自民総裁選への揺さぶりか 中国とロシア、日本海などで合同演習 米も警戒「台湾有事での連携確認と情報収集が狙いでは」
中国とロシアが日本への威圧を高めている。
中国国防省は9日、日本海とオホーツク海の海空域で、ロシア軍と合同演習を行うと発表した。
実施時期は明らかになっていないが、同日までに日本海入りする中国艦艇も確認された。
ロシア軍は今月中に海空部隊を派遣する見通しとなっている。
識者は、自民党総裁選(12日告示、27日投開票)に合わせた日本への揺さぶりとみて厳戒を呼び掛ける。
防衛省統合幕僚監部は9日、中国の情報収集艦1隻、ミサイル駆逐艦2隻、補給艦1隻、フリゲート艦1隻の計5隻が7~8日、対馬海峡を北東に進み、日本海に向けて航行したと発表した。
中国国防省は演習の目的を「安全保障上の脅威への対応を増強する」としているが、中国とロシアは最近、日本に威嚇を続けている。
中国軍の情報収集機が8月26日、長崎県の男女群島沖で初めて日本の領空を侵犯し、その5日後の31日には、中国海軍の測量艦が鹿児島県口永良部(くちのえらぶ)島沖で日本の領海に侵入した。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます