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バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

日曜夜の来訪者

2025年04月15日 09時50分46秒 | 日記
日曜日の夜8時過ぎ、居間でくつろいでいたら「ピンポ~ン」と玄関チャイムが鳴ったので「なんじゃ? こんな時間に… 町内会関連か? 何か支払いを忘れていたっけ?」と思いながらドアを開けたら、一人のお婆さんが立っていて「福祉に役立てるための寄付のお願いに来ました」というようなことを言いながら、その人が所属していると思われる団体名が印刷された大きな封筒を差し出して見せた。

その団体名に見覚えがあった私は「え~っと… 何だっけ… そうだ、母が入る施設を探している時に、お試しで一泊させてもらった施設だ」と思い出した。その時、その人が「いつもは施設の人たちの手作りクッキーを持ってくるんですけど、今回は用意できなかったので私が用意した物を…」と話し始めたので、私は「それはいいですから、少しだけ寄付を…」と言いながら居間へ戻った。

小銭入れを取り出して「回覧で回ってくる赤い羽根には寄付しないけど、某神宮の初穂料などは300円を寄付してるから… 同じく300円かな? ちょっと奮発して500円? 思い切って1000円か!?」などと迷いながら500円玉2枚を手に取って再び玄関へ行き、500円玉1枚を差し出したのところ、「えっ… 500円… あの… 1000円以上なんですけど…」と言われてしまった。

その瞬間、様々な思いが込み上げた私は黙ってしまった。すると、その人が「ダメですか…」と言ったので、私は「すいません…」と言いながらドアを閉めた。あ、ひょっとして… 私は「商品は不要」という意味で「いいです」と言ったのだが、それが伝わっていなかったのかもしれない。もしも、その人が用意してきた商品が500円以上だったら、1000円以上って言いたくなるのも当然だろうから…

それはそうと、その人が用意してきた商品は何だったんだろう?(気になるなら聞いとけよ!) 施設のトップの顔写真とか?(宗教団体じゃないんだから…) 市長のTシャツとか?(数年前には“金メダルかじりオジサン”というTシャツがあったらしいな) 総理のサイン色紙とか?(そんなもん、魔除けにもならん… というか、逆に寄ってくるだろうな。“今だけ金だけ自分だけ”という魑魅魍魎が…)


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