昇格試験

特上司から「今年は飛躍の年にしましょう！」と…　上司から「試験、頑張れよ！」と…　運転士仲間から「こういうのが試験に出る」「バスの到着から発車までの僅かな時間も勉強していた」「早く上へ行って（出世して）下さいよ」などと激励され…　何十年振りに、私が最も苦手とする丸暗記という“試験勉強”を始めたのは半年前…　と言っても１日だけで、以後パッタリ…　先々月あたりからボチボチ…

私は「試験勉強も大切だけど、毎日のブログ更新の方が大切だよなぁ～　仕事の日であれ、休みの日であれ…　まずはブログを書き上げて保存して、それから勉強しよう」と心に決めた。とはいえ、試験勉強に対する集中力なんて２時間…　否、１時間も持続すればいい方で…　営業所（マイカーの中）では知らないうちに寝てしまったり、自宅では“初めての障子張り”を始めてしまったりした。

また、この世に生まれてから半世紀を過ぎ、覚えても覚えてもすぐに忘れるのに…（同じ営業所の人の名前も出てこないことが増えたのに…）　「とても試験範囲すべてを暗記するは無理！」ということで、ヤマを張ってみたのだが…　子供の頃から、試験のヤマを張って当たった試しがない！　むしろ「ここは出ないだろう」と思ったところが出たりした。

さて、本番の試験はどうだったのかというと…　案の定、大きな設問が８つある中、私が完璧に暗記していたのは１つだけ…　他の設問を含めても、自信を持って書き込めたのは数えるほどしかなく…　設問１から設問８まで目を通した直後は“ほぼ白紙状態”で、私は笑うしかなかった…　と同時に、いろいろとアドバイスをしてくれた人たちに「申し訳ない」と思った。

しかし、そのアドバイスの中の一つ「何でもいいから、諦めずに最後まで…　すべて書き込むこと！」という言葉を胸に、試験終了までの１時間、私は穴埋め問題との“にらめっこ”を開始した。まずは普段から使っている用語を思い出し、問題文の“穴”の前後や“助詞”などから推測して…　とりあえず、すべての穴を埋めることはできた。そう、埋めるだけ…

ま、今の営業所の路線でさえ…　毎日のように走って３年目で、ようやく「慣れてきた」感覚になった私なので…　この昇格試験についても、今後、毎日のように勉強して、３年後に合格ってことかな？　ハハハ…　万が一、これで合格したとしたら（合否は、来年の４月１日付の辞令が出るまで分からないらしい）、今日は“一生に一度の山勘と推測が当たった日”ということで…　あ、お出掛けついでに“テキトーに数字を選んで”買ったロト７も当たったりして！？　イヤッホォ～！（一体、何を浮かれとるんだ？　どうせ、どっちもハズレだよ！！）