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玄米ごはん族のあしたのたのしみへ

玄米と野菜、果物で今日から明日へ。農業と穀物菜食の日々

素材そのまま

2019-07-23 01:42:03 | 健康
 梅干しは毎食欠かさずいただいている。シソと天日塩だけでつけた梅干し。




 無農薬無肥料の梅は少し植えてあり実をとって梅干しにする。とてもたりないので購入している。ものぐさ人間が植えるまで梅の木はなかった。母は梅干しを好きではなかった。栗も今は一本も無い。栗も秋になれば栗ごはんがおいしいのに。イガが嫌だった。ずいぶん前に伐採した。
 ものぐさ人間はまだ畑に栗が植えられていた時、栗を首が動かなくなるほどたくさん食べた。栗がなくなって食べなくなると首が元のように回るようになった。それ以来、大食いしないようにしている。今は購入するので大食いにはならないが。

 縄文人は栗が主食だった。異なった種類を植えて収穫が同じにならないようにした。肥料など使わないだろう。窒素分など余計なものが入っていないのでおいしかったにちがいない。
 保存が問題なので米に変わった。今ある昔の栗は粒は小さく皮もむきずらいが自然農園からいただいた栗はおいしかった。とても売り物にはならないような見た感じでも、実際食べると薄味で甘味はほどほど、これなら首が回らなくなるようなことは無いと安心して食べた。
 古い品種は皮も厚くたいへんめんどうなので現代の薄皮の大きな粒の品種を植えた。無農薬無肥料で育てて実がなったら二週間ぐらいこの栗だけですごすと首はどうなるか試したかった。何の異常も出ないことを確認しないと。
 今植えれば三年後に収穫かもしれない。昨年植えた栗は来年実をつけるか、つけると何個か、気が遠くなる。

 父は梅干しを砂糖をつけて食べている。添加物満載の梅干しだけ。シソと天日塩だけの梅干しは口に合わないらしい。梅干しに砂糖はいったい何を考えているのだろうのレベルだが、梅干しそのものが梅干しと言えるのか添加物干しと言った方がピッタリのようなーーーーーーーーー

 梅も栗も素材はどうでもよければ畑にあると邪魔ジャマじゃま、伐採しちまえ、清々しよう。

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うっかり

2019-07-21 07:08:17 | 
 昨日、植えて数年の栗と梅の木数本を切られてしまった。



 ものぐさ人間は平らなところの草刈りは自走式草刈機でしかやらないが、父はなんと肩がけの刈払い機で草刈りをして栗と梅を切り飛ばした。自走式草刈機は固い木にかかるとタイヤがスリップして止まるのでそういうことはない。




 
 肩へベルトをかける刈払い機は雑草を刈る時は草の根元ばかり見ているので栗の木や梅の木があってもわからない。ちょっと目を上げればわかるが草刈りでは根元ばかり見ている。
 わからなくなって切り飛ばすようになるのは最初からわかっていた。それをわからなかったからと言って正当化するのだが、雑草が大繁茂しているのを刈ったのだから当たり前だ、の感覚だ。数年無肥料で育ってやっと伸びはじめて枝を出してきたのに父のバカらしい草刈りで横倒しになった。

 まさかこんな平らなところを刈払い機を持ち出して刈るようなことは誰もやらないだろう、と思っていたが身近な人がやってのけた。年も年で足腰が痛いと言ってやっと歩いている人がやってくれた。
 痛いのも、栗と梅の木も飛んでいって良かったね。信じられない光景だ。自走式草刈機で楽々背の高さの雑草を刈っているのに、なぜ、今日に限って、腰ぐらいしか伸びていないのに、わざわざくたびれ作業の刈払い機など持ち出して、頼んでもいないのに始めたのか、どういうことなんだろう。

 今年は中耕除草機に引かれるようなくだらない作業をしているので、毎年同じような作業がどんどん後へ延びている。
 しかし、毎年、雑草が栗や梅より高くなってもほっといた人がなぜ、今、ものぐさ人間より少し先を行って刈払い機でバッサバッサとやらなくても良いくたびれる草刈りをしたのだろう。せっかく無肥料で育って期待が大きい木が期待もろとも吹っ飛んだ。

 自走式草刈機の楽々作業を見ているのに、なんでいまどきわざわざ疲労の激しい刈払い機でやったのか。

 江戸時代の農民は牛や馬を使って農作業をするより、手に鍬を持って耕したほうが収量が上がったというものすごい体力の持ち主だ。苦労するのが大好きでものぐさ人間とはことごとく正反対の父は収穫の手前、苗木の段階で、無、にした。農民の心はとっくの昔になくなって本当の心、ものぐさ人間が参考にしている昔の農家はこれからできるのだろうか。
 誰も頼んでいないのに、先を少しやって、怒鳴られて、やらなくなる。毎度のことだ。楽で良いね。


 止めないでやらせておけば良かった、好きなだけ草刈をやってもらって動けなくなるまで疲労の激しい刈払い機を使ってもらえば病院行きだろう、などとものすごいことを言っている。怒髪天をつくような状態だが、つく方にも髪があるような無いようなーーーーー

 
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昔からの米を雑草の中で

2019-07-19 01:27:11 | 
 亀の尾という江戸時代から作られている品種は人の背丈以上に育つらしい。ワラも米も両方取れた。ワラは万能の素材だ。俵作ったり、縄をなったり、ジョウリを作ったりーーー

 江戸時代も現代のように田面に雑草がない状態で作られていただろう。栽培条件はだいたい同じだ。
 そこで来年は亀の尾を小面積で雑草大繁茂の状態で作ってみる。現代はワラはいらない。背丈がグウウンと短くなるかもしれない。




 ウィキペディアによると江戸時代までコナギは食べられていた。現代ではコナギは誰も食べない。普通の農家はコナギがどんなものか知らないだろう。田の中にはコナギがないのでーーーーー不耕起栽培では二ヶ月もかけてふわトロ層をつくるが除草剤を使えばあっという間になくなる。
 江戸時代の農民は牛や馬を使った稲作より農民自身が手で鍬などを使った稲作のほうが収量が多かった。すごい。そういう農民がコナギを生かしておくなど考えられない。徹底して除去し絶滅させるはずだ。それをしなかったのは人体には必要ない窒素分をコナギに吸収させるためだろう。
 現代では亀の尾は酒米として作られている。酒米は米の中心部の澱粉だけを使う。米の外側は窒素分が形成されているからだろう。
 江戸時代には江戸患いという病気があったが人々は白米にこだわった。よほど玄米がまずかったのだろう。もし、農民がろくに田の草取りをしなかったら草が窒素分を吸い取って米は玄米でもうまかったかもしれない。
 来年は江戸時代の駄農になってみる。どんな米になるか楽しみ。


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田植え後ねっとり層をつくるに

2019-07-18 06:21:21 | 
 ふわトロ層が雑草を抑える。田植え後に作るには浅くロータリーで荒起こしを水無しで行い、耕起しない下の層を、不耕起栽培の田面としての役割をさせる。




 
 不耕起栽培に使う苗は成苗だ。玄米ごはん族でも成苗だが比べると稚苗に見えるかもしれない。長さで半分しかないようだ。これでは、たとえ田植え前にふわトロ層ができても植えた瞬間に埋没してしまう。コナギを抑えるためやっているのに自分が埋没して何のためかわからない。

 田植え後ふわトロ層を作ってコナギを抑える以外にない。田植機を不耕起栽培をするように運転しても数日間コナギを抑えるだけだろう。数日でふわトロ層などできない。不耕起栽培では3月中旬から水を入れ5月連休の田植えまで2ヶ月近くかかって作っている。

 ふわトロ層のような層を田植え前に作っておけば良い。

 コナギの積算温度120℃を気温で割れば代かき何日前に荒起こしすれば良いかわかる。荒起こしは水無しで行う。コナギは発芽するとき酸素が嫌いなので空気にさらすように荒く起こす。コナギ等の雑草の種は田面数cmのところにあるので浅く起こせば良い。
 積算温度から計算した日数がたってから水を入れ田面にヒタヒタの水でドライブハローで代かきを荒起こしと同じように浅く行う。
 翌日田植えする。田植機は不耕起栽培のように使う。

 すると耕起しない一番下の層に苗を植付けることになり、耕起した層がふわトロ層のように耕起しない層の上にのるような状態になる。ねっとりした層になるはずだ。
 苗の成長にあわせて水位を上げていくと雑草が分解するとき出る有機酸が出てコナギの発芽を抑える。


 要点は
 
 代かきから逆算して
 浅く水無し荒起こし
 浅水で浅く代かき
 翌日に必ず田植え
 成長にあわせて増水
 ねっとり層を壊さないために田の中には入らない


 今までにやったことは反対のことだった。
 水入れ荒起こし
 人間の都合で代かき
 数日おいて田植え
 
 コナギの成長促進をやっていた。コナギを抑えようとして作業しているつもりでもコナギへの協力促進事業になっていた。ようやく縮小推進に取り組めるようになる。

 麦後の田はコナギが少ない。麦を作れば上記の複雑な作業も必要ないかもしれない。稲刈りしてみないとわからないが。
 
 どちらでも、浅水栽培ができる。すごいなあ、中耕除草機に引かれなくてもすむ日がくる。
 
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水がない場合

2019-07-17 01:25:52 | 
 不耕起栽培を行う場合、ふわふわトロトロ層を作り雑草を発芽させないようにすれば田の中で草取りをしなくてすむ。そのための基本的な条件は、

 粘土質の田。
 3月中旬に水を入れる。
 粳ヌカを確保できること。

 この三つの条件が整えばふわふわトロトロ層ができるので田植え後、田の中に入らなくてすむ。

 玄米ごはん族では、

 粘土質の田もあるが砂質土の田もある。
 3月中旬に水はこないが4月上旬になれば勢いよく水が出る。
 玄米で販売しているので粳がない。

 これでは粘土質の田でも無理だ。
  
 コナギは除草するとますます出てくるような感じだ。麦を埋め込んだ田と雑草を埋め込んだ田を比べると、
 麦後の田ーーー除草無し
 雑草後の田ーー除草1回
では、除草1回の田のほうがコナギが成長している。
 掻き回せば掻き回すほどコナギは大きくなるようだ。

 昨年は、中耕除草機をだいぶ遅れてから購入したのでコナギに負けたのだろう、と思っていたが、田植え後5日から10日の間に中耕除草をしても効果は、無い、とわかった。一回で終わらせてはダメで、十日ぐらいたったらまた中耕除草機に引かれなければならない、と説明書にある。だが、二回やったところでもコナギはすくすくと育った。三回目はまだだが、ずいぶんつまらないことに見えるので、かえってやらないほうが良いだろう。

 一旦田面を掻き回せば、ずうっと掻き回さなければならなくなる。そういうことをやめて静かにそっとしておけばふわふわトロトロ層ができて田の中に入る必要がなくなるかもしれない。


 田植え後なら中耕除草機で掻き回さなければ、ふわふわトロトロ層ができるかもしれない。どうすれば作れるだろう。



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