いつのころからか
アメリカの絵本画家のターシャ・チューダーの挿絵に心ひかれる
ようになっていました。
特にクリスマスのお祝いに関するものは、ほのぼのとした温かさが
感じられて、飽きることがありません。
絵本というのは、子供だけが見るものではないと考えるようになりました。
要は、絵の質の問題です。
絵画を鑑賞するように絵本の挿絵も鑑賞に値するものがあるのです。
ターシャの挿絵はそのようなものです。
これは絵本型のアドベントカレンダーです。
12月1日から24日まで毎日一つずつ扉を開けられるようになっています。
鳥や犬などの動物がクリスマスの祭りを前に楽しんでいる様が見えるように
なっています。
ここ数年の恒例の行事になっています。
普段の生活が、特に弁護士の扱う世界などは、人間のドロドロした深淵をみているわけで、
そういう世界にいると、おとぎ話の世界で心を癒されたいという本能的なものが
働くのかもしれません。
ターシャの絵をみると、本当に、ほのぼのとしたいい気持ちになります。
一瞬ですが、生き返った気持ちになるようです。
下の写真は銀座です。
光というのは、人を不思議な世界に誘う力があるようです。