弁護士太田宏美の公式ブログ

正しい裁判を得るために

米軍、イラク撤退

2011年12月19日 | 政治、経済、社会問題

18日にイラクに駐留していた米軍が全部撤退完了したという
ことです。
9年にわたる長い戦争でした。
双方に多くの血が流れました。

無事ミッションが終わったことは、良かったと思います。

しかし、今アメリカは失業の問題が大変です。

撤退して帰国した兵士の仕事はどうなるのでしょうか。

LAW&ORDER でメインテーマではありませんでしたが、
負傷して帰ってきた兵士が十分な治療を受けられないで悲惨な
状態に置かれていること、
だから、刑務所の方がいい、刑務所なら治療が受けられるからと
と言っていたこと、
証人になった軍関係者が、こんなに多くの兵士が生きて帰ってくる
とは予想していなかった、だから、治療の予算がない、
という趣旨の証言をしていました。

ドラマではあるけれでも、全くの創作とは考えられません。

アメリカも完全撤退までは本当は望んでいなかったといいます。
ただ、駐留する米兵に対する免責特権が認められないということで、
結局、撤退しか選択肢がなかったといいます。
(自国民を戦犯、刑事犯で裁かれることなど、絶対にできないことです)

現実の世界は厳しいものです。

韓国の慰安婦問題については、私は政治家の責任と考えています。
勿論、日本のです。
とっくに解決していなければならない問題です。