県立美術館で『イッタラ展』をやっており 行ってみました。
ガラスのイッタラの名前は知っていましたが わが家にはイッタラの
グラス一つありません。
イッタラとは人の名前ではなく フィンランドのイッタラ村のガラス
工場から始まった歴史は 今年140年になるそうです。
まず目についたのは ガラスのかわいい鳥たちです。3日前の震度3で
棚から落ちなくて良かったです。
これらの鳥や器を 昔はこんな道具で作ったそうです
こちらは『氷上釣りの穴』という作品で 氷の張った湖で 穴を開けて
ワカサギを釣るのでしょうか
ガラスが ぐんにゃりと花になったり 水たまりのように見えたりします
イッタラ☓イッセイミヤケ のコラボだそうです
前列の小さいグラスが売店にあり 1つ買おうとしたら
1個が5,600円もします。 迷ったすえ 結局あきらめました
インドヒモ(情熱) と名前がついていました う~~ん・・。
日本らしい作品もありました
吹きガラス職人の技術は むかしは父から息子へと受け継がれてきましたが
1950年以降イッタラ村では 職能として受け継がれるようになったそうです。
たっぷり見せてもらい ↑こんな鳥が1つ欲しいなぁと思いつつ
美術館をあとにしました。
ムーミンシリーズは ガラスより陶器製品が多いですね。
ムーミンとリトルミィのペアケーキプレートや
モバさまが言われる マグカップのかわいいこと!
お値段も昨日見たグラスより ずっと買いやすい値段です。
売店にこれがあったら買ってきたのにと残念です。
吹きガラスの技術者は ガラスを飴のようにどんな形にもしますね すごいです。
母は「あら〜、ムーミンじゃない」
「そう、好きでしょ?これで毎回薬飲んでね」
「そうしましょう、そうしましょう」
っていう会話。一回だけじゃなく5回くらい。
図らずも認知症がどういう病気かを思い知らされる結果となりました。
今となってみれば、それすらいい思い出です。
そのグラスは、老人ホームには持っていってもらえず、形見分けに時に引き取る勇気がなかったところ
当時台風でうちが全壊になったばかりのいとこに、好きなもの持って行ってといったら
ちゃんと発掘して持って行ってくれました。
その彼女も昨年癌の手術をしました。
今頃彼女の服薬のお供として活躍してくれてることでしょう。
思い出させてくださってありがとうございます♪
フインランドに行った時2客買ってきました
カラス製品もたくさん現地で目にしましたが
主人と私
この器が気にいって今も使っています
真っ白な陶器
中央に置くタイプでなくデザインの中で少し置く位置が端に
イッタラの i 真っ赤な色で小さく
飲み口についています
フインランド懐かしいです
デザインとしては日本人感覚ではないですね
娘が持ってきたムーミングラスで薬を飲める とお母様は大喜びしたはず。
しかしその喜びをすぐに忘れ 娘が5回目を言っても初めて聞いたように喜ぶ。
同じ思いは私にもあります。仕事でくたくたに疲れて帰ったとき
朝からずっと喋らずにいた母が 今日はこうだった ああだったと何度もくり返し
薄情な娘は『何度も聞いた!』と今から思えば 何と罰当たりな返事を返したのか
何度でも初めて聞いたように そぉ~それで?と聞いてやれば良かったと
今から思うと反省ばかりで 思うたびに後悔がこみ上げます。
お母様が使ったムーミングラスを 今度はいとこさんが薬を飲むに使ってくれる
なんと幸せなグラスでしょうか。
いとこさんが早く良くなられますように。
北欧へ行きたいとずっと思いつつ コロナで行けなかった数年間に足腰が弱りました。
フィンランドには サンタクロース村やムーミン美術館があるんですよね。
それとフィヨルドのクルーズ。体力があればオーロラツアーも魅力ですね。
陶器を買ってきましたか 今回も陶器作品がいくつか展示されていました。
色使いも すっきりしたデザインも 日本人好みと感じました。
↑のイッタラバードが欲しいですが いいなと思うものは数万~数十万しますね。
確認したら2022年9月でした。
この文化村というのは、美術館、映画館、コンサートホール、カフェなどが入ったお洒落な文化施設だったのですが
去年、閉館してしまって残念です。
イッタラ展、写真だけでもよかったらどうぞ。
https://blog.goo.ne.jp/franny0330/e/ef84f2a4f9f6b1eabdad4805122f6911
今回こちらでの展示は 2022年の透明ガラスのキノコみたいなのがなかったです。
イッタラの色・形は日本人の好みと思います。
定年退職後行きたかったイタリアを旅し ムラーノ島だったかな?吹きガラスの工房を見学しました。
販売もしており ツアーの人達は食器や花瓶を買いましたが あの手の込み過ぎた?作りは
あまり私は好きでなく買いませんでした。
今回のイッタラ展で陶器のものを売っていたら マグカップなど買いたかったです。
田舎ではなかなか こうした展示がないのでいいものを見せてもらいました。
東京の展示も見せてもらい ありがとうございました。