「介護もトライアスロンも楽しんで」

90代両親を介護の日々ですが、合間に走って泳いで、バイクにも乗って年1回のトライアスロン大会参加を目標に楽しんでいます。

胸椎圧迫骨折の母その後

2023年04月29日 13時55分07秒 | 介護
今月9日に自宅で転んで胸椎を圧迫骨折し肋骨も1本骨折した母ですが、コルセットを装着し次第に痛みが治まってきたのと同時に落ちていた食欲も回復、運動不足による便秘も解消してきてほんの少しずつですが快方に向かっています。

なので今週からは最低限トイレに自力で歩いて行ける様にと、リハビリを開始していて木曜日には理学療法士のスタッフさんが来られ歩行の練習を始めました。

しかしやはり長い間のベッド生活と認知症、更には精神面の病気も持っているので感情のコントロールが出来ずに時折暴言を吐き回りの人間に多大な迷惑を掛けてしまう時があるのです。

よりによってリハビリを開始した木曜日辺りから機嫌が悪くなり、歩行練習はなんとか文句を言いながらもやってくれたのですが、昨日は入浴介助の看護師さんが来られた時には暴言のオンパレードで大暴れとなってしまいました。

9日に骨折してから昨日までの間で入浴はショートステイでのシャワー浴を1回だけでしたから何とか自宅でのシャワー浴もして欲しいと入浴介助をお願いしたのです。しかし朝から機嫌の悪さがピークに達していていくらなだめすかしても「お風呂には入らない。」の一点張りで、看護師さんがせめてタオルでの清拭をとお願いしても結局何もやらせてもらえずで終わってしまいました。慣れている看護師さんでも流石に大暴れの母は手に負えず諦めてしまいました。

その後看護師さんとお話をし助言をいただいたのですが、精神科の医師に診てもらって薬の処方を受けた方が良いとのこと。早速掛かりつけの病院へ電話をしてGW中に予約が取れたので母を連れて行ってこようと思います。

また「お風呂に入らないからと言って死ぬことはありませんから大丈夫ですよ。」と言っていただいたことも気が楽になったのでした。この看護師さんが来られる20分前からは父の訪問リハビリの理学療法士の方も来ていて母の大暴れの一部始終を見ていたのですが、「頑張り過ぎないで施設に入れることも検討した方が良いですよ。あなたが倒れてしまったら3人が共倒れになってしまいますよ。」とも言われました。来年古希を迎える男が一人でその96歳と93歳の認知症の両親の介護を自宅でしていること自体普通ではあり得ないことだそうです。皆さん一人は施設へ入れているとのこと。

そして午後には母の為に出張の散髪スタッフさんも頼んでいたのですが、いくら話をしても「髪の毛は切らないからね。」と言って拒み続けるばかりだったために急遽キャンセルの電話を入れることになってしまいました。

こんな母ですから私が用意した食事は3食とも食べてはいますが終始黙ったままですし、ポータブルトイレでの下の世話をしていてもただただ黙っているのです。

そんなこんなで私の血圧は上がるわストレスも半端ないほど溜まってしまい、昨日の時点ではもうそろそろその時期が来たのかな、と思っていたのです。

そして今日です。今日もまた昨日と同様の大暴れをされたのでは身が持たないなと思っていたのですが、どう言う訳か朝方から大人しくなっていました。暴言は一切吐かないし世話をする度に「ありがとう」と言ってもくれたのでした。
聞くと「痛みはほぼない」そうで「歩く練習でもしようか?」と問うと「そうだね」と言って私に掴まりながら少しの時間でしたが歩いてもくれたのでした。

感情の振れ幅がとっても大きいのです。気分が良ければ大人しくしていてくれるのでこんな日ばかりであれば何ら問題なく、苦もなく介助介護を続けられるのです。と言うことで暫くまた様子見です。そして介護認定の見直しをお願いしていることもあるので再認定がされてから、そして精神科の医師と話もしてから施設に入れるかどうするかはまた考えようと思います。同時に父の今後の具合によっても左右される話なんですよね。その都度で最善になるかどうか分かりませんが判断し選んでいくことになるのでしょう。

私に必要なのは2人の面倒を看たり家事全般、庭の手入れなどしっかりこなせる体力は最低限維持していくことです。なので今日も体幹トレーニングに加えてローラー台か外ランかどちらかをやろうと思っています。
コメント (4)
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