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2009-04-05 | 時代の光景U+203CU+FE0E
久しぶり、土曜日休日を頂きました。

写真は青山墓地の緩やかな坂道にて撮影。

今年も桜が咲いた。
日本全国市町村には、たくさんの桜の名所がある。

日本人は、桜を精神道とする。

日本人にとって、桜は哲学でもある。

桜の優美は、命あるもの全てに語りかける力がある。

桜には、生きる狂気を感じる。

この感情こそ、エロスに近い感情だと思う。

しかし、なぜに日本人は桜にこうもこだわるのだろうか。

そう洗脳されてきたなりの理由はあるはすだ。

戦後の焼け跡から、生きる証を桜に見立ててきたのだろうか。

欧米に心は売っても体は売らない的な、日本人としての最後の誇りの印だったのかもしれない。

日本人にとって、桜は心に秘めた狂気の代名詞でもある。

咲く、散る。

二者択一の潔さと美しさ。

それを知っている。

だから最後の最後まで、日本人は二者択一を嫌う。

苦手なふりをする。

それは、二者択一の怖さと覚悟を知っているからだ。

だから、日本中の日本人がそれぞれの思いで桜を眺め、桜をそれぞれの人生のフィルターとする。

桜は、今年も日本中に南から北へと咲いていく。

そう、全ての日本人に平等に咲いていく。

しかし、桜を眺め、静かに思いを寄せる個々の日本人の、それぞれの心の立ち位置は平等ではない。

どんな人生を、今年も選んで生きているのだろう。

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