hincha de un THESPA

おらが街のJリーグ「ザスパ草津」を愛情持ってサポートし続けよう!! と思う

第40節 水戸戦(home

2008-10-20 02:08:26 | ザスパ草津

「結局、ザスパはザスパなんだよね」



私の後ろで見ていた女性の試合終了直後のセリフ。

試合中に聞こえた会話から、今日が初めての観戦だと思われる、
この招待券入場の女性の言葉が、
どんな汚いヤジよりも、煽り混じりの相手サポチャントよりも応えた。


残念ながら、今日訪れた「7203人」の半数近くの人たちが、
この方と同じ思いでスタジアムを後にしたのではないだろうか。
水戸が決して格下では無いコトなど知る由もない「招待券入場者」たちは、
順位が下のチームにホームで負けたコトで、
「相変わらず弱いザスパ」と云ったイメージのまま帰っていく。

「今年は強くなったって云うから来てみたのに弱いまんまじゃねーか」

そんな風にしか思えなかった人たちは、
たとえまたタダ券が手に入ったとしても、もう「行こう」とは思わない。
結局、クラブが仕掛けた勝負は失敗に終わったのだ。


もちろん選手たちも負けたらそうなるコトは充分理解していただろうし、
監督やクラブ関係者からも相当ハッパをかけられていたと思う。
そんな意味でも、いつも以上に「絶対に勝たなくては…」と云う気持ちが
強かったであろう選手たちが、
あのゴール裏まで一杯になったスタジアムをみて、
モチベーションではなく、プレッシャーを感じてしまったんだとしたら、
それはもう「力不足」以外の何モノでも無い。

第3クール未だ1勝しかできていないのは、この「力不足」によるモノ。
戦術的なコトや、チームとしての完成度・個人スキルではなく、
このメンタル的な「力不足」。
だからこそ、喜多や秋葉を使ってるんだろうけど、
結局のところ、この2人は基本的にゴールには絡まないからね。


良くも悪くも昇格と集客のプレッシャーからは解放されてしまった。
その吹っ切れたであろう残り5試合、案外良いゲームができる気がする。
って云うか、そうしないと今季築き上げたモノが跡形もなく消してしまう。
そうならない為にも是非もう一度「連勝」を。
そして、どーにかしてもう1つ順位を上げ「真ん中より上」でFINISHしよう。
秋葉の試合後のコメントにあるように「来季に向けた取り組み」の為にも…。

第27節 仙台戦(home

2008-07-25 14:18:13 | ザスパ草津
今節は何年かぶりにM席での観戦。
と云うのも、ある方からM席招待券を数枚いただいたので、
自分のBHシーチケは知人に差し上げ、私たち家族はM席で観るコトに。

で、その「ある方」と云うのは、息子の幼稚園・同じクラスの子のお母さん。
先日、息子の保育参観で「ザスパ好きなんですか?」と声を掛けられた。
レプユニを着てお遊戯発表している息子を見てそう思ったんだと思う。
話を聞くと、どうやら旦那さんがベイシア関係にお勤めらしく、
招待券を持っていたらしい。
「○○さんは行かないんですか?」と聞くと、
「その日は用事が…」との返事。たぶん興味がないんだと思う。

そんなこんなで久しぶりのM席。
缶バッチや湯友くん塗り絵なんかですっかり入場が遅くなったせいもあり、
スタンド席中央部はほぼ満席状態で、かなり北側に座るコトに。

いやー、静かだコトw


招待券の方々ばかりとは云え、ここまで静かとは。
これはこれでアリなんだろうけど、homeなだけにやっぱこれは寂しい。
30minぐらいで息子も「BHに行きたい」と言い出す始末。
(結局ハーフタイムに彼はBHへ行っちゃいましたw)
それでもしばらくするとこの雰囲気にも慣れ、
「悪くないかも」なんて思い始めたりもしたんだけど…。

試合中、周りの人たちが気になり何度と無く見回した。
当たり前かも知れないが、決して関心が無いワケではなさそうで、
徐々にではあるが「惜しい」「危ない」なんて声や、手拍子なんかも聞こえてくる。
試合展開的な要素もあるが、ラストの10分は皆ヒートアップした感じで、
歓声やため息・手拍子や悲鳴w も大きくなっていた。
試合はスコアレスドローと云う、ライトな層の方々にはガッカリな結果に終わったが、
試合終了後、隣人と熱く語り合う人たちを数多く目にし、なんだか嬉しくなった。


果たして、今日「招待」された人たちの中の、いったい何人ぐらいに
「楽しさ・素晴らしさ」みたいなモノが届いたんだろう。
「また来よう」と思ってくれた人がどれほどいたんだろう。
先日の「横浜FC戦@日産スタ」を見た後だけに、そんなコトを思ってしまった。
たとえ数%でもイイから、そう思ってくれた人がいたら嬉しいんだけど…。

第15節 水戸戦(home

2008-05-25 06:53:14 | ザスパ草津
水戸戦の翌日、実にたくさんの人たちと「ザスパ草津」の話をした。

普段サッカーの話など全くしなかった人が、
私の顔を見るなり「昨日はどうでした?」と声をかけてくれた。
朝、息子を幼稚園へ送りに行くと、
担任の先生が「よかったですねぇ」と言って出迎えてくれ、
近所のおじさん(未だに選手たちは草津町で働いてると思ってる)は、
「ザスパ勝ったね、おめでとう」と笑顔で言ってくれた。

他にも上毛スポーツがデスクの上に置いてあり、
仕事関係で受信したmailの文末には「連勝おめでとう」とあったり…。


おらが街にJリーグチームがあるってのは、
結局のところこう云うコトなんじゃないだろうか。

もちろんスタジアムで、愛するクラブの勝利を願い、
一喜一憂する仲間たちと共有する「クラブへの想い」と云うのは、
おらが街にJがあるコトの「一番の喜び・醍醐味」ではあるんだけど、
それとは別に、地域の人たちが少しずつではあるが、
なんとなく試合結果を知ってたり、順位が気になったり、
スクール活動や地域活動・イベントやメディアへの露出など、
クラブの存在を普通に目にする機会が増えるコトで、
スポーツが、サッカーが、ザスパ草津が、
その街の文化の一部として受け入られていくんだと思う。

だからこそ我々は、
クラブのコトを、地域の人たちに伝えていかなければならない。
良いところもダメなところも、楽しいコトも辛いコトも、
全部ひっくるめて「地域に根ざしたスポーツクラブ」になるために。


水戸戦の翌日、私はたくさんの人に「ありがとう」と言い、
勝利の瞬間の興奮を再現し、クラブを応援する喜びを伝えた。
相手がイヤがらなければ、いま草津が置かれている現状や、
まだまだ後ろから数えた方が早い順位・予算・観客数なんかも…。

そして老若男女問わず、最後に必ずこの一言をつけ加える。
「今度一緒に行きましょうよ」と。

第2節 熊本戦(away

2008-03-17 01:14:50 | ザスパ草津
どちらが1年生かワカラン試合。
久しぶりに心の底から気分が悪くなった。
シチュエーション的に過度な期待をするつもりは無かったけど、
最低限の結果は残さなきゃイカンでしょ。
「内容はグダグダだったけど、なんとか結果は…」ってな感じで。

あまりにも気分が悪かったんで、
blogに怒りをぶつけたろーかとも思ったんだけど、
そんなコトしても虚しいんで、とりあえずこの気持ちを一晩寝かせてみる。
仮に一晩たっても怒りが修まらなければ、その時は殴り書こーかと…。


で、今日。
熊本のコトなんてどーでもよくなってて、横浜FC戦のコトを考えてた。
「熊本ではダメダメだったけど、敷島ではやってくれるハズ」だと。
もちろん根拠なんて無いし、数日でチームが変わるハズも無い。
それでも本気で勝てると思ってるし、20日が待ち遠しくてワクワクしている。

よく「選手とサポーターは、親と子の関係に似ている」と言われるけど、
ホントそー思う。無償の愛情と根拠無き期待。
情けないほどデキが悪くて、言うコトちっとも聞かねーんだけど、
可愛くって仕方ないんだよね、このバカ息子(チーム)はw

ようやくシーチケ買いました

2008-01-20 07:28:31 | ザスパ草津
謹賀新年

松の内もずいぶん過ぎてしまいましたが、今年もよろしくお願いします。
新年の挨拶をするたびに大西さんのあの言葉を思い出す。
あの絞り出すようなかすれた声。今でも脳裏に焼き付いています。
昨年末お墓参りをさせていただきました。
大西さん、今年も我らが愛するザスパ草津をよろしくお願いします。


タイトルにもある通り、ようやくシーズンチケットを購入しました。
昨年はS席にしようかBH席にしようか悩んでいたところ、
「S席を指定席に…」ってなアナウンスがあったのでBHに。
今年は金額設定の変更くらいで、然したる変更は無く迷わずBHを購入しました。
「今年も何かしてくるかな?」と思っていましたが、何もなくホッとしてます。

多少の問題はあるとは思うが、現状の草津の観客数や質を考えると、
いまの座席種分け(棲み分け?)は上手くいっていると思う。
昨年行われた「招待券はM席」ってのもイイ感じに見えるし、
BH北側の「立ち」と「座り」のバランスもとりあえずは良いように思う。
棲み分け的に言えば、私は「BH北側・座り」と云う場所になるが、
実際この「BH北側・座り」は、昨年入場者数3000を超す試合ではほぼ飽和状態で、
毎回「最後列立ち見」の人たちが出ている状況だった。
現状では「乗車率110%」と云ったところかもしれない。
ただ「詰めて座る」意識が出てくればもっと座れる。意識しようと思う。
また、TV録画なんかを見直してみると、「立ち」席にもギュウギュウ感がほしい。
声量や人数ももちろん大事な要素なんだろうけど、
awayなどに行き、相手クラブ立ちエリアのギュウギュウ感に
圧倒させられると云うかホームアドバンテージを感じるコトが多々ある。
あーゆーのって選手にも伝わるよね。鼓舞するって云うかそんな感じ。
「立ち」「座り」共に、平均入場者数5000人を目指す為にも、
このへんが今年の課題かもしれませんね。

「BH南側に空きが…」なんて意見もあるが、
それこそが棲み分けで、ああ云った「落ち着いて観戦」スペースも必要だと思う。
実際何度か行ったが、北側に比べのんびりしててイイ感じだった。
ただ若干「寂しい」と云うか物足りない感じはした。
何度も同じ話になってしまうが、これが「棲み分け」なんだと思う。
声援を「楽しい」と思うか「うるさい」と思うかは人それぞれだし、
大西さん曰く「サポーターは皆平等」で、
それを否定する権利はクラブにも選手にもサポーターにも無い。

あ、ヤジは違いますよ。「ヤジも声援のウチ」では絶対に無いから。