僅か十数m先にある交差点の信号と車内の電波時計を交互に見ながら、発車のタイミングを計らなければいけない某所… さらに、自転車や歩行者がバスの前を横切るので注意が必要である。
信号のタイミングよく発車しようとしたら、お年寄りがバスの前をゆっくりと歩いているところだった… なんてこともある。
教習時には「発車時刻になっても、歩行者信号が点滅していたら、次の青信号まで待つ方が良い」と言われた。
発車時にバタバタすると、その後の運転にも悪影響が出てしまう私は、言われたように… いや、それ以上にゆったりと構えている。
だから、乗客か否か判断に迷う人がこちらへ向かっていたら、歩行者信号が点滅していようがいまいが待つことにしている。
しかし、それが“二度目の青信号”ともなれば話は別… そこでまたのんびりと待っていたら、いつ発車できるか分からないからである。
先日、“二度目の青信号”になった時、右前方にお婆さんの姿が見えたのだが、そこで通りがかった人に何か尋ねているようだった。そして、ゆっくりとこちらの方へ…
私は一瞬迷ったけれど、お婆さんが特にアピールをしなかったので、バスを発車させた。が、なぜかその時はバス停を通過することが多く、結局、途中で“時間調整の停車”をすることに… う~む、こんなことなら… いや、そんなもんだろう。