弁護士太田宏美の公式ブログ

正しい裁判を得るために

米・大統領予備選3月15日について

2016年03月17日 | 日記

この時点ではミズーリー州の結果は確定していませんが、
おそらくヒラリーとトランプが勝ちでしょう。
結果です。

 

民主党はほぼヒラリーで決まり。

共和党もトランプが濃厚です。
ルビオは撤退表明しました。オハイオ州のケーシックは地元で勝利したので
まだ残るようです。しかし、デレゲイトの数が絶対不可能ですから、撤退したほうが
いいと思いますが・・・

アンチ・トランプに莫大な費用を投資しているようですが、そういう投資は全く
無駄というがわからないのでしょうか。
これはレファレンダムのような政策の可否を問うものではありません。
政策なら、賛否で結構です。
しかし、これは選挙です。選挙は誰かに投票しなくてはなりません。
したがって、誰と特定して「投票しようと」呼びかけなければ意味がありません。
しかもその誰は、この時点でトランプに勝てる者でなければならないはずです。
ルビオもケーシックも勝てないわけですから、クルーズにと呼びかけなければならないはず。
よほどクルーズ嫌いなんですね。
ということはアンチ・トランプというのもその程度かもしれません。
要は、反対したという実績させ残せればいいということでしょう。
茶番?

よく見てみると、これぞ共和党ですかね。
1回目のオバマにはマケイン、2回目にはロムーニーでした。夢のようなものは感じません。
そもそもマケインの副大統領候補はペイリンでした。
ペイリンとトランプ、同類ですよね。ということは、実際は、共和党のエスタブリッシュメント
もトランプにそれほど抵抗感がない可能性もある。

今後は、全国大会に向けてどのように収束していくのかが、とりあえずの関心事。

結局は、ヒラリーに勝つのはトランプかクルーズかです。

私はヒラリーに対してはトランプと思う。
クルーズは正攻法です。しかし、クリントン夫婦は長い政治生活でいろんな手天手管に
通じている。
トランプの攻撃方法は、相手が反論できないような形でなされるので、言われたら言われっぱなし
になってしまう。
クリントンには弱点が山ほどある。
実績という点でもトランプはクリントンに劣らない。分野は違っても。
あるいはトランプが上かもしれない。ヒラリーはビルに乗っかっているからである。
トランプのクリスクリスティーの扱い方をみればおおよその見当はつく。