僕は、僕のThe Beatlesについては、いつも、同じことを、言います。
僕は、The Beatlesにおいての、日本人の世代論に、関心がありません。
日本人は、八百万の神と言いますが、逆もあって、何でも神様にしたがる国民です。
世代論もまた、その程度です。
僕は、世代論やめて、The Beatlesを聴きなさいと、言いたいタイプです。
僕は、たまたま縁あって、何度も英国を訪れたことが、平面だったThe Beatlesが、立体化してしまっただけのことです。
男女の出会いが、偶然であるように、人生もまた、偶然の繰り返しなんです。
ぼくは、そう思っています。
2度目のロンドンで、たまたま、貴重な経験をしました。
IRAの爆弾テロに遭遇しました。
生まれて初めて、逃げろと言われ、必死で、逃げました。
IRAとは、アイルランド共和軍(アイルランドきょうわぐん、アイルランド語: Óglaigh na hÉireann、英語: Irish Republican Army、略称:IRA)
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ジョンレノンは、アイリッシュ系のイギリス人です。
リバプールは、アイリッシュ系移民がたくさんいて、ほとんどが、港湾労働者だと、聞きました。
The Beatlesの背景を知ることで、より、英国社会をリアルに感じることができました。
なぜ、パンクロックが誕生したのか、その意味がわかりました。
The Beatlesと、The Rolling Stonesとの背景の違いを知りました。
1960年代のアメリカ公民権運動と同じような公民権運動が、英国にもあったことを知りました。
ジョンレノンの、意思を知りました。
The Beatlesの音楽であり、ジョンレノンの音楽が、立体化していきました。
その翌年は、ジョンレノンのルーツ、アイルランドを旅して、イマジンの、意思と意図を、理解できました。
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僕は、強いて言うならば、ボブディランとビートルズとローリングストーンズが、洋楽の入り口だと思います。
GLASSONIONにしたのは、響きです。
The Beatlesの立体化とは、僕のThe Beatlesへの裏付けです。
だから、The Beatlesは、本物だとの、僕の解釈に、確信が持てたのです。
年齢や世代を越えて、誰に影響されたのでもなく、The Beatles音楽を、感じてしまう人に、よく出会います。
感性とは、そう言うことだと思うのです。
仲井戸麗市…チャボは、The Beatlesを語るとき、笑話として、よくこんな話をします。
チャボは、The Beatlesを、武道館で見た人です。
当時、The Beatlesファンは、クラスに1人か2人、そんなものだった。
ところが、今じゃ、俺たち世代を、The Beatles世代と
言うが、そりゃ間違いだと…。
自分の大好きな音楽は、自分の感性が、決めるんです。
ただ、それだけのことです。
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The Beatlesは、僕の、英国社会との、出会いのきっかけでした。
90~97年に、延べ、英国滞在日数、結局のところ、約1年余りになります。
The Beatlesがフィルターとなり、英国社会を学びました。
同時に、多くの西洋史を学びました。
やがて、The Beatlesは、ポップスの基準を、僕に、教えてくれた、音楽の先生となり、世界史と、日本史の、教科書となりました。
それは、今も変わりません。
だから、僕のThe Beatlesは、擬人化するものでも、唯物化するものでもありません。
僕は、GLASSONIONを通して、本物とは、なんだろう。
それを、いつも、考えるようになりました。
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The Beatles来日50周年記念のTシャツきた、業界ゴロのおじさんが、得意げな顔で、The Beatlesを語る記事がありました。
The Rolling Stonesでも、同じことをやるのでしょう。
ボブディランが、もしも亡くなれば、真っ先に泣いて見せるのでしょう。
もちろん、彼らにしてみたら、死活問題だから、背に腹はかえられぬことなのかも、しれません。
こんな時にだけ、いつも必ず現れる、熱烈なファンを装う、業界ゴロどもの姿に、ジョンレノンなら、きっとこうやったに違いない‼︎
そんな思いで、そいつらめがけて、アカンベーをするんです。(^o^)/
斜陽の音楽業界のせいでしょうが、The Beatles関連で、相も変わらず、便乗したがる業界ゴロの多いのに、驚きますね。
オレオレ詐欺と、変わらんじゃねぇの⁇
そんな、おっさんばかりが、目につく世の中です。
でも、そんな中で、明らかに、彼らが、ブレはじめたことも確かなようです。
先週予定だった、武道館でのThe Beatles来日50周年イベントが、観客が全く集まらず、中止となったことなど、当然の成り行きです。
もう、時代が違うことを、どうして認めようとしないのだろうか…
若者は、もっと賢いんです。
もはや、そんなところで、今の若者は、The Beatlesを聴いてはいないことです。
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俺たち、おっさんは、潔く、一途な生き様を、淡々と、貫くこと。
それが何よりも、次世代への、最高のメッセージではないだろうか。
僕は、そう思います。
忌野清志郎さんも、さぞかし、こんな僕を草葉の陰から、賞賛してれているに違いないと、自負いたしておりま~す。
(^o^)/
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しかしながら、The Beatlesの個々の人生もそうですが、大スターとは、大変な職業ですね。
栄光と挫折とが、いつも、背中合わせです。
そして、崇めるの、嘲笑うのも、また、同じ人。
人生の縮図のようですね。
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思い出しました。
僕がもしも、擬人化したり、唯物化したくなるほどの、スターがいるとしたら、それは天地真理さんです。
いつだったか…、酷いマスコミが、彼女を晒し者にしながら、哀れむ記事までつけて、それをみかけ、とても!悔しい気持ちになりました。
でも、僕の天地真理は、永遠の笑顔の素敵な、僕のアイドルに、今も変わりはありません。
僕は、28年前に、偶然お見かけして、天地真理さんと、お話したことがあります。
その頃は、まだ、十分に、アイドル天地真理の面影がありました。
子供の頃、どれだけ、ファンだったのかを、伝えました。
とても、嬉しそうに、微笑んでくださいました。
そして、気持ちよく、握手してくださいました
僕にとって、アイドル天地真理は、今も、本物です。