ふくの映画ブログ

映画の紹介です

「僕たちは世界を変えることができない。」

2019年08月29日 | 日本映画
2011年公開の日本映画の紹介です

監督は深作健太。
大学生の葉田甲太の体験記・ドラマ映画です。
主演・出演は、向井理、松坂桃李、柄本佑、窪田正孝、村川絵梨、 阿部寛、リリー・フランキー。


医大生の田中甲太は、勉強にも、バイトにも、常に物足りなさを感じながら2年生になってしまいます。
ある日友人の芝山と矢野と共にイベントに参加しますが、乗りについていけず3人で固まって飲んでいました。
そこへ主催の社交的な本田が近付いてきて、「何か物足りない、はまるものがない」と言って甲太は共感します。
間もなく、甲太は郵便局で、ついにはまるものを見つけました。
パンフレットには、
「カンボジアに学校を建てよう」
と書かれていて、さっそく芝山と矢野と、本田に声をかけます。
通常300万円かかるところが、世界銀行で半分だしてくれるので150万円を、まず集めようと考えます。
会費が資金となる為、イベントを企画し、大手の企業が参加してくれることになり、順調にスタートします。
そらをまめに見上げていること方つけられたサークル名は、
『そらまめプロジェクト』
4人は1週間のカンボジアの旅に出かける事にします。
ガイドのコナーは、州立病院や大量虐殺が行われた場所が収納されている博物館などを日本語で紹介し、遊び半分の気持ちだった甲太たちは言葉も出なくなるのです。
そして帰国した甲太達を待ち受けていたのは・・だったのです。

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映画のラストに、
「カンボジアの小学校は6,700校あり、そのうち日本はNPO、NGOの協力で700校以上建設している。」
と記述されています。

4人の大学生がカンボジアを訪れ、各地を回ってコナーさんから説明を受けますが、ドキュメンタリーのようで私もなるほどと見入ってしまいました。

田中甲太役は映画初主演の向井理。
『世界ウルルン滞在記』でカンボジアに行ってから、「第2の故郷」と公言しているとか。
2011年、外務省の委嘱を受けて「日本・カンボジア親善大使」になったようです。
テレビドラマからの映画化「信長協奏曲」(2016)、「ザ・ファブル」(今年6月)、これから公開予定の「引っ越し大名!」の出演があります。








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