なぎのあとさき

日記です。

三毛子のお客さん

2006年08月24日 | 日々のこと







寝ていると、目がときどき半開きになるモンチ。

夕方川に出ると、三毛子の横に女の人が座っていた。
その人が去って少しすると、
三毛子は私のいる土手まで降りてきて、
川の水をゆっくりたっぷり飲んでいた。
三毛子がいつもの場所に戻ると、
今度はおじさんが三毛子の横に座って、
長いこと一緒にいた。
猫のわりに目が小さくて、
器量よしでもないし、なつっこいわけでもないけれど、
いつも同じ場所で佇む風情がよくて、
ファンも多いみたい。

鴨の親子は、コガモが大きくなり、
横に並んで泳いでいた。
花火のため刈り取られた雑草は、
1週間あまりで膝上まで伸びた。
「それから」を少し読み、
代助のカリスマニートぶりにクスッとして、
赤い夕陽を眺めて帰る。

夜になって、携帯がないことに気付く。
三毛子に気をとられて、河原に置いてきたらしい。
次の日朝早く見に行くと、
三毛子は早くから同じ場所にいた。
携帯はちゃんと、ライターまでそのまま置いてあった。

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