なんとなくそんな気持ちの日々に

本ブログは、もう更新の予定はありません。しかし閉鎖はせずに、記事を残しておきます。

BBCの日本赤軍の報道

2006-02-25 19:24:56 | 国際関係
Japanese Red Army leader jailed

 最近、僕は、つぎのポストさがしと会計年度末が重なって、忙しい状態がつづいています。さきほども、会議のテープ起こしについて、つたない英語で、インドの会社とメールでやりとりをしておりました。今年度予算が使える期限があとわずかですので、それを先方に伝えないといけないのです。会計年度末に仕事が立て込むのは、本当はよくないことだと思いますが、締め切りが近づくとやらなければならない仕事を思い出すのは、人間の悲しい性なのかもしれません。
 さて、BBCの木曜日付けのニュース。重信房子の地裁判決についてのものです。この件については、木曜日に言及しましたので特にコメントすることはないのですが、備忘録がわりに記事にリンクしました。それだけでは何なので、日本赤軍がらみのちょっとしたお話を。
 1972年5月のテルアビブ空港での事件で、日本赤軍(当時は日本赤軍ではなく、アラブ赤軍という名称でしたが)は、一躍世界的に有名になりました。事件当時、日本国内では、犯行グループを分析する論考がいくつかありました。重信房子の父親、重信末夫氏の論文が総合雑誌に掲載されたこともあります。そうした中で、自らのアラブ・ゲリラキャンプでの訓練体験を元に、重信らのグループはアラブゲリラの名を汚す行為だという内容の論文が、某有名総合雑誌に掲載されました。当時アラブ問題研究会主宰を名のっていたその著者は、今ではピラミッド関係でよくテレビに登場する某有名大学の先生です。もっとも、テレビで、この先生が自らのゲリラキャンプ体験についてしゃべっているのを聞いたことありません。「古代への情熱」のイメージが崩れちゃうからでしょうか?