BSで「スケアクロウ」を放送してましたので観ました。
1973年アメリカ映画 監督 ジェリー・シャッツバーグ
マックス : ジーン・ハックマン
ライオン : アル・パチーノ
南カリフォルニアの路上でヒッチハイクしていたマックスはライオンに出会う。
マックスは6年の刑期を終えたムショ帰り、ライオンは5年間乗船していた船を降りた船乗り。
マックスは洗車の仕事を始めるためにピッツバーグを、ライオンは5年前に置き去りにした妻とまだ見ぬわが子に会うためにデトロイトを目指しています。
マックスが一緒に商売をしよう、洗車は有望だ、とライオンを誘う。
短気でだれも信じていないというマックスがなぜライオンを誘ったかというと、ライオンがマックスに最後の1本になったマッチをくれたからでした
デトロイト経由でピッツバーグを指します。
ライオンはマックスに”案山子(スケアクロウ)はカラスを怖がらせているんじゃない、笑わせているんだ。そうやって笑いで丸く収めているのだ”と話をします。
トラブルもつらいこともそうやって優しいユーモアで乗り越えてきた、ライオン。
マックスの人を信じない心も短気な性格もライオンが側にいることで少しだけ和らいでいきます。
でも飲んで騒いで、また短気起こして2人そろってムショに入ることに。
ライオンが古株の受刑者に暴力をうけたり、いろいろあったものの刑期を終える。
めでたく出所したもののバーで酔っ払いに絡まれてマックスはまた短気を起こす。
同じ過ちを何度も繰り返すことに呆れたライオンが初めて怒って立ち去ろうとする。
その時マックスは「笑いで丸く収める」というライオンの気持ちに気が付き、殴り合いをする代わりにやったことは「ストリップ」! (厚着・・・というか何枚も何枚も重ね着しているマックスなので脱ぐものはやたらたくさん!)
バーの客たちが大盛り上がり、大爆笑。ライオンも戻ってきて見守っています。
このストリップシーンを観るといつも泣けてくるワタクシです。
ストリップで泣く(´;ω;`)ウゥゥって・・・
ロードムービーでバディムービー。何度か観ている映画ですがやっぱり大好き
アル・パチーノを初めて観たのが「ゴッド・ファーザー」じゃなくてこの映画でした。
ジーン・ハックマンはこの映画の前に「ポセイドン・アドベンチャー」で初めて観ています。