「インセプション」

2010年公開の映画の紹介です

監督・脚本・製作は、クリストファー・ノーラン。
ややこしいけど、結構わかりやすい作りのSFアクション映画です。
主演・出演は、レオナルド・ディカプリオ、渡辺謙、ジョセフ・ゴードン＝レヴィット、マリオン・コティヤール、エリオット・ペイジ、トム・ハーディ、キリアン・マーフィー、マイケル・ケイン。

コブとアーサーは、人の夢から重要情報を『抜き取る』企業スパイの仕事をしています。
コブは大企業のサイトーから、ライバル会社社長の息子・ロバートの夢に入り、
会社を潰す計画『植え付ける（＝インセプション）』の依頼を受けました。
コブは見返りを承諾し、依頼を引き受け長年の相棒・アーサーらでチームを組みます。
学生のアリアドネは、コブの夢の中で亡き妻モルが妨害をしてくる事を知り、不安を伝えます。
コブは大丈夫と言い、3段階に組み立てられた計画は実行されます。
コブ達は、ロバートを飛行時間10時間の便に乗せ、夢に侵入しました。
しかしロバートは、夢に入り込むスパイ対策として訓練を受けていたのです。
ロバートの意識が生んだ自己防衛本能が、武装した人間の形を取ってコブ達を襲います。
一人が瀕死の状態になり、通常なら死ねば目覚めるところが、今回の鎮静剤は強い為、全員が虚無の世界に陥ってしまったのです・・・

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原題も『Inception』、
意味は「 始まり、開始、発端」です。

第83回アカデミー賞では、「撮影賞」「視覚効果賞」「音響編集賞」「録音賞」を受賞、
「作品賞」「脚本賞」「作曲賞」「美術賞」のノミネートがあります。

夢の世界の、素晴らしく豪快な光景が見どころの一つです。
3段階という事は「夢の中の更に夢の中の夢」の為、混乱しそうですが物語はわかりやすく進んでいきます。
「夢と現実を区別する方法」・・・は見てのお楽しみということで。

アリアドネ役は、エリオット・ペイジ。
この映画の10年後、トランスジェンダーである事を公表して、エレン・ペイジからエリオット・ペイジに改名しています。
「JUNO/ジュノ」(2008)では、アカデミー主演女優賞のノミネートがあります。
他、「ハードキャンディ」(2006)(注：ふくのお勧めしない映画です)、「X-MEN:ファイナル ディシジョン」（2006）、
「スイッチ・オフ」(2017)、「フラットライナーズ」(2017)などの主演、出演があります。

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