「フローズン・リバー」

2010年公開の映画の紹介です

監督・脚本はコートニー・ハント。
ヒューマン・ドラマ映画です。
主演・出演は、メリッサ・レオ、ミスティ・アッパム。

ニューヨーク州の最北端の町。
2人の息子がいるレイは、夫に新居用の資金を持ち逃げされ途方に暮れていました。
その日も資金の取り立てが来て何とかごまかし、レイは夫がいると思われるギャンブルの店へ足を運びます。
すると夫の車が駐車場にあり、中の人を確認したいと言って受付と押し問答しているうちに車が発進するのをレイは目に留めます。
慌てて車で追いかけると、乗っていた先住民の女性・ライラで車は置き去りにしてあったと言います。
更に車を高額で買い取ってくれる人を紹介すると言い、ライラはレイの車を誘導します。
雪の積もった河を渡るのを躊躇するレイに、ライラは冬は凍っていてこの車なら通れると言い、モホーク族の保留地を横断します。
着いた先で先住民が2人トランクに隠れ、大金をライラは受け取ります。
更に別の場所に2人を下ろすと同額の金額を渡され、レイは数えます。
そうして密入国の手引きで大金を受け取り、レイは息子二人を連れて買い物に行くのです。
新居用の資金がたまるまでと決めたレイはその後も密入国の手伝いをし、その日はパキスタン人が待っていました。
大きなカバンを持つ2人に、レイはテロの疑いを持ち、河の途中でカバンを捨ててしまいます。
しかし、着いた先で男女は降りると、カバンにはある大切なものが入っていたと女性は泣き叫ぶのです。

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この映画は、サンダンス映画祭審査員大賞（グランプリ）ドラマ部門を受賞しています。
アカデミー賞では、「主演女優賞/メリッサ・レオ」「脚本賞」にノミネートがあります。

レイ役はメリッサ・レオ。
｢ザ・ファイター｣(2011)で、アカデミー助演女優賞を受賞しています。
｢イコライザー｣(2014)シリーズ、｢スノーデン｣(2017)などの出演があります。

≪　サンダンス映画祭　豆知識　≫

名優・ロバート・レッドフォードが開催し、名前は『明日に向って撃て!』で演じたサンダンス・キッドに由来するようです。
ユタ州・パークシティで開催されるアメリカの映画祭の一つです。
毎年1月中旬から11日間に渡って開催され、インディペンデント映画(自主制作映画)対象の、200本もの長・短編映画が上映されています。

歴代受賞の主な映画は、

1989年：観客賞（ドラマ部門）/セックスと嘘とビデオテープ
1993年：観客賞（ドラマ部門）/エル・マリアッチ
2010年：グランプリ（審査員大賞・ドラマ部門）/ウィンターズ・ボーン
2014年：グランプリ（審査員大賞・ドラマ部門）/セッション
2018年：グランプリ（審査員大賞・ドラマ部門）/ミスエデュケーション

お立ち寄り、ありがとうございます

メリッサ・レオ続きましたが、たまたまです　(*´∪｀*)

「ザ・ファイター」

2011年公開の映画の紹介です

監督はデヴィッド・O・ラッセル。
マーク・ウォールバーグ製作・主演の伝記・スポーツ映画です。
他出演は、クリスチャン・ベール、エイミー・アダムス、メリッサ・レオ。

1993年、マサチューセッツ州ローウェル。
元プロボクサーのディッキーは、映画を作る為の撮影に答えています。
「強者シュガー・レイを倒した事があり、俺は“ローウェルの誇り”と呼ばれている
弟のミッキーは俺に憧れてボクシングを頑張っている・・・」
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試合を控えたミッキーは唯一のトレーナーである兄をジムで待っていますが、一向に現れません。
しかし何時間も遅れてやってきたディッキーに取材が入り、母もめかしこんでいる始末です。
マネージャーとしての母が組んだ試合の相手は勝てる見込みがありましたが、当日体調を崩し試合相手が変更になりました。
相手はミッキーより9キロも重く、しかし母やディッキーは脂肪だらけだとか上手い事を言って試合を組み直します。
ところが筋肉質だった相手に、ミッキーは打ちのめされて負けてしまうのでした。
その後、他のジムからミッキーに誘いの声がかかり、今の家族と一緒の状態では勝てないと念を押されます。
当然母は猛反対ですが、父はミッキーが思うようするよう話します。
誘われたジムからの提示資金よりも稼ごうと、詐欺まがいの事をしたディッキーは警察に追われます。
ディッキーの加勢に入ったミッキーは、警官に大切な手を殴られてしまうのです・・・

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この映画は、アカデミー賞で「助演男優賞/クリスチャン・ベール」「助演女優賞/メリッサ・レオ」を受賞しています。
他に「作品賞」「監督賞」「脚本賞」「助演女優賞/エイミー・アダムス」のノミネートがあります。

ミッキー役はマーク・ウォールバーグ。
この映画では、ゴールデングローブ賞 映画部門 主演男優賞 (ドラマ部門)でのノミネートがあります。
「ディパーテッド」(2007)では、アカデミー助演男優賞にノミネートされています。
「デッド」シリーズや、「トランスフォーマー」シリーズなど、話題作も多く出演、
「スペンサー・コンフィデンシャル」(全米3月公開)が日本公開未定です。

ディッキー役はクリスチャン・ベール。
マット・デイモン→ブラッド・ピットの流れで決まったようです。
役どころに容姿を合わせる画期的な俳優さんの一人で、この映画では少々後頭部が薄いです。
今年、「フォードvsフェラーリ」が公開しています。
※　日本の長編アニメ「ハウルの動く城」の英語版では『ハウル』の声を担当しているんですね。

お立ち寄り、たいへんありがとうございます

クリスチャン・ベールは痩せたり太ったり、体を壊さないかと心配です

後頭部が薄いのは・・ま、いっか