お湯をすばやく沸かすのに便利な電気ケトル。基本的に水しか入れないので、キッチン家電のわりに汚れにくいものの、毎日使用していると、内容器にカビのように見える斑点が気になってきます。あの斑点の正体は一体何? というわけで今回は、汚れた電気ケトルの掃除法をご紹介します。
内容器の底に付いた斑点汚れは、「カビ」ではなく「カルキ」です
まずお伝えしておきたいのが、電気ケトルの内容器に付いた斑点汚れは、カビではなくカルキだということ。水分中のカルシウムなどが水分の蒸発によって結晶化し、内容器にこびりついてカビのように見えてしまうのだそうです。
電気ケトルにこびりつく程度のカルキは人体に影響はないと言われていますし、カビではないのでひと安心。とはいえ、使い方を誤ると本物のカビが生えてしまう可能性もあります。使用後は小まめに水を捨て、内容器を乾かしておくなど、清潔に保てるよう心がけたいですね。
底にこびりついたカルキを触ってみると、カリカリとした感触で、カビではないことがわかります。硬いスポンジなどでこすり落としたくなりますが、傷付く恐れがあるので止めましょう
今回掃除する電気ケトルは、10年近く掃除をすることなく使用しているもの。内容器の斑点汚れはもちろん、本体の外側にも汚れが目立ちます。
普段この電気ケトルが設置されているのは油が飛ぶような場所ではないので、黒い汚れは手垢か、水垢のようなものでしょう
用意するのは「クエン酸」と「重曹」
今回の掃除法に使用するのは、クエン酸と重曹、ふきんです。クエン酸と重曹はどちらも安価で手に入り、クエン酸はお風呂などの水まわりの掃除に、重曹はキッチン掃除や鍋の焦げ付き落としに、と言った具合に幅広く活用できるので、これを機に常備しておいて損はありません。
重曹は外側の汚れを拭き取るのに使用するので、内容器のカルキ汚れだけを取りたい場合は、クエン酸とふきんのみ用意すればOKです
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