『日本の香り』(コロナ・ブックス)監修:松榮堂
図書館で借りていた「日本の香り」という本を読みました。
アロマテラピーはヨーロッパから伝わったものですが、日本にも古くから
香りの文化があります。
日本に香木が流れ着いたのは6世紀ごろだといわれてます。
日本書紀の中に ながれついた大木を漁師たちがたき火にしようと
したところ 得も言われぬ香りが立ち上がり朝廷に献上した という記述が
あるそうです。 その大木が「沈香」であると判断したのが聖徳太子だそうです。
聖徳太子が 海外に香木の存在があることを知ってたということは
日本の国内でも そんな香りを楽しむ文化がすでにあった ということ
国内の香りの歴史もなかなか古いものだと感じます。
「日本」「香り」とくれば 「香道」という文化。
身近なものではないかもしれませんが
ワタシはアロマを始めるずっと前から興味津々でした。
中学生くらいのときに「香道」の文化を知り
(知ったのは マンガの中にでてきたからでしたが)
香りを「嗅ぐ」とは言わず「聞く」というあたりから
なんだか雅な文化を感じてあこがれてました。
以前 京都に 毎年とはいわないけれど 旅行にでかけていたので
機会があれば ぜひ 香道の門香体験をしてみたいと思ってたのですが
残念ながらいまだかなっていません。
いつかは・・・と まだひそかに思い続けてます。
その聞香会を一般に向けても開催してらっしゃる香老舗 松栄堂さんが
監修している本だということもあって 借りてみたのですが
なかなか興味深い本でした。
徳川家康が香り好きで 世界各地から名だたる香木をコレクションしていた とか
香りにまつわる日本各地のお祭りの話だとか
今は 仏教でお線香だとか焼香を使っているけれど 一時期は
政府の力で 国民を神道に導くために 仏教では使用が禁止されていた とか
知らない話がもりだくさん。
国内の香りの歴史も なかなか興味深いものでした。
「療法」を目的として発達したアロマテラピーと 「芸道」を目的とした
香道、違うものではあるけれど 原料が同じものもたくさんあります。
同じ「香りもの」としては 興味がつきることはないので
幅広く「香り」を楽しんでいきたいものです。
香老舗 松栄堂
〒604-0857
京都市中京区烏丸通二条上ル東側

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図書館で借りていた「日本の香り」という本を読みました。
アロマテラピーはヨーロッパから伝わったものですが、日本にも古くから
香りの文化があります。
日本に香木が流れ着いたのは6世紀ごろだといわれてます。
日本書紀の中に ながれついた大木を漁師たちがたき火にしようと
したところ 得も言われぬ香りが立ち上がり朝廷に献上した という記述が
あるそうです。 その大木が「沈香」であると判断したのが聖徳太子だそうです。
聖徳太子が 海外に香木の存在があることを知ってたということは
日本の国内でも そんな香りを楽しむ文化がすでにあった ということ
国内の香りの歴史もなかなか古いものだと感じます。
「日本」「香り」とくれば 「香道」という文化。
身近なものではないかもしれませんが
ワタシはアロマを始めるずっと前から興味津々でした。
中学生くらいのときに「香道」の文化を知り
(知ったのは マンガの中にでてきたからでしたが)
香りを「嗅ぐ」とは言わず「聞く」というあたりから
なんだか雅な文化を感じてあこがれてました。
以前 京都に 毎年とはいわないけれど 旅行にでかけていたので
機会があれば ぜひ 香道の門香体験をしてみたいと思ってたのですが
残念ながらいまだかなっていません。
いつかは・・・と まだひそかに思い続けてます。
その聞香会を一般に向けても開催してらっしゃる香老舗 松栄堂さんが
監修している本だということもあって 借りてみたのですが
なかなか興味深い本でした。
徳川家康が香り好きで 世界各地から名だたる香木をコレクションしていた とか
香りにまつわる日本各地のお祭りの話だとか
今は 仏教でお線香だとか焼香を使っているけれど 一時期は
政府の力で 国民を神道に導くために 仏教では使用が禁止されていた とか
知らない話がもりだくさん。
国内の香りの歴史も なかなか興味深いものでした。
「療法」を目的として発達したアロマテラピーと 「芸道」を目的とした
香道、違うものではあるけれど 原料が同じものもたくさんあります。
同じ「香りもの」としては 興味がつきることはないので
幅広く「香り」を楽しんでいきたいものです。
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