります(苦笑)

で本題の阪神大賞典。まずは前走成績の傾向です。

ここから読み取れるのは『叩いてきた実力馬』VS『休み明けの実力馬』
前者が前走京都記念、後者は去年のGⅠ(有馬記念、JCなど)です。

前走京都記念の馬も2つの傾向があります。
1)京都記念から始動する馬
2)日経新春杯などから挑む場合。

1の場合は休み明けの実力馬と同じような解釈でいいのですが、2の場合は勢いの馬と推測できます。万葉S、日経新春杯はハンデ戦。そこで勝ったとしてもその実力が本物か否かというのを見極める必要があります。ハンデ戦なので軽斤量で勝った馬は軽視か無視でもいいのですが、57キロ(GⅢ勝ち相当)で勝った馬なら侮れません。最悪56キロは完全無視は禁物でしょう。

まあここでの基準は前走京都記念の馬と休み明けの実力馬の取捨ということになりそうです。次に年齢別成績。

こういう王道の場合は年齢が若い馬が有利な傾向です。しかしながら去年の中長距離路線は天皇賞(春)で6歳馬のマイネルキッツが勝ったりと波乱傾向。
4歳馬の筆頭格である牝馬は海外、牡馬のフォゲッタブルはそのまま天皇賞、菊花賞馬スリーロールスはすでに引退、アンライバルドは休養、リーチザクラウンはマイル路線・・・となると4歳馬は実力馬が不在、5歳馬はダービー馬は引退、皐月賞馬は中距離路線、菊花賞馬は休養…。4・5歳有利の傾向ですが、そのまま鵜呑みにしないほうがいいかもしれません。次に過去10年の傾向から。

基本データです。実力馬の名が多く見受けられます。
あと年を重ねて好走する馬が目立ちます。
ナリタトップロード(00・01・02)、エリモブライアン(01・02)、ファストタテヤマ(03・04)、リンカーン(04・05)、アイポッパー(05・07・08)、トウカイトリック(06・07)。
こう見てみるとGⅠにはちょっと手が届かない馬が多いですが、GⅡクラスだと問題なく戦える馬が多いです。別定GⅡの場合は過去に好走した馬がまた好走するという傾向もあります。

前走成績ですが、大雑把にまとめると

①前走京都記念かGⅠは着順不問
②前走2400m以上。(京都記念は例外)
③日経新春杯、ダイヤモンドS、万葉Sは成績よりも人気。人気なら凡走でも可。成績はいいに越したことはない。


最後の3はハンデ戦なので実力馬が負けるのはある程度織り込み済みという解釈が必要です。次に行きます。

次は1年以内のGⅠ成績です。GⅠで好走した馬が1頭も複勝圏内に入らなかった年は05年の1回だけ。1人気も重賞初挑戦のアイポッパー(2着)というレベル。
長距離路線の質が落ちているとはいえ、まだかろうじて格を維持している感じの傾向になりつつあります。つまり『GⅠ馬を軽視するな』『長距離の格は長持ちする』ということは頭の片隅に入れておくべきでしょう。↓は2200~2500mの重賞成績ですが、同じような傾向です。

次に3000m以上の長距離経験に行きます。


長距離ということで、3000m以上の重賞成績を見てみましたが、あまりにも少ないのでOPクラスですが万葉S(金杯の有る週にあるレース)も含めてみました。
菊花賞・阪神大賞典・天皇賞(春)で見てみると菊花賞で複勝圏内に入った馬のは重複を含めて18回。菊花賞経験が重要という傾向です。あと02年コイントス、05年マイソールサウンド、08年アドマイヤジュピタ、09年ヒカルカザブエを除いた全部に3000m以上で走ったことがあります。
折り合いの問題とかあるので3000m・・・せめて2400mは走ったことが有る馬でないと厳しい傾向です。ちなみに09年のヒカルカザブエをのぞいては2400mの重賞で複勝圏内に入ったことがあります。

最後に騎手データです。『長距離は騎手』という格言の通り。
まずは2200m以上のGⅠの騎手成績を

3000m級は2つとも大荒れ。天皇賞(春)は松岡騎手のマイネルキッツ、菊花賞は浜中騎手のスリーロールス。2人ともまだ20代の若い騎手です。ちなみに去年は20代の若手の騎手がGⅠでかなり活躍しています。

藤岡(康)騎手(NHKマイルC)
松岡騎手(天皇賞【春】)
田中(博)騎手(エリザベス女王杯)
浜中騎手(菊花賞)

長距離はベテラン騎手の独壇場のはずですが、こうした若い芽も育ってきます。
ただ注意が必要なのはこの4人とも人気薄で来ているという点です。
人気がなくて気楽に乗れるときは若手の騎手でも注目でしょう。逆人気を背負った時は実力馬でも穿った目で見た方がいいでしょう。

↓は2200m以上の重賞騎手成績です。

長距離は荒れ傾向ではないのかと思いましたが、こう見てみると荒れているのは3歳戦とハンデ戦だけ。やはり長距離戦は格ですね。まあダート戦同様数が少ないので牢名主が猛威をふるえる場所とも言えそうです。


スプリングSの展望

2010年03月17日 12時24分37秒 | 次レースの展望(個人的備忘録)
万世(以下:万):今週は土曜日に3歳短距離戦のファルコンSと3歳牝馬のクラシック前哨戦フラワーCがあり、日曜日は皐月賞トライアルのスプリングSと、古馬中長距離路線の阪神大賞典がある。

虎観委員長(以下:虎):で勝負レースは?

万:阪神大賞典とスプリングSにする。まずはスプリングSから。でいつもの前走成績を。

万:このあたりになるとOPや重賞を勝ちあがってきた馬が多いから前走新馬戦や未勝利戦を勝ったばかりの馬というのはほとんど出番がない。実際前走成績からもわかる。

虎:3着ですら1回もないしな。

万:あと気をつけなくちゃいけないのは1勝馬。これも減点材料の一つだ。というのは1勝馬というのは例外を除いては500万条件を脱出していないからだ。

虎:条件戦をうろうろしているような馬では厳しいってことだな。

万:で前走の重賞成績だと、きさらぎ賞が一番いい成績を出しており、過去10年の勝ち馬の5頭がそれに該当する。

虎:あとは朝日杯FS、共同通信杯、京成杯、シンザン記念、アーリントンCなどか・・・。しかしまたなんできさらぎ賞が1番成績がいいんだろうな。

万:まず・・・このスプリングSときさらぎ賞は距離が同じということがあるが…。

虎:そしたら共同通信杯からの馬がもっと成績が良くてもいいはずじゃないのか?スプリングSと同じ距離なんだしさ。

万:委員長の言う通りで距離が同じという理由だったら共同通信杯からの馬の成績が良くてもいいはず。で自分が思う理由としては・・・関西馬の本気度チェックというところかな。

虎:本気度?

万:ところで3歳重賞で京成杯、シンザン記念、共同通信杯、きさらぎ賞、弥生賞、スプリングSとクラシック前哨戦が続くが、関西馬が出走させやすいレースってどこだろうな。

虎:京成杯とか共同通信杯とかは関東だから輸送があるし、輸送をしなくていいきさらぎ賞だろうな。いきなり弥生賞とかだと輸送の要素もあるし、一か八かの要素が大きいからな。

万:まあシンザン記念という選択もあるが、距離が皐月賞に近いということもあるから関西馬は大体はこのレースを選ぶことが多い。それで勝つなり2着で賞金を稼ぐなどして弥生賞やスプリングSに駒を進めることが多い。実際前走きさらぎ賞の馬でスプリングSで複勝圏内に入っている7頭全部がきさらぎ賞で勝っているか、2着の馬だ。これは後で表にする。ということを踏まえて過去10年のデータを見ていこう。
【過去10年の基本データ】

万:スプリングSの過去10年の基本データだ。まあ勝ち馬をみるとタニノギムレット、ネオユニヴァース、メイショウサムソン、アンライバルドなどのちのクラシック馬が名を連ねている。

虎:あとダイワメジャー(後のGⅠ5勝馬)とか、ドリームパスポート(クラシック全部3着以内)、レッドスパータ(東京新聞杯を勝ってフェブラリーSに出走)などもいるな。

万:今考えるとダイワメジャーが11番人気はジョークとしか思えないしな。(皐月賞は10番人気)

虎:そう考えると競馬ってわからねえものだな。

万:あと注目は07年を除いてほぼフルゲート16頭立てのレースということ。これは本番を考えるといいアドバンテージになる。というのは皐月賞はフルゲートで18頭立てだし、多数頭というのはペースや位置取りが難しいから本番さながらになるからだ。

虎:あとは・・・1人気が荒れにくいところだな。1人気が崩れても2人気がいるから大きくは荒れないというところか…。

万:05年は1・2人気が大きく崩れている。人気が崩れやすい例が前走朝日杯FSの馬。04年のコスモサンビームは1着にもかかわらず着外だった。これは判断にすごく迷うところだと思うが、最近の傾向は『ラジオたんぱ杯>朝日杯FS」という流れから過剰に期待は禁物かもしれない。

虎:人気で言うと2・3着にとんでもない馬が来てあれるという『紐荒れ』に注意というところか。

万:まっ、紐荒れなんて単複勝負の自分には関係ないけどね。

虎:おい!!
【過去10年前走成績】

万:今度は前走成績だが、大雑把には一番最初に挙げたところで紹介した。こっちは少し細かくなっているが、まとめるとこんな感じだ。

◎1600m以上の芝のレースに出走している
◎重賞で複勝圏内に入っている。
◎条件戦なら1着

虎:これに該当していないと厳しいということか。

万:重賞での着順は注目しているのに、500万条件戦での着順を見落としがちだ。条件戦で負けているのに人気だったら正直『カモ』と言わざるを得ない。というのは↓からもわかる。

虎:総合成績か。勝ち馬に該当する9頭が全部2勝以上だな。

万:ちなみに08年のスマイルジャックは1勝馬だが、きさらぎ賞で2着があるし、東スポ杯で3着がある。

虎:3着以内を見ても1勝馬の例外はダイワメジャーだけか。

万:まあGⅠ勝ったあとに喉鳴りで手術して復活してGⅠ勝ったり、新馬戦のパドックで寝転がったり、パドックの時に2人引きに加えて騎乗して3人引きとか例外がありすぎる馬だからこの馬は参考外にした方がいい。あとキャリアの方だが…。

虎:7戦以上が危険水域というところか。

万:しかしここでも個人の独断と偏見で色分けしてある。キャリア8戦にメイショウサムソンとトップガンジョーがいるが、メイショウサムソンは黄色信号で、トップガンジョーは赤信号にしてある。

虎:・・・・重賞経験か?

万:そうだね。メイショウサムソンは重賞経験が2回あって、しかも両方とも2着が有って8戦に対して、トップガンジョーは重賞未経験で8戦。ということは未勝利戦での負けが結構多いんじゃないのかなと推測ができる。↓に重賞成績を表した。

万:重賞複勝圏内があるにこしたことはない。ここで注意なのは重賞未経験は極端に割引必要はないこと。

虎:なんでだ?

万:表を黄と赤に分けたが、黄色は『重賞未経験』・赤は『重賞経験があるが複勝圏内がない』を表している。

虎:黄色は10頭いるが、赤は4頭しかいないな。

万:重賞未経験は「走ったことないからまだやってみないとわかんないじゃん!」だけど重賞経験の方は「走ってみたけど駄目だったじゃん!」ということだ。まだ未知の方が可能性は残っているということだ。あと距離適性の方は調べてみたが、大体某競馬ブックなどで述べていることがそのまま表になっただけです。

虎:まあ書いてあることをそのまま鵜呑みしないで調べた結果がこれだよ!ってことなんだけどね。



万:ただ1800mの区分についてはやや複雑な面がある。東京・阪神・京都は1800mが2回しかコーナーないが、他は全部4つコーナーがある。つまり1周するということになる。

虎:2000mだと東京以外は4つコーナーがあるんだよな。

万:中山の1800mと2000mはスタート地点が違うが、コーナー4つ回るという点では共通している。ところで・・・

虎:うん??

万:この前、局長とバウリングに行ってきた。

虎:ボーリングだろ!!

万:自分の家の近くにボーリング場があるのに気付かなくてね。

虎:地元にあるの気づかねえのかよ!!でそこって1ゲームいくらなんだ?

万:午後1時まで1ゲーム200円。それって安いのかな?

虎:知るか!!で何ゲームやったんだよ。

万:7ゲームやった。で↓の写真がその結果らしい。
【ボーリングが終わった後にもらえるスコア表】

虎:・・・って会長と局長かよ!

万:でスコアのほうが

1G・・・万:110-◎局:132
2G・・・万:114-◎局:179
3G・・・◎万:159-局:114
4G・・・万:136-◎局:139
5G・・・万:133-◎局:137
6G・・・◎万:145-局:141
7G・・・万:124-◎局:158

虎:2勝しかしてねえじゃねえか!

万:ちなみにストライク数は局長が21に対して、自分は8。

虎:完全に負けてるじゃねえか!

万:でもスペア数は局長が17に対して、自分は29だぞ。

虎:そんなんで勝ったってしゃあないだろ!

万:これでまた仕事終わった後の楽しみが一つ増えた。今度の休みあたりに1人ボーリングに行くべや。全部スペア狙いで・・・。

虎:いい加減にしろ!!

皐月賞トライアルについて

2010年03月11日 01時35分34秒 | 『教えて、万世!』
虎観委員長(以下:虎):今週は勝負は休みだと言っていたが、何かネタとかあるのか?

万:ネタならたくさんあるよ。まずは・・・

ソ連の赤の広場で「スターリンは大馬鹿である!!」と言った男が捕まった。
裁判を行なって出た判決は懲役30年。内訳は
国家元首侮辱罪によって懲役3年
国家機密漏えい罪によって懲役27年


局:ロシアンジョークのネタじゃないですよ!競馬の話ですよ!!

万:ネタっていうからなんか面白いことを言うことかと思ったよ。

虎:競馬ブログで誰がそんなネタを求めてるんだよ!!

万:あとロシアンジョークで「スターリンとローズベルトの徒競走」というジョークがあって…。

虎:だからそういうネタじゃなくて・・・

万:「ユダヤ人の祝日」というユダヤジョークのほうがいいか?

虎:いいよ!もう!!サッサと話を進めろ!!

万:さて皐月賞トライアルの第1弾弥生賞が終わりました。結果はヴィクトワールピサの勝利で2着も実績馬のエイシンアポロン。

局:まあ弥生賞らしい順当な結果でしたね。

虎:でも気になるんだが、弥生賞勝った馬で皐月賞をそのまま勝った馬ってあまり聞かないよな。弥生賞って「王道」じゃないのか?

万:職場の先輩からも同じようなことを聞いた。弥生賞組は不安と。ということで今回のテーマは弥生賞と次の週にあるスプリングSの簡単な比較をしてみようと思う。まずは弥生賞とスプリングSを大まかに比較してみた。

万:いろんな面から比較してみた。まあ長所や短所などは完全に個人的な独断と偏見だ。

局:まずはコースですね。スプリングSは1800mなんですね。

虎:だが弥生賞は皐月賞と同じ中山2000mだし、若葉Sは阪神の2000mだな。

万:3つのトライアルーレースで言うと3つそれぞれ皐月賞に直結する要素がある。

弥生賞・・・・・・コース・距離が同じ
スプリングS・・・コースが同じ
若葉S・・・・・・距離が同じ

虎:他の牡馬クラシックの前哨戦に関してはどうなんだ?

万:このようになっている。

万:ダービーにもコース距離が同じの青葉賞というダービートライアルがある。だがコース距離同じのコースを経験しているにもかかわらず青葉賞から進んだ馬でダービーに勝った馬がいないというのは皮肉なものだ。

局:同じ距離・コース経験が必ずしも生きるわけではないという例ですね。

万:ちなみに古馬のGⅠの前哨戦も調べてみた。古馬は同じコース距離が重なる前哨戦はないし、まったく重ならないレースもある。



万:さて次にローテーションだが、弥生賞は中5週で、スプリングSは中3週になっている。公式トライアルだからこのあたりの間隔がローテーションとしては理想と言えるんだろうな。ちなみに弥生賞とスプリングSに関するローテーションをまとめてみた。

万:前走OP、500万条件などはこの場限りではないとして、弥生賞へ向かうパターンが主に3つある。京成杯、共同通信杯、きさらぎ賞。

局:パターン1の京成杯からだと中6週ですね。

万:これは『京成杯で好成績を出したが、弥生賞でこの実力が本物か否かというのを見てみよう』という感じのローテだな。

虎:京成杯は1勝馬も出るからレースレベルに疑問という場合もあるしな。

万:中6週で弥生賞、そして中5週で皐月賞だから間隔としてはゆったりしているが、間隔がゆったり過ぎるのもという『諸刃の剣』という場合もある。

局:パターン2は共同通信杯から弥生賞⇒皐月賞というパターン・・・これは

万:ダービーかNHKマイルC前に東京コースを経験させたいというローテーションだな。これで好成績を出して弥生⇒皐月と進むパターン。06年のアドマイヤムーンはこのローテで共同通信杯、弥生賞に連勝した。

虎:これで本番に直行する馬もいるな。あまり好成績をあげてはいないが…。

万:若駒の間はある程度使われながら行ったほうがいいのだろうな。ここから皐月賞まで2か月レース間隔が開くからレース勘が鈍るというのもある。次にパターン3はきさらぎ賞⇒弥生賞⇒皐月賞と進むローテで、関西馬がよく使うローテでもある。

局:きさらぎ賞は京都ですからね。それで本番を見据えて遠征して弥生賞⇒皐月賞と進む。

万:よくここから直行という馬もいるが、これもやはり皐月賞を目指すとしてはマイナスではないだろうか。レース間隔があくしね。

虎:去年のリーチザクラウンや07年のアサクサキングズはこれだったな。

万:去年の皐月賞でリーチの取捨選択に迷った人が多いと思うが、自分はローテの決め撃ちであっさりと斬った。有力馬の取捨選択をこれでやってしまうという手もある。そうすると簡単に絞れることもある。

局:ローテーションで言うと弥生賞の利点というのは…。

万:皐月賞まで中5週あるから弥生賞までやや無理使いしても弥生賞で挽回できれば(3着以内)その後立て直しやすいということだろうな。

虎:間隔をあけて、あけるか。詰めて開けるかというわけだな。スプリングSの場合はどうなるんだ。

万:それぞれパターンを振ったけど大雑把に言うと『開けて詰める』パターンになる。

虎:重賞からだときさらぎ賞でも中4週あいてるしな。

万:重賞からの馬が有利な一方で、条件戦からの馬が不利になる。これはけん♂さんのブログでも触れていたけど、条件馬がスプリングSでどうしても権利をとりたいがためにここでじっくり仕上げて、本番でこける。けん♂さんはフローテーションを例に挙げていた。

局:08年2着の馬ですね。

万:中3週だから立て直しがすごく難しい。本番の時はスプリングSからの馬はどんなローテーションで来ているかも注目だろうな。

虎:最初の話の戻るが、弥生賞からの馬が本番で中々つながりにくいという原因は何だろうな?

万:おそらくこれじゃないかな?

虎&局:???
【弥生賞のペース】

【皐月賞のペース】

万:両方とも同じコースで同じ距離だが…。

虎:皐月賞の方が時計が速いな。GⅠだから当たり前か…。

万:自分もそうだけどその当たり前のことを見落としてしまうんだ。弥生賞の一番早い時計と皐月賞の一番早い時計では約2秒も違う。

局:2秒と言うと5馬身差≒1秒だから、10馬身差というわけですか?

万:その差もそうだが、あと弥生賞はなぜか定数割れの場合が多い。アグネスタキオンが出た時は8頭だったし、ディープの時や去年のロジユニヴァースのときは10頭だった。多数頭との競馬では決定的な差がある。

虎:決定的な差?多い分位置取りが難しいとかそういうやつか。

万:大雑把だがその通りだ。スプリングSはフルゲートになりやすい分多数頭競馬・・・皐月賞と同じような感じになる。

局:ペースも速くなりやすいんですね。

万:中山のコースをみると1角に近いのは1800mだからそのあたりの先行争いは本番さながらのペースにもなりやすいと思っている。逆に2000mはスタートが4角付近だから先行争いは1800mほどではないからゆったりとしやすい。

虎:スプリングSはその辺も注目というわけだな。

万:そうブログの中の人も言っている。

虎:だからブログの中の人は・・・(以下省略)

人、それを負け惜しみという。

2010年03月09日 01時39分33秒 | レースの結果と個人的な感想
弥生賞の自分の本命エイシンアポロンは2着でした。

道中は内沿いに先行策。道中も折り合いを欠くことなく進み、直線は内をついてうまく抜け出したが、自身が内から抜け出したスペースをヴィクトワールピサに利用されて抜け出されてゴール前強襲に屈した。

勝ったヴィクトワールピサについては道中も内々を進み、エイシンアポロンを見るような形・・・というよりはエイシンアポロンしか見てなかった。エイシンアポロンがダイワバーバリアンを内から交わして抜け出したそのスペースをうまく使って外へ持ち出してあっという間に抜け出した。勝った馬を過小評価したというよりは、武豊騎手を過小評価しすぎた。
(というか武豊騎手を過小評価するブログはここくらいなものだろうが…)
正直エイシンアポロンより後ろにいたので、「差し損ねる」と思ってしめしめと思っていた。直線で抜け出した後は勝ったと思ったが…。

まあ単勝2着は負け方としては・・・(以下省略)。まあそれは単なる負け惜しみなんですけどね。

単勝1倍台だったので「天候が悪い上に、3歳戦で1倍台はなかんべ。一体どこに目を付けているのやら…」とおもったがどうみても自分が「どこに目を付けているんだ」という結果になってしまった。

エイシンアポロンは2000mはいけるであろうが、正直NHKマイル向きでしょうね。

今週は桜花賞TRのフィリーズR、古馬ハンデ中距離戦の中京記念、中山牝馬Sがあるがこれは全部回避する。

でその次の週の阪神大賞典とスプリングSの2本を勝負レースとします。

今週はまた暇ネタをいくつか書いていこうと思います。

騎手のこととか、トライアルレースの比較とか…。

あとは記事ではないけど高松宮記念の予習や、クラシックの予習をする必要が…。

またGⅠシリーズのDVDを見る日々が始まりますなあ・・・。

弥生賞の予想

2010年03月07日 15時03分17秒 | 勝負馬券(『乾坤一擲!』)
ヴィクトワールピサが一番人気。実績、格なら全く問題ないが、天候と枠順がやや不安に映る。
もし仮に晴れならエイシンアポロン、アドマイヤテンクウ、ダイワバーバリアン辺りで絞れば問題はないと思うが、天候は雨。馬場は重以上である。

となると頼るは血統となる。

ネオユニヴァース産駒の重適正が気になるところ。不良馬場のダービー馬のロジユニヴァースをみて重適正があると見るか?アンライバルドの姿を見て無いと見るか?こうも両極端だと、母父にそれを求めると、血統だけなら同じネオユニヴァース産駒ならビッグバンの方が魅力的に映る。母父フレンチデピュティは距離馬場オールマイティーであるし。

アドマイヤテンクウも血統なら問題は無い。父キングカメハメハ、その父はキングマンボ。『雨ならキングマンボ』と言うのを聞いたことがある。力のいる馬場なら歓迎であろう。

ダイワバーバリアンも母父キングマンボなので極端に馬場に左右されにくいし、エイシンアポロンは父がバリバリのアメリカ血統で、母父サドラーズウェルズは力のいる馬場でこその血統と推測される。

ヴィクトワールピサの母父マキャヴェリアンもアメリカ血統なので道悪で極端にマイナスはなさそうだが、過剰人気になる程の馬では無い。

ということで

馬場状態を考慮しても問題はなさそうなので素直に実績馬勝負に行く。