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バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

眠れぬ夜

2025年07月29日 01時44分54秒 | 日記
「今夜が通夜だったら…」と思えるくらい寝付きが悪いし、気持ちも少し落ち着いたので、今のうちに“月曜日の出来事”をアップしておくことにした。。。。。平日は午後から仕事、土日は朝からテニス… なので、日曜日の夜から月曜日の朝にかけては熟睡(爆睡?)である。だから、一昨日(日曜日)の夜も午後10時頃には就寝、昨日(月曜日)の朝は7時45分のアラームで目を開いたのだが、すぐに二度寝… またもやゴミ出しに失敗した。

再び目覚めたのが9時ちょっと前… いつもは起きてすぐに亡父へお茶とお菓子を上げ、その勢いで朝食を作り始めるのだが、昨日の朝は珍しく食欲がなかった。しかも、いつもは朝食後2時間くらい経たないと催さない便意に襲われたので「なんで!?」と驚きながらトイレに入った。また、気分がイマイチで洗濯をする気にもなれなかったので、とりあえず冷蔵庫からペットボトルを取り出し、お茶を一口だけ飲んだ… その時、スマホが鳴った。

電話を切った後、「なるほど… “朝食の時間はなくなるぞ!”“今のうちに排便しておけ!”“洗濯なんてやっている暇はない!”ということだったのか」と思いながら「あそこに連絡しなきゃ」「あれを用意しなきゃ」とウロウロ… 「職場にも休みの連絡を入れなきゃ」と電話を掛けたのだが、正社員が重要な作業で忙しい時間帯だったようなので、電話に出た先輩に事情と用件を伝えた。すると「明日は?」と聞かれたので「まだ分からないので、また連絡します」と答えて電話を切った。

軽くシャワーを浴びて、Gパンを穿いて… 「さすがにテニスをする時のような赤いTシャツはないよなぁ~」と思って、私の衰えた目には黒にも見える濃紺のポロシャツを着て行った。部屋に入ると、いつものように母がベッドに横たわっていた。担当の医師が来るまで、ベッドの横に用意された椅子に腰掛けて母の顔を見ていたのだが… 時折、薄い掛け布団が上下しているように見えたので「ひょっとして!?」と思ったりした。

担当の医師が来て聴診器を取り出し… ライトを取り出し… 時刻を確認… 掛け布団の上下は目の錯覚であることが確定した。その後、複数の施設スタッフから話を聞くことができたのだが、あるスタッフは「今朝8時頃に目薬を差そうとしたら、いつもはなかなか目を開けてくれないのに、今朝はパチッと開けてくれたんですよ」と言っていた。そして、9時頃に来た担当の看護師さんが「呼吸が止まっている」と気が付いたらしい。

ここ2~3日は、スタッフの皆さんが出勤する度に一人一人が部屋まで来て母に声を掛けてくれたそうなのだが… 葬儀屋さんが母を連れて行った後、医師から書類を受け取るために私が部屋で待っていたところへ、一人のスタッフさん(私が訪問する日時によく担当されていた人)がやって来て「あぁ、間に合わなかった… 何もしてあげられなくて…」と泣き崩れたので、「いえいえ、本当に良くしていただいて… ありがとうございました」と泣きながら声を掛けた。本当に、施設スタッフの皆さんには感謝しかない。


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