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災害時には避難の遅れにつながる!「正常性バイアス」と「同調性バイアス」という心理

2024-07-30 14:33:12 | 連絡
Q. 職場や学校、外出先で非常ベルが鳴っているのを聞いた時、
あなたはどうしましたか?
①点検だと思って何もしなかった
②皆が避難していないので、大丈夫だと思った
③煙が出ていないし、大丈夫だと思った 
④安全な場所に避難した
これは、簡単にできる「正常性バイアス」と「 同調性バイアス」の診断方法です。
この中でバイアス(先入観・偏見)がないのは④のみ。
①~③には下記のバイアスがあります。
「これくらいなら大丈夫」正常性バイアス
上の質問で
回答①は正常性バイアス「非常ベル」=「点検」という過去の先入観から自分にとって危険な状況と認識できない正常性バイアスが働いています。
また、③は「非常ベル」=「火事」=「煙が見える」という固定観念から、火事以外の危険の可能性があることを認識しない正常性バイアスが働いています。
正常性バイアスは、異常なことが起こった時に「大したことじゃない」と落ち着こうとする心の安定機能のようなもの。
日常生活では、不安や心配を減らす役割があります。しかし、緊急事態では逃げ遅れなど、危険に巻き込まれる原因にもなります。
「皆と一緒だから大丈夫」周囲の人の行同調性バイアス
上記の回答②は非常ベルが鳴って危機的状況が知らされているにもかかわらず、周囲の人の行同調性バイアス動に合わせる同調性バイアスが働いています。
同調性バイアスは、集団の中にいるとついつい他人と同じ行動をとってしまう心理で、日常生活では協調性につながります。
しかし、災害時には周囲の人の様子をうかがっているうちに避難が遅れる原因にもなります。
その反対に周囲に率先して避難する人がいれば、より多くの人を避難に導くことも可能です。
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