喜劇 眼の前旅館

短歌のブログ

なにぬねの・即詠

2006-07-01 | 即詠
開始17:44

中で目をあけているとは知りながら話しかけずに毛布を眺める
肉屋から骨だけ買いに自転車で籠には菊を束から解いて
抜け道にあんなに竹がはえていてどうしたらいい? と笑顔で訊かれる
寝顔にも笑顔があると気づくのはこんな夜だし布団が古い
のしかかる動物に手があることがわかっただけであきらめるだろう

終了18:17

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