hincha de un THESPA

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Jサテライトリーグ 鹿島戦(away

2008-10-31 22:48:54 | ザスパ草津



突然の私用で実家へ行くコトになったので、ついでに鹿島へ…
鹿島スタジアムはこの時以来だから、約3年ぶりってコトになる。


実家からは車で1時間弱。昔(スタジアムができる前)はホント良く行った。
工場と海しかなかったクソ田舎(失礼w)に
突然サッカークラブと巨大なスタジアムができてどーなるかと思ったが、
良くも悪くもなーんも変わらんね。
鹿島神宮駅前なんて全く変わってない気がする。
もう少し「スタ便乗」と云うか、サポ目当ての何かができても良さそうだけど、
そういったモノは(有るのかもしれないけど)何も見当たらなかった。
蘇我駅@フクアリ周辺があんだけガッツリ変わったのを見ているだけに、
なんだかもったいないような気がする。
敷島もそうだけど、サッカー観るだけってのはいささか寂しい。


平日ナイターのサテライトゲーム、さすがに観客は少ない。
1Fメインスタンドのみの開放だったので、ほぼ中央最上階にて観戦。
草津サポは20人弱。内、声だしは5人+3人で、中には半袖の人も…。
風邪をひかないか心配になるくらい、この日の鹿島は寒かった。
おまけにハーフタイムにはパラパラと雨まで降る始末。
こー云う時に売店がないのはツラいね。。。

草津のスターティングはGK北、DFラインが右から池上・藤井・田中・佐田、
ボランチがスンジンと櫻田、SHに大基・石亀で、FWは都倉と藤崎。
中盤はボックスで、大基が比較的自由に動いていたように見えた。
前半はどちらかと言えば草津ペースだったように思う。
運動量も多く、裏に抜けた都倉が何度かチャンスを作ったが、
前半終了間際、ポッカリ空いたバイタルエリアに入ってきた33番@鹿島へ、
8番からドンピシャのパス、それを胸トラップで繋ぎ、9番がズドン!!
まー、なんとも美しいゴールでしたよ。
コレですっかり鹿島は余裕ができちゃった。
もうチト焦ってガツガツ仕掛けてきてくれれば面白かったのに、残念。
後半に入り、スンジンと藤崎がOUT・木下と荒田がIN。
荒田はそのまま藤崎とのチェンジでFWの一角、
木下は左SH→石亀が一列下がって左SB→佐田が右SB→池上がボランチへ入った。
前半で下がったスンジンだが、彼のボランチは正直怖くて見てられなかった。
前半だったから審判がカードを抑えていたのかも知れないが、
(今日の主審は随分「草津寄り」の笛だったよう見えた)
カードが出てもおかしくないチャージが、少なくとも2回はあった。
あんなのリーグ戦でやられたら、罰金いくら払わされるか解ったモンじゃない…。

今日のゲーム、比較的良い印象を受けたのは都倉と木下。
都倉はフィジカルの強さが際立っていた。懐が深くボールが収まる。
鹿島相手にコレができた(思い出した?)のは、本人的にも収穫だった思う。
ただその後のアイディアが今ひとつで、
左を切られると何もできないのは今後の課題と云ったところ。
ゲーム終盤カードを貰ったが、あの時間帯でもなおアグレッシブに行けたコトは
決して責められるモノではないように思う。
(そこまでハードなモノには見えなかったしね)
もうひとりは木下@U-23。
後半からの出場ではあったがナカナカ面白かった。
TMなどでは何度か見ていたが、このクラスのゲームで見るのは初めて。
足元はしっかりしているし状況判断も速い。
また、シンプルに高い位置から入れてくるクロスには好感が持てた。
今日はSHだったが、ぜひもう一列後ろでのプレーを見てみたい。






今日鹿島へ連れてきたU-23所属選手は藤崎・荒田・木下・笠原の4人だけだった。
つまり残りの14人は「それよりも草津で仕事を…」とクラブに判断されたワケで、
厳しいコトを言うようだが、この「現実」を理解しなければならない。

U-23についてはいずれ改めて書くつもりだが、
そろそろU-23とサテのあり方について「考える時」が来たように思う。

第40節 水戸戦(home

2008-10-20 02:08:26 | ザスパ草津

「結局、ザスパはザスパなんだよね」



私の後ろで見ていた女性の試合終了直後のセリフ。

試合中に聞こえた会話から、今日が初めての観戦だと思われる、
この招待券入場の女性の言葉が、
どんな汚いヤジよりも、煽り混じりの相手サポチャントよりも応えた。


残念ながら、今日訪れた「7203人」の半数近くの人たちが、
この方と同じ思いでスタジアムを後にしたのではないだろうか。
水戸が決して格下では無いコトなど知る由もない「招待券入場者」たちは、
順位が下のチームにホームで負けたコトで、
「相変わらず弱いザスパ」と云ったイメージのまま帰っていく。

「今年は強くなったって云うから来てみたのに弱いまんまじゃねーか」

そんな風にしか思えなかった人たちは、
たとえまたタダ券が手に入ったとしても、もう「行こう」とは思わない。
結局、クラブが仕掛けた勝負は失敗に終わったのだ。


もちろん選手たちも負けたらそうなるコトは充分理解していただろうし、
監督やクラブ関係者からも相当ハッパをかけられていたと思う。
そんな意味でも、いつも以上に「絶対に勝たなくては…」と云う気持ちが
強かったであろう選手たちが、
あのゴール裏まで一杯になったスタジアムをみて、
モチベーションではなく、プレッシャーを感じてしまったんだとしたら、
それはもう「力不足」以外の何モノでも無い。

第3クール未だ1勝しかできていないのは、この「力不足」によるモノ。
戦術的なコトや、チームとしての完成度・個人スキルではなく、
このメンタル的な「力不足」。
だからこそ、喜多や秋葉を使ってるんだろうけど、
結局のところ、この2人は基本的にゴールには絡まないからね。


良くも悪くも昇格と集客のプレッシャーからは解放されてしまった。
その吹っ切れたであろう残り5試合、案外良いゲームができる気がする。
って云うか、そうしないと今季築き上げたモノが跡形もなく消してしまう。
そうならない為にも是非もう一度「連勝」を。
そして、どーにかしてもう1つ順位を上げ「真ん中より上」でFINISHしよう。
秋葉の試合後のコメントにあるように「来季に向けた取り組み」の為にも…。