hincha de un THESPA

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第8節 仙台戦(home

2006-04-09 04:22:57 | ザスパ草津
今日は午後から雨の予報のためひとりで観戦。
結局雨は降らなかったが風が強く、入園式を来週に控えた息子は置いてきて正解だった。
連れてきて風邪でもひいたら何を言われるか分からない。あぁーコワイ恐い。

スターティングフォーメーションを見て「???」籾谷が鳥居塚の前に居る。
一体どーいうフォーメーションなのかと不思議に思っていたが、
試合が始まり、彼が仙台の9番へのマンマーカーであるコトが分かる。
それどころか、竜が11番、尾本が8番へと付いていた。
プロリーグで3人のマンマーカーなど、少なくとも私は近年見たコトの無い。
特に籾谷のマークっぷりはスゴかった。
失礼かもしれないが、彼はこう云った「分かり易い役割」を与えると別人のように輝く。
いずれにせよ、このスタイルでは草津の得点は考えられない。
FWの仕事の大半はチェイシング。ボールが収まってもサポートが無く、
キープするか無理に仕掛けて獲られるか…。明らかな「empate a cero」狙い。
ま、個人的にはこう云う戦い方をネガティブに捉えるつもりは無い。
今日がhomeゲームであるコトを差し引いても、今の草津には必要なのだろう。
ただ、どうせならコンディションの悪そうな島田を休ませて、その位置に里見を入れたり、
大谷を入れて中井とのドイスボランチにしても良かったように思う。

とにかく意図した結果(勝ち点1)が出てホント良かった。
仮に後半終了間際に失点し「0-1」なんかで負けていたら、簡単には立ち直れない。
そう云った意味では尾本の退場が、結果的にポジティブに作用した面もあると思う。
アレでみんな(サポも含め)の気持ちが「引き分けでOK」になれたし、
ダレかけていた集中力に渇を入れるカタチにもなった。
それにしても尾本があんなに感情をオモテに出すタイプだと思わなかった。
(ヤチコー出身ってのが、どーも私に「大人しい優等生」なイメージを湧かせる)
技術スキルは高い。それだけに草津のような「後の無い」状況に身を置くことで、
精神面が強くなれば、きっと素晴らしい選手になれると信じている。
同郷である彼にはどーしたって思い入れが強い。是非頑張ってほしいと思う。


話しは変わるが、今日もメインスタンドの「レフリーへの野次・暴言」はヒドかった。
身を乗り出し、聞くに堪えないセリフを叫ぶのはいつも決まったメンツ。
彼らを見ていると、私には「檻に入った動物に石を投げつける子ども」を連想させる。
絶対に反撃してこない相手に理不尽な暴力を繰り返す。
彼らの存在がスタジアムの雰囲気を著しく悪くし、周りの人たちに「恐怖感」を与える。

早めにこう云った人たちをどーにかしないと「サッカー観戦=暴力的」なんて云う
ネガティブな(今どき時代遅れな)固定観念が世の中(群馬県内)に浸透してしまう。
そう云ったイメージをかなり強引な方法で無くしたプレミアは観客数が記録的に増え、
そう云ったイメージを放っておいたセリエは深刻な観客減で苦しんでいる。
一回付いた悪いイメージを払拭するのは、ムズかしいッスよ。マジで。