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バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

ただ駐車車両を避けるだけのはずが…

2010年10月03日 19時35分04秒 | バス運転士

ある大きな交差点の赤信号を、先頭から5~6台目で待っていた。信号が青に変わり、直進二車線の車が発進… ところが、交差点を過ぎて20~30mのところに“ハザードランプを点滅させて止まっている”車があったので、左車線を走っていた車は一台ずつ順番に右へ車線変更して… と、こんなことはよくあることである。

が、その時は違った。私も早目に右ウインカーを出して、右へ寄りつつ交差点を通過しようと思ったのだが… なぜか二車線とも流れが止まってしまったのである。私のバスはまだ交差点を抜け出していないのに…

そこで前方をよく見ると、さっきまでハザードランプを点滅させていた車が、道路左側の駐車場へ入ろうとしているようだった。しかし、内輪差を気にし過ぎているせいか、車の左側はガラ空きなのに、車の右前部分が障害物に当たりそうで入れずに止まっていた。少しバックしてやり直せばいいのだが、2mくらい後ろに後続車が止まっているので、怖くてバックできないのだ(私がペーパードライバーのまま就職した頃を思い出すなぁ~)。

それだけならば、右車線には何の影響もないのだが… なんと! そのハザード車の右側に、左ウインカーを出して止まっている車がいたのである。それでは二車線とも流れないのも当然のこと…

多分、左ウインカー車は、左車線を進んで行って、その駐車場へ入ろうと思っていたのだろう。ところが、その手前にハザード車が止まっていたので、一旦右車線へ出てから駐車場へ入ろう… と、その瞬間にハザード車が動き出したので、そのような状態になってしまった… 「間違いない!」

それでも、私は「ここの青信号は長いから、赤になる前には動くだろう」と思っていたのだが… それは甘かった。しばらくして、ハザード車の同乗者が車から降りて誘導して… 結局、みんなが動けたのは次の青信号になってからだった… その間、バスのお尻が交差点内に残ってしまい、ちょっと邪魔だったかも… 申し訳ございませんでした。しかし、まさかこんなことになるとは… ボケな私には予測できません。