げなだべげな

長崎から福島へそしてさいたまへ→そして長崎へ

お腹すいたっ

2022-01-27 23:59:00 | 日記
ただいまの次には「お腹すいたっ」と帰ってくる息子

小さい頃から食の細い子、おまけに好き嫌いが多く、ご飯をきちんと食べさせるのに大変でした

だから息子が「お腹すいたっ」というのが嬉しいのです

進路によっては、私の作ったご飯を食べるのもあと少しかもしれないし

そう思うと、余計に夕ご飯作りに力が入ります

ちなみに今日はビーフシチュー

最近買った電気圧力鍋の登場です

圧力鍋を使うと肉はほろほろと柔らかくなります

「今日のカレー、美味そう」と息子

えっ?

今日はビーフシチューなんだけど(笑笑)

さあて、明日は何にしようかなー


トイレに行きたーい

2022-01-27 10:31:00 | 介護
90歳過ぎで認知のあるおばあちゃん

夕食前、食堂にいる時に自分で車椅子を動かしはじめました

どこに行くのかと声をかけると「トイレへ行きたい」と

他のスタッフにどうしたらいいか対応を聞くと「立位ができないから紙パンツ対応。紙パンツにするように言って」と

おばあちゃんにそれを言うと「私はトイレでしたいんだよー。おむつにはしたくないんだよー」

「○○さん、トイレで用を足すのは危ないですよ。怪我したら大変だからおむつにしてくださいね。席にもどりましょう」

何回もそのやりとりをしていた私

それを聞いてたナースが「前は立つことができたからトイレでやってたんだよ。私が1回トイレに連れて行って、本人にもうできないということをわかってもらうから」と交代しました

その時は納得して自分のテーブルの場所に戻ってきたおばあちゃんでしたが、また車椅子で動きだし、食堂中に聞こえる大きな声で「私はトイレに行きたいんだよー」と

また別のスタッフからなだめられてはいましたが、、なかなか理解できないようで

そのうち夕ご飯が運ばれてきて、スタッフは全員で配膳

そのおばあちゃんだけにはかまってられなくなりました

私の教育係の上司が「いつもは何の問題もなく紙パンツでしてるんだけど、たまにスイッチが入ってこうなるんだよな。前はトイレでできたもんだから、、その記憶があるんですよねぇ、、。毎度のことだから」

自分でトイレで用を足したい

これは人間の本能なんだろうな

スタッフに余裕があれば、、

2人がかりでおばあちゃんのトイレでの用足しができるんだろうけど、、

実際、そんな対応はできないのが現実です




出願

2022-01-26 23:59:00 | 日記
共通テストが終わり、担任の先生と面談をしたという息子

予定通り、第一志望に出願するとか

自分の人生、自分で切り拓いてくださーい

あとは体調整えて受験ができますように

それしかありません

都内のオミクロン、10000人超えだって

私の働く施設、今週から利用者さんの3回目のワクチン接種がはじまりました



言葉の使い方

2022-01-25 23:24:00 | 介護
今日の私の担当は午前も午後も入浴介助

利用者の皆さんは週に2回入浴日があり、1日に25人近くの利用者さんが入浴します

私はまだ利用者さんを順番に呼びに行って着脱のお手伝いや車椅子からお風呂用の車椅子に移ってもらうことくらいしかできません

ほとんどの利用者さんにとってはお風呂は楽しみなようですが、中にはお風呂嫌いの方もいて、、なかなかお風呂まで連れてくるのに大変なことも(笑)

お風呂が好きなあるおばあちゃん

湯船につかるのは5分と決まっているらしく、5分たってもまだ入っていたいと言ってました

そうしたらそのおばあちゃんを担当していたスタッフが「何、わかまま言ってんの。もう時間だから出るよ。そんなに長く入っていたかったら自分の家に帰って自分ちの風呂に入れば」と言い放ちました

えっ、、私は耳を疑いました

自分の家に帰ることができないから、ここにいるんです

どうしてそんな言い方をするんだろ、物には言い方があるだろうに、、、

介護福祉士の資格も持っていて介護の仕事は10年近くしている人が、そんなことを言うんだ、、

いつもにこやかにしているそのおばあちゃんからは表情が消え能面のようになり、脱衣場に戻ってきてその介護スタッフから洋服を着せてもらっていました

洋服を着せてもらったおばあちゃんがドライヤー担当の私のところにきました

その先輩スタッフがいなくなるのを確認して、思わず「○○さん、ごめんなさい」と言いました

「私なんてもう死ねばいいんだよ。生きていてもわがままばかり言うからさ」とおばあちゃん

「そんなこと言わないでください。仕事をはじめたばかりの私は、毎日、○○さんの笑顔に励ましてもらってるんですよ」

「私なんて、自分では何もできないし、何の役にも立たないよ」

「○○さんが笑って、ここにいてくださるだけで私の励みになってます。朝から○○さんの笑顔を見るのが楽しみなんです。だから、これからもよろしくお願いします」とおばあちゃんの手をとりました

おばあちゃんの能面になった顔に少しだけ笑みが浮かびました

介護の世界、現実に日常としてこんなことがあってるんだ、、

特養にいる私の母に、こんなことはあってないだろうか、、大丈夫だろうか、、

スタッフにいくら介護スキルがあったとしても、これでいいんだろうか、、

言葉はその人を表します

おばあちゃんに湯船から上がってもらうために、ほかにいくらでも違う言葉かけはあるはずです

しかも、おばあちゃんは、わがままではなく、お風呂が気持ちいいからもっと入っていたいという自分の素直な気持ちを言ったまでです

その気持ちに寄り添うことができないなんて、、

とてもとても残念な気持ちになりました

介護は人間学

改めて、そう思います













2022-01-24 22:44:00 | 日記
仕事中、施設内で履く靴を新しくしました



私の相棒

これまで履いていた靴、足はまめができ、膝や股関節、腰に違和感がでてきたのです

私は高齢者のように、膝は変形性膝関節症、腰は腰部脊柱管狭窄症持ち

身体に負担がかからないようにインソールも私仕様にしました

今日は新しい相棒のおかげで、足の痛みもなく仕事終わりも快適

足って身体を支えている大切な土台だなと思います

自分の足で歩くことができれば何よりですが、ほとんどの利用者の方が車椅子

健側の足で車椅子を進める方、両手を使って自走する方

その中でも立位ができるかどうかはとても大切です

立位ができるかどうかで介助方法が大きく変わってきます

皆さん、足、大切にしてくださいね

自分の足で自由に動けるって、それはとても素晴らしいことですから