パナソニック、光学70倍ズームのコンパクトなSD/HDDビデオカメラ

パナソニックは2009年1月7日、高性能と軽量コンパクト化を両立させたSD/HDDビデオカメラ「SDR-H80」を発表した。2月5日発売でオープン価格。新開発の小型レンズで、超望遠光学70倍ズーム機能を搭載した。

　幅58×高さ68×奥行き108mm、重量約300gのコンパクトなボディに60GBのHDDを内蔵し、MPEG-2で最大約54時間の映像記録ができる。超望遠ズームを生かすため、毎秒約4000回の頻度で手ブレを検出する光学式手ブレ補正も搭載し、遠くの被写体も画像を劣化させず、きれいに撮影できる。

　このほか、被写体の顔の有無、明るさ、コントラスト、距離の情報から5つのシーンを自動で認識して、最適に撮影する「おまかせiA」機能を搭載した。撮像素子は1/8型CCDで総画素数80万画素。SDメモリーカード（32MB～2GB）またはSDHCメモリーカード（4～32GB）への記録にも対応。2.7型ワイド液晶モニターを搭載。付属バッテリーによる連続撮影時間は約2時間。

　カラーはシルバー、ブルー、レッドの3色。付属の映像管理・再生ソフト「VideoCam Suite 2.0」で、パソコンでの動画の再生、取り込み、スタンダード画質でのDVDディスク作成、シーンの簡易編集や静止画切り出しが楽しめる。Webモード撮影では簡単な操作で「YouTube」に動画をアップロードできる。当初の月産台数は7000台。