バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

三人目は… 三輪は… どうしよう?

2017年09月28日 21時05分04秒 | バス運転士
先日、車椅子の人が“2か所から乗る”と分かっている某港発・営業所前ターミナル行きの便が含まれているコースを担当した。一人(Aさん)は某病院前停から営業所前ターミナルまでで、もう一人(Bさん)は某病院前停の次のバス停から某二丁目停まで… ある運転士さんの話では「Bさんは平日ならば毎日のように乗るけれど、Aさんは乗ったり乗らなかったり…」ということだった。

午後の某港で約20分の休憩後… 僅か1分前の先発バスが出た後、私が待機場所から乗り場へ移動すると… そこには“予定外”の車椅子の人(Cさん)が待っていたのである。バス車内の“車椅子固定用スペースは2人分”なので、一瞬「マジか…」と思ったけれど、いつものようにスロープの出し入れ&車椅子の固定などをやってから発車した。

私は「う~む… Bさんが乗るのは間違いないとして… もしも某病院前停でAさんが待っていたら… どうしよう?」と思いながら運転していた。委託元のホームページの中には【車内が満員の場合や、既に車いすを使用のお客さまがご乗車になっていて、車いすを適切に固定するスペースがない場合などは、車いすのままでご乗車いただけない場合もございます】と書かれているとはいえ、1時間に1本の路線なので… 幸い、某病院前停にAさんの姿はなく、その次でBさんを乗せることができたのだった。

また、朝の某運動場発・市内中心部行きの時には… 某保健所から某通一丁目まで、“三輪ベビーカー”と可愛らしいお母さんを乗せたのだが、こういう場合には「混雑時だったら… どうしよう?」と思ってしまう。委託元のホームページには【混雑時など、ベビーカーにお子さまを乗せたままでご乗車いただけない場合もありますので、ご理解いただきますようお願いします】と… 要するに“折り畳んで下さい”ということだと思うのだが、折り畳めない三輪の場合は…???

それから約2時間30分後、某運動場へ向かっていた時… その母子が某通一丁目で待っていたので驚いた。もちろん、私は「これは運命ですね」とお母さんに… 言わない、言わない! 朝と同じように乗車を手伝ってベルトで固定… 某保健所で降りる時には、寝ている赤ちゃんが起きないように気を付けて… その時の“お母さんの可愛い笑顔”が忘れられない!(ウソつけ! 何でもすぐに忘れるクセに!) それはそうと、その赤ちゃん… 最近流行の(?)ハーフっぽかったので、将来は何かのスポーツで活躍するかも!? 今のうちにサインをもらっておけば良かったかなぁ~ あ、サインは無理か。手形かな? ハハハ… あるいは、お母さんの…(どアホ! この××!)


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