ふくの映画ブログ

映画の紹介です

「ライ麦畑の反逆児 ひとりぼっちのサリンジャー」

2023年05月21日 | 実話をもとにした映画
2019年公開の映画の紹介です

監督は、ダニー・ストロング。
ケネス・スラウェンスキーの評伝が元になっている、伝記映画です。
主演・出演は、ニコラス・ホルト、ゾーイ・ドゥイッチ、ケヴィン・スペイシー、サラ・ポールソン。


(あらすじ)
作家・サリンジャーはタイプライターを前にするも、
手は震え目は空を彷徨います。
「もう救いはないかも」
6年前。1939年、ニューヨーク。
高校生のサリンジャーは、クラブで美しいウーナに話しかけますが席を外されてしまいます。
その後ウーナが忘れられず恋愛小説を書き始めるも、
現実主義の父親に作家になることを反対されます。
しかし才能を認める母親は、コロンビア大学に進み創作化に進むよう促すのです。
数年して大学中退を繰り返すサリンジャーは、
文芸誌の編集者でもあるバーネット教授の講義を受け刺激を受けます。
しかし選集の為に書いた作品は即座に却下され、
「作家になるのに2番目に大事なことは、不採用に慣れること。」
諦めずサリンジャーは、外出先で耳にし目にするものから書き綴った『若者たち』を完成します。
夏を過ごすため家族と避暑地に着いたサリンジャーは、
ある光景を目にし鉛筆とノートを取り出し数日籠って書き続けたのです。
戻ってバーネットに呼ばれたサリンジャーはあるものを渡されます。
サリンジャーは感激し、その後NY誌から掲載の連絡を受けるのです・・・

****************************************************
ケネス・スラウェンスキーの評伝(批評をまじえながら書かれた伝記)のタイトルは、
『サリンジャー 生涯91年の真実』です。

邦題はなんともサブタイトルが邪魔(失礼!)ですが、
原題は『Rebel in the Rye』、
直訳は、ちょっと違う「ライ麦畑の反逆者」です。

サリンジャー役は、ニコラス・ホルト。
本人の写真を見るにつけ、どちらも端正な美男子です。
「アバウト・ア・ボーイ」(2002)の出演がデビュー作品です。
「シングルマン」(2010)、「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」(2011)シリーズ、「ジャックと天空の巨人」(2013)、
「ウォーム・ボディーズ」(2013)、「マッドマックス 怒りのデス・ロード」(2015)、「アウトバーン」(2016)、
「トールキン 旅のはじまり」(2019)、「ザ・メニュー」(2022)などの出演・主演があります。

≪ J・D・サリンジャーの作品 ≫

※ ジェローム・デイヴィッド・サリンジャーのようです。

『ライ麦畑でつかまえて』
『ナイン・ストーリーズ』
『フラニーとゾーイー』
『大工よ、屋根の梁を高く上げよ シーモア-序章-』

アメリカで単行本化されていない作品が多くあるようです。

※ 大昔読んだ記憶はありますが、大変読みたくなりました!!!




皆さま、お立ち寄りと応援ありがとうございます
バーネット教授の授業や、アドバイスがかなり説得力があり、
小説を書こうか!! と思ったくらいです

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (maritosi1152)
2023-05-21 10:21:08
映画ができてたのですね。本、ライ麦以外内容忘れました。遠い昔。
返信する
おはようございます (maritosi1152さんへ)
2023-05-22 05:50:39
ご訪問とコメント、ありがとうございます
小説の内容が少し語られていて、
とっても気になり、読みたくなりました
作家本人の自伝ですがご興味ありましたら、
ご覧くださいね 
返信する

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