昨日石川県で大きな地震がありました。お見舞い申し上げます。
TVの番組表を見て録画予約をいれても 録りだめを観ぬうちに消す
などのバカなことをしています。
消す途中で 前に録画した『ウエスト・サイド物語』が出てきました。
あらなつかしい ちょっと観てから消そう のはずが全部観ました。
1961年ロバート・ワイズ監督の アカデミー賞 10部門受賞作です。
公開から60年たちました 当時のポスターがレトロで懐かしい。
その昔これを劇場で観ました。田舎の子どもには目を見張るおしゃれな
映画で 踊りのうまいG・チャキリスに 一目ぼれです。
今の人は足が長いですが 60年前の若者は胴長短足 それとガニマタで
この格好にはなりません。
チャキリスのあご下のくぼみがカッコよくて これにもまた ぽぉ~です。
ストーリーはロミオとジュリエットの現代版ミュージカルで ロミオ役が
R・ベイマー ジュリエットがN・ウッドの配役で 歌は吹き替えでした。
あら~知りませんでした この名作を60年後 スピルバーグ監督が
リメイクし 2022年に公開しています。
60年前リタ・モレノが『America』という軽快な曲で チャキリスと
踊りました。 同じ画面に映る オリジナル版と リメイク版の間には
60年もの年月が流れています。
60年前みごとな踊りを見せたリタ・モレノは 今も現役女優です。
60年前の主要キャスト中 ナタリー・ウッドは早世しましたが
リタ・モレノ 91才
ジョージ・チャキリス 90才
リチャード・ベイマー 84才 とご長寿です。
1961年『ウエストサイド物語』が公開され 翌1962年にデビット・
リーン監督の『アラビアのロレンス』が公開されています。
人の心に鮮やかに残る作品が 60年前 続けて公開されました。
近年のヒップホップやストリートダンスを見ても特に驚くこともありません。
ジェッツの一員として登場したデヴィッド・ウィンターズは後にコリオグラファーとして成功しますが、彼のことをブログ記事にしたことを思い出しました。
2012年1月6日の「コリオグラファー ~ デヴィッド・ウィンターズ ~」という記事です。一度覗いていただければ幸いです。
私は、 リタモレノの「America」に圧倒されました
何かのアメリカドラマで 彼女をお見かけしたことあります
ミュージカルを観て帰る道すがら 誰もいないところで歌っちゃったものでした
N.ウッドさんが、あんなに早く事故で亡くなったのは 残念でした
もう60年も前になるんですね。
若かりし頃に見た映画はいつまでたっても覚えています。
映画館が家のすぐ近くにあったこと、今の夫と初めてのデートでこの映画を見に行ったことなどを懐かしく思い出しました。
アメリカが内包する人種問題もこの映画で知りました。
名作はいつまでも名作ですね。
ジェッツ団のメンバーは ラス・タンプリン タッカー・スミスを
あとから知った程度の私ですから もちろんデヴィッド・ウィンターズは知りません。
この人はのちに一流の振付師になったのですね。
貼っていただいた2012年1/6記事の 1963年公開
『ラスベガス万才』を見ると
当時22才のアン・マーグレットと 当時28才のエルヴィス・プレスリーが
若々しく美しく 2人ともセクシーなダンスをしますね。
出だしアンが踊って 一区切りしたとき舞台下から出て行った男性が
デヴィットじゃないかな?と思いました。
エルヴィスが生きていたら現在88才ほどで まだ元気で
活躍していたろうに と思うと残念です。
映画雑誌『スクリーン』懐かしいですね 今もあるでしょうか。
中学・高校時代は買えませんので 先輩が古本屋で買ったスクリーンを
見せてもらっていました。
FUSAさまから『ウエストサイド物語』のもう一つの見方を教えてもらいました。
ありがとうございました。
♪Americaで踊る彼女は魅力ですね この踊りをマイケル・ジャクソンが
『スリラー』のミュージックビデオに取り入れたと書いてありました。
彼女はプエルトリコ人のため あの時代冷遇されたこともあったみたいですが
長く続けてきて 今はレジェンドと呼ばれているそうです。
N・ウッドが水死した新聞記事をはっきり覚えています。
殺されたのでは?などと言われました 若かったのに残念です。
こちらでもやったはずですが気が付きませんでした。
そうでしたか『ウエストサイド物語』はご主人との大切な思い出ですね。
私も何年ぶりかでビデオで観て これが60年前作られたことに感動しました。
今よりももっと人種差別のあった時代の米国が舞台でしたね。
ロバート・ワイズ監督作品はこのあとに『サウンド・オブ・ミュージック』
の公開もあり いい作品を続けて世に送りました。
中学生の時封切りだったと思います
ダンスを習っていた同級生がうんちくを並べていたのを思い出します
3本百円の映画館でも 大人になってからのテレビでも
何度観ても良いものは良い!v( ^-^(ё_ёゝネー
バーンスタインという人の事もこの映画以降知りました
小澤征爾さんの師匠だという事もこの後小澤さんの著書で知りましたよ
映画、『ウエスト・サイド物語』、若いころに一度だけみみました。就職した後、映画を見ることは
ほとんどなくて、映画の知識もありませんが
初めて見る映画、 ミュージカルに何もかもびっくりしたものです。
くりまんじゅうさんの詳しい解説で、色々な映画の面白さがわかります。これからもたのしみですので。
目の付けどころが違います。バーンスタインはあの作品中いい曲をたくさん
発表しました。『トゥナイト』『マリア』この2つが特にいいですね。
そちら都会では3本100円の映画館がありましたか。こちらの映画館は
たいてい2本立てで 1本終わると白黒画面のニュースを挟んで次の作品に
移るやり方で あのレトロなニュースも好きでした。
この映画は私が一人で映画館へ入り観た 多分最初の映画だと思います。
それまでは親と一緒に 東映や大映の映画をたまに観るだけでしたから。
田舎者には 別世界へ来たという目を見張る感動がありました。
60年前この作品でアカデミー助演女優賞をもらったリタ・モレノの演じた
アニタ役を 60年後に演じたアリアナ・デボーズが同じくアカデミー助演女優賞を
もらいました。↑ダンスする動画の2人です。