星港、香港、そして上海流れ旅

シンガポールから香港へ、そして上海で働くことになったオジさんエンジニアの日常

ステキな金縛り

2012年06月17日 | 日記


「証人はただ一人、落ち武者の幽霊。」

ストーリー(少しネタバレ)
宝生エミは依頼者から主任弁護人を解任されてしまうほど、あまり有能でない弁護士。
最後のチャンスと妻殺しの容疑で逮捕された男の弁護を担当することに。
男性にはアリバイがなく、裁判に勝てる見込みは殆どない事件。
しかし男性は「その夜は、一晩中旅館で落ち武者の霊に金縛りにあっていた。」と主張。
男性のアリバイを証明するには、その落ち武者「更科六兵衛」に法廷で証人として
証言させるしかない。しかし幽霊は人間に姿を見せられない。
さてエミはこの難問を解決して、無事に無罪を勝ち取ることが出来るのか?

まずはキャスティングが最高。
主人公の宝生エミ役 深津絵里さんは、相変わらずチャーミング。
でも一押しは落ち武者、更科六兵衛役の西田敏行さん。最高です。
おそらくアドリブが沢山入っているんだろうなと思う会話もステキです。
「マジっしょ」って言う落ち武者を初めて見ました。www
脇を固めている役者さんも、こんなに豪華で良いのかって感じです。
中井貴一、阿部寛、浅野忠信、市川正親、小日向文世なんて、ピンで行ける役者です。
しかもホンの1シーンしか出ていない役者さんも綺羅星の如く。
竹内結子、戸田恵子、生瀬勝久、佐藤浩市、深田恭子、篠原涼子、唐沢寿明。
(役名すら無い人もいます。単に「ドクター」「悲鳴の女」とか。)

三谷作品を見ている人なら分かるシーンがあるのも楽しいです。
開始10分程、宝生エミが法廷でバナナを持って検察側の証人に質問をするシーンが
あります。これは、古畑任三郎で明石家さんまが演じた弁護士のパロディーです。
さんまは格好良い弁護士でしたが、彼女は・・・です。

大泉洋の「おにぎりあたためますか」事件とか、なんで「愛は勝つ」のKANが
容疑者役なのか、とか話題とツッコミどころ満載の映画です。

これは見て損なし!!☆☆☆☆☆星いつっつですっ!!(甘いか?)
次は姉妹作の「ステキな隠し撮り ~完全無欠のコンシェルジュ~」を見ようと
思っています。三谷作品は、演者の楽しさが作品に伝わっている感じがして
好きですねぇ。

映画を見ていると中国語の勉強が進まないんですが、好きなんだから仕方ないです。
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