朱禪-brog

自己観照や心象風景、読書の感想
を書いてます。たまに映画も。

痴漢について

2019-11-29 06:03:35 | 日記
先日、Twitterを眺めているとダイコクドラッグ西新宿店で痴漢被害にあった方の投稿があった。

云うまでもなく痴漢は「犯罪」である。
女性は果敢にも泣き寝入りせずに、痴漢です!と声を出し、店側にも被害にあったことを伝えて警察にも通報した。

最も卑劣な男は「逃げた犯罪者の男」である。

さぞ怖い思いをされたと察するにあまりあるが、一連の被害をTwitter上でつぶやかれた。
それに対する一部のアカウントのコメントが酷い。

傷に塩、いや泥か…
まさに弱いもんイジメすんなである。
正義漢ぶるわけではないが、なんかイジメた側がイジメられる方にも原因があるとのたまっているようだ。

昔のアメリカ映画の「告発」だったと思うが、あれと同様である。

ライオンの雄は普段狩りもせず、日がな寝てる。しかし、群れに危機が迫ると命懸けで群れを守る。敵に制圧されると子供たちも殺されてしまう。

本能で生きている動物も、弱いもんを命懸けで守るのだ。

まったくの個人的な意見だが根拠も個人的なものであるが、私は生き物として人間を捉えた場合は女性の方が男性よりも強いのではないかと思う。

元々女性が強いので男性のように逞しい筋肉や馬力を与えないよう遺伝子が備わってないのかも知れない。

男性は弱いからこそ、女性にない(まったくないわけでない)それらのものを遺伝子として備えられたのであろうか。

古来武器を持って戦争を起こすのも男性主体ではないかと思う。

力を誇示することで、自らの存在にはっきりとした輪郭を与える。

「犯罪者」はどのような思考で痴漢という「犯罪」を犯したのであろうか。

まともな神経の持ち主ではあるまい。
そして、勇気あるつぶやきをされた女性に対して、情けないコメントを返す人もまともな神経ではない。

つぶやきをされた女性の傷が癒えるように願う。

「汚いやり方すんな!」
と思いつつ出勤するとする。

ちなみにハングルでは
「イ スレギ セッキガ!」
「このゴミ野郎が!」
となる。