それさえもやはりヲタクな日々・・・

まったり生温いヲタク生活を続ける今日この頃を、ゆるゆると書き連ねる

玄関にロイ・マスタング

2005-10-13 01:13:27 | ハガレン
我が家の玄関にはロイ・マスタングがいる。

ドアを開けたら焔の錬金術師がぬるい笑顔と、指パッチンで迎えてくれる家なんてそうないと思うのだが、どうだろう。(けっこー、なにげに珍しくなかったりして・・・一家に一人、ロイ・マスタング!)


うちの大佐は家人がしこたま抱えて帰ってくる大荷物に負けて、しょっちゅう倒されているへたれである。しかも、邪魔なだけで何の役にも立たない。家の中じゃ雨も降らないのに、無能である。

全長60センチ、もちろんガンガンの付録だ。

出来れば、エドワード・エルリックもアルフォンス・エルリックも、超希望無限大でカッコイイ、リザ・ホークアイ、”拳銃狙い撃ち状態”も欲しかったのだが、付録になったのはマスタングの翌月のエドだけだったらしい。

らしい・・・というのは、劇場版では「きれいなお兄さんは好きですか?(古い? やっぱり)」とキャッチフレーズをつけたくなる”美人に成長した兄、18歳”のエドではなく、ちゃんと男の子っぽく見えるキャラデザインのエドが漏れなくついてきた9月号(だったよね?)を、買いそびれてしまったためだ。すっげーお間抜け・・・

あれは、たまちゃんと宝塚を観に行った8月・・・、故郷から遠く離れた彼の地の本屋で見つけましたよ、電話帳も真っ青の凶悪極まりない月刊少年ガンガン!! (いや、どこにでもあるだろう・・・)

あららぎ「新刊出てるよ」
たまちゃん「わーい」
あららぎ「ここから、これを(ガンガンを指差して)持って帰るの?」
たまちゃん「ぷにゅ~」

ということで、帰ってから買うことになったのですが、健忘症の二人はそのこともすっかり忘れ、たまちゃんのお兄ちゃんが買ってきてくれたときには、既に新しい号になっていて・・・。


ちなみに新しい号はクラウドが表紙だった。(もう、ハガレンの時代は終わったのか!!?)
で、うちの玄関には、焔の大佐が頬に染み付いたぬるい笑いをたたえながら、独り寂しく突っ立ているというはめに・・・。

ところで、ロイ・マスタングが一番カッコよかったシーンというと、原作の「VSラスト」に尽きるとも思うんだけど、(アニメのVS大総統も同じようなシチュエーションで同じくけっこーカッコよかった(笑))アニメではやっぱり、劇場版後半「私はこのために来た」の前後の活躍だよね。

おお!!! ちゃんと役に立つんだ、ロイ・マスタング!!!!

とあららぎは驚愕と感動の嵐でございましたよ。

ほんと、あの部分は、焔の錬金術師が誰よりも、恐ろしく効率的で優秀な人間兵器であることがよくわかるシーンで、攻撃だけに特化された、もしくは己で特化したマスタングって、こいつってほんとは何者よ? みたいな、妙な感慨まで湧いてきちゃいました。
こいつの一発芸のような錬金術って、戦う以外、どう考えても役に立たないよね。


では、彼の錬金術が特化された理由はなんだろう?

例えば、彼の生まれ育ちが、焼き畑農業とかしている地域だったら、境界線の絶妙なポイントまできっちり焼いてくれそうで、実にお役立ちかもしれない(?)。自然と闘いながら農地を広げ明日を夢見ながら農作業に励む勤勉な親を助けるため、利発な息子は己の才能に磨きをかけ、焼き畑マスターとして名を馳せる傍ら、何時しか国家錬金術師としてスカウトされるほどの技を身につけたということもあるかもしれない。

しかし、焼き畑ってせいぜい年に数度。(たぶん)

しかも、何と言っても、ヨーロッパ的気候から乾燥帯にいたるアメストリアではそうそう焼畑も行われていないように思われることから、ロイ・マスタングが、焼畑を行う一見のんびり牧歌的で実は日々自然と闘う過酷な農村の焼畑を手伝う親孝行息子であったという説はほぼ否定されたと思う。(いや、だから誰の説よ、それ!) 


では、次に・・・


ロイ・マスタング大佐は焼死体の製造が得意らしいことから、死体の火葬技術についても秀でていると推察される。遺体を程よく骨にするために、火葬場の職員の方々が苦労して調節されている技術を、彼は感覚で身に付けており、しかも、仕事は速い。

まさに火葬の達人と呼んで差し支えないと思われるのだが、アメストリスのメジャーな宗教がいったい如何なるものであるかは不明であるも、如何せん、現代日本と違い遺体は荼毘に付さず、土葬するのが大勢を占めているようである。

生老病死などの四苦八苦を耐え抜いて一生を終え安らかに眠る遺体を、何者をも浄化する彼の焔で焼き尽くし、あの世への旅立ちへの引導を渡す・・・という感動的シーンは彼の故郷では、ついぞ見られることはなかったに違いない。

だが、しかし、ここで想像していただきたい。
もしかして、彼の故郷が疫病に襲われ病原菌に汚染された累々たる死体が・・・
この場合、遺体は一刻も早く火葬に付し、病原菌ごと焼き尽くしてしまわねばならない。

ここで、勤勉で優しいロイ少年はきっとこう考えるだろう。
「ぼくのこの力で、病気の蔓延を食い止めなくちゃ!!」
かくして、ロイ少年は、数メートル彼方からマッチの炎を飛ばしてランプに着火するとか、友人を脅かすために巨大な火の玉を作る実験をしていて納屋を全焼させるとか、火のつきにくい湿気た薪に一発で点火するために必要な火力の調整を研究するとか、その努力の成果を人々のために役立てるために、さらに精進し、華麗にマッチ1本を擦るだけで遺体を一瞬で灰となし、病気のそれ以上の蔓延を防いだとしたら・・・。

彼は故郷を救った少年として、人々の賞賛と尊敬を集めただろう・・・が、しかし・・・

劇場版でのマッチの擦り方を見る以上、ただの空想でしかないようだ。


ロイ・マスタング・・・・戦争か破壊活動が無い限り、錬金術師としては雨が降って無くても、どう考えても無能だ・・・orz

彼の錬金術の偏りは、生まれながらの才能の偏りと見るしかないのであろうか?


(この文体もいい加減疲れてきた・・・)


錬金術の才能に偏りがあり、戦い以外では無能の名をほしいままにしている(?)彼の本分は、錬金術師ではなく戦略家としての軍人にあるのだろうか?
しかし、大総統を目指しながら、政略、戦略でキング・ブラッドレーを倒すことが出来ず、他に何に有用なのかも想像力の乏しいあららぎには、思いつくことも出来ない焔の錬金術で、文字通り、相手の命数が尽きるまで焼き続けるという、野蛮な行為に起死回生の望みをかけたことを見れば、どう考えても政略家としても軍略家としても、あふれんばかりの才能に恵まれているとは言えそうも無い。


ならば、あの、劇場版でのセントラル登場のカッコよさはいったい何に依拠するのであろうか?

ハァ~、・・・限界です(笑) 

セントラル登場シーンはカッコよかったよね~。
破壊活動に限りなくお役立ちの大佐さんのシーンの次に好きです。
あららぎは1にアル、2にエドのアルエドファンなんだけど、劇場版の中で一番好きなシーンは何ですか? と聞かれたら、間違いなくマスタングのシーンを挙げます。

ええ、あららぎはマスタング好きですよ~!!
いろいろ、書いてると嫌いだと思われそうなので一応言っときますけど(笑)

まあ、戯れにマスタング君のことを思いつくままに書いてみましたけど、アニメ版焔の大佐はどこまでも謎な人物でした。(原作よりず~っと謎っぽい)

余談ですが(いや、全部余談だって・・・)、FF7ACのルーファウスの声が大川透さんだと知ったとき、アニメのマスタング君の声がみんなルーファウスに聞こえるという病気に罹りました。
と、同時にクラウドの声がクロマティー高校の神山くんに・・・・・

                              ・・・・orz

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