げなだべげな

長崎から福島へそしてさいたまへ→そして長崎へ

神の計画(はからい)

2017-01-03 21:21:46 | 日記
去年の12月から読んでいる芹沢光治良の神シリーズ

「神の微笑み」「神の慈愛」そして「神の計画」と順番によみはじめることにして、再び「神の計画(はからい)」を読み終えました

神の計画(はからい)に書かれてたこと

〜政治であれ、経済であれ、あらゆる部門で、上に立つ者が、その地位に必要な権力を持って行動するのはやむを得ないが、その地位に長くいると、素朴な人間である自己を忘れて、その権力が自己の本質のように思いちがえて、高慢になり、その地位に固執して、後継者にゆずろうと、なかなかしない。ゆずってからも、素朴な一人の人間に戻らずに、同じ権力をふりかざして生きようとする。これは、日本人の悪い性癖であろうが、これが、将来、日本を不幸にする原因にならないか、心配である。人間はどんな地位にあろうと、みな等しく大自然の親なる神の子供として、素朴に、たがいに助けあわなければならないのだから〜

〜日本は豊かになったというが、その豊かさによって、人々が心豊かに、幸福になったかというと、反対に、心貧しく何か物欲しそうな根性になってはいまいか。豊かになったといわれるのは、世界から見て、資金が多くなったということで、一般の人々が特別に金があるわけではない。お国のどこかに、とんでもなく金が集まっていて、あらゆることに、その金が動いて力になっている。怖るべきことだが、そのために、金の力を、人々が過信している〜