ふくの映画ブログ

映画の紹介です

「闇金ウシジマくん」

2019年08月22日 | 日本映画
2012年公開の日本映画の紹介です

監督はこの作品が初映画の山口雅俊。
コミックが原作のPG12指定のドラマ映画です。
主演・出演は、山田孝之、林遣都、大島優子、やべきょうすけ、崎本大海。


小川純は、主催する東京大イベントを成功させようとやっきになっています。
あるイベント会場でスポンサーを探す純は、親しくなった猪俣が突然男たちに詰め寄られるのを目にします。
カウカウファイナンスの社長・丑嶋は、借金の取り立てでごまかす猪俣を有無を言わせずを連れ去ってしまいます。
呆然と事の成り行きを見送る純に丑嶋は言います。
「金は奪うか奪われるかだ」
その後、会場費用の支払いを迫られている純は、カウカウファイナンスに行ってお金を借ります。
保証人など必要ない代わりに、通常「トニ」(10日で2割の利息)を「トゴ」(10日で5割の利息)と説明され、純は違法な闇金業者と知ります。
10日後、女性に利息を取り立てに行った丑嶋は、その場で警察に逮捕されます。
拘留中、5人から被害届が出ていると知った丑嶋はつぶやきます。
「一人は小川純だな」
そして、多額の示談金をせしめようとしている純は、カウカウファイナンスからの呼び出しにのこのこ出向くのです・・・

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真鍋昌平の同名コミックが原作です。
社会の底辺で金や欲望にまみれて生きる人々の実態が描かれ、いつも大変気の毒な役者さんがいます。
今回は小川純役の林遣都。
究極のシーンでは、丑嶋役の山田孝之が椅子までも用意してあげたとか・・

TVの時のバットの寸止めはありませんが、この映画は電気コードでの軽快な(?)丑嶋の威嚇が見応えありです。

コミックは『ビッグコミックスピリッツ』に2004年から2019年の不定期連載。
ドラマは2010年10月からと、2014年1月から。
この映画の続編は
「闇金ウシジマくん Part2」(2014)
「闇金ウシジマくん ザ・ファイナル」(2016)

どのシリーズも丑嶋役は山田孝之。
汗をかかない事に徹した、にもかかわらずこの映画の撮影は山田が恐れていた7~8月!!
撮影ごとに扇風機の風を受け、冷却シートを常備したんですね。



ドラマで良く観られた風景




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