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玄米ごはん族のあしたのたのしみへ

玄米と野菜、果物で今日から明日へ。農業と穀物菜食の日々

原因不明なのに対処法がある

2020-09-16 04:57:08 | 健康

 3年前、減塩食を始めたころ、うどんを食べた翌日は、力が出なくなり困った。脱力感は脱塩している状態。血圧が低下しているので力が出ない。
 玄米と比べ小麦は体の中のナトリウムを排出する働きが強い、と考えるとピッタリ合う。

 欧米式の食事は肉と小麦。小麦が肉のナトリウムを排出しているので、ナトリウムの固まりと言えるようなものを食べても血圧が上がらない。ピッタリのコンビ。
 日本では江戸時代まで、米、大麦と魚の組み合わせだった。ところが、米の消費量は年々減少し、小麦の消費量は年々増加し、現代は小麦のほうが米より多い。肉も増加。欧米のように肉と小麦のコンビが主流になった。将来、米はどんどん減少し、米を食べる日本人は少数派になる。もう、なっているかも知れない。

 欧米並の食事になって、肉と小麦で血圧上昇を防いでいる、という感覚ができれば、肉と米では血圧が上昇する、と考えて、


  米は高血圧の原因、


になるかもしれない。米が病気の原因になってしまうかもしれない。
 一度、伝統が壊され、米とそのほかの伝統的な食品の組み合わせも壊れ、現在も進行中。
 食事の欧米化で病気も欧米化しているが、米を食べているからダメだ、となっている病気が大腸関係のもの。欧米では米は食べていないにもかかわらず。

 大腸の病気の増加。米が悪い、という感覚で、高タンパク、低食物繊維のものを食べて薬を飲むこと、となっている。欧米式の食事にして薬を飲め、ということだ。原因不明、なのにどうして食事療法や薬を指示できるのか不思議だ。大腸の病気が増えたのは欧米式の食事が原因なのだが。

 

 原因不明なのに対処法を指示できるのは、本当に不思議だ。

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