なぎのあとさき

日記です。

花火

2006年08月21日 | 日々のこと
暑さでへたり気味だった木々も、
最近の豪雨のおかげで瑞々しい葉っぱに戻った。
緑輝く、夏の午後。

花火の場所取りシートが心配なので見に行くと、
すでに河原は無数のシートで覆われている。
川と道に平行に、整然とシートがある中、
太陽のルートと平行に敷いた私のシートは、
一枚だけ斜めになっていた。

ふだん誰も目にとめない石ころが、
今日ばかりは皆の引っ張りだこで、
シートを押さえるのに、皆選りすぐって石を使っている。
大きめの石を掘り出そうとして、途中で諦めた形跡もあった。
一度家に戻る時も、いい感じの石を見つけると、
ダー「戻って置いてこようかな…」

ダーが仕事から戻り、ひとシャワー浴びて、
すぐに花火会場へ。
去年より人が多い感じ。
暗くなるのを待ちながら、お弁当。
私はあまりお腹が減ってなくて、
ビールを少し飲んだだけ。

花火は、年々すごくなってる感じ。
スッゲエーーー!
とルフィみたいに叫んじゃう瞬間が、何度も。
人が作ったものの中では自然に近い美しさ、な気がする。
広い空に、幾つもの光が重なって、
一瞬ごとに形や色や光の強さを変えて、
同じ景色は二度とない。
花火の上がってる1時間は、
お弁当どころではなく、空に目が釘付け。
あまりにベスポジで、
燃えカスがひっきりなしに飛んできた。

ななめ前方、
やたら広いシートに今どきな男子3人だけで、
花火そっちのけでケータイばかり見ていて、
後から一人できた男の子に、
花火のドーンという音よりでかい声で、「女は?!」
しばらくして女子も到着、めでたしめでたし。
男子と女子で別れてかたまって、
今度は皆ケータイを花火に向けていた。
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