ふくの映画ブログ

映画の紹介です

「喜望峰の風に乗せて」

2019年10月20日 | 実話をもとにした映画
今年1月公開の映画の紹介です

監督はジェームズ・マーシュ。
ヨット経験があまりない実在のクロウハーストの無寄港世界一周レース・挑戦物語です。
主演・出演は、コリン・ファース、レイチェル・ワイズ、デヴィッド・シューリス、ケン・ストット。


1968年。
ボートショーに会社の宣伝のために参加したドナルド・クロウハーストは、前年初めて達成したシチェスターが、今年も『単独無寄港世界一周レース』を開催すると聞き、社の宣伝のためにも出場すると決めます。
ヨット好きのドナルドは航海経験はありませんが、自らボートを設計し、準備を進めます。
しかし、準備にかなりの時間がかかり、8月出港予定が、9月、10月1日と伸び、更に期限の10月31日が目の前に迫ります。
2日前、ドナルドは社の広報担当・ホールワースに、弱気な発言をしますが、家も会社も失う事になると言われ思いとどまるのです。
出航の日、マスコミなどの取材陣が集まり、心配を隠せない妻・クレアと子供たちも見送ります。
手を振り合わないままドナルドは出航し、ボートの中が雑然としていることや、整理中に怪我をして悪態をつき、更に甲板で吐いてしまうのです。
無線や電話も装備されていて、ドナルドは時々連絡を取りながら日誌に記録していきます。
当初の予定より大幅に遅れている事でホールワースは不機嫌になり、ドナルドも船の不具合など文句を言います。
ホールワースの、「奥さんに棄権すると伝えるのか?」の問いに、ドナルドは時間をおいて答えます。
「妻に、元気だと伝えるように」
しかし、ドナルドは嘘の位置を教えるという、おぞましい事を考え始めるのです・・・

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「奇跡体験!アンビリバボー」でも放送があったようです。

≪ 単独無寄港無補給世界一周ヨットレース とは ≫

「ヴァンデ・グローブ」とも言われているようです。
一人で、寄港なしのレースです。
スタートは出航期限内が原則で、皆バラバラに出発のようです。

スタート・ゴールは
フランス・ヴァンデ県のレ・サーブル=ドロンヌ
義務付けられたチェックポンは
 喜望峰
 ハード島
 ルーイン岬
 ホーン岬

第1回1989-1990の優勝者はTitouan Lamazou(フランス出身) 記録は109日8時間47分55秒
第8回2016-2017の優勝者はArmel Le Cleach(フランス出身) 記録は大会新で、74日3時間35分46秒






レースのコースです



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