それさえもやはりヲタクな日々・・・

まったり生温いヲタク生活を続ける今日この頃を、ゆるゆると書き連ねる

『ナルニア国物語』を観ちゃった(・_・)

2006-03-13 02:14:33 | シネマグラフ
今日は、風速何メートルかいな? みたいな、暴風が吹き荒れ、見事に冬に逆戻りしたかのごとく寒かったのですが・・・・・ いや雪は降らなかったが・・・・


わざわざ、夕方から「寒いよねー」を連発しながら、隣の市まで映画を観に行ってきました


見てきたのは『ナルニア国物語-ライオンと魔女ー』


いやー、正統ファンタジーというか、まさに正しく美しい物語でした。


ハリー・ポッターのようにひねても、正義ってどこにあるのよ?みたいな展開もなくて、悪役は正しく悪役で、正義は正しく正義で・・・

運命を担う子供たちも、(当然ご都合主義ではあるのだけれど)きちんと苦労をして正義を勝ち取っていく。

と言っても、基本的にファンタジーを読まない私は、何を持って正統ファンタジーというのか、良く分からんのでありますが・・・


映画は多くの部分をニュージーランドで撮ったということで、緑の大地がステキに美しかったです。

クライマックスでは、広大な平原を舞台に入り乱れて戦う善悪の両軍のクリーチャーたちが、ホントに良くできていて、モンスター好きの私は大感動!!!

CGだの特殊効果だのロボット技術だの、よくわかんないけど、本当に凄いものですね。

日進月歩って言うけど・・・文字通りだねぇ

どこの場面にも、不自然さが微塵もないんです。


昔の特撮物を見ていた者からすると(それはそれで大好きですけど)、夢のような世の中ですね。

正義の王・・・実は正体は良く分からない・・・アスランというライオンの姿の勇者の動きがすばらしくて、どッからどう見ても本物のライオンさんが口を動かしてしゃべっているようにしか見えないんです。

たてがみのふさふさも男前で・・・犀さんもカッコいいし、本物の犀さんが暴れているようにしか見えません

おお、そう言えば、敵方の将軍、ミノタウロスさんもかっこよかった

全てが作り物なんですねえ・・・・作ってみたいなあ

CGでもロボットでも・・・


あららぎの視点って、結局、ファンタジーの物語の部分じゃなくて、特殊効果とかクリーチャーとかにいっちゃっうので、ストーリーをきちんと解説するのは無理のようです。

主役の子供たちも、なにか普通ぽくて好感が持てました。
普通なのに、ちゃんと努力して正義を貫こうとするところがいいですね。
運命の子達なのに、運命に贔屓されて妙な力とか持ってたりしないし、自分たちで道を開かなきゃならないし。


彼らの持つ善良さが、どうも私好みのようです。


ここまで凝りに凝って細部にもこだわっているのだから、物語ももう少し書き込んで・・・とか思ったりもしましたが、おとぎ話(?)はこのくらいがちょうどいいのかもしれません。戦争の場面があるのに血なまぐさくはないし。


おとぎ話って、どんな酷い場面でも、さらりと、油断すると気付かなくて読み飛ばしそうに何気なく書いてあったりするので侮れませんけど。




ところで、純粋にファンタジーの小説を好きな人って、言葉遊びが好きな人・・・(言葉への感性が鋭い人?)・・・なのではないかと思うんですよね~

ファンタジーにおいては、言葉が物語を語るための手段ではなく、「言葉」そのものがとても重要なファクターで、言葉の持つ力が物語の行方を決定していくような・・・


私のような粗雑な精神の持ち主には、理解不能というか、面倒くさいというか・・・・・・○| ̄|_

トールキンの『ロード オブ ザ リング』は第1巻の1ページ目の数行で挫折した経験の持ち主ですので、ファンタジーには、苦手意識ありまくり。


子供の頃は、おとぎ話の絵本とか好きだったんだけどなあ


でも、そんな私ではございますが、ナルニア国はなんとなく読めるかもしれないなあ・・・と思ったりしています。
お話の構成とか描写とかシンプルで、想像の余地がいっぱいあるような書き方なんだそうです。


原文の文庫を買ってきたんで、ぽつぽつと読んでみちゃおうかな。


でも、英語ってムチャクチャ苦手です
コメント (4)
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