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劇団四季のミュージカルを中心に主観たっぷりで綴っております

イタリア旅行記 12/13 5日目 フィレンツェ その1

2007-01-14 | イタリア旅行記
~ウッフィツィ美術館~

本日は朝からウッフィツィ美術館です。
ネットで予約してきました。
ウッフィツィ美術館の入場料は通常6.5ユーロなんですが
企画展開催時はプラス3ユーロで9.5ユーロになります。
今回はLa mente di Leonardo(レオナルドの精神・・でいいのかな)が
催されておりましたので9.5ユーロ。
今回は予約したので予約料としてプラス3ユーロ、さらにネットを使って
予約したため更に手数料として5.7ユーロ。
計18.2ユーロ(約2,800円・・高すぎっ)となりました。
予約しようか凄く迷ったんですが、今回は時間の限られた短期の旅行ですし
ネットで調べるとオフシーズンの12月でも並んだ・・なんて話もあり
結局は予約することにしました。
9:00入場で予約をしたのですが実際に取れたのは9:30入場。
15分前にチケットを受け取るようにと書かれてあったので
9:15分前頃にウッフィツィ美術館に行きました。
ん??人がおらんっ・・・

一般用の入り口、誰も並んでませんけど?!

前日、昼は過ぎていたけど美術館の横を通ったとき全然並んで
なかったから、やっぱり予約の必要なかったかな~って思ったんです。
でも美術館は朝混むと言われているので、意外と朝は多いいかも!
「予約しといてよかった~」ってことになるに違いない!
と自分に言い聞かせておりましたが・・・
過去2度ここには来ておりますが(2度とも今回と同じ時期)
殆ど並んだことないんですよね。1度並んだのも15分くらいだったし。
時間に余裕がないから念のための予約だったんですが・・・失敗したなぁ。

入場するには予約時に送られてきたメールを印刷して
まずチケットと引き換えしなくてはいけません。
シニョリーア広場から来ると、左側に1番と2番ふたつの入口があり
右側中程に3番の窓口があります。
まず3番の窓口に行って予約確認書と引き換えに入場券を発行してもらいます。
で、予約している人は1番の入口から入場することになるのですが
1番の入口を見ると日本人のツアー団体さんが・・・
ツアーだからもちろん予約しているのですが、団体で人数が多く(何組かいた)
ここでもセキュリティがあるので時間がかかるんですねー。
なので、結局殆ど人がいない一般用の入口2番から入場しました。
えぇ、そうです、予約の意味全く無しです(ーー;)
わざわざ約2倍もの料金を払って一般の入口から入場ですよ。
ていうか予約用の入口より一般の入口からの方が早く入館できるって・・
まいいや。でも次回からは絶対予約しないっ。

昨日行ったパラティーナ美術館もお勧めですが、ウッフィツィ美術館は
フィレンツェに来たら外せないでしょう!
パラティーナ美術館に比べると開放的で圧迫感も少ないですよ(笑)
ここはヴァチカン博物館程広くなく、作りも単純でコンパクトなので
とても回りやすいと思います。
ヴァチカン博物館の時と同様、今回もガイドブックを購入。



どの部屋にどの絵画があるか分かりやすくていいのですが
今回は何点か移動されていたり入れない部屋もありました。
ここも素晴らしい作品がいっぱいですね~。
名作を挙げだすときりがないくらいです。
いちばん有名なのはやっぱりボッティチェルリの2作品かな。
‘ビーナス誕生’と‘春’ですね。
この2作品、初めて見たときは驚きました~。
思っていたよりとても大きかったので。
以前はこの絵画の前に立って記念撮影する人もよく見られましたが
撮影禁止になっていました。
(前回はフラッシュ無しでOKだったのに今回は禁止になってた所多かった)
前回見ることができなかったティツィアーノの‘ウルビーノのビーナス’
今回は見ることができました。
前回は他の美術館に貸出しされていました。
小さくコピーした紙が貼り付けてあってびっくりしましたから(笑)
今回はラファエロの‘ヒワの聖母’が修復中だったため
見ることができませんでした~。
コピー絵画が展示されていたのでさらっと見たら気付かないかも?
でもよく見ると全然違うんですよね~。
特に聖母の顔を見ると明らかに違う。ラファエロの描く柔らかさがない!
イタリアに行くと、建造物から美術品から素晴らしいものが揃って
いますが、必ずどれかが修復中。
特に今はどの都市に行っても修復だらけなんですって。
レオナルド展も堪能し美術館を出ると12時を過ぎていました。
あまりにも疲れすぎてお腹もすかず。
とりあえずゆっくり座って落ち着きたかったのでドゥオモに向かうことに。

お昼時だったので、仕事中の人もお昼休みなんでしょうね
街には沢山の人が。フィレンツェはローマに比べると街が小さいからか
人が多いな~という印象を受けます。
あと、フィレンツェはローマより声をかけて来る人が多い!
ウッフィツィからドゥオモに行くまでに3人の男性につかまりました(^_^;)
時間が時間でしたので、みんな食事どう?と誘ってきます。
もし私が「じゃぁ一緒に食事しましょう」って言ったら彼らは
本当にそうするつもりなのかは?ですが。
もちろん断りますけどね。
彼らはいきなり食事に、と誘うことはないんですね。
何気ない会話から・・・時間的にもお昼だし~てな流れで。
ただのナンパなのか性質の悪い客引きなのか分かりませんが
明らかに観光客な外国人に声かけて、しかも食事に誘うなんて
イタリア以外でもこんなことってあるのかな?
今回は3人とも断ると「それじゃ~ね~(^_^)/~」って感じですぐに
バイバイしてくれましたが、たま~にしつこい人がいるのが困ったものです。
しつこくされたらキッパリと断りましょう!

声をかけてきた一人とちょっと話していたときに、私について何人か?とか
いつまでいるのか?学生か?なんて聞かれ
私の方も逆にイタリア人か?と尋ねたり(イタリア人ぽくなかったので)
しているうちに年齢を聞いてきたんです(これって失礼な事じゃないの?)
答えないでいると「Venti anni?」って・・・
「20歳?」ってことですよ(爆)
あ~びっくりした。ていうかここまで言われると
「あんたそれちょっと言い過ぎやろ!」と突っ込みたくなりますが
喜んでいる自分がいた(笑)
多分ね、彼はちょっとサービスして言ってくれたと思うんですよ
でも嬉しかったですわ。だって日本で「私20歳!」って言ったら
多分白い目でみられますから(笑)。
まぁ、でもイタリアでは日本人は若く見られることはほぼ間違いないと思います。

次はドゥオモのクーポラです、つづく・・・


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