今日は父の菩提寺での初盆法要が行われました
お経を聞きながら、父がいなくなってからの1年を思い返していました
時が過ぎるのが早いなぁ、、
お経の後、ご住職から盂蘭盆の話を聞きました
お釈迦さまの弟子の一人に神通力の秀でたもくれんさんという方がいたそうです
母一人子一人で育ったもくれんさんは、自分の神通力で、亡深いたお母さんが、餓鬼道で苦しんでいることがわかりました
餓鬼道とは、欲の強い人がいくところで、食べたいものも食べられず飲みたい物も飲めず、ガリガリに痩せ細って飢えと乾きにもがき苦しむ世界だそうな
子どもを飢えさせないように、お母さんはこどものために罪を犯し、他人様から食べ物を盗んで子供に与えていたそうです。
どうしたら餓鬼道で苦しんでいるお母さんを助けてあげることができるのかお釈迦さまに尋ねました
お釈迦さまは「僧侶が集まるからその僧侶たちに施しをしたらいい。施しの功徳は広大だからお母さんは餓鬼道の苦しみから抜け出すことができるでしょう」と言われたそうです
もくれんがその通りにすると、お母さんは天上界に救われたそうです
盂蘭盆、今日はそんな内容のお経をあげさせて頂きました、、と