パンチ!
昨日のこと。
夕方、駅までの公園に入ると、
蝉の声がうわんうわん。
ヒグラシからツクツクまで勢ぞろい。
桜の公園に出ると、犬がじっと見るので、
わんち、と話しかけると、さらにじっと見る。
「男の子だからきれいなお姉さんが好きで」ってよくきくセリフ。
品川で漫画借りてちょっと散歩。
夜の運河を見にいく。
昭和の町並の向こう、すぐそばに大きいビルがいっぱい。
不思議なけしき。運河には鴨。
急な別居の話で、私も落ちていて、
涙が出そうになるのを、こらえながら歩く。
柳の木の前のベンチで、
煙草を吸ったら気持ちも落ち着く。
曇り空で、涼しいそよ風が吹いて、
柳の葉が右にゆれ、戻る勢いで左にゆれるのを、
ゆっくり繰り返す様は、フラダンスのよう。
今日は、雷をともなった雨。
夕方止んだので、ダーと川に出ると、
三毛子も出てきていた。
大きい犬が寄って来て三毛子に吠え掛かったので、
思わず「わあっ」とどなったけど、
すぐに飼い主の女性が飛んできて三毛子を撫でていた。
雨上がり、通路は長い水溜りができて川みたい。
川にはたっぷりの、豊かな緑の水。
帰りも川に出て、1本手前の通ったことのない小道を歩くと、
猫たちがのんびり。
残った雲にかかる夕焼け。
さらに夜、Cと車の来ない裏道を軽く散歩。
鐘前の優柔不断で、ふりまわして全く申し訳なかった。
雷で東京湾花火が明日に伸びて、
徹夜あけで帰ったダーは明日、
東京湾花火に重なったコミケ3日目に顔を出さねばならず早く就寝。
夜一人で観てたレイクサイドマーダーケースが、
嫌な感じの狂気がうずまく久々に怖い映画で、
ドキドキヒヤヒヤしているところに、
視界にある箱の上にいたビーが、
動いた拍子にズボッと箱の上ふたが抜けそうになったと同時に、
映画の画面が切り替わった。
皆がバリバリやってそろそろ誰かズボッといくだろう、
と思ってたらビーで、
でもビーの下にはリモコンがなくて、
ヒヤヒヤしながら画面が急に変わったのはビーが何か磁気を?
と思ったけどリモコンが箱と壁にはさまっていた。
おかげでドキドキが少しおさまってちょうどよかった。
ほんとに怖いんだもん。
さらに夜更け、庭に猫が来て、3匹は窓に集まり、
ビーと殿がフオーーッ、フアーーッ、と声を出し始めた。
見に行くと猫はサッと逃げ、
振り向いたモンチはなぜかビーに向かって
プシーーッ。その顔の小面憎さときたら!